■タイトル
ゴッドファーザー PART.3
■あらすじ
父ビトーからコルレオーネ・ファミリーのドンの地位を継承したマイケル(アル・パチーノ)が、ファミリーの存続のため兄フレドを殺してから20年を経た1979年。マイケルはバチカンのギルディ大司教(ドナル・ドネリー)と手を結び、ファミリーの永続的な繁栄を図ろうとする。しかしオペラ歌手をめざす息子アンソニー(フランク・ダンブロージョ)はそんな父と反目し合っていた。マイケルのカトリック教会からの叙勲を祝うパーティーの席上で、マイケルは10年前に別れた妻ケイ(ダイアン・キートン)と再会する。そしてそこにはマイケルの妹、コニー(タリア・シャイア)がファミリーの後継者にと思って連れてきた長兄の故ソニーの息子ヴィンセント(アンディ・ガルシア)の姿もあった。マイケルの娘メリーは従兄ヴィンセントに運命的な愛の予感を覚えてゆく…。かつてのコルレオーネ家の縄張りはジョーイ・ザザ(ジョー・マンティーニャ)によって牛耳られていた。ファミリーが犯罪から手を引き、合法的な仕事に移ることを宣言したマイケルはザザの配下にいたヴィンセントを自分のもとに置き、後継者として育てようとするが、そのことを契機にザザとヴィンセントの抗争が表面化し、暴力沙汰が起こってしまう。そんなヴィンセントにファミリーの記事を書くことを目的とした女性ジャーナリスト、グレイス(ブリジット・フォンダ)が接近する。一方、マイケルはB・J・ハリソン(ジョージ・ハミルトン)を新たな片腕として大司教との契約にこぎつけようとしていたが、法王の突然の発病で危機に直面する。そんなある日、父と和解したアンソニーのオペラ・デビューが決まり、ファミリーはその発祥の地であるシシリーに集まった。今、オペラの幕が上がろうとしている。だが、敵の手もすぐ近くに忍び寄り、オペラの最中にボディ・ガードが殺される。そして上演後の拍手喝采のあと、外に出たマイケルに向けて銃が放たれた。だが狙いははずれ、撃たれたのはメリーだった。マイケルの叫び声が響く。それから数年後、家の庭に腰かけていたマイケルに、静かな最期が訪れるのだった。
■感想
これも1と2には劣りますが、まさに骨太映画PART.3。1と2と比べると分かりやすさでは勝っている感じです。父であるビトーと同じくらいの年齢になり栄光ある名誉を貰ったりはしますが、家族を大切に想う気持ちがあっても押し付けがましさが先行していて父に近づくには程遠いものがありました。ビトーは人情を大切にして物事を築いていたのに対して、マイケルは富と名声を大切にして物事を築いているような印象。普段は弱さを見せないそんなマイケルもバチカン司教に過去の罪を告白し懺悔するシーンがあるのですが、やはりドンとして君臨する事で抱えた苦しみや悲しみは壮絶だったことがわかります。そして悪事から手を引くと決めたマイケルに元妻のケイと再び心が通じ合いかけるのですが、その時にとある事件が起きて何も変わっていないマイケルにケイが微妙な表情を浮かべ軽蔑。あのシーンがとても印象的でした。努力をしても次々に起こる問題に完全に悪事から手切れできずにイライラが募るマイケル。最終的には兄であるソニーの息子を後継者にして暗殺を命じることになります。そして今までの贖罪とも言える衝撃のラスト。最後のアル・パチーノの壮絶な表情は一生忘れることは無いと思います。奥行きが薄いので1.2と比べると全体を通してのあの壮大で貫禄ある雰囲気はありませんが、完結作にふさわしい作品です。
■評価
★★★★☆
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