ジャストフィットのAライン・ワンピースを作りたい! 

 
ワンピースといえば、今年の春に「オープンカラーのシャツドレス」を2種類作ろうと計画し、そのうちの「プランA(別名:金魚タイプ)」だけはすでに完成済みです。
 
次の目標であるはずの「プランB(1950年代風シャツドレス)」をぶっとばして、なぜ突然にも「Aライン・ワンピース」計画が始まったのか?
 
それは、またもや「母からリメイク用として渡された3枚の浴衣」が発端になるのです。
 
そのうちの2枚はもう役割を果たしましたが、残る1枚「ひまわり柄の浴衣🌻(私が小中学生の頃に着ていたもの)」を終わらせないと、ミッションは完了しません💦
 
 
これをリメイクするとしたら、大きなひまわりの柄を生かした「ワンピース」でしょう。
 
 
【イメージ】
 
🔹超シンプルな「ノースリーブのAライン・ワンピース」
 
🔹柄を邪魔しないよう、ギャザーは入れない
 
🔹ファスナーなしで頭からかぶって着られる「首周りが楽なラウンドネック」
 

 

 

なぜ「ノースリーブ」

 

例えば袖をつけようとすると、浴衣を解体した幅では布を接ぎ合わせなければなりません。

 

その理由からリメイク本でよく見かけるのは「フレンチスリーブ」ですが、私はフレンチスリーブ/ドロップショルダー/ドルマンスリーブが嫌いなのです!

 

(トドメを刺すと、テーパードパンツも嫌いです。私の好みは世の中の流れと全く合わないってこと😅)

 

 

それよりは思い切って「ノースリーブ」にして、その上にボレロや夏用のカーディガンを羽織るスタイルの方が好みです。

 

レース編みのボレロと合わせたら、涼しくて上品なコーディネートになると思います😊

 

 

 

本の型紙の試作からスタート! 

 

まず第一の候補は、ワンピースの作り方が載った型紙付きの中古本から。
 

 

【主な特徴】

 

🔹超シンプルな基本のAラインワンピース

 

🔹あきなしで頭から被って着られる「広め・深めのラウンドネック」

 

🔹(脇からバストに向かう)サイドダーツ入り

 

🔹七分袖、ノースリーブなど複数のアレンジが可能

 

 

どんな感じになるのかノースリーブバージョンで、ひとまずヒップまでの丈で簡単に「試作」してみました。
 
しかし、試着の結果⋯⋯全く体に合わずブカブカだったのです😱
 
 

【試着時の状態】

 

🔹襟ぐりがあきすぎというわけではないのに、前も後ろも首周りに沿わず浮く

 

🔹袖ぐりは開きすぎて脇から下着が見え、ブカブカ

 

🔹サイドダーツの意味がないくらい、体に合っていない

 

🔹もしワンサイズ下げたとしても、あまり変わらないだろう

 

 

 
この驚くべきブカブカ具合は「アンダードレス・タイプA(本の囲み製図より)」を試作したときと同じ状態でした。
 

 

 

 

こんなとき、思うのは⋯⋯

 

「せっかく自分の原型(文化式)を製図してトワルまで組んだのだから、それを使えたらいいのに⋯」ということ。

 

何度もこの考えが浮かびながら、実行には至っていません。

 

つまり、あの「ダーツだらけ」の原型をどうすればいいのかがわからず、活用せずにずっと眠ったままなのです。

 

 

特にナゾなのは後ろ身頃の「肩ダーツ」

 

肩にダーツが入った服なんて着たことないし、どうしろと?

 

それから、袖ぐりからバストトップに向かう「袖ぐり(アームホール)ダーツ」⋯

 

脇より下から斜め上に向かう「サイドダーツ」なら着たことがあるけど、袖ぐりから斜め下に向かうダーツ⁉️

 

そんな疑問が、グルグル巡ります。

 

 

 

 

 

 

 

自分の原型から服を作れたら⋯ 

 

 

「せっかく製図したんだから、いつかこの原型で自分サイズのテーラードカラー・ジャケットが作れたらいいのになぁ」

 

こんなふうに「いつか⋯」と思っている限り、それは永遠に来ないのものです。

 

One of these days is none of these days.

 

訳:「いつか」は決してやってこない。

 

 

 

ところが、来ないはずの日が なぜか突然やってくる場合もあるようです。

 

原型を製図してトワルを組んでから9ヶ月後、つまり今(2026年5月)、私はそのときに作った型紙をテーブルに広げているのです。

 

テーラードカラー・ジャケットではなく、ジャストフィットのAライン・ワンピースを作るために。

 

頼れるのは、原型の補正時にも役に立ったあの本だけです。

 

📕 文化出版局『誌上・パターン塾』

 

Vol.4 ワンピース編

 

 

知りたいのは、作りたいデザインにするために「原型」をどう操作すればいいのかということ。

 

頭の中だけで悩んでいても仕方がないので、その本の中で利用できる部分を見つけて、ひとつずつ実行(実験)することにしました。

 

 

 

初めての原型操作 

 

切り貼りすることになるので、新しいハトロン紙を用意し、1年前に自作した「補正済みの原型パターン」をトレースし直しました。

 

ちなみに、トワル試着後に補正した箇所は以下の通り。

 

・左右肩幅を1センチずつ狭くした

 

・BPを1cm下げた(その際、袖底は一緒に下げずにそのままにした)

 

 

 

 

 

 

(1)襟ぐりを変更したい

 

希望の「あき不要の深いラウンドネック」にする操作方法が本に載っていたので、その通りにやってみました。

 

 

【後ろ身頃の操作】
肩ダーツを閉じる ➡️ その分、襟ぐりにダーツが移動する
 
【前身頃の操作】
襟ぐりをB Pまで切り開き、指定の寸法重ねて閉じる ➡️ その分、アームホールダーツが開く ➡️ 襟ぐりを縦・横に指定の寸法分カットして描き直す

 

 

えっ😳、「肩ダーツがなくなった💕」と思ったら、代わりに「後ろ襟ぐりダーツ」が生まれるの?

 

前アームホールのダーツも、さらに開いちゃったよ〜😫

 

前襟ぐりを指定通りにカットすると、補正時に肩幅を狭くしている私の場合、さらに細くなってしまった🧐

 

これでは、インナーのタンクトップが見えてしまうぞ(代わりにキャミソールを着るしかない)。

 

前の深さに関しては、あと1cmくらい深くてもOKかな(私の基準では、それほど深くないと思えた)。

 

じゃあ、この本の寸法以外のラウンドネックにしたいなら、数字はどう変わるの?

 

計算式があれば、応用できるんだけど⋯⋯

 

 

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切り貼りしてダーツ移動をしながら、「これで合っているんだろうか?」と疑いが出てきます。

 

本のイラストは簡略化されすぎていて、どの順番で操作したらいいのかが分かりにくい💦

 

 

 

 

(2)ノースリーブにしたい

 

ノースリーブは「浅型」と「深型」の極端な例が載っていました。

 

「浅型」は原型よりも袖ぐり底を上に描き直すので、写真を見ても「脇がキツくてピチピチ」な感じ。
 
逆に「深型」は袖ぐり底を原型よりも下に描き直すので、下着が丸見えっぽい。
 
 
「中間型」は載っていないので、自分で好きな数字を当てはめて試してみるしかありません。
 
原型よりも下に描き直すことはないとして、まず2cm上、次に1.5cm、1cm⋯というように実験してみようかな?
 
 
 

(3)袖ぐりダーツを無くして、サイドダーツにしたい

 
さらなる希望としてアームホールダーツを無くし、サイドダーツに移動したい!
 
本には「ダーツ位置とデザイン」という項目があり、原型の基本ダーツを別の位置に移動する例が載っています。
 
例えば後ろ身頃の「肩ダーツ」を閉じるなら、その分「袖ぐり」を開くか、「裾」を開くか、「中心」を開くか、「襟ぐり」を開くか(肩ダーツ止まりを基点とする)。
 
前身頃で「袖ぐり(アームホール)ダーツ」を閉じるなら、その分「肩」を開くか、「襟ぐり」を開くか、「中心」を開くか、「裾」を開くか、「脇」を開くか(袖ぐりダーツ止まりを基点とする)。
 
なんだか難解なパズルのようですが、やってみるしかありません😅
 
切り貼りして描き直した型紙は、どんどん汚くなっていきます。
 
よーし、これで最後、待望のサイドダーツを作るぞ!
 
(適当に袖ぐり底の3cm下からBPに向かってカッターで切って開く)
 
 
「え〜っ、サイドダーツって、こんなに開いていいの?」
 
 
予想外にでかい三角形が現れました。
 
すでに広いラウンドネックにして、さらには袖ぐりもノースリーブ用に描き直しているため、ダーツは移動に次ぐ移動をし、その「しわ寄せ」がサイドダーツにやってきた気がするのです。
 
「本当に、これで合っているのかな?」
 
これらの複数のことを、一体どの順番でやれば正しく製図できるのか?
 
自分の身体にフィットすれば、正解ってことかな。
 
それは「試作」「試着」してみないと、わからないのです😣
 
 
 
 
(次回に続く)
 
 

 

『かけがえのない「いま」』

 

🍋 れもん 🍋

 

2023年の秋に「自分の理想の服は、自分で作る」と決めました。

 

 

それからの道のりを振り返り、2026年2月からこのブログにまとめていっています🧵🪡