地震時管制運転/エレベーター | Space

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Opened in harvest moon (full moon) of the Mid-Autumn
Since 2013.9.19


標準型エレベーターの場合、P波感知器は2.5Gal、S波感知器は80Gal(およそ震度5弱以上の揺れ)で設定しており、これを感知すると地震時管制運転に移行します。
 地震発生時、強く揺れる主要動(S波)が来る前の、初期微動(P波)を感知し、最寄り階で自動停止。戸を開き、利用者の避難を誘導します。

主要動(S波)を感知しない弱い地震のときは、一定時間が過ぎた後、自動的に運転を再開。また、強い地震のときは、専門の技術者による点検が終わるまで、戸を閉じて運転を休止します。


地震時管制運転により最寄り階停止したエレベーターは、保全技術者が昇降路内の安全を確認してから再起動を行うことになります。
なお、震度5弱程度の地震であれば、地震時管制運転による停止の後、遠隔監視診断装置の自動診断・復旧機能「ヘリオスドライブ」により、短時間で仮復旧することができます。
((株)日立ビルシステムとの保全契約が必要です)