http://www.dm-net.co.jp/fitness/staff/001/11.php

■なぜ、運動不足が良くないのか
運動により、体を動かすことで大量のエネルギーを筋肉で消費します。特に食後に行う運動は、糖尿病患者さん(以下、患者さん)の食後血糖の過度な上昇を抑えるように働き、血糖コントロールの改善が期待できるほか、糖尿病の原因ともなる肥満の防止とその改善にも効果があることが広く知られています。
更に、最大酸素摂取量※に影響を及ぼさないような軽度の身体トレーニングであっても、それを長期にわたり継続すると、インスリン感受性が改善し、細胞へのブドウ糖の取り込みが促進されることで血糖を改善する効果を得られることが知られています。
最近では、運動とブドウ糖の代謝について、インクレチンとの関連でも研究がすすめられていますし、患者さんのストレス発散や気分転換にも有益であることは周知のことであります。
運動不足とは、運動が患者さんにもたらすこのように有益な効果を失うことであり、このことを患者さんによく説明し、食事療法とともに十分指導することが求められます。
糖尿病治療の基本は運動と食事
※最大酸素摂取量:
有酸素運動能力(体力、全身持久力)の指標。その人が行う最も強い運動時における酸素摂取量をさす。運動負荷試験を行い、疲労困憊条件で呼気ガスを測定して算出していたが、最近では心拍数からの推定値も用いられている。
糖尿病患者さんに、なぜ運動が必要か(後半)
http://www.dm-net.co.jp/fitness/staff/001/12.php
■糖尿病患者さんにおける運動の効果
①運動の短期効果(急性代謝効果)
患者さんが行う運動の効果でよく知られているのが、先に述べたような筋肉によるエネルギー消費の増大に基づく、血糖の降下作用があります。
運動時には大量のエネルギーが筋肉で必要とされるため、そのもとになる血中のブドウ糖が大量に消費され、血糖値を抑制するように働きます。特に、食後30分から2時間の間に運動をすることにより、患者さんに現れやすい食事による急激な血糖の上昇(食後高血糖)を抑える効果があります。この食後高血糖は、近年、動脈硬化を促進する原因のひとつとしてその対策が求められており、この面からも運動の有効性が認められています。

※Webから。
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