老後の備えはいくら! | Space

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2015年2月 1日放送
さぁ備えよう!
老後マネー
3,000万円。
(60歳時点での定義なら、本当は4,200万円以上。必要ではないか?)

備えあれば憂いなし。でも消費税アップに進む長寿化など不安の種はつきません。そこで今回はあなたの家計を大解剖!老後の備えを徹底分析します!

「老後マネー」とは
番組では、退職を迎える60歳から生涯を終えるまでに必要なお金のうち、"年金を除いた"、みずからが備えておかなければならないお金を「老後マネー」と定義しました。「収入」より「支出」のほうが多ければ、今後の対策が必要です。じゃぁ、いったいいくら準備しておけばいいの?・・・先々の不安を解消するには、まず自分に必要な「老後マネー」をしっかり把握すること!そうすることで今後の対策も見えてきます。

高齢所帯の平均収入(年金などの社会保障給付):
200,309円/月
(夫婦)



未来家計簿をつけよう!
「老後マネー」を把握するには、まず、現在から生涯を終えるまでの家計をクリアにすること。番組特製「未来家計簿」を使って、ご家庭の生涯収支を出してみましょう。

【記入例】<支出編>総支出額を算出する
未来家計簿を記入して、まず<支出>を出していきます。

(1)家族構成と、年ごとの年齢を記入
(2)人生の節目に起こるライフイベントを想定して記入。
(3)(1)と(2)をもとに、将来の支出の変動を年ごとに予測。
  ・保険や税金など定期的にかかる費用も加えて、生活費全般の年間総支出額を算出。

まだまだあるョ!★突然の出費ベスト10

思わぬ出費が家計を圧迫することがあります。

3位「子どもへの出費」は、学費とは違い、子どもが引きこもりなど社会に適合できなくなった時の出費、1位「リフォーム」は、雨もりや手すりをつけるなど、築年数が経った家に予想外の修繕が必要になった時の費用です。

★他にも注意する予想外の出費‥"夫の暴走"
・夫が突然、趣味に走る
 (高額な大型バイクを購入など)
・"定年投資病"
 (退職金を資産運用に回して失敗する)
・特殊詐欺に注意
("母さん助けて詐欺"に代表される特殊詐欺)


安田まゆみさん(ファイナンシャルプランナー)
老後マネーに大切なのは「想像力」。"想定外だった"ではなく、"すべて想定"しておきましょう。こういうところもこうなっちゃうから気をつけましょうよ、とか。半分ぐらい見込んでおこうかなとか。そして暴走したくなったら、予算は100万円でお願いしますとか。そういうふうに想像力を豊かにイベントを作っておくと良いです。


木本武宏さん(TKO・お笑い芸人)
夫が暴走したり投資病にかかったり・・あの・・夫じゃまですね、気をつけないと。(笑)もうこの金額見ると、孫に対しては、ものすごくケチなおじいちゃんになるしかないですよね。ぜんぜん小遣いもやらない、「知らん」っていう。(笑)そっから削っていくしかない。おじいちゃんギリギリなんや。しんどいんや、って。(笑)

<収入編>年金の調べ方講座【超初級編】
続いて収入について。まずは自分の年金がいくらなのか?年金の調べ方です。

【その1】ねんきん定期便を確認
これまでの加入歴と受け取り見込額が書かれています。じっくり確認をしてください。
疑問がある場合は、ねんきんダイヤルにお電話を。
(※ねんきん定期便は誕生月にお手元に届きます)

【その2】お近くの年金事務所で確認
ねんきん定期便が見当たらない方は、お近くの年金事務所へ。窓口は全国312か所。
基礎年金番号がわかる書類と身分証をお忘れなく。直接質問できるのであれこれ聞きたい方にオススメです。

【その3】パソコンで「ねんきんネット」にアクセス!
デジタル派にオススメ。ユーザー登録をするだけで、あなたの年金に関するすべての情報が見られます。
質問に答えていけば、将来の働き方に応じた受取額もシミュレーションしてくれます。

平均収入と支出で見る、老後マネー
年金の額がわかったところで、老後の収支をみていきます。


総務省の家計調査から平均の数字を割り出しました。(無職の高齢世帯夫婦)
計算をすると・・年間の生活費のみで86万5752円の不足。

平均寿命まで23年間生き、イベント費などの予備費を1000万円足すとして、平均の老後マネーは、3000万円となりました。
このぐらいのお金を自分で用意しておかなければならないことになります。(※あくまでも平均額です)


お問い合わせ先
専門家「安田まゆみさん」について
安田まゆみの「元気が出るお金の相談所」
ホームページ: http://www.my-fp.net/
電話番号:   0120-8666-37

※ Sauce: from the web
あとがき、
※当番組の放送では60歳から生涯を終えるまでと定義しております。
(60歳から平均寿命迄23年=平均寿命83歳で計算している。)
しかし収入の年金受給は、
実際は既(平成14年)に全額受給は、65歳(男性)です。
更に備えが必要ですね!
※但し番組では、「年金ネット」で、自分の年金は調べるように断っています。

しかし、
番組の60歳時点での定義なら、
60歳から65歳までの年金部分5年間の備えを、追加しなければなりません。
計算
200,309×12ヶ月×5年=
12,018,540 ≒
1,200万円。

すると、当番組の
3,000万円(イベントなどの予備費1,000万円含)に1,200万円を加算すると、
60歳で必要な備えは、
4,200万円。となると、私は考えます。

※数字は正直。

検証:
これから60歳を迎えるあなたは、
夫婦で、60歳から番組で平均寿命とされる83歳までの23年間必要な貯えは、受けとる年金に(年金事務所で聞くか年金ネット(登録が必用))加えて、3,000万円。の備えでやっていけるか計算したら、明らかになると思います。

厚生年金の老齢年金とは
厚生年金保険の老齢年金、正式名称は老齢厚生年金です。
厚生年金の老齢厚生年金とは、厚生年金の受給資格者が退職して65歳に達してから、老齢基礎年金に上乗せしてもらえる年金のことです。1941年当初は55歳でしたが、現在では65歳に引き上げられています(1949年以降産まれから)。

※老齢厚生年金が60歳で受給されたのは1944年産まれ(男性)迄です。
※現在の65歳までに受給の老齢基礎年金は、次第に間も無く、制度がなくなります。

※私の計算が正しいか?
更に番組の計算を検証。

番組の定義。
60歳で定年後、生涯までに平均寿命は、23年生きる。
この為、
平均夫婦で、
支出は、
272,455円/月
60歳から受けとる年金(番組の定義)は:
200,309円/月
毎月の不足分は:
①-
72,146円/月

この為、60歳から83歳迄の23年間に備える金額は、
72,146円/月×12ヶ月=
865,752円/年
23年間では、
③×23=
19,912,296円。
≒2,000万円。番組の結論:
60歳定年で備える金額は、
この2,000万円に、
イベントなどの予備費1,000万円を加算して、
3,000万円。
と結論付けています。
問題は、年金は番組で定義している、60歳から支給されないと言うことです。
※繰り返しますが、年金受給は、
65歳からで、しかも今後、66歳、67歳・・・と
遅くなると推測されます。
※老齢基礎年金は、まだ一部の年代で希望者は、受給されていますが、これから60歳を迎える大多数のあなたは、老齢厚生年金の受給は65歳以降になります。
この為、
番組の定義、60歳からの年金は、現行あり得ない訳です。

すると、
備える金額は、
番組の
3,000万円。
ではなく、
4,200万円。
なります。
(※あくまでも平均額です)
※お断り
このページは番組の批判では有りません。
年金制度の理解がおかしいことに気が付いたので、
正確な数字を検証したまでです。

※数字や厚生労働省の公示は、誰が見ても分かることです。

こんな記事もあります。
老後の蓄え 60歳でいくら必要?
テーマ: ― 金融・経済 ニュース

日経ヴェリタス最新号(第211号)は、
シニア世代に関するテーマについて書かれています。

2060年の日本人の平均寿命が、実質的には95歳に近くなるそうです
(国立社会保障・人口問題研究所の予想‐男性84.2歳、女性90.9歳より特殊要因を除いた推察)

毎月の生活費が25万円とすると、60~95歳までの36年間では1億800万円となり、
それに住宅リフォーム代や旅行代、介護費用などを加えると、1億3,100万円が老後には必要と試算されるそうです。

公的年金受給額の試算が夫婦で9,418万円、差し引き3,682万円が不足すると記事には書かれています。

ということは
60歳時には約4,000万円弱が手元に無いとマズイ ということになります。

※ネットから。

老後の備えはいくら!

世界の年金制度!

年金支給額 :pension payments

Retirement Age

平成27年度の年金受給額


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