無粋者の粋なひと時 -29ページ目

無粋者の粋なひと時

たまには、の~んびりとした日常を気にしてみるのも悪くないかも?

今日、会社の同僚の親御様が亡くなられました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 そうすると、直ぐに我が社で始まるのが「香典騒動」です。
 何円包むの?とか、誰かついでに持って行って等々・・・・
 「ついで」とか「代わりに」とか、ここまで来ると「宗教心」も無ければ「お悔やみの心」すら感じられません。
 不謹慎ですが、自己の面子を保つ為の自己満足と「金の貸し借り」です。
 誰かが言っておりました。お祝い等の式典は、呼ばれないと出席出来ませんが、葬式だけは、呼ばれなくても自分の意思だけで参列できる唯一の「式典」だと。
 だから出す側も受け取る側も、この勝手さ、自己都合でバランスが保たれている訳なのでしょうが・・・・

 そんな訳で「香典」なるものを調べて見ました。
 昔はもっと「死=穢(けがれ)」の感が強く、葬儀が終わるまでは、極端に言えば「隔離」されるような面もあったようです(故人を偲ぶ意味もあるのでしょう)。
 古事記でも黄泉国のケガレの話があります。(でも、そのケガレから日本の最高神、アマテラス、スサノウ、ツクヨミの3神が生まれるのですから不思議です)
 葬儀の中、親族が外部の人にケガレを広めないよう、用意された食料が香奠(デン)、すなわちお供え物です。
 特に戦後、これがお金に替わり、現在の「香典」となったとのこと。
 だから、香典返しの様な「お返し」は、穢レの観点からすると受け取る事は「異」という事になります。
※典は、奠(供えの洗い清めたお米)の当て字です。「奠」が当用漢字から外されたため。

今回は、ただの戯れ言でした。