選抜高校野球大会が、始まった。


窓の外は、昨日までの春やっぱり春だよね〜の、


暖かな日々と違って、寒々雪ずんずん降ってます。


背中を丸めて、炬燵に入りながらテレビで見ています。


やっぱ、寒さ暑さも彼岸までですから、油断はできません。




私は、高校野球にこれといった思い入れはないなのですが、


この、高校野球の大会式だけは、春夏楽しみにしています。


いや、見とれてしまいます。


理由はわからないのですが、


なんでも物事の始まり、けじめの大会式は、キリットしていて気持ちがいい。


若者の、統率の取れた清々しく、力強い元気な行進は、怠惰でだらだらした老後の生活では味わえない感動があります。


そして、


我が子でも、親戚でもない縁もゆかりもない


彼らに「がんばれよー」と声をかけたい熱い気持ちになるんですよね。


単純に、言えば


ああ、私も日本人だなということでしょうか。


一丸となってとか、統率された団体行動、団結力、


群れたり、馴れ合いを嫌い、アウトロー的な生活を好む私は、


普段そうゆうのは、「ふん」「やってられるか」なんですけれど


演技でも、やらせでもない、(まあここまでくるには色々な諸般の事情をふまえてはいても)甲子園での高校野球の大会の行進には無条件な感動がある。


「オイチニー、オイチニー」





先日、渋る旦那を引き連れて、


山寺方面にサクラで、100%充電での恐怖の初の遠出をしてきました。


慈覚大師の開創の「風立寺」はぽっくり寺として信仰を集めているようです。








考えると、嫌になります。


若い頃、何が悲しくて、お年寄りは団体でバスに乗り込んでお寺さん参りなんかするんだよ、なんて馬鹿にしていたはずなのに、

今、ましてこんな、「ぽっくり」なんて言葉につられて、


やだやだ年はとりたくないないもんだなあ、なんて、ブツブツ言い訳みたいに、ナビに寺の住所を登録する。



彼岸前もあって、人気のない小さなお寺さん。


こちらのお地蔵様は、赤い前掛ではなく、臙脂の色の法衣の様な着物を着ていました。



メルヘンチックな…


なんでしょう


夫婦地蔵?





そして、


その後に行った所が凄かった!


山寺は、有名な観光地で今さら地獄の特訓の階段をのぼりはやめておきましょう。


裏山寺と呼ばれる、


「垂水遺跡」


まず、これありかという風景。


車を停めた場所から、千手院というお寺に行くには、仙山線の線路の上をまたいで、行かなくてはならない。




まんま、線路横断ですから、何かあったら自己責任でお願いしますでしょうか。


JRも黙認なのでしようね。


仏様への道ですから。



そのお寺の裏手に目的地の「垂水遺跡」がある。


やはり、この日は人気もなくまだお寺さんも鍵がかかって御本尊が拝めない状態。


私達のような物好きな観光客もいない。


静かな、山を登りはじめた。


ちょっとだけ、嫌な予感と不安感をいだきながら。


ああ、やっぱり、ありました。



「熊出る山も皆で登れば怖くない!」


但し、この日、ここにいるのは私達だけ。


旦那は、当然、途中で早々リタイア。


子供を見守る保護者のように、顎をしゃくって言う。


「俺はここで待ってるから、行って来い」



山道は、道幅もせまく、急な登坂で、何より熊、猪出たら逃げる余地のない杉林。


私は、看板を見るまでは、結構な急な登りの山道を楽しみながら歩いていたのですが。


これは、まずいでしょう。


もう、県内では熊目撃情報出てますから。


今日が私の命日になるかもしれない…


ネットで下調べをしたとき、誰かの書き込みに、しっかりスニカーを履いて、熊鈴なんてあったのを思い出す。


熊鈴まで、段取りはしていなかった。


まさか、今一人ですか。


皆で登れば怖くない!だもんね。


音のするもの探します。


ありました。


鍵束に、付いている豆鈴



これを、手にじゃらじゃら、鳴らしながら、登り始める。


ここまで来たからには引き返すものか、私の人生そんなに運悪くないはず、


ぶつぶつ、声を出しながら膝がくがくさせて(恐怖ではなく急な登りに)なんとか、目的地まで。


証拠の写真だけ、撮って早々に引き返す。












以上。