コンビニは、今の世の中にあっては、


本当になくてはならない、貴重な存在になっていると思っています。


それは、砂漠で迷いながらやっとたどり着いたオアシスのような、街と一体化し、そこにあることが当たり前で、今はなくてはならない大いなる市民権を得た業界であります。


人が過密している都会はもちろん、


私どものような田舎の立地のあまり良くない場所にあるコンビニはなくてはならない存在で、生活するうえで便利なことはこのうえない、いや有り難いものです。


田舎の買い物難民に近い高齢者などは、近くにコンビニがあるたけで、命はつないでいけますから。


なにより、公共料金や、各種の支払い、お金の出し入れができるのもたいへん重宝しておりますよ。


水道料金一つ支払うのに、街中の金融機関まで出かけるなんて、ひと仕事です。


ホンにありがたいことです。


拝みたいぐらい。



でもね、最近、ちょっとね。


コンビニに行くのを躊躇する時があるんです。


それはね、


コンビニで、年々私が歳をとってきたせいか、


性悪な店員が多くなった(と高齢者には思わせる)せいか、


買物をしたレジで、ムムっと、いやキキっと不愉快になることが多くなりましてね。



一言言わせてもらいます。


「年寄をなめんなよ」




今は、昔のような現金の手渡し支払いは無くなり、全て自己決済。


カードにしろ、現金にしろ「テメエでやれ」、いや失礼、「ご自分でおやりください」なのはわかります。


いつも行くコンビニに、そう若くはないが中年前の若オバちゃんが、いるんですが


私ら高齢者からみたら


対応が、よろしくない。


キビキビして、元気なのは良いことです。


でもね、高齢者は心身共にいつも元気で、しやっきりしているわけではない。


若い人らからみれば、いらいらするかもしれませんが


頭脳や動作や、所作が緩慢になってくるのは、いた仕方がないことなのです。




あのね、私らだって生まれたときから高齢者やってないから。


皆、若い時は物事なんでも、ツーでカーで、やれたの。




支払いの時、ちょっとでも、もたついていると、なんか上から目線の「あー、そこ」みたいな指導?が入る。


分かってるって。


ちょっとでいいから、待てないのか。


私は、電子マネーで支払いをするようにしている。


そのカードに現金をチャージするのも、たまったポイントをカードに移すのも、自分でパネルを操作してやらなきゃならない。


若オバ店員は、冷ややかな視線を投げかけながら見ている。(そう感じるのだ)


早くしろってか。


なんかのタイミングで、ダメ出しの指導みたいなのが入る時があるから、


私も早くしなきゃと焦る。


でも、やはりやってくる


「次へを!」(タッチする場所が分からないと思っているのだ)


わかっているから、黙れ若オバ。



先日、私の前にいたお婆さんがレジで支払いをしていたのを見て


私が、ひがみ根性で言っているわけではないことが、よく分かった。


そのお婆さんは、現金で支払っていた。


現金で支払うにも、その選択のためのパネルを操作しなければならない。


もたついているお婆さん。


当然若オバの指導の喝入れが入った。


うつむいて、少しオロオロしながらお金を投入するお婆さんの後姿はまさしく今の私と同じ。


今さら、年寄りに優しくしろ、とは言わないが、ものには言い方がある。


そして、何より私ら高齢者が何か邪険にされているような空気を感じるのなぜか。


前に並ぶお婆さん、後ろで聞いていて私ももの哀しく心が痛む。


「これからのこともあるからしっかり覚えて下さい!」


語調がきつい。


なんだか嫁からイビられているような雰囲気は私だけが感じたのだろうか。


かりにも、客だぞ。


それも、後先短い高齢者。


「これからは、こうやるように覚えて下さいね〜」ぐらい言えないのか。




私は、隣のレジが空きそうになったのを見て、


すすっと横にずれで隣のレジに移動。


買物をして不愉快になるなんて御免こうむりたい。



支払いを済ませ店の外に出ても


苦々しい気分が晴れなかった。



車での通りすがりの若い人たちは、ジュースにお弁当とか、ホットコーヒーなど、単価としては大したものは買わない。


行動範囲が狭い私ら高齢者が、


まとめ買いや、ちょっとしたものでも頻繁に来店すれば


お店にとっても結構な金額を落としているはず。


それに年寄は、金は…持っていますから。



先日、目の縁が痒くて赤くただれて、我慢がならず近所の皮膚科で診てもらった。


驚いた。


ここでも、診察後の支払いは自動支払機に自分で現金決済をするシステム。


ついに、ここまできたか、とため息つきながら支払いをすませた。


だが、コンビニとは大違い。


日中の患者のほとんとか高齢者となれば、


受付の女性がもう、優しく親切に、手取り足取り支払い機に誘導手助けをしている。


そりゃそうだ。


病院にとって


高齢者は、上得意客だもんね。


大事にせねば。


怒らせたら、怖いんだから。