每日のように、


「熱中症警戒アラート」やらが発動されている。


外に出るな、水を飲め、エアコンつけろ、というお達しを余計なお世話とは言わないが


気をつけていても、(いや気が付かないうちに)熱中症で死ぬ時は死ぬ。


癌や、心臓病でのたうちまわって死んだり、


長患いでおしめをあてがわれ、寝たきりになるより、


熱中症で、ふらりと倒れ、そのまま死ぬのも悪くないかなとさえ。


(但し、絶対救急車は呼ぶな!)




私の住む所は小高い丘になっているので、


風は通るし、周りに緑があるので、比較的過ごしやすいのだが、


「熱中症警戒アラート」にかこつけて


普段に輪をかけた、何もしない、ダラダラした生活をしています。


でも、今年の夏は、チョット変です。


蝉の鳴き声が、しないのです。


恒例の、うるさいばかりの、みんみん蝉の真夏の競演がありません。


「今年は、暑すぎるからやめとこ」


と、地中の幼虫も出るのをはばかっているのでしょうか。


そして、ここの所、安眠を妨げる、これまた恒例のため池の「食用ガエル」の鳴き声もあまりしません。


ぬるま湯のようなため池では、やる気がでないのでしょうか。


気味が悪いくらいです。



近くの蔵王連峰の絶景を眺める場所に


「うまのすけCaffe」なる、


馬と触れ合うことができるお休み処があるのですが、


昨日、午前中出かけてみたら


「酷暑のためポニーのロイちゃん、お休みします」


と、張り紙がありました。


この暑さの中、客の相手をさせられバテてしまったのでしょうか。


馬にも、警戒アラートですか。



私は、チョット暑さも最中、気になることが一つあるのです。


私の家の前の野原が(数年前から売りにだされていまして)、春先重機や、ダンプカーの出入りあり、


野原の周りの外構工事や、盛土の造成工事がありました。


その時、隣接する土地の所有者のしだれ桜や杉の木の伐採が行われました。


枝垂れ桜は、毎年春になると、やさぐれ者の私の目を和ませてくれるささやかな楽しみでしたが、


所有者の方が、


お隣に家が建つので境界線を越える分をバッサリと処分なされた。


致し方ないことですが。


あの桜は、もう見れません。







そして、樹齢何年になるのでしょうか。


私が、(春日八郎の歌にあります)通称、「別れの一本杉」と呼んでいた杉の木。


周りに落葉樹が多いなか、真冬でも、存在感あふれ、一本だけ凛として立ちはだかっていた杉の大木も、




バッサリ





所有者の方は、


民法という、決まりに従わざるえないとはいえ、


どんなお気持ちで伐採なされたのでしょう。


しょうがない。


いや、他人ごとでも、


窓を開ければ見えたいつもの杉の大木が、


人間の都合で問答無用に切られ無くなってしまったことには、


私は怒りを覚えます。




年輪を見ただけても、樹齢は、相当な年月を経ていることが分かります。


言葉は、悪いかもしれませんが


「木は殺された」




私は、この杉の木に、


毎年しがみついて、ミンミンしていた蝉がどれ程ほどいたのかと想像してしまいます。


今年のこの暑さ、蝉が鳴かないはずがない。


拠り所だった、杉の木だったとしたら、鳴くに鳴けない蝉が哀れ、


いえ、ある日突然、人間の都合で伐採された、


「別れの一本杉」が哀れでなりません。