本『年上の女性』をはじめから読む → scene1



コンビニへはたまにしか寄らない。


経済的なことや肌のことを考えて、

普段は自炊を心がけているから。

特に買いたいものもない。

行くとしたら公共料金の支払いくらい。

今までは会社の近くのコンビニで済ませることが多かった。



あれから数日してガス料金の請求がきた。

あえて、駅前のコンビニに行こうとする自分。

なんとなく、彼を思い出している自分がいた。

中に入ると・・いた。


彼とは違うレジが空いてたので、そこに進む。

なんとなく、

本当になんとなくだが、

彼が気になる。


が、意識的に見ない。

彼がこっちを見ているような気がして、

平然を装う。

多分、大学生くらいだろう。

自分よりずいぶん年下だ。



・・・いったい、何を考えてるんだ・・・

自分に呆れて店を出た。


なんとなく・・彼が、気になるのは、店の前を通る時だけで、

入ることもないし、たまにチラリと中を見るくらいだった。

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