私の忘備録ーその6 愉快な仲間たち | ととちの優雅な暇つぶし

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家無し、職無し、子無し、相方無しの4Nアラ還女史の徒然旅日記。

時々シドニー、時々日本、時々世界各地をトトロと旅しての、大したことない毎日を綴ってます。


今日はまた古巣の愉快な仲間シリーズ爆笑


すでに引退してしまったけれど、航空ファンから根強い人気があったジャンボジェット。ボーイング747。


我々クルーにも一定の人気があった。

まず機内が割と暖かい。

お客さんがいる座席はともかく、ギャレー(キッチン)はカートを収納すると冷却システムが作動するので寒くなりがち。

それでも他の機材(特にエアバス)に比べるとジャンボは暖かかった。


そして何より、クルー用に2段ベッドがあったのが大きい。

クルーバンクと言って、2段ベットが4つ、合計8つのベットがあった。

足を伸ばして休めるのと、座席で仮眠を取るのとでは身体へのダメージがまるで違う。


そんなクルーレストでの話ニコニコ

あるトリップで休憩時間になり、後方にある階段を上ってクルーレストに向かった。クラスによってサービスの内容が違うので、休憩時間もバラバラ。

暗い中に入ると、先に来ていたひとりのクルーが、真っ暗の中で自分のベッド周りをゴソゴソ何かを探していた。


そっと「何か探してるの?大丈夫?」と聞くと、

「差し歯が行方不明なのぉぉ〜えーん

と半泣きの声。


「え!?差し歯が?何で?もしかして入れ歯の間違い????

持っていた懐中電灯で床を照らしながら、彼女の前歯を一緒に探す無気力

想像して欲しい、床に這いつくばって歯を探す二人のクルー爆笑爆笑爆笑

話を聞くと前歯の治療中で仮歯だったらしく、休む前にティッシュに包んで置いておいたら、それが忽然と消えたらしい爆笑

結局すぐ見つかり、仮歯は無事に元通りになったのだが、人騒がせにもほどがある。


このおばさん、他にも逸話がある。

ミールサービスで余った袋入りパン。

(50個ぐらい入ってるので結構大きい)

何故か彼女は湯たんぽ代わりにして、一緒にベットで寝るのがお気に入り驚き

なんでも暖かさがちょうどいいのだとかキョロキョロ

ただ袋のビニールが薄いのでよく破れる。

その為クルーレストの床にパンがゴロゴロ転がっている、と言うのも何度か目撃爆笑

甘いパンの香りも漂ったりして爆笑


サービス中はとても愛想がよくて一見感じがいいのだが、お客さんと本気でおしゃべりを初めて、とにかく仕事が進まず、一緒に働くクルーが余計に働く羽目になり、キレる人が続出とか。

でも本人には悪気ゼロ。

兎に角この手の逸話には事欠かない、ある意味憎めないおばさまだった爆笑