ととちの優雅な暇つぶし

ととちの優雅な暇つぶし

家無し、職無し、子無し、相方無しの4Nアラ還女史の徒然旅日記。

時々シドニー、時々日本、時々世界各地をトトロと旅しての、大したことない毎日を綴ってます。


もう直ぐ満月🌕



今朝ふと、昔の彼の事を思い出した。


彼は私が日本を出るきっかけになった人だ。

結局振られたんだけど、今となっては彼は私の道先案内人ではなかったかと思ってるニコニコ



彼とは同じ会社の同僚で1年ぐらい付き合っていた。


お付き合いは順調で、このまま結婚しても良いかもぐらい思っていた。


ある時に彼が、留学したいって言ってたけど、全然実行に移す気ないんちゃう!?ニヤリ

とちょっと挑戦的に言ってきた。


図星だった笑い泣き


私は学生時代にアメリカ留学に行くはずが、父の事故の為に行けなくなった事があって、その時のリベンジに今度は1年ぐらい行きたいルンルンと何かのおりに話していたのだ。


夢を追うかっこいい😎私の演出。

はっきり言ってそれほど行きたい訳ではなかった。

英語苦手だったし口笛



それなのに彼の皮肉っぽい(私にはそう聞こえた)口調にムカついて、即英会話教室に申し込み、留学の準備を始めた爆笑


そう、夢を叶えるかっこいい女口笛


予定は1年、アメリカは高いからイギリスの田舎カンタベリーにした。


彼が早く行って早く帰って来てハートなんてお為ごかすもんだから、真冬の1月に行く事になったのよ。


1987年のヨーロッパは50年振りの大寒波雪だるま


行ったらなんとかなると適当に考えてた英語は、

全然なんともならなかったえーん


クラス分でも最下位のクラスだったし、寒いし、ホストのおばちゃんは怖いし、英語分からないし、最悪の毎日。


そこで私は彼にせっせと手紙を書いた。

なのに彼からはなしのつぶて。


結局彼は1度も返事くれなかったガーンガーン


空港まで見送りに来てくれて、戻ったら結婚💒ラブラブとか言ってたのに、手のひらを返したような仕打ち。

明日は届くかも。。。と毎日考えて、結構辛かった。

メールとか無い時代だったし、国際電話は高くて手がでない。


結局お金も尽きてきて、どうするか考えた末にオーストラリアに来たんだけど(結構怒ってたし)、あの時彼が手紙の返事をくれていたら、きっとこちらには来ないで戻っていたかもしれない。


なんで連絡くれなかったって??

後で聞いたら連絡しない方が寂しくなって、早く帰って来るかと思ったってネガティブ(女心が分からんやつ)


オーストラリアでの生活は、楽しい事も苦しい事もあったけど、今から考えるととても良い決断だったと思っている。

あの時は全然分からなかった事が、後になると人生の岐路だったんだと思える。


彼の言葉がなかったら、今の私は居ないから。


振ってもらって感謝だね照れ


今日もお読み下さりありがとうございました。

明日が良い一日でありますようにハート