公営住宅が50億円になる話し | ととちの優雅な暇つぶし

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家無し、職無し、子無し、相方無しの4Nアラ還女史の徒然旅日記。

時々シドニー、時々日本、時々世界各地をトトロと旅しての、大したことない毎日を綴ってます。


昨日の新聞に出てた。





この記事。


アパートのペントハウスが50億円という話。


このビルはシドニーのロックスに1980年に建てられたパプリックハウジング(Public Housing)の一つで、所謂公営住宅の事だ。


ロックス(The Rocks)は18世紀にやって来たイギリス人が最初に開拓したエリア。今は外国船ターミナルがあったり、歴史的建造物があったりする有名な観光地だ。オペラハウスも直ぐそば。


このビルシリウス(Sirius)と言うのだけど、これは1980年に、このロックスエリアを再開発する為に、当時あった公営住宅の立ち退きへの補償として建てられたもの何だって。


月日が経ち、シドニーの土地の値段が上がってくるに伴って、公営住宅がこんな一等地にある事に一般市民の不満が高まっていき、政府としても売れば大金にになるのでその気になったけど、テナントが出たくなくて(当たり前よね〜えー)結構長い間揉めていたように記憶している。


でも結局みんな追い出され、政府は150億円で売り飛ばし、買った会社がリノベーションをして売り出したペントハウスの価格が50億円と言う話し。

因みにもう売れてるそうだけどびっくり


ニュースをクリックすると2016年と現在の建物の写真が載っていて、外見はほぼ変わってないことが分かる。


150億円かけて改築したと書いてあって、全てのアパートの内装がユニークで、一つとして同じものがないそうだ。向きにによってはオペラハウスが見えたり、シドニーハーバーも見えたり。


ハーバーブリッジも見えるから、年末の花火はかぶりつき!?(それとも近すぎて見えない??)

年末の花火は有名だからね〜。


完成したら、シドニーの名物アパートメントになる事間違いなしだと思う。


ほぼ売れてるそうだけど、これからリリースされる8戸のアパート、1.7億から3億円と書いてあった。


お一つ如何だろうか??爆笑


本日もご訪問ありがとうございました。

明日が平和な1日でありますように。