ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
ラブ・アクチュアリー
★★★★★☆彡
LOVE ACTUALLY(135分)
監督: リチャード・カーティス
製作: ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ダンカン・ケンワーシー
製作総指揮: モハメド・アル=ファイド、リチャード・カーティス
脚本: リチャード・カーティス
撮影: マイケル・コールター
編集: ニック・ムーア
音楽: クレイグ・アームストロング
出演: ヒュー・グラント・・・英国首相デヴィッド
リーアム・ニーソン・・・ダニエル(サムの義父)
エマ・トンプソン・・・カレン(ハリーの妻)
アラン・リックマン・・・ハリー(カレンの夫)
コリン・ファース・・・ジェイミー(作家)
ローラ・リニー・・・サラ(ハリーの部下)
キーラ・ナイトレイ・・・ジュリエット(ピーターの妻)
ローワン・アトキンソン・・・宝石店員ルーファス
ビリー・ボブ・ソーントン・・・・米国大統領
ビル・ナイ・・・ビリー(元ロックスター)
アンドリュー・リンカーン・・・マーク(ピーターの友人)
マルティン・マカッチョン・・・ナタリー(英国首相の秘書)
ジョアンナ・ペイジ・・・ジュディ(女優)
クリス・マーシャル・・・コリン(アメリカへ行く男)
ルシア・モニス・・・オレーリア(ジェイミーのメイド)
マーティン・フリーマン・・・ジョン(俳優)
トーマス・サングスター・・・サム(ダニエルの義理の息子)
ロドリゴ・サントロ・・・カール(ハリーの部下、サラの憧れの男性)
ハイケ・マカッシュ・・・ミア(ハリーの部下)
キウェテル・イジョフォー・・・ピーター(ジュリエットの夫、マークの友人)
アブダル・サリス・・・トニー(コリンの友人)
グレゴール・フィッシャー・・・ジョー(ビリーのマネージャー)
オリヴィア・オルソン・・・ジョアンナ(サムの憧れの女の子)
シエンナ・ギロリー・・・ジェイミーの恋人
エリシャ・カスバート・・・アメリカ娘
デニース・リチャーズ・・・カーラ
◆ストーリー◆
クリスマス5週間前のロンドン。
新しく英国首相となったデイヴィッドは、秘書のナタリーに一目惚れ。
元ロックスターのビリーは、新曲のクリスマスソングで起死回生を狙う。
妻を亡くしたダニエルは、義理の息子のサムが元気がないことに気を揉み、作家のジェイミーは、ポルトガル人メイド、オレーリアに恋心を抱き・・・19人の男女が織り成す9つのストーリーがハッピーなクリスマスへ向かって突き進む。
◆感想◆
ずっと観たかった作品。やっと観れた
19人の男女と9つのストーリーなので、若干ややこしいかもしれませんが、誰でも一つは好きなストーリーがあるはず。
ちょっとややこしいので、9つのストーリーを登場人物ごとにまとめてみた。(順不同。思い出した順。)
1.英国首相と秘書
2.夫の浮気を疑う妻
3.元ロックスターとマネージャー
4.作家とポルトガル人メイド
5.友人の妻に恋する画家
6.妻を亡くした男と、義理の息子
7.アメリカに行くとモテると思ってる男
8.共演している俳優と女優
9.同僚に2年7ヶ月の間片思いをしている内気なOL
これであってますかね?
1.の英国首相と秘書の話は、前半イマイチだったんだけど、後半がとってもよかったです。
クリスマスパーティーに向かう車の後部座席に座っている首相とナタリーの間にナタリーの親戚の子ども?がかぶりモノ姿でおとなしく座ってる画が可笑しい。
あと、首相官邸でのヒュー様の踊りがカッコ悪くてサイコーです。
ダメ男のヒュー様もいいですが、こういうインテリな感じのヒュー様も素敵ですね
(実際、インテリですし。)
2.のお話は、アラン・リックマンとエマ・トンプソンが夫婦役なんですけど、基本的に仲が良い夫婦。
でも、そこに、夫ハリーの会社の従業員のミアという美人がハリーにモーレツにアプローチしてくるようになるんです。
ハリーにあまりその気はないんだけど、ミアがハリーにクリスマスプレゼントをねだって、仕方がないので、ハリーはミアにプレゼントを買うわけですが、そのプレゼントを妻のカレンが見つけ、てっきり自分へのプレゼントだと思い込むわけです。
でも、クリスマスの日に貰ったのは・・・
妻と一緒にデパートに行って、妻が家族のプレゼントを買いに行ってるスキにハリーはミアへのプレゼント(ネックレス)を買おうとするんだけど、そのジュエリー売場の店員がローワン・アトキンソン(Mr.ビーン)!
このシーンとラスト一瞬しか出てこないのに、インパクト大。
特にクールなアラン・リックマンと変な(特徴的な)顔で丁寧に丁寧に商品を包装しようとしている2人の画が面白くて面白くて!
3.は、ビル・ナイが人気が落ち目のロックスターの役なんですが、ビル・ナイって私の中では、ロックスターがはまり役。
ビル・ナイの作品で初めて見たのが「スティル・クレイジー」(元人気ロックバンドのボーカリストの役)だったからかもしれませんが。(この映画のビル・ナイって何となく内田裕也に似てない?
)
このストーリーは、女っ気がまったくなくって、スターとマネージャーの友情や愛情を描いています。
最後は、素っ裸でギターを弾きながら歌うビル・ナイに爆笑。(イギリス映画って素っ裸で大事なところだけ物で隠すっていうの多くない?「フル・モンティ」とか。マヌケで笑えるのよね。)
4.は、コリン・ファースが南仏で暮らす傷心の作家の役で、そこに英語もフランス語もわからないポルトガル人メイドが雇われるんですね。
言葉も通じないし、最初はあまりコミュニケーションがとれなくてギクシャクしている。
湖(池?)のほとりでジェイミーが執筆をしているとき、メイドが原稿の上に置いていたカップを持ち上げると、原稿が風で飛び、原稿が湖の中へ。
すると、メイドがすぐに飛び込んで原稿を拾い集めようとするんですよね。
それを見たジェイミーも湖に飛び込む。
2人の距離がグッと縮まるシーンなんだけど、このシーン大好きです。
あと、ジェイミーは、毎日、メイドのオレーリアを家まで送り届けるんだけど、そのときの2人の会話。(字幕通りじゃないです。)
ジェイミー:君とドライブできるこの時間が1日のうちで一番好きな時間だ。
オレーリア:私は、この時間が一番悲しい時間よ。あなたと離れないといけないから。
このやりとり素敵じゃないですか?
男は、仕事から離れ君とゆっくり話せるこの空間と時間が好きだって感じ、女は、もうすぐあなたとお別れしないといけないから悲しいと感じ・・・私は、やっぱり女性のほうのセリフに同意。
あと、このストーリーのラストシーンも素敵ですね。
ポルトガル語で一生懸命ジェイミーが・・・(以下ネタバレのため略。)
5.は、友人のピーターの結婚式でカメラを回す画家のマークのお話。
2人の結婚を心から祝福しているように見えるんですが、マークには複雑な思いが・・・
ある日、ピーターの妻であるジュリエットから結婚式のビデオを見せて欲しいと言われる。
マークは、失くしたとか消してしまったとか言って、断るんだけど、ジュリエットがマークの家に押しかけてきて、ビデオを発見、さっそくビデオを見てみると・・・
私、これ、ビデオを見せたくない理由が、きっとマークがゲイで、友人のピーターの姿しか撮ってないから頑なに拒んでいたんだと思ったんですが、そうではなかった。
ジュリエットはマークの本心を知ってしまうわけですが、マークを避けたり、夫のピーターに言いつけたりしないのがいいですね。
このストーリーのラストシーンも素敵。
6.は、ダニエルの妻のお葬式のシーンから始まる。
ダニエルと妻には息子がいるんだけど、息子のサムは、妻の先夫の子で、ダニエルと血のつながりはない。
妻の死後、部屋にこもって出てこないサムを心配するダニエル。
きっと、母親が死んで落ち込んでるんだろうとか、義理の父親である自分を嫌ってるんじゃないかと色々と気を揉むんだけど、サムの悩みは、そんなことではなく、初恋だった。
サムは、ジョアンナという女の子が好きなんだけど、ジョアンナは、サムの存在すら知らないと言う。
ダニエルは、息子の初恋を応援し相談に乗る。
親子というより男同士って感じで、恋愛の相談に乗るシーンがとっても微笑ましい。
このお話、とっても好きです。
7.は、モテナイくんのコリンが、イギリスではモテないけどアメリカだったら絶対モテるはずだ!って豪語してアメリカのウィスコンシンに行くお話。
その言葉通りにイギリス訛りがカワイイ♪とかでアメリカ娘3人と仲良くなる。
このアメリカ娘たちが、そこらへんのもの指差してコリンに発音させるのが面白い。
ビールのボトルを指差して、「これ何ていう?」ってコリンに聞くと当然「ボトル(bottle)」って言うんだけど、この発音が可笑しいらしい。あと、「ストロー」も。
イギリスのアクセントだと、bottle→BOHT-el、straw→Strohwなんだそうだ。
最後に、テーブル指差して、テーブルって言わせるんだけど、あれ?これは同じだわ。だって。
9つのストーリーの中では、結構軽めで能天気なストーリーかも。
8.は、映画かドラマかで共演している俳優と女優のお話。
このストーリーに出てくるシーンが、この映画がPG-12の理由なのかしら?って思うんですが、オトナなシーンが満載です
(他のストーリーから急にこのストーリーに移ると結構ビックリします。いきなりハダカなんで。)
当然のことながら、2人は仕事上のパートナーで、世間話しながらベッドシーンを演じる。
大胆なシーンを演じてる割には2人ともシャイなんですよね。
俳優のほうが、女優を恥ずかしそうに食事に誘うところがいい。
9.は、入社してから2年7ヶ月間、同じ職場の男性を想い続けてる内気なOLサラのお話。(ちなみに、彼女が働いてるのは、2.のハリーの会社で、ハリーを誘惑するミアの同僚。)
会社のパーティーで憧れの男性カールとダンスを踊り、家まで送ってもらい、しかも、家に立ち寄ってくれた!
そのとき、彼に隠れてガッツポーズする彼女がカワイイ。
でも、せっかくいいムードになったところで、精神障害者の弟からの電話が頻繁にかかってきて・・・
電話を取らないことだってできるのに、電話を取って弟の話を聞いてあげるっていうのが偉い。
あなただったら、こういう場合どうする?って言われてるような気がした。
全部のストーリーを語ってしまいましたが、どれが一番好きかって聞かれるとかなり困ります。
ベスト3を挙げるなら、英国首相と秘書の話、作家とメイドの話、妻を亡くした男と義理の息子の話かな?
でも、元ロックスターの話もよかったな・・・
クリスマス5週間前からのお話なので、クリスマスの季節にまた観たいですね。
とっても幸せな気分になれる映画です。
