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CHARLES CHAPLIN COMEDY FILMS-SPECIAL BOX-


★★★★★
MABEL'S MARRIED LIFE(8分)

監督: チャールズ・チャップリン

製作: チャールズ・チャップリン

脚本: チャールズ・チャップリン、メーベル・ノーマンド
 
出演: チャールズ・チャップリン・・・メーベルの夫

メーベル・ノーマンド・・・メーベル

マック・スウェイン・・・ウェリントン(プレイボーイ)

エヴァ・ネルソン・・・ウェリントンの妻


◆ストーリー◆

プレイボーイにちょっかいをかけられている妻メーベルを傍目に酒場に入っていくチャーリー。

メーベルは、そんなチャーリーを強い男にしようとボクシング練習用の人形を買ってきて、部屋に置き、チャーリーの帰りを待ち構えていた。



◆感想◆

チャーリーは、メーベルという美しい妻がいるんだけど、そのメーベルがプレイボーイにちょっかいを掛けられてても知らんぷりして酒場に消えていった。

そんな夫を鍛えてやろうとメーベルは、ボクシング練習用の人形を買ってくる。

この人形、空気を入れて膨らまし、下におもりがついてて、起き上がりこぼしになってるんですね。(そういえば、子どもの頃、似たようなの持ってたような記憶が・・・)

もう、想像はつくと思いますが、酔っ払って帰宅したチャーリーがその人形と格闘するわけです。


タイトルに「メーベルの・・・」とついてるように、当時はチャップリンよりもメーベルのほうが人気があったようですが、後半は、チャップリンの独壇場です。

前半、チャーリーにほったらかしにされたメーベルがチャップリンの歩き方を真似て文句ブツブツ言いながら(無声映画ですが。)帰る姿がかわいい。




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ファーストトレーディング
毒薬と老嬢



★★★★☆

ARSENIC AND OLD LACE(118分)


監督: フランク・キャプラ
製作: フランク・キャプラ
原作: ジョセフ・ケッセルリング
脚本: ジュリアス・J・エプスタイン、フィリップ・G・エプスタイン
撮影: ソル・ポリト
音楽: マックス・スタイナー

出演: ケイリー・グラント・・・モーティマー・ブルースター
プリシラ・レイン・・・エレイン(モーティマーの妻)
ジョセフィン・ハル・・・アビー(モーティマーのおば)
ジーン・アディア・・・マーサ(モーティマーのおば)
レイモンド・マッセイ・・・ジョナサン・ブルースター(モーティマーの兄)
ピーター・ローレ・・・アインシュタイン医師
ジェームズ・グリーソン・・・ルーニー(警部、オハラの上司)
ジャック・カーソン・・・パトリック・オハラ(警官)


◆ストーリー◆

作家のモーティーマーは、エレインと結婚しその報告にブルックリンに住んでいるおばアビーとマーサを訪れる。

しかし、心優しいおば達の生きがいは、身寄りのない孤独な老人を毒入りワインで天国へ送ってあげることだった!

モーティーマーは、これを知って仰天。

そこに、自分をルーズベルト大統領だと信じて疑わない精神障害者のテディと、フランケンシュタインそっくりに整形された凶悪犯で指名手配されたジョナサンという、イカれた甥2人が加わって大騒動になる。



◆感想◆

最初の10分~15分ほどと、それ以降のストーリーがまったくかけ離れている作品。(まあ、タイトル見たら、最初のほうのラブラブ新婚カップル中心のストーリーでないということは明らかですが。)

モーティマーは、独身主義者で、結婚なんてバカげたこと・・・的な内容の著書の作者。

でも、そんなモーティマーにも結婚したいと思える女性が現れて、役所(だと思う)に婚姻届を出しに行くが、新聞記者たちが張り込みをしていて、大騒ぎになる。

何とか、婚姻届を提出し、新婚旅行に行く前に、ブルックリンに住む2人のおばさんの家にモーティマーと新妻のエレインが立ち寄るわけですが、そこから、内容がブラックに、さらにドタバタになってゆく。

2人のおばさんは、ちょっとピンとがずれてるような気もしますが、優しいおばさん。

しかし、部屋を借りに来た孤独な老人に毒入りワインを飲ませて安らかに天国に送ってあげることが一番老人にとって幸せなんだと信じて疑わない。

そこに甥で自分をセオドア・ルーズベルトだと信じて疑わないテディが死体遺棄に加担していて(というか、おばさんたちにうまく利用されていて)、これを知ったモーティマーは当然のことながら大慌て。

おば達の殺人をなんとか隠し通して、テディを施設に入れようと深夜にあちこち走り回るんだけど、その間に厄介者のモーティマーの兄ジョナサンがおばの家にやってきてまたまた一騒動。

このジョナサンがフランケンシュタイン(ボリス・カーロフ)そっくりに整形されていて、ジョナサンが登場してから犯罪色が濃くなってくる。

でも、モーティマーのドタバタっぷりとたまにやってくる地域の警官オハラ、そして、テディのとぼけっぷりがサイコーです。


この作品のケイリー・グラントの動きって誰かに似てるって思ったら、ヒュー・グラントのドタバタっぷりに似てる!(もちろん、ケイリー・グラントのほうが元祖ですが。)


ラストは、結構、あっけないし、そんなんアリ?って感じ。

結局、モーティマーとエレインを結婚させる意味があったのかがよくわかりませんが。(後半にインパクトがありすぎて、モーティマーの結婚をすっかり忘れてたので。ガーン





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ダメ犬


★★★★★

Useless Dog(5分)


監督: Ken Wardrop



臆病な飼い犬について飼い主が語るドキュメンタリー映画。

牧羊犬の血を引くテリア系の雑種なんだけど、羊が怖い、寝てばっかりいる、メスなのに、牛のお尻にしがみついて腰をフリフリ・・・

でも、このダメ犬1匹じゃなく、そのダメ犬の子どもが1匹いるので、ダメ犬が2匹・・・


賢い犬もかわいいんだけど、ちょっとくらいバカなほうが犬ってかわいい。

たぶん、この映画の中に出てくる飼い主もダメ犬だと言いながら、このダメ犬がかわいくて仕方がないんだと思います。

短編ですが、犬飼ってる人にはたまらない映画。







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ポニーキャニオン
家庭〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選3〕


★★★★☆

DOMICILE CONJUGAL
BED AND BOARD(95分)


監督: フランソワ・トリュフォー
製作: マルセル・ベルベール
脚本: フランソワ・トリュフォー、クロード・ド・ジヴレー、ベルナール・ルヴォン
撮影: ネストール・アルメンドロス
音楽: アントワーヌ・デュアメル

出演: ジャン=ピエール・レオ・・・アントワーヌ・ドワネル
クロード・ジャド・・・クリスティーヌ
松本弘子・・・京子
クレール・デュアメル・・・アントワーヌの母
ダニエル・セカルディ・・・アントワーヌの父
バルバラ・ラージュ
ダニエル・ブーランジェ


◆ストーリー◆

バイオリン教師のクリスティーヌと花屋のアントワーヌは、仲の良い新婚夫婦。

やがて、子どもにも恵まれる。

しかし、アントワーヌは、商売がうまくいかず、アメリカ資本の会社に雇われる。

そこで出会った日本人女性・京子に心惹かれた彼は浮気。

浮気がバレて夫婦喧嘩になり、彼は家を出たが・・・



◆感想◆

「アントワーヌ・ドワネルもの」5部作の第4作目だそうです。

新婚のアントワーヌは、自分の住んでるアパートの敷地内で怪しい花屋をしている。

花の染色?みたいなことしてるんだけど、どう見ても遊んでるようにしか見えないガーン

やがて男の子も誕生し、何の不満もなく幸せな毎日を送っていたんだけど、アントワーヌのほうの花屋の仕事が失敗し(いつまでもこんなことやっててはダメだ・・・って気付いた?)、アメリカ資本の会社に就職することになる。

就職が決まる過程がまたおかしい。

一緒に面接を受けに来たヤリ手のビジネスマン風の男がアントワーヌがトイレに行ってるスキに社長秘書に自分の推薦状みたいなものを渡すんですね。

社長秘書は、社長にそれを渡し、別の女性社員が、面接に来た男を呼びに行くんですが、そのとき、推薦状を渡した男は、トイレに行っていて、待合室にはアントワーヌひとり・・・

ってことで、推薦状を渡した男とアントワーヌが入れ替わって社長に会うことになり、アントワーヌの採用が決まるわけです。

そして、働き始めてしばらくすると、日本人女性の京子が家族と会社の見学にやってくる。

やがて、アントワーヌは、京子と浮気をするのですが・・・

監督のトリュフォーは、日本女性の描き方に偏見があったとして、失敗作と認めているらしいですが、どこが偏見なのかがよくわからない。(私の認識が甘いんでしょうか?)

京子とルームメイトの日本人女性が出てくるのですが、確かにルームメイトと話す会話は何か違和感があったけど、偏見とは感じなかったけど・・・

それとも、アントワーヌが日本人の女性と浮気をしているということに気付き、帰宅するアントワーヌを着物と日本髪(風)のコスチュームで待ち構えていたクリスティーヌのことでしょうか?

あのシーン、大笑いしてしまいました。

#最近、中森明菜が演歌のカバーアルバム出しましたよね?

あの、ジャケットは、外国から見た日本人女性というイメージだそうで、まさに、クリスティーヌがしていた格好によく似ています。


とりあえず、アントワーヌの弱さとかずるさが目立つ作品だと思います。

京子にモーレツにアタックされても曖昧だったり、プレゼントのバラを捨てようとしたり、あと、自分の子供の名前を自分がいいと思った名前で勝手に出生届出すところなんて、現実だったら許せない!

もちろん、大喧嘩になるわけですが、最終的にそれを許し、浮気したことを許すクリスティーヌの大人の対応とコイツはダメだ・・・と思ったらサッと身を引く京子の潔さ。

ゆったりとした作品だと思うんだけど、アントワーヌの弱さや曖昧さと対照的に女性の強さが印象に残る作品でした。


あと、この作品の面白いところは、途中でフッと謎の人物が登場するところ。

アントワーヌに、「今度返すから」といって、金を貸してくれという男が何度も登場するんだけど、あれ、結局誰?

ラストのほうになると、アントワーヌのほうから喜んでお金を貸すんだけど。

あと、アパートにたびたび現れる無愛想な怪しい男は、”絞殺魔”と呼ばれ、不気味がられてたけど、実は、モノマネ芸人だったとわかって、アパートの人気者になったり。

そして、何と言っても、ユロ!(『ぼくの伯父さん』のあのユロ(ジャック・タチ)です。)

ほんと一瞬なんだけど、電車のプラットホームが映るシーンで、ユロが・・・

独特の動きをしているので一発でわかると思います。


ラスト、京子がアントワーヌに残したメモが日本人にはたまらない。

おそらく、30代以上の人なら知ってる有名な曲(レコード大賞受賞)のタイトルをメモに書き残す。

でも、曲よりもこっち(映画)が先ですが。(曲は、1977年。こちらは1970年。)

ちなみに、フランス語の字幕は、"VA TE FAIRE FOUTRE"。(←翻訳機で調べたら英語だと"GET STUFFED"だそうです。)







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20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
最‘狂’絶叫計画



★★★★☆
SCARY MOVIE 3 (85分)


監督: デヴィッド・ザッカー
製作: ロバート・K・ワイス
製作総指揮: アンドリュー・ローナ、ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン、ブラッド・ウェストン
脚本: クレイグ・メイジン、パット・プロフト
撮影: マーク・アーウィン
音楽: ジェームズ・L・ヴェナブル

出演: アンナ・ファリス・・・シンディ・キャンベル(TVレポーター)
レスリー・ニールセン・・・ハリス大統領
カムリン・マンハイム・・・トゥルーパー・チャップリン(警官)
サイモン・レックス・・・ジョージ(トムの弟)
チャーリー・シーン・・・トム
アンソニー・アンダーソン・・・マハリク
ジョージ・カーリン・・・アーキテクト
クイーン・ラティファ・・・オラクル(預言者)
エディ・グリフィン・・・オルフェウス(オラクルの恋人)
デニース・リチャーズ・・・アニー
レジーナ・ホール・・・ブレンダ・ミークス(コーディの担任)
ドリュー・ミクスカ・・・コーディ(シンディの甥)
ジェレミー・ピヴェン・・・ロス(TV局アナウンサー)
ジェニー・マッカーシー・・・ケイト(女子高生)
パメラ・アンダーソン・・・ベッカ(女子高生)
D・L・ヒューリー・・・ジョン・ウィルソン(大統領の側近)


◆ストーリー◆

ワシントンから20マイル離れたトムの農場にミステリー・サークルが出現した。

その謎を追うTVリポーターのシンディは、、シンディの甥コーディの担任教師ブレンダから、見ると7日で死ぬ呪いのビデオの話を聞く。

そして、その夜、ブレンダが謎の死を遂げた。

彼女は、1週間前にその呪いのビデオを見ていたのだ。

しかし、シンディも、そのビデオを持ち帰り、見てしまった!



◆感想◆

「サイン」「ザ・リング」「マトリックス・リローデッド」「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」「8 Mile」などのパロディが随所に織り込まれているんだけど、見事に全部見てないシラー

「ザ・リング」くらいは何となくわかりますけど・・・

でも、元ネタ知らなくても笑えます。

マイケル・ジャクソンの幼児ネタとか、あと、子どもを慰めるような口調で子どもが落ち込むような事実を包み隠さず言うところなんかサイコー。(若干、幼児虐待ネタ(というか、幼児が容赦なくひどい目に遭う)を含むかもしれません。シンディの甥のコーディがリアルに車にはねられるとか。(でも、生きてる。))


最後のほうで、エイリアンの侵入を防ぐため(ドアにつっかい棒するため?)にトム(チャーリー・シン)が弟のジョージに太い棒を持ってくるように言うんですよね。

すると、ジョージは、棒を持ってくるわけですが、その棒がトムの股間に当たり、トムは悶え苦しみ、思わず『balls!』って叫んでしまうわけです。(ballsってのは、男性の股間にある大事な球状のもののことですね叫び

ジョージは、球を持って来いって言われたと思い、ボーリングの球を二個持ってきて、トムに持たせる。

すると、トムは、思わず『ジーザス!』と叫ぶ。

そしたら、ジョージがトムにキリスト像を持ってきて・・・

ボーリングの玉まではそれほど面白いとは思わなかったんですが、ジーザス(キリスト像)で爆笑。

畳み掛けるようなギャグの応酬!!


ホットショットよりこっちのほうが好きです。

この作品は、シリーズ3作目で、現在、4作目まであるそうなんですが、全部観てみたいですね。




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United American Video
Topper Returns


★★★★☆

TOPPER RETURNS(90分)


監督: ロイ・デル・ルース
製作: ハル・ローチ
脚本: ゴードン・ダグラス、ジョナサン・ラティマー
追加台詞: ポール・ジラード・スミス
撮影: ノーバート・ブロダイン
音楽: ウェルナー・R・ハイマン

出演: ジョーン・ブロンデル・・・ゲイル・リチャーズ(幽霊)
ローランド・ヤング・・・コズモ・トッパー
キャローレ・ランディス・・・アン・カーリントン(ゲイルの友人)
ビリー・バーク・・・クララ・トッパー(コズモの妻)
デニス・オキーフ・・・ボブ(タクシー運転手)
エディ・アンダーソン・・・エディ(トッパーの運転手)
パッツィ・ケリー・・・エミリー
H・B・ワーナー・・・ヘンリー・カーリントン(アンの父)
ジョージ・ザッコ・・・ジェリス医師
ドナルド・マクブライド・・・ロバート(警官)


◆ストーリー◆

アンは女友達のゲイルと中国からの帰り、生き別れになった父が待つカーリントン邸に向かう。

その夜、アンとゲイルは寝室を交換して寝たが、アンの命を狙う何者かが二人を取り違え、ゲイルを殺害。

幽霊になったゲイルは、ひょんなことから事件に巻き込まれたトッパーとともに、殺人鬼の正体を突き止める。



◆感想◆

殺人事件や謎解きが絡んでいる作品なんですが、コメディのほうの要素が強くて笑えるシーンが多いです。

幽霊が登場したり、透明人間状態になるシーンでは、当時、最先端技術だったという「光学合成技術」っていうのが使われてるらしい。

(もちろん、今見ればかなり古臭いけど。)


原題が『TOPPER RETURNS』ってことで、騒動に巻き込まれたトッパーが主役なのかな?と思ったりもしますが、邦題が『彼女はゴースト』っていうように幽霊になってしまったゲイルのほうが主役っぽい感じでしょうか?(ゲイル役のジョーン・ブロンデルは、当時、人気女優だったらしい。)

ちなみに、これって、ローランド・ヤング演ずるコズモ・トッパーが出演している『TOPPER』シリーズ3作目なんだそうです。(『TOPPER(天国漫歩)』(1937)→『TOPPER TAKES A TRIP』(1938)→『TOPPER RETURNS(彼女はゴースト)』)


トッパーが登場するきっかけが結構強引。

アンとゲイルは、中国からの帰り、アンの生き別れになったという実の父親の邸宅にタクシーで向かっていたんだけど、途中でタクシーのタイヤが銃で撃たれ、タクシーが転覆するんですね。

幸い、アンとゲイル、そしてタクシーの運転手も無事だったのですが、タクシーがタイヤを撃たれて使えなくなったということで、アンとゲイルは、たまたま通りかかったトッパーの車に無理矢理乗り込むわけです。

トッパーは、2人を目的地まで送り届けて別れるわけですが、その後、ゲイルが殺され、幽霊になって、トッパーの前に現れ、強引に犯人探しのお供をさせるわけです。

そこに、トッパーの妻やトッパー家の運転手、カーリントン家の人々、警官を巻き込んで大騒動が・・・

その中で一番笑わせてくれるのが、トッパー家の運転手エディ。

あしかと格闘するシーンには爆笑。

それと、ど~でもいいんだけど、カーリントン家のメイドがアルプスの少女ハイジに出てくるロッテンマイヤーさんそっくり。


幽霊になったゲイルが消えたり現れたりするんだけど、どうせトッパー以外は見えないんだからあ、いちいち現れたり消えたりしなくてもいいんじゃないの?って思ったりしましたが・・・

ラストは、結構あっけない。




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CHARLES CHAPLIN COMEDY FILMS-SPECIAL BOX-


★★★★☆

A NIGHT OUT(19分)

監督: チャールズ・チャップリン

製作: チャールズ・チャップリン
 
出演: チャールズ・チャップリン・・・酔っ払い

ベン・ターピン・・・酔っ払い

バド・ジェイミソン・・・店主

エドナ・パーヴィアンス・・・店主の妻

レオ・ホワイト・・・フランス人紳士/ホテルのクラーク


◆ストーリー◆

友人のベンと酒場で飲んでデロデロに酔っ払ったチャーリーは、金持ちの紳士が気に食わず、からかい始める。

警官に注意されて一旦酒場に退散するが、またまた飲みすぎて、酒場の隣の高級レストランに迷い込むと、先ほどの金持ち紳士がいて、大騒動を起こす。

レストランの店主に追い出されたチャーリーとベンは、ホテルの部屋に戻るが、チャーリーの部屋の向かいは、先ほど店を追い出された怖い店主と妻の部屋で・・・



◆感想◆

『アルコール夜通し転宅』というタイトルでも呼ばれる作品。

チャップリンの酔っ払いもお見事だが、相棒のベンも同じくらいお見事。

どちらかというと、相棒のベンのほうが派手に暴れてるかも?!

とにかく、絶対にからまれたくないような酔っ払いなんです。

レオ・ホワイト演ずる金持ち紳士が酔っ払い2人組のターゲットになっていろいろと嫌がらせをされるわけですが、レストランでレオに会いにやってきたご婦人が酔っ払いも黙らせるツワモノ!


レストランの店主に追い出されて、ホテルに戻った酔っ払い2人組。

しかし、ホテルの向かいの部屋がその店主と妻の部屋で、店主とホテルの廊下で出くわしたチャーリーは、ここにはいられないと、半ば店主に追い出されるようにホテルを出る。

別のホテルにチェックインしたチャーリー。

しかし、店主もホテルが気に食わず、ホテルを引き払って、こともあろうにチャーリーと同じホテルの向かいの部屋へチェックイン。

そこから、店主の妻エドナとエドナの犬が、チャーリーと一騒動起こし、その後、店主とチャーリーを追いかけてやってきた相棒のベンが加わってさらに一騒動。

あの酔っ払い2人組はその後どうなったのでしょうか!?





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アイ・ヴィー・シー
BUSTER KEATON MASTERPIECIES キートンDVD-BOX


★★★★☆

THE PLAY HOUSE(22分)


監督: バスター・キートン

脚本: バスター・キートン

製作: ジョセフ・M・シェンク

出演: バスター・キートン
ジョー・ロバーツ・・・マネージャー
ヴァージニア・フォックス・・・双子の女優


◆ストーリー◆

劇場で働くキートンは、今日も仕事中にウトウト。

舞台の上にいる楽団員も指揮者もボードビリアンも客席の紳士淑女や子どもまですべて自分(キートン)・・・という夢を見る。

劇場のマネージャーに起こされて目覚めたキートンの目の前には、姿形が瓜二つの女優が現れ、酒のせいだと思ったキートンは、酒をやめようと決心する。

しかし、舞台に出演するサルをキートンは、うっかり逃がしてしまい、自分がサルになって舞台に立つハメに・・・



◆感想◆

舞台上の人間も客席もみ~んなキートンでみ~んな無表情、プログラムの出演者の欄にはみ~んな「バスター・キートン」って書かれているってところがシュール。

特に客席に座ってる女装したキートンと子どものキートンが笑えます。

まあ、それは、キートンの夢(寝てるときに見るほうの)だったんですが、その後、瓜二つの女優が目の前に現れ、これは、きっと酒のせいだということで、酒をやめる決心をする。

その決心を紙にしたためるわけですが、その文章がクスッと笑わせる。

『もうお酒は飲みません。・・・以前ほどは・・・』

(「以前ほどは・・・」ってことは、完璧にやめるってことじゃないよね。)


そして、仕事に戻ったキートンは、ショーに出演するサルを誤って逃がしてしまう。

仕方がないので、キートンがサルのメイクをしてショーに出るハメになってしまうわけですが、サルのメイクをしたキートンがまた無表情で笑わせる。

ラスト、手品ショーに出演して水槽に潜った女優が危険な状態になり、キートンは助けようと水槽を割るわけですが、あの水槽の大きさであんな客席を飲み込むような水が押し寄せてくるはずがないだろ~!とツッコミを入れたくなります(笑)





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★★★★☆

THE GOAT(23分)


監督: バスター・キートン、マル・セント・クレア

脚本: バスター・キートン、マル・セント・クレア

制作: ジョセフ・M・シェンク

出演: バスター・キートン
ジョー・ロバーツ・・・警官
ヴァージニア・フォックス・・・警官の娘


◆ストーリー◆

パンの配給の列に割り込もうとしたキートンは、注意され列の一番後ろに回るが、衣料品店のマネキンの後ろに並んでしまう。

自分の前に並んでいるのがマネキンだと気付いたときには時すでに遅し!パンの配給は終わってしまった。

肩を落として歩くキートン。

道端に落ちてた蹄鉄を投げると警官を直撃。警官に追いかけられるハメに。

何とか逃げ切ったとき、ふと警察署の中を鉄格子越しに覗くと、凶悪犯が顔写真の撮影をしようとしているところだった。

そこでキートンは、凶悪犯に一杯食わされ、キートンの写真が凶悪犯として撮影されてしまう。

その後、凶悪犯は脱走。

キートンの写真が脱走中の凶悪犯として公開され・・・



◆感想◆

最近、チャップリンばっかりだったので、たまにはキートンも。

キートンの短篇集見てるとたまに字幕がフランス語だったりするのは何故?って以前、書いたと思うんですが、その理由がわかりました。

ARTEっていうフランスの放送局が編纂したからだそうです。

(チャップリンの短篇集も字幕がフランス語のときがあるんですが、同じ理由でしょうか?)


この作品も、基本的には、警官vsキートンっていう感じの追いかけっこが中心。


一番最初のマネキンの後ろに並んでいるギャグは、ベタで、先がミエミエなんだけど、思わず笑ってしまいます。

たまたま通りかかった警察署の中を覗くと、凶悪犯がまさに顔写真を撮影されようとしていた。

そのときに、凶悪犯がキートンの姿に気付き、凶悪犯は悪知恵を働かせて、その後、キートンが大騒動に巻き込まれる。

DVDのジャケットに映ってる写真が凶悪犯に一杯食わされたキートンの写真なんだけど、このキートンの写真が脱獄囚として公開されるんですよね。

でも、普通、警察に収容されてる凶悪犯が鉄格子と一緒に写ってるって変だと思うよねぇ・・・(まあ、細かいところは置いとこう。)

その後、キートンは、ある女性に恋心を抱き、家に招待される。

しかし、その女性は、警官の娘で、家に帰ってきた父親が脱獄囚として手配されているキートンを見つけて、当然追いかけっこになるわけですが、アパートのエレベーターを利用して上に下にとうまく逃げ回るシーンが素晴らしい。

この作品の場合はエレベーターですが、他の作品でも高いところからダイブするとか、ハシゴを使って上下左右に逃げ回るとかいうシーンもあったり、キートンは、チャップリンに比べてアクロバティックな動きが多いですよね。







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★★★★☆

TWENTY MINUTES OF LOVE(8分)


監督: チャールズ・チャップリン

製作: マック・セネット
 
出演: チャールズ・チャップリン

ミンタ・ダーフィー・・・カップルの女

エドガー・ケネディ・・・カップルの男

ゴードン・グリフィス・・・少年

チェスター・コンクリン・・・スリ


◆ストーリー◆

チャーリーは、一人で公園にやってきたが、公園にいるカップルたちが気に食わない。

チャーリーは、一組のカップルをからかい始めた。

男に怒られたので、仕方なく退散するチャーリー。

やがて、カップルで言い争いが始まる。

カップルの女のほうは、時計が欲しいと男に言い、時計を用意していなかった男は、彼女にプレゼントするため、公園のベンチで眠っていた紳士から時計を盗む。

退散したものの、カップルの女のほうが気になるチャーリーは、彼女の気を引くために、彼女のボーイフレンドからボーイフレンドが紳士から盗んだ時計を盗み、彼女にプレゼントするが・・・



◆感想◆

これは、早い話が一つの時計をめぐって大騒動が起こります。

公園にいたカップルの女のほうは、男に時計をねだるのですが、時計を持っていない(金もない?)男は、公園で熟睡していた男性から時計を盗んで彼女にプレゼントしようとするんですね。

チャーリーは、カップルの女のほうが気になって、彼女の気を引こうと、彼女の恋人が公園で眠っていた男性から盗んだ時計を盗んで彼女にプレゼントする。(ややこしい?)

それを知ったボーイフレンドは激怒するわけですが、時計の持ち主の男性も加わり、さらに警官も加わって大騒動。

これも、活弁入りで観たのですが、ここで活弁の永井一郎氏が言う。


『いつもならここで追いかけっことなるわけですが、チャップリンは違った演出をします。』


さあ、どんな演出なんだろう・・・って思ってたら、更に永井一郎氏が言う。


『もう終わりだから言っちゃいます。みんな○○に××しちゃうんですね~。』


といって、ラストシーンの前に結末を言ってしまった!(ここでは書きませんが。)

私、ネタバレは割と平気なほうなんですが、お願いだから、短編映画で結末言わんといてくれ~~!





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