ワーナー・ホーム・ビデオ
ファンダンゴ

★★★★★

FANDANGO(91分)


監督: ケヴィン・レイノルズ
製作: ティム・ジンネマン
製作総指揮: キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル
脚本: ケヴィン・レイノルズ
撮影: トーマス・デル・ルース
音楽: アラン・シルヴェストリ
 
出演: ケヴィン・コスナー・・・ガードナー・バーンズ(グルーバーズ)
ジャド・ネルソン・・・フィル・ヒックス (グルーバーズ)
サム・ロバーズ・・・ケネス・ワーグナー(グルーバーズ)
チャック・ブッシュ・・・ドーマン (グルーバーズ)
ブライアン・チェザック・・・レスター・グリフィ(グルーバーズ)ン
マーヴィン・J・マッキンタイア・・・パラシュート学校の先生
グレン・ヘドリー・・・先生の妻
エリザベス・デイリー・・・ジュディ
スージー・エイミス・・・デビー


◆ストーリー◆

ベトナム戦争中の1971年。

大学を卒業した5人組”グルーバーズ”は、メンバーの一人、ワグナーが卒業後に結婚するということで、独身最後のパーティーを開いていた。

グルーバーズのリーダー格であるガードナーは、ワグナーの婚約者デビーの昔の恋人で、ガードナーはデビーのことを忘れられないでいた。

しかし、突然、ワグナーがやってきて、召集令状が来たので、結婚は中止すると言う。

同じように召集令状を受け取っていたガードナーは、今こそグルーバーズの絆を捜し求めるべきだ!と叫び、グループ結成時にメキシコ国境に埋めた”DOM”を探しにフィルのボロ車でメキシコ国境へ向かう。



◆感想◆

どうせ、学生たちがバカ騒ぎする映画でしょ?って軽い気持ちで観たのですが、意外な掘り出し物に出会った感じです。


”グルーバーズ”は、大学の寮のルームメイト。

旅に出ることを嫌がる優等生フィルの車で強引にメキシコ国境へ向かって旅に出る。

旅は、順調にいくはずがない。

途中で車が止まってしまって、列車に引っ張って貰おうと縄を列車にひっかけたら、バンパーだけ抜けてしまったり、途中、女の子たちと墓地で花火をするんだけど、暗闇の中で倒れこんだお墓がベトナム戦争で死んだ若い兵士のもので、辛い現実に引き戻されたりと色んな経験をする。

でも、一番好きなのは、パラシュート学校のエピソードかな。

ガードナーとフィルの意見が激しく対立して喧嘩になり、たまたま通りがかったパラシュート学校で、フィルがパラシュートで飛ぶハメに・・・

この、パラシュート学校の先生がイカれてて、サイコーなんです。
パンツ一丁で出てきて、いつも何かムシャムシャ食べてるし、奥さんは、洗濯に命かけてるし・・・
でも、このトルーマン先生、ラストの手前で、”グルーバーズ”を助けてくれる。

そのときに、「ワイルドで行こう」をバックにボロボロのセスナで低空飛行するシーンはまたサイコー!

彼らが探してる”DOM”って一体何なのかと思ったら”ドン(DOM)・ペリニヨン ”のことだったのね。

メキシコ国境近くの広大な自然の中でドンペリを飲む若者達・・・う~ん、なんてクサイ・・・しかし、青春だ・・・

でも、DOMを見つけてこの映画は終わるんじゃない。

ここからがちょっと感動。

ガードナーは、ワグナーと自分の元彼女であるデビーの結婚を快く思っていなくて、結婚を中止すると言ったときは、心の中でガッツポーズをしたはずなんだけど、旅の終わりには、ワグナーとデビーを何とかして結婚させてやろうっていう気持ちになってるんですよね。

あまり詳しくは言えないが、結婚を中止したワグナーのために、仲間が協力するんです。


ところで、旅に出発したとき、グルーバーズは5人組だったのに、いつの間にか4人になってるから何で?って思ったら、1人(レスター)が泥酔して寝てるだけだったという・・・(セリフもラストにちょっとあるだけだし。)


これは、観る人の年代によって面白いか面白くないか評価も変わってくるかも。

この映画の舞台である70年代に青春時代を過ごしたわけではないんですけど、私は、とっても面白かったな~。




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アイスバーグ
アイスバーグ



★★★★☆
L'ICEBERG
ICEBERG(84分)

監督: ドミニク・アベル、フィオナ・ゴードン、ブルーノ・ロミー
脚本: ドミニク・アベル、フィオナ・ゴードン、ブルーノ・ロミー
撮影: セバスティアン・コーペル
音楽: ジャック・ルーリー
 
出演: ルーシー・トゥルガリュク・・・ナティクトゥク
ドミニク・アベル・・・ジュリアン
フィオナ・ゴードン・・・フィオナ
フィリップ・マルツ・・・ルネ


◆ストーリー◆

ベルギー郊外に夫ジュリアンと子供たちと暮らすフィオナはハンバーガー・ショップのマネージャー。

ある夜、誤って冷蔵室に閉じ込められてしまい、そのまま一晩をそこで過ごす破目に。

フィオナは家族が自分の不在に気付きもしなかった事にショックを受けるが、一方で、「冷たいもの」への奇妙な欲望に取りつかれてしまう。

そしてとうとう、食品を届けに来た冷蔵車に乗り込んでしまった!

たどり着いた海辺の町で、船乗りの耳の不自由な男性ルネに出会ったフィオナは彼に果敢にアタック。

目的は、彼の船で彼女が想像できるもっとも冷たいもの「氷山(アイスバーグ)」を目指すこと。
一方、妻が突然消えて慌てたジュリアンはフィオナを連れ戻そうと悪戦苦闘。

ついに海へ出帆した二人と、彼らを執念で追うジュリアンとの海上追跡劇が始まって…。



◆感想◆

セリフが少なくて、オーバーアクション。

思わず、ププッと吹き出してしまうような作品。

イヌイットの女性ナティクトゥクが、夫との出会いについて語りだすという形で映画が始まる。

でも、このイヌイットの女性、出演するのは、最初と最後だけなんですけど、オチなので重要人物なんです。(重要ってほどでもないか?!)


ファストフード店のマネージャーのフィオナは、冷蔵庫に入ったときに、マフラーがひっかかり、冷蔵庫から出られなくなって、冷蔵庫で一夜を明かす。

翌朝、従業員に発見されたフィオナは、フラフラになりながら自宅に帰るんだけど、夫と子供2人が何事もなかったかのように車で出かけていくのを見てショックを受ける。

たぶん、この夫婦、日常的に起床時間が違うと思うんですね。

それで、夫がベッドから起き上がったとき、むちゃくちゃ寝ぼけてて、隣にフィオナがいないのを気付かないんです。

そして、食卓でいつものように子供と朝食を食べ、車で子供と一緒に出かける・・・みたいな。

その後、フィオナは、冷蔵庫に閉じ込められた経験から、冷たいものに異常な興奮を覚えるようになるんですよね。

そして、ある日、食材を運んできた冷蔵車に吸い込まれるように乗り込んで、それから、あれよあれよという間に港町に到着する。

そこで、人々の温かさに触れて、もう夫のもとには戻らないって決心するんですよね。

そして、そこで船乗りで耳の不自由なルネに惹かれ、結婚。

そこにフィオナが突然姿を消して何が何だかわからなくなったジュリアンが追いかけてきて、フィオナを取り戻そうとするんだけど・・・

これ、見終わってから気付いたんですけど、フィオナは、究極に冷たいもの=氷山(アイスバーグ)を見つけるために船乗りのルネに近づいたってことなんでしょうか?(ルネの船の名前が「タイタニック」だし。)
でも、ベルギーの港町から、あんな小さな船で、氷山のあるような海に出ることって可能なの?

気になったので地図で見てみたんだけど、氷山があるのって、どう考えても北極圏だと思うんだけど・・・


映画評論家ならこういう笑いをうまい言葉で表現するんだろうけど、私のボキャブラリーでは説明しにくい。

不思議な笑いなんだけど、ストーリーは決してややこしいというわけでもなく、ドタバタコメディってほどドタバタしてないっていうか・・・
誰にでもオススメできる作品ではないですが、たまに観たくなるような作品だと思います。






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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
奥さまは魔女 デラックス・コレターズ・エディション

★★★★★

BEWITCHED(103分)


監督: ノーラ・エフロン
製作: ルーシー・フィッシャー、ペニー・マーシャル、ダグラス・ウィック
ノーラ・エフロン
製作総指揮: ジェームズ・W・スコッチドープル、スティーヴン・H・バーマン

ボビー・コーエン
脚本: ノーラ・エフロン、デリア・エフロン、アダム・マッケイ
撮影: ジョン・リンドレー
プロダクションデザイン: ニール・スピサック
衣装デザイン: メアリー・ゾフレス
編集: スティーヴン・A・ロッター、ティア・ノーラン
音楽: ジョージ・フェントン
タイトルデザイン: カイル・クーパー
 
出演: ニコール・キッドマン・・・イザベル・ビグロー/サマンサ
ウィル・フェレル・・・ジャック・ワイアット/ダーリン
シャーリー・マクレーン・・・アイリス(「奥様は魔女」母親役)
マイケル・ケイン・・・ナイジェル(イザベルの父)
ジェイソン・シュワルツマン・・・リッチー(ジャックのマネージャー)
ヘザー・バーンズ・・・ニーナ
クリスティン・チェノウェス・・・マリア・ケリー(イザベルのお隣さん)
ジム・ターナー・・・ラリー
スティーヴン・コルバート・・・スチュー・ロビンソン
デヴィッド・アラン・グリア・・・ジム・フィールド
スティーヴ・カレル・・・アーサーおじさん
エリザベス・モンゴメリー(アーカイヴ映像)
ディック・ヨーク(アーカイヴ映像)
リチャード・カインド


◆ストーリー◆

魔女のイザベルは、魔法を使わずにごく普通の生活をし、ごく普通の恋愛がしたいと人間界に降り立つ。

その一方で、最近、人気が低迷している俳優ジャックのもとに、人気TVドラマ「奥さまは魔女」のリメイク企画が舞い込む。

この作品で何とか人気を復活させたいと必死のジャックは、ダーリン役の自分を目立たせるために、サマンサ役には新人女優を使いたいと考えた。

オーディションをしてもなかなか理想のサマンサ役にめぐり合えないでいたジャックの前に街で偶然イザベルを目撃。

まったく演技の素人であるイザベルをサマンサ役に大抜擢する。

本物の魔女であることを秘密にしながら撮影に入ったイザベルだったが、ジャックのことを好きになってしまい・・・



◆感想◆

「奥様は魔女」、子供のころ、欠かさず観てました。(ちなみに再放送。)

オープニングは、サマンサとダーリン(ダーリンって"Darling"じゃないって大人になってから知りました。Darrinなんですよね!)のアニメーションで、

”こく普通の2人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。ただひとつ違ったのは、奥様は・・・・・・・・魔女だったのです。”
とかいうナレーションが入るんですよね。
大好きなドラマだったので、どんな風にリメイクされてるんだろうって楽しみだったのですが、「奥様は魔女」のストーリーをリメイクしてるんじゃないのね。

リメイクしようとしているところ(実際にリメイクとして放送されているところ)を撮影してるような感じ?

てっきり途中からタバサちゃん(サマンサの娘)とか出てくんのかな?って思ってたんだけど、出てこなかったし、お母さんも出てこなかったなぁ・・・(お父さんはたびたび出てきたけど。)


魔女のイザベルは、魔法を使わない普通の生活がしたいと人間界に降りてくるんだけど、降りてきた瞬間から魔法を使ってるのが笑える。

あと、脇役陣が個性的でいですね。

イザベルのパパは、何かと心配で人間界に降りてくるんだけど、スーパーで買い物中のイザベルの元に缶詰の中のグリーン・ジャイアントに化けて出てくるのが面白かった。

イザベルの隣人マリアもキュートでかわいいし、リメイクドラマの中のサマンサの母親役アイリス(シャーリー・マクレーン)がまたちょっとハジけたキャラクターでかわいい♪
オリジナルとはまた違った面白さがあって私は好きなんだけど、ウィル・フェレルは、私の中では、ダーリンのイメージとはかけ離れていて、ダメですね。


しかし、ノーラ・エフロン監督の作品は、安心して観られるからいいですね。

以前、「英語でしゃべらナイト」っていう番組のインタビューで釈由美子が「ノーラ・エフロン監督の作品は、ハッピーエンドが多いですね。」みたいなことを言うと、ノーラ・エフロンは、「ラストに主人公が橋の上からダイブして死んじゃうような作品観て楽しい?」ってなことを言ってたのを思い出します。

ごもっとも。


だら~っとしながら頭をカラッポにして楽しめる作品だと思うんだけど、一つ気になるのは、イザベルのパパ、ナイジェルとアイリスの関係は一体どうなったのか、そして、アイリスももしかして本物の??ってことが気になって仕方ない。




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松竹
セレブリティ

★★★★☆

CELEBRITY(114分)


監督: ウディ・アレン
製作: ジーン・ドゥーマニアン
製作指揮: J・E・ボーケア
脚本: ウディ・アレン
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
 
出演: ケネス・ブラナー・・・リー・サイモン
ジュディ・デイヴィス・・・ロビン(リーの元妻)
レオナルド・ディカプリオ・・・ブランドン(人気俳優)
メラニー・グリフィス・・・ニコル・オリバー(女優)
ジョー・マンテーニャ・・・トニー(テレビ制作者)
ウィノナ・ライダー・・・ノラ(女優)
シャーリーズ・セロン・・・スーパーモデル
マイケル・ラーナー・・・リュプス博士
ベベ・ニューワース・・・ニーナ(娼婦)
グレッチェン・モル・・・ヴィッキー
ハンク・アザリア・・・デイヴィッド
アイダ・タートゥーロ・・・オルガ(霊能者)
ファムケ・ヤンセン・・・ボニー(リーの恋人)


◆ストーリー◆

高校の同窓会をきっかけに人生の再出発をすることを誓ったさえない中年芸能記者のリー。

16年間連れ添った妻ロビンとも離婚する。

自分もセレブリティになりたいと美人女優、スーパーモデル、人気俳優などに近づき、脚本や小説の執筆を始めるが、セレブリティに振り回されっぱなしでなかなかセレブリティの仲間入りができない。

一方、離婚した妻のロビンは、リーに別れを切り出されてひどく落ち込むが、ひょんなことから、テレビ番組を制作しているトニーと出会う。

英語教師を辞めてリポーターになったロビンは、トニーと再婚し、いつの間にかセレブリティの仲間入りを果たす。



◆感想◆

白黒映画。

ウディ・アレン監督・脚本の作品ですが、ウディ・アレンは出演していません。

でも、ケネス・ブラナーの役が、ウディ・アレンそのもの。

話し方といい、間(ま)といい、ちょっとイラッとする喋り方、神経質そうなキャラクター・・・まるでウディ・アレンなんですよね。

私は、英語がよくわかりませんので、アクセントだとか訛りとかはよくわからないのですが、英国人のケネス・ブラナーがニューヨーカーのウディ・アレンそっくりっていうのが面白い。


映画は、飛行機が「HELP」という文字を空に書き、それを見た女が走りだす・・・というシーンから始まるんだけど、それは、映画の中の映画の撮影のシーン(ややこしい?)。

雑誌記者のリーが、そのHELPの文字を見て走り出したハリウッド女優ニコルに密着取材するエピソードから始まるんだけど、リーは、その後、スーパーモデル、超人気俳優なんかに近づいて何とかセレブリティの仲間入りを果たしたいと頑張る。

何故、そんなにセレブリティにこだわるかというと・・・同窓会に出席したときに、立派になった同級生達を見て、このままではダメだ・・ってことで、40にして再出発を誓うわけです。


人生の再出発を誓った彼に離婚を切り出された妻のロビンは、精神的にかなり参ってしまって、施設のようなところに入ってるんだけど、自分を変えるために立ち寄った美容整形外科で運命的な出会いを果たすんですよね。

皮肉なことに、セレブになりたいと必死になっている元夫のリーは、セレブに振り回されて、なかなかセレブの仲間入りができないのに、リーに捨てられたロビンは、あれよあれよという間にセレブの仲間入りを果たすという・・・

このリーの元妻のロビン、魅力的な女性になろうと、娼婦のもとを訪れるんですよね。

そこで、バナナを使って”あること”を練習しているシーンは笑った。


レオナルド・ディカプリオが出演してるっていうのが前面に押し出されてるようですが、それほど出てきません。

ある一つのエピソードに人気俳優ブランドンっていう役出てるだけ。

リーが脚本をディカプリオ演ずるブランドンに持って行くんですが、その脚本の感想を聞くために、ブランドンを追いかけ回すわけです。

かなりプライベートな時間なのに、ブランドンは、女の子と遊んでるときも、麻薬をやってるときも、特に迷惑そうな顔も見せずにリーに対応する姿が面白かった。


何か、世の中頑張っても報われない人は報われないし、ふとした出来事で運よくセレブリティになれる人もいるし・・・皮肉ですねぇ。





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ビクターエンタテインメント
オータム・イン・ニューヨーク (’00米)


★★★★★

AUTUMN IN NEW YORK(107分)


監督: ジョアン・チェン
製作: エイミー・ロビンソン、ゲイリー・ルチェッシ、トム・ローゼンバーグ
製作総指揮: テッド・タネンバウム、ロン・ボズマン
脚本: アリソン・バーネット
撮影: クー・チャンウェイ
衣装: キャロル・オーディッツ
編集: ルビー・ヤン
音楽: ガブリエル・ヤレド
音楽監修: ピーター・アフターマン
プロダクションデザイナー: マーク・フリードバーグ
共同制作: アンドレ・ラメル
 
出演: リチャード・ギア・・・ウィル・キーン
ウィノナ・ライダー・・・シャーロット・フィールディング
ジリアン・ヘネシー・・・リン
アンソニー・ラパリア・・・ジョン
シェリー・ストリングフィールド・・・サラ
エレイン・ストリッチ・・・ドロレス
ヴェラ・ファーミガ・・・リサ
J・K・シモンズ・・・トム・グランディ医師


◆ストーリー◆

高級レストランを経営している中年の独身貴族ウィルは、これまで女性と真剣な恋をしたことがないという。

しかし、ある日、ウィルは、自分の店でシャーロットという若い女性に出会い、新しい恋の予感がしたウィルは、彼女に接近する。

遊びのつもりの恋だったが、シャーロットが心臓の病で余命幾ばくもないということを知り動揺する。



◆感想◆

ク・クサい・・・何てクサいストーリーなんだガーン

でも、結構、好きなんだな、こういうの。

病気で余命幾ばくもない少女と歳の離れた男性という設定は、何となく「ラストコンサート 」にも似てますが、男性側のキャラクターはまったく違います。

でも、親子ほども歳の離れた少女に男性のほうが色々と教えられ、前向きになる(考えを改める)っていうのは同じですね。


リチャード・ギアは、プレイボーイの中年の役で、女性の口説き方がまたクサい!

でも、リチャード・ギアだから許しちゃう♪って感じかしら。

女性から見れば、本気で好きになってしまったら、痛い目に遭っちゃうよって感じの男性。

話が進んで行くうちに、若い頃の数々の悪行(←女性から見ればね。)が明らかになるんですよね。

そんなプレイボーイのウィルが、彼女の病気のことを知って、彼女を助けるために東奔西走するんです。

唯一助かる手段は、英雄的な決断のできる医師による手術を受けること。

手術してくれそうな名医を探し始めるんだけど、ウィル一人では、なかなか探しきれない。

しかし、ウィルにはひどい目に遭わされた(どんなひどい目に遭わされたのかは、言わないでおきます。)リサの協力で、世界一腕が良いと言われる名医を見つけることができた。

「手術はしない」っていう書類にサインをしていたシャルロットだけど、ウィルの生きてほしいという熱い想いを汲み取って、手術する決心をするんですよね。

この医者とウィルが会ったときのセリフが、字幕だとすごく傲慢な医者に感じたんですが・・・

「(私は)腕がいいので、簡単な手術をさせてもらえなくてねぇ。困っちゃうよ。」(←字幕の通りではありません。)みたいな。

でも、これって、冗談まじりなんでしょうねぇ?

「何かあったらすぐに電話するように。」ってウィルに名刺とか渡してるし、実際、シャルロットが倒れたときには、ニューヨークにヘリで飛んで行ってるし。

実際、この名医が執刀するわけですが・・・結果は大体想像できますよね。


基本的にメロドラマってあまり好きじゃないんだけど、この作品は、ラストシーンに救いがあるので、感動しました。

失って終わりじゃないっていうのが。

しかし、この映画のリチャード・ギア、小泉元総理大臣に激似ガーン






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素晴らしき休日
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
素晴らしき休日【字幕版】

★★★★☆

HOLIDAY(95分)


監督: ジョージ・キューカー
製作: エヴェレット・リスキン
原作: フィリップ・バリー
脚本: ドナルド・オグデン・スチュワート、シドニー・バックマン
撮影: フランツ・プラナー
音楽: ロッジ・カニンガム
 
出演: キャサリン・ヘプバーン・・・リンダ・シートン(ジュリアの姉)
ケイリー・グラント・・・ジョニー・ケース(ジュリアの婚約者)
ドリス・ノーラン・・・ジュリア・シートン(リンダの妹)
リュー・エアーズ・・・ネッド・シートン(リンダの弟)
エドワード・エヴェレット・ホートン・・・ニック・ポッター教授(ジョニーの親友)
ヘンリー・コルカー・・・エドワード・シートン(リンダ、ジュリアの父)
ビニー・バーンズ・・・ローラ・クラム(いとこ)
ジーン・ディクソン・・・スーザン・エリオット・ポッター(ニックの妻)
ヘンリー・ダニエル・・・シートン・クラム(いとこ)


◆ストーリー◆

ある日、ジョニーは、親友のポッター夫妻を訪ね、結婚したい相手がいることを打ち明ける。

相手は、休暇で訪れたレイクプラシッドで知り合ったジュリアという女性で、素性はよく知らないがとにかく愛しているので、彼女の父親に結婚の挨拶をしたいのだと言う。

ジョニーは、彼女から聞かされていた住所を訪ねてみると大豪邸で、そこで初めてジュリアが金持ちのお嬢様だということを知る。

ジュリアの姉リンダと弟のネッドとも打ち解けたジョニー。

しかし、ジョニーは、次第にジュリアの価値観との違いを感じるようになり、姉のリンダと共感を覚えるようになる。



◆感想◆

たまたまかもしれないけど、私が観たことがあるキャサリン・ヘプバーンって、自分をしっかりと持っていて、自己主張のできる強い女性の役がはまり役って感じがするんだけど、この作品もまさにそんなしっかりした女性の役。


恋に落ちた女性が金持ちの令嬢だということをジョニーは、結婚の挨拶に家を訪れたときに初めて知る。

いわゆる、”逆玉”ってやつですよね。

姉のリンダと弟のネッドは、金こそすべてという父親に嫌気が差しているわけです。

でも、ネッドのほうは、一人息子ということで、父に反発することも出来ずに、好きだった音楽の道を諦め、酒浸りの日々。

リンダは、子供のころ遊んだ遊戯室が唯一心の休まる場所になっていた。

当のジュリアは、父親寄りで、父親の言うとおりにすれば、自分もジョニーも幸せになれると思っている。

”父親とジュリアvsジョニー、リンダ、ネッド、時々登場するジョニーの親友ポッター夫妻”って感じになってくるわけです。

一般庶民としては、応援したくなるのは、後者のほうですよね。

金があれば、人の心まで動かせると思ったら大間違いよ!ってメッセージが込められてるのかどうかは知りませんが、ジョニーとリンダの決断に拍手を送りたくなるようなラストでした。



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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
メン・イン・ブラック

★★★☆☆

MEN IN BLACK(97分)


監督: バリー・ソネンフェルド
製作: ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド
共同製作: グレアム・プレイス
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ
原作: ローウェル・J・カニンガム
脚本: エド・ソロモン
撮影: ドン・ピーターマン
特撮監修: エリック・ブレヴィグ
特殊メイク: リック・ベイカー、デヴィッド・ルロイ・アンダーソン
音楽: ダニー・エルフマン
主題歌: ウィル・スミス “Men In Black”
 
出演: トミー・リー・ジョーンズ・・・K(MIB)
ウィル・スミス・・・ジェイムズ・エドワーズ(NY市警刑事)/J(MIB)
リンダ・フィオレンティーノ・・・ローレル・ウィーバー博士(検死医)
ヴィンセント・ドノフリオ・・・エドガー(農夫→エイリアン)
リップ・トーン・・・ツェド(MIBチーフ)
トニー・シャルーブ・・・ジャック・ジェブズ(質屋の店員)
シオバン・ファロン・・・ベアトリス(エドガーの妻)


◆ストーリー◆

地球上に住むエイリアンと犯罪取締りを仕事としている”メン・イン・ブラック(MIB)”。

ニューヨーク市警の刑事ジェームズ・エドワーズは、黒スーツの男Kにスカウトされ、自分の過去を消してMIBの一員となる。

名前も抹消されJとなったエドワーズは、現在、約1500ものエイリアンが人間に姿を変え、生活していることをKから聞く。



◆感想◆

後には何も残らないと評判の(?)この映画、私は、残りましたとも!


ゴ・キ・ブ・リドクロヒエーッ


ゴキブリが嫌いな人(好きな人はおらんと思うが。)は、注意!

作り物だとわかっていても(作り物だよね?)気持ちが悪い。

ゴキブリとヌルッとした気持ち悪いエイリアンと、エイリアンの体液しか印象に残ってない。

あと、エイリアンの出産シーン。

出産の苦しさに耐えかねた妊婦エイリアンが、ウィル・スミスを足(イカかタコのような)に巻いて振り回す!

あそこは笑っちゃったけどね。


とりあえず、頭をカラッポにして楽しめる映画だと思います。(ゴキブリやヌルヌルで楽しめない人もいるでしょうが。)





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アイ・ヴィー・シー
BUSTER KEATON MASTERPIECIES キートンDVD-BOX
【収録作品】(1)「文化生活一週間」(2)「ゴルフ狂」(3)「案山子」(4)「隣同士」(5)「化物屋敷」(6)「ハード・ラック」(7)「ザ・ハイ・サイン」(8)「悪太郎」(9)「即席百人芸」(10)「漂流」(11)「酋長」(12)「警官騒動」(13)「鍛冶屋」(14)「キートン半殺し」(15)「北極無宿」(16)「電気屋敷」(17)「成功成功」(18)「空中結婚」(19)「捨小舟」


★★★★☆
THE BALOONATIC(20分)


監督: バスター・キートン、エディ・クライン

脚本: バスター・キートン、エディ・クライン

製作: ジョセフ・M・シェンク

撮影: エルジン・レスリー
 
出演: バスター・キートン・・・若い男

フィリス・ヘイヴァー・・・若い女


◆ストーリー◆

遊園地のびっくりハウスに入った男。

出口がすべり台になっていて、屋外に放り出されおっかなびっくり。

びっくりハウスの前をうろうろしていると、次にびっくりハウスにはいった太めの女性が出口の滑り台から飛び出してきて、男は下敷きになる。

美女を見つけ、ナンパしようとするが、無視され、一緒に船のアトラクションに乗った美女には、殴られる。

遊園地を歩いていると気球が飛び立とうとするところに出くわした男は、「GOOD LUCK」の旗をバルーンの上に掲げることになり、バルーンのてっぺんに登るが・・・


◆感想◆

これは、ストーリーが支離滅裂って感じがしないでもないが・・・

ここに書く感想も支離滅裂かも(苦笑)


最初は、遊園地のびっくりハウス。

そのびっくりハウスの構造が面白い。

扉を開けるとガイコツがいたり、化け物が出てきたりするんだけど、最後に床が抜けるんですよね。

そしたら、滑り台になっていて、屋外に飛び出す仕組みになってる。


1920年代がどれほどの技術があった時代なのかは知りませんが、遊園地に急流すべりのような(東京ディズニーランドの「スプラッシュマウンテン」のような)アトラクションがあるのに驚き。

美女を追いかけて、一緒のボートで美女の隣にキートンが乗って出発するんだけど、帰ってきたときには、目に殴られたアザがあるという・・・


そして、気球に乗るシーン。

短い作品なので、あまり語るとネタバレになるのですが、気球に乗ったという時点で薄々どういうことになるのか想像できると思うのですが、気球で生活するようになったキートンは、バルーンの上にとまった鳥を打ち落とそうとしたらバルーンも撃ってしまい墜落。

そこから、また、古典的なギャグが目白押し。

優雅に手漕ぎボートを漕いでると思ったら、ボートに穴が空いていて、そこから足を出して歩き出したり。(ボートを腰で履いてるみたいな状態。)

あと、ものすごいリアルな熊と牛が出てくるんだけど、あれ本物?


ラストは、ファンタジーっぽくて素敵♪(でも、ちゃんとしたオチがあるので、ファンタジーではないんですけどね。)

・・・ってか、これって、タイトル自体がネタバレじゃんNG




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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
アニー・ホール

★★★☆☆

ANNIE HALL(93分)


監督: ウディ・アレン
製作: チャールズ・H・ジョフィ、ジャック・ロリンズ
製作総指揮: ロバート・グリーンハット
脚本: ウディ・アレン、マーシャル・ブリックマン
撮影: ゴードン・ウィリス
衣装デザイン: ラルフ・ローレン
 
出演: ウディ・アレン・・・アルビー・シンガー
ダイアン・キートン・・・アニー・ホール
トニー・ロバーツ・・・ロブ(TV司会者)
ポール・サイモン・・・トニー(人気歌手)
キャロル・ケイン・・・アリソン
シェリー・デュヴァル・・・パム
クリストファー・ウォーケン・・・ドゥエイン・ホール
コリーン・デューハースト・・・アニーの母
ジャネット・マーゴリン・・・ロビン
ビヴァリー・ダンジェロ
シェリー・ハック
シガーニー・ウィーヴァー
ジェフ・ゴールドブラム


◆ストーリー◆

ニューヨーク。

スタンダップコメディアンのアルビーは、アニーという歌手志望の美しい女性と意気投合。

同棲を始めるが、次第に相手の嫌な部分が見えてくる。

やがて、アニーが人気歌手トニーにハリウッド行きを勧められ、アルビーは引き止めるが、アニーが旅立ったことから別れが決定的なものとなる。



◆感想◆

ウディ・アレンらしい作品。

いきなり、ウディ・アレン(アルビー)のバストショット。そして、過去を語り始める。

幼少のころは、遊園地のジェットコースターの下の家に住んでいたこと、最初の結婚・離婚、そして、アニー・ホールに出会って・・・

初めてアニーのアパートに行ったときの会話のシーンで、心の声を字幕にしてみたり、いきなり、アニメーションが出てきたり、ユダヤ人ネタを挟んでみたりと飽きさせないが・・・ウディ・アレンって決して嫌いではないんだけど(むしろ割と好き)この作品は、ちょっと私にはレベルが高すぎた。

アカデミー賞の作品賞・主演女優賞・脚本賞などたくさん受賞してるらしいんだけど。


ウディ・アレンは、いつものように神経質で理屈っぽくておしゃべりなキャラクター。

ストーリーは、アニー・ホールという女性と出会って一緒に暮らし始めるんだけど、相手の嫌な部分が見えてきて、別れてしまって、でも、しばらくしたらまたくっついて・・・みたいな。

しかし、何で髪の毛の薄いおじさん(ウディ・アレン)があんな美女ばっかりにモテるんだろうってウディ・アレンの作品を観るたびに思うんだけど、監督の役得か?!


これ、英語圏(または、英語を理解できる人)が観れば面白いんだろうなってことは何となくわかります。

アルビーが舞台で話すネタとか、アニーや友人との会話には、皮肉やユーモアがいっぱい詰まってるんだろうと思うけど、字幕じゃ細かいニュアンスが伝わらないような・・・

でも、時間があれば、もう一度観てみたい作品だとは思います。(今度は吹替で。)







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日活
エイプリルの七面鳥

★★★★☆

PIECES OF APRIL(80分)


監督: ピーター・ヘッジズ
製作: アレクシス・アレクザニアン、ジョン・S・ライオンズ
ゲイリー・ウィニック
製作総指揮: キャロライン・カプラン、ジョナサン・セリング
ジョン・スロス
脚本: ピーター・ヘッジズ
撮影: タミー・レイカー
音楽: ステフィン・メリット
 
出演: ケイティ・ホームズ・・・エイプリル・バーンズ
パトリシア・クラークソン・・・ジョーイ・バーンズ(エイプリルの母親)
オリヴァー・プラット・・・ジム・バーンズ(エイプリルの父親)
デレク・ルーク・・・ボビー(エイプリルの恋人)
アリソン・ピル・・・ベス・バーンズ(エイプリルの妹)
アリス・ドラモンド・・・ドッティ(エイプリルの祖母)
ジョン・ギャラガー・ジュニア・・・ティミー・バーンズ(エイプリルの弟)
ショーン・ヘイズ・・・ウェイン(5Dの住人)


◆ストーリー◆

感謝祭の日。

恋人のボビーとニューヨークのアパートで暮らしているエイプリルは、ボビーにたたき起こされる。

母親を嫌い家を飛び出して以来会っていない家族がやってくる日だった。

エイプリルは、料理は苦手だったが、母親のジョーイが、ガンで余命幾ばくもない状態だということを知り、母親の好物である七面鳥のローストを振舞おうと朝から準備に取り掛かる。

しかし、まもなく事件発生。オーブンが壊れていたのだ。

エイプリルは、オーブンを借りるためにアパート中を駆け回る。



◆感想◆

いきなり結論から言いますが(ネタバレになるかもしれませんので注意!)、”終わり良ければ全て良し”って感じの映画です。

最初は、エイプリルと恋人のボビーのアパートで七面鳥の下ごしらえしてるシーンから始まって、やがて、ボビーがスーツを調達するために外出するんですよね。

それから、エイプリル側から撮った映像と恋人のボビー側の映像、エイプリルのアパートへ向かう家族たちの映像が切り替わる。

エイプリルがどういういきさつで家を飛び出したのかって回想シーンとかないので、何故エイプリルの家族(特に母親と妹)がエイプリルをあんなにも嫌っているのかってのがわからず、いくら家を飛び出したからといっても家族なのに・・・ってちょっと嫌な気分にもなりましたが。

恋人のボビーが出かけてしまって、一人で七面鳥を料理にかかるが、オーブンが壊れているということに気付き、アパート中走り回って、オーブンを貸してくれる人を探すんだけど、アパートの住人がまた個性的。

エイプリルから母親の話を聞いて同情した、料理にはこだわりのある黒人夫婦、愛犬家で変人のウェイン、一度、貸してもいいと言ったものの、ベジタリアンなのでといって断る女性、英語が話せない中国人家族など。

結局、最後まで世話になるのは、黒人夫婦と中国人家族なんだけど、そのエピソードが微笑ましいです。


一方、郊外に住んでいるエイプリルの家族は、エイプリルのアパートに向かうんだけど、妹は、何かと理由をつけて引き返そうとする。

母親は、エイプリルとはいい思い出が全くなく、病気になったのは、エイプリルのせいだと言い、弟は、写真を撮ることに夢中。

父親は、エイプリルに会えることをちょっぴり期待してるような感じで、ボケの入ったおばあさんは、家族の名前もわからない始末。

でも、自分の娘(エイプリルの母親)にピシャっと言ったりなんかして。


エイプリルの恋人ボビーがとてもいいヤツで。

エイプリルが家族と再会するのをすごく楽しみにしてるし、すごく協力的。

でも、ボビーは、最初、何しに出かけたのかよくわからなくて、若干いかつい風貌なので、何かヤバイことするんじゃないの?!なんて思ってたら、スーツを調達しに出かけただけで。

しかも、本当は、ブランドのいいスーツが欲しかったのに、友人に連れて行かれた店は、古着屋で肩透かし・・・みたいな。


ラストは、セリフはないんだけど、とても幸せな雰囲気が伝わってきます。

当初、予定してたよりもにぎやかで楽しそうでよかったね♪って感じです。


嫌な気分になるシーンもあるけど、やっぱり、家族は、家族。親子は親子なんだなって思える作品でした。

私は、ごく普通の平凡な家庭で育ち、家族と確執みたいなものは今まで一度もないので、エイプリルの母親や妹、エイプリルに感情移入することはできませんでしたが、もし、エイプリルと似たような経験をしたことのある方が観たら、絶対、エイプリルの気持ちが痛いほどわかるんじゃないかと思います。




蛇足。

七面鳥焼くのって大変なのね。日本人でヨカッタ・・・ってか、七面鳥嫌いなんだけど汗






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