20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ふたりにクギづけ〈特別編〉

★★★★★

STUCK ON YOU(119分)


監督: ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
製作: ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
ブラッドリー・トーマス、チャールズ・B・ウェスラー
製作総指揮: マーク・S・フィッシャー
原案: チャールズ・B・ウェスラー、ベネット・イェーリン
ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
脚本: ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
撮影: ダニエル・ミンデル
音楽: マイケル・アンドリュース
 
出演: マット・デイモン・・・ボブ・テナー(双子)
グレッグ・キニア・・・ウォルト・テナー(双子)
エヴァ・メンデス・・・エイプリル(ご近所さん)
シェール・・・シェール(本人)
シーモア・カッセル・・・モーティー・オライリー(エージェント)
ウェン・ヤン・シー・・・メイ・フォン(ボブのメル友)
パット・クロフォード・ブラウン・・・ミミー(ハンバーガーショップのウェイトレス)

グリフィン・ダン・・・本人
ジェイ・レノ・・・本人
フランキー・ムニッズ・・・本人 (クレジットなし)
メリル・ストリープ・・・本人 (クレジットなし)
ジェシー・ヴェンチュラ ・・・本人(クレジットなし)


◆ストーリー◆

双子の兄弟ボブとウォルト。

彼らは、腰の部分で繋がった結合双生児。

2人は、生まれてからずっと一緒に行動してきて、仲良しであったが、性格は対照的。

ボブは、引っ込み思案でオクテ、俳優志望のウォルトは、社交的でプレイボーイ。

2人は、ある日、俳優になりたいというウォルトの夢を実現するべく、故郷のマーサズヴィンヤード島からハリウッドへ向かう。

ボブは、インターネットで知り合ったメル友のメイと会う約束をするが、自分が結合双生児であるということを言い出せずにいた。



◆感想◆

これは、まず、マット・デイモンとグレッグ・ギニアが双子の兄弟というのがありえね~!ってツッコミ入れたくなる。

たぶん、監督のファレリー兄弟はそういうことも計算済みなんでしょうねぇ。

あと、DVDのジャケット写真は、よ~く見ると2人の洋服がボタンでくっついてるのが丸見えなんですけど叫び

しかし、腰の部分で結合しているということなんだけど、一体、どれだけ皮膚が伸びるんだ?って感じのシーンがたびたびある。

ウォルトが、ガールフレンドとラブラブ!の最中、カーテン越しにボブが気まずそうにベッドに横になってるという・・・

それだけ皮膚が伸びるなら、分離手術も簡単なのかと思いきや、肝臓がボブのほうについていて、共有しているらしく、分離するとウォルトの生存率が50%なんだそうで・・・

結果的に分離手術を受けるんだけど、退院したときの2人の第一歩が笑える。

お互い、ぴったりと寄り添って生きてきたために、平衡感覚がガーン

あと、シェールが高飛車で傲慢なハリウッド女優っていう自虐的な役(本人役)で出演してます。

よく出たよな~。ついでにメリル・ストリープも。(メリル・ストリープは、傲慢な役ではないけれど。)

同じ障害を持った人がこの映画を観るとどう思うかわからないんだけど、私は、兄弟が前向きで協力しあってる姿と周りの人たちが普通に接している姿が微笑ましくて好きです。





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ありふれた愛のおはなし





★★★☆☆

RIEN A FAIRE
EMPTY DAYS [米] (105分)


監督: マリオン・ヴェルヌー
脚本: マリオン・ヴェルヌー、サンティアゴ・アミゴレーナ
撮影: ドミニク・コラン
音楽: アレクサンドル・デプラ
 
出演: ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ・・・マリー
パトリック・デリゾラ・・・ピエール
セルジ・ロペス・・・ルイス(マリーの夫)
フローレンス・トマシン・・・ソフィー(ピエールの妻)


◆ストーリー◆

郊外のスーパーで偶然出会ったリストラされた元エリートのピエールと失業中の主婦マリー。

お互い失業中という共通点から親しくなっていくが、次第に友達以上の感情を持つようになり・・・



◆感想◆

この映画の主人公のピエールとマリーは、どちらも幸せな(幸せに見える?)家庭を持っているんだけど、何か満たされないものを感じているわけです。

そんな2人がスーパーで偶然出会う。

2人とも失業中ということもあり、頻繁に会うようになって、親密になっていくわけですが、何かイライラするのよ、展開が。

特に男(ピエール)のほうが、どっちやねんっ!って感じで。

だから、ラストはああなるわけで・・・

私個人的には、共感や感情移入っていうのはまったくできなかった。

でも、ちょっとしたきっかけや心の隙間があると友情を超えた感情が芽生えてくることってあるんでしょうね、現実の世界でも。





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ウールキャップ/あなたの笑顔





★★★★★

THE WOOL CAP
ありがとう、わたしのジゴ(93分)


監督: スティーヴン・シャクター
製作: アイリーン・リチンスキー
製作総指揮: デヴィッド・A・ローズモント
原案: ジャッキー・グリーソン
脚本: ウィリアム・H・メイシー、スティーヴン・シャクター
撮影: ギイ・デュフォー
音楽: ジェフ・ビール
 
出演: ウィリアム・H・メイシー・・・ジゴ
ケーク・パルマー・・・ルー(アーリーンの娘)
ネッド・ビーティ・・・ジゴの父親
ドン・リックルズ・・・アイラ(ジゴの友人)

シェリス・ブース・・・アーリーン(ルーの母親)
キャサリン・オハラ・・・グロリア(ジゴのガールフレンド)
クリスタル・・・ジゴの飼っているサル


◆ストーリー◆

アパートの管理人をしている聾唖者のジゴ。

彼は、元麻薬中毒者で、幻覚状態で車を運転し、同乗していた妹を死なせてしまい、自分は声を失ってしまったという過去を持っていた。

ある日、アパートの住人アーリーンのもとにギャング風の男がやってきて、ジゴは仕方なくアーリーンの娘ルーを地下の管理人室に預かるハメになる。

フィラデルフィアに行くと言い、すぐに戻るといったアーリーンだったが、なかなか戻らず、ジゴは、フィラデルフィアまでアーリーンを探しに行く。

何とか見つけ出したものの、アーリーンは麻薬で死に掛けていた。

娘のルーには、母親がそんな状態だとは伝えることができず、やがて、アーリーンが麻薬で死んだとの知らせを受ける。

最初は、嫌々預かった子供であったが、次第に打ち解けあって親子のような関係になったジゴとルー。

しかし、ジゴは、妹を死なせた事故で服役した過去があったことから、ルーを養子にすることができない。



◆感想◆

これは、TV映画でWOWOWでは「ありがとう、わたしのジゴ」っていうタイトルで放送されているそうです。(私は、スター・チャンネルで観た。)

タイトルにもなっている「ウール・キャップ」は、肌身離さずジゴがかぶっている帽子のこと。

事故のとき9歳の妹がかぶっていたものをずっとかぶっているわけです。

子供嫌いの中年の男と少女が心を通わせていくっていうストーリーは、感動ドラマの王道ですよね。(って思ってるのは私だけ?)

これも、事故で妹を死なせてしまったという過去に取り付かれていたジゴが少女と心を通わせていくにつれ、その過去のわだかまりを溶かしていくっていうお話。


ウィリアム・H・メイシーが聾唖者の役を熱演。

ウィリアム・H・メイシーって脇役のイメージがあるんだけど、この人が出てる映画って絶対どんな役だったか覚えてるのよね。

それだけ、存在感ある役者さんなんだろうねぇ。

ラストは、よかったねぇ~って感じなんだけど、この作品でひとつ不満なのは、サルの最期。(ジゴの飼ってるサルがすっごい芸達者でカワイイ!)

サルにふりかかる悲劇はなくてもよかったんじゃない?


地味だけど、良い作品でした。





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角川エンタテインメント
ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ)


★★★★★

LADIES IN LAVENDER(105分)


監督: チャールズ・ダンス
製作: ニコラス・ブラウン、ニック・パウエル、エリザベス・カールセン
製作総指揮: ビル・アラン、チャールズ・ダンス、エマ・ヘイター
ロバート・ジョーンズ、マイケル・ワイク、テレンス・イエソン
原作: ウィリアム・J・ロック
脚本: チャールズ・ダンス
撮影: ピーター・ビジウ
プロダクションデザイン: キャロライン・エイミーズ
編集: マイケル・パーカー
音楽: ナイジェル・ヘス
 
出演: ジュディ・デンチ・・・アーシュラ(姉妹)
マギー・スミス・・・ジャネット(姉妹)
ダニエル・ブリュール・・・アンドレア(ポーランド人)
ナターシャ・マケルホーン・・・オルガ(画家)
ミリアム・マーゴリーズ・・・ドルカス
デヴィッド・ワーナー・・・ミード医師
トビー・ジョーンズ・・・へドリー
クライヴ・ラッセル・・・アダム
リチャード・ピアーズ・・・バリー
ジョアンナ・ディケンズ・・・ペンドレッド
ジェフリー・ベイルドン・・・ペンハリガン
ティモシー・ベイトソン・・・ハレット


◆ストーリー◆

1936年、イギリスのコーンウォール地方。

ジャネットとアーシュラの老姉妹は、穏やかな毎日を過ごしてた。

嵐が去った朝、浜辺に一人の青年が打ち上げられているのを発見した姉妹は、彼を自宅に運び看病する。

彼は、アンドレアというポーランド人であった。

やがて、アンドレアが才能あるバイオリニストだということがわかり、姉妹の家はバイオリンの音色で満たされるようになる。

しかし、アーシュラには、アンドレアに対する淡い感情を抑えきれなくなってゆき、有名なバイオリニストを兄に持つオルガという若い女性画家が現れたこともあり、アンドレアと姉妹の間に不協和音が流れ始める。



◆感想◆

これは、「ピアノマン」が世界中に話題になってるとき、この映画とストーリーが似ていることから宣伝なのでは?って言われた作品ですよね。

海辺の家で穏やかな生活を送っていた老婦人の姉妹がある嵐が去った朝、海岸に若い男性が打ち上げられてるのを発見するんです。

姉妹は、その青年を助け、しばらく家で面倒を見ることに。

でも、普段、穏やかで平凡な毎日を送っている姉妹にとっては、この若者の存在は非常に刺激的なわけです。

特にアーシュラのほうは、孫ほど歳の離れた青年にほのかな恋心みたいなものを抱くようになる。

この恋心っていうのが少女のようでカワイイんですよね。


ポーランド人でカタコトのドイツ語と徐々に英語を覚えていくという難しい役を「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュールが好演。

バイオリンは、弾いてないのが丸分かりだったけどもあせる


ラストは、これでよかったんだって思えるような清清しい感じです。





しかし、「ラベンダーの咲く庭で」というタイトルですが、ラベンダーって出てきた?(DVDのジャケット、ラベンダー畑ですが、あんなラベンダー畑は絶対に出てこなかったぞ!)

お花のラベンダーじゃなくて、上品な老姉妹のイメージ?

(Lavenderを辞書で調べると、”上品な”とかいう意味もあるようだし。(同性愛者っていう意味もありましたが^^;))





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角川エンタテインメント
ニュー・シネマ・パラダイス ツインパック <10,000セット限定生産>


★★★★★☆彡

NUOVO CINEMA PARADISO
CINEMA PARADISO [仏] (124分)


監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
製作: フランコ・クリスタルディ
脚本: ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影: ブラスコ・ジュラート
編集: マリオ・モッラ
音楽: エンニオ・モリコーネ
アンドレア・モリコーネ (愛のテーマ)
 
出演: フィリップ・ノワレ・・・アルフレード(パラダイス座映写技師)
ジャック・ペラン・・・サルヴァトーレ
サルヴァトーレ・カシオ・・・トト(サルヴァトーレ・少年時代)
マルコ・レオナルディ・・・サルヴァトーレ(青年時代)
アニェーゼ・ナーノ・・・エレナ(サルヴァトーレ(青年時代)の恋人)
プペラ・マッジオ・・・サルヴァトーレの母
レオポルド・トリエステ・・・司祭
アントネラ・アッティーリ・・・若き日のサルヴァトーレの母
エンツォ・カナヴァレ・・・パラダイス座支配人
イサ・ダニエリ・・・アンナおばさん
レオ・グロッタ・・・劇場の案内人
タノ・チマローサ・・・鍛冶屋
ニコラ・ディ・ピント・・・広場をうろつく男


◆ストーリー◆

映画監督として成功しているサルバトーレは、子供のころ慕っていた映画技師アルフレードの訃報を聞く。

訃報を聞いた夜、サルバトーレは、シチリア島の小さな映画館パラダイス座でアルフレードと過ごした幼少期~青春時代を回想する。

アルフレードの葬儀のため、30年ぶりにシチリア島に帰郷したサルバトーレは、アルフレードの妻から形見を受け取る。



◆感想◆

これは、テーマ曲聴いただけで泣けますね。

3時間の完全版もあるみたいですが、公開版のほうを鑑賞しました。

完全版がどんなものかは知らないが、公開版でも十分泣けるし感動できる。

完全版は、あまり評判が良くないようなので、観ないでもいいかな?って思ってるんですが、観た方、いかがでしたでしょうか?


子供のころのトトを演じた子役サルヴァトーレ・カシオがほんと無邪気で可愛い!

彼は現在シチリア島で一般人として生活してるらしい。

どんな風に成長してるのか見てみたい!(「あの人は今」的な番組で探して欲しい!)


昔を舞台にした映画を見るといつも思うんだけど、人々にパワーがありますよね。

この映画は、1950年代のイタリア・シチリア島が舞台ですが、「ALWAYS 三丁目の夕日」と人々のパワーという点では似てる。

今は、テレビやDVD、テレビゲーム、パソコンなど一人で家の中で楽しめる娯楽が多いからね。


子供のいないアルフレードは、最初は、トトが鬱陶しくて仕方がないんだけど、次第にわが子のようにかわいがり、時には厳しく接する。

アルフレードは、トトが社会人になるときにシチリア島から離れるよう勧め、二度と帰ってきてはならない、自分の前に姿を現してはいけないって言うんですよね。

本当にそれでよかったんだろうか?って思ったりもするんだけど、死ぬまで会えなかった(会わなかった)だからこそ感動的な映画なのかもしれない。

私の故郷は今住んでるところから大して遠くないので盆と正月くらいは帰ってるけど、故郷が遠くてなかなか帰れない人は、もっと泣けるかもしれません。


ラストのキスシーンは、ただキスシーンを集めただけなのに泣けます。

大好きなラストシーンです。




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ポニーキャニオン
コニー & カーラ

★★★★☆

CONNIE AND CARLA(98分)


監督: マイケル・レンベック
製作: ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム

ジョナサン・グリックマン、 トム・ハンクス、リタ・ウィルソン
製作総指揮: ピーター・サフラン、ニア・ヴァルダロス
脚本: ニア・ヴァルダロス
撮影: リチャード・グレートレックス
編集: デヴィッド・フィンファー
音楽: ランディ・エデルマン
 
出演: ニア・ヴァルダロス・・・コニー
トニ・コレット・・・カーラ
デヴィッド・ドゥカヴニー・・・ジェフ(ロバートの弟)
スティーヴン・スピネラ・・・ロバート/ピーチズ
ダッシュ・ミホク・・・マイキー
アレック・マパ・・・リー/ナクリーム
デビー・レイノルズ・・・本人 (特別出演)
イアン・ゴメス・・・スタンリー
ニック・サンドウ・・・アル

◆ストーリー◆

幼馴染のコニーとカーラは、スターを夢見ていたが、空港のカフェテリアで、歌など聴いていない客を相手に歌を歌う冴えない毎日を送っていた。

ある日、コニーとカーラは、カフェのボスが麻薬の売人に殺されたのを目撃してしまい、ギャングに追われるハメに。

命かながら逃げてきたのは、ロサンゼルス。

コニーとカーラは、そこでドラッグクイーンに扮してナイトクラブで働き始め、大人気に。

しかし、ギャングが彼女たちを追ってきて・・・

◆感想◆

殺人を目撃してしまったばっかりに、変装して身を隠さないといけないっていうストーリー、どっかで観た事あるような・・・って思ったら、思い出しました!「天使にラヴソングを」ですね。

「ロミー&ミッシェル」と「天使にラヴソングを」を足したような感じ?

とにかく、元気になれる映画だと思います。

ドラッグクイーンに扮したあたりからは、コニー&カーラや、ドラッグクイーンのオネエさんたちが周りの偏見をブッ飛ばすくらい元気で気持ちいい。

オカマもの(←そんなジャンルあるのか?たとえば、「アタックナンバーハーフ」とか)って元気になれるよね。

ミュージカルにはあまり詳しくないんですが、おそらく有名であろうナンバー(「キャバレー」など)が多数聴けます。





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バップ
ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

★★★★★

ALWAYS 三丁目の夕日(133分)


監督: 山崎貴
製作: 高田真治、亀井修、島谷能成、平井文宏、島本雄二
西垣慎一郎、中村仁、島村達雄、高野力
プロデューサー: 安藤親広、高橋望、守屋圭一郎
エグゼクティブプロデューサー: 阿部秀司、奥田誠治
原作: 西岸良平 『三丁目の夕日』(小学館ビッグコミックオリジナル連載)
脚本: 山崎貴、古沢良太
撮影: 柴崎幸三
美術: 上條安里
編集: 宮島竜治
音楽: 佐藤直紀
主題歌: D-51 『ALWAYS』
VFX: 山崎貴
VFXディレクター: 渋谷紀世子
音響効果: 柴崎憲治
照明: 水野研一
装飾: 龍田哲児
録音: 鶴巻仁
助監督: 川村直紀
 
出演: 吉岡秀隆・・・茶川竜之介(駄菓子屋・作家)
堤真一・・・鈴木則文(鈴木オート)
小雪・・・石崎ヒロミ(飲み屋のおかみ)
堀北真希・・・星野六子(青森から集団就職)
三浦友和・・・宅間史郎 (医師)
もたいまさこ・・・大田キン
薬師丸ひろ子・・・鈴木トモエ(則文の妻)
須賀健太・・・古行淳之介(孤児)
小清水一揮・・・鈴木一平(則文の息子)
マギー・・・精肉店・丸山
温水洋一・・・自転車屋・吉田
小日向文世・・・川渕康成(淳之介の父)
木村祐一・・・電気屋
ピエール瀧・・・氷屋
神戸浩・・・郵便配達
飯田基祐・・・中島巡査
麻木久仁子・・・宅間の妻
奥貫薫・・・古行和子(淳之介の母)
石丸謙二郎・・・静夫
松尾貴史・・・不動産屋
小木茂光・・・秘書・佐竹
益岡徹・・・劇場支配人


◆ストーリー◆

昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。

集団就職で青森から六子が東京にやってきた。

六子の就職先は、自動車会社であったが、実際は、鈴木則文が営む自動車修理工場「鈴木オート」だった。

大きなビルディングの会社を思い描いていた六子は、がっかり。

鈴木オートの向かいの駄菓子屋の店主で小説家の卵、茶川龍之介は、ひょんなことから、飲み屋のおかみヒロミのもとに連れてこられた身寄りのない少年、淳之介を預かるハメになる。



◆感想◆

昭和33年といえば、私はまだ生まれてもいないので、どんな時代だったのかはテレビで観るくらいしか知らないのですが、この映画を観る限りでは、昭和33年って今より物質的にはずいぶん不便だけど、人の心は今よりも温かくって、パワーもあったような感じがします。

ご近所さんみ~んな家族って感じ。

集団就職で青森からやってきた六子が働くことになった鈴木オートの話と、飲み屋の美人ママに半ば無理矢理身寄りのない子供を押し付けられ、世話をしないといけなくなった、なかなか芽の出ない作家茶川の話が中心。

とっても心温まるラストなんだけど、茶川とヒロミのエピソードでちょっと中途半端な部分があって、スッキリしないなって思ってたら、続編が今年公開予定らしい。

その後、2人がどうなったのか楽しみ。

外国の映画は、言葉もわからないので、役者さんの演技が上手いか下手かってのはよくわからないですが、母国語だと素人の私でも演技が下手だとよくわかるわけです。

そういう面で日本の映画って、役者の演技が下手でしらけてしまうことがあるんですが、この作品は、子役も若手もベテランもみ~んな演技が上手!

日本アカデミー賞受賞したのも納得の作品。







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Cinemania (Ws)


★★★☆☆

CINEMANIA(80分)


監督: アンジェラ・クリストリーブ、スティーヴン・キヤク
製作: ギュンター・ハンフガム
撮影: アンジェラ・クリストリーブ
音楽: ロバート・ドラスニン
 
出演: ジャック・アングストライヒ
エリック・チャドボーン
ロバータ・ヒル
ビル・ハイドブレダー
ハーヴェイ・シュワルツ


◆ストーリー◆

シネマニア=映画オタク。

彼らの1日は映画に始まり、映画に終わる。

その日ごとに観る作品を厳選し、ハシゴする映画館の移動ルートを設定。

鑑賞前の席取りやトイレ励行も忘れない。

人生そのものが映画への愛と執着という映画の街ニューヨークに暮らすちょっとイタイけど魅力的な映画オタクを追ったドキュメンタリー。



◆感想◆

きっと、どこの国でもマニアやオタクっていうのはみんなこんな感じなんじゃないだろうか?!

この映画で紹介されている映画オタクたちは、とにかく映画を観ることに命を懸けている。

(注:この5人は、知り合いのようだけど、5人で行動するわけではなく、基本的に単独行動。)

どの順番で劇場を回れば一番効率的だってこともきちんと調べてある。

でも、5人ともそれぞれ映画の何にこだわってるのかってことが少しずつ違う。

映画館の半券を集めている者、グッズを集めている者、サントラを集めている者、上映時間をしっかり把握していて、劇場でストップウォッチで上映時間を計り、誤差を調べる者など、それぞれこだわりがある。

あと、上映の途中にトイレに行きたくなったらダメだからということで、肉しか食べないという者までいる。(野菜は便通をよくするから?)

紅一点のロバータ(50代くらい?)は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)に出入り禁止になったほどのツワモノ。

MoMAのチケットのもぎりの仕事をしていたお姉さんの証言が笑える。

出入り禁止になったロバータは、厚化粧をして変装し、MoMAでチケットを買おうとしたんだけど、その時窓口に座っていた証言者のお姉さんに、「あら、ロバータ、今日はステキね。」って声を掛けられ、ロバータは、「ロバータじゃない!」って言い張ったんだけど、ブチ切れて、外につまみ出されたという・・・


これだけ身も心も捧げられるような趣味があって羨ましいとは思いますが、私は、経済的にも時間的にも肉体的にも絶対ムリ。

映画好きですけど、片っ端から観たいってわけでもないし、よほど観たいもの以外は、自宅でゆっくり観たいほうなんで・・・




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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
恋のトリセツ ~別れ編~ コレクターズ・エディション

★★★★★

BREAKIN' ALL THE RULES(85分)


監督: ダニエル・タプリッツ
製作: リサ・トーネル
製作総指揮: パディ・カレン
脚本: ダニエル・タプリッツ
撮影: デヴィッド・ヘニングス
音楽: マーカス・ミラー
 
出演: ジェイミー・フォックス・・・クインシー・ワトソン
ガブリエル・ユニオン・・・ニッキー・カラス(エヴァンの恋人?)
モリス・チェスナット・・・エヴァン・フィールズ(クインシーのいとこ)
ピーター・マクニコル・・・フィリップ・ガスコン(クインシーとエヴァンの会社の社長)
ジェニファー・エスポジート・・・リタ・モンロー(フィリップの恋人)
ビアンカ・ローソン・・・ヘレン・シャープ(クインシーの元恋人)
ジル・リッチー・・・エイミー(看護師)


◆ストーリー◆

婚約者に突然別れを告げられたクインシーは、恋の入門書はあるのに、上手な別れ方の専門書がないことに気付き、自ら別れの専門書を執筆。大ベストセラーになる。

しかし、クインシーは、いとこエヴァンの恋人ニッキーに勘違いから出会い、恋をしてしまう。



◆感想◆

婚約披露パーティーで婚約者にフラれるというひどい別れ方を経験したクインシーは、ある日、会社の社長フィリップにリストラのマニュアルを作成するように頼まれるんですよね。

仕方なく引き受けるんですが、その時、ふと別れ方にもマニュアルが必要だ!と気付くわけです。

そして、別れの手引書を書き上げ、いとこのエヴァンが別れたいと思っていたガールフレンドに試すと、見事上手に別れられた!!

ってことで、その別れの手引書を出版、大ベストセラーになるんですよね。

でも、ここからが人間関係が交錯してややこしくなる。

クインシーのいとこエヴァンは、遊び人で一人の女性と長く付き合うということをしない主義。

エヴァンは、ガールフレンドと上手に別れたくて、クインシーと組んで、まず、クインシーを彼女の元に送るわけです。

その彼女ニッキーは、ロングヘアだと聞いていたのに、ロングヘアの女性は現れない。

そこで、ショートヘアでハル・ベリー似の女性と意気投合するわけです。

それがエヴァンの恋人ニッキーで、クインシーはニッキーに恋をしてしまうわけですが・・・

社長のフィリップと社長が別れたがっている恋人リタ、そして、いとこのエヴァン、クインシーの元婚約者ヘレンがウソや勘違いで交錯して、さあ大変!


クインシーは、繊細っぽいんだけど、いとこのエヴァンは豪快で、そこに社長夫人が夢というお金にしか目がない恋人に振り回されている気の弱~い若社長、それぞれのキャラがわかりやすくていいですね。

そして、話の途中でたまに登場するニッキーが担当している患者のエロじいさんと、クインシーの恋人へレンが飼ってたパグ犬がインパクト大。

特にラスト、ヘレンに対するパグ犬の逆襲が笑える。

若干イライラするシーンはあったものの、楽しく観ることができました。






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キングレコード
ダウン・バイ・ロー コレクターズ・エディション


★★★★☆

DOWN BY LAW(107分)


監督: ジム・ジャームッシュ
製作: アラン・クラインバーグ
脚本: ジム・ジャームッシュ
撮影: ロビー・ミューラー
音楽: ジョン・ルーリー
 
出演: トム・ウェイツ・・・ザック
ジョン・ルーリー・・・ジャック
ロベルト・ベニーニ・・・ロベルト
ニコレッタ・ブラスキ・・・ニコレッタ
エレン・バーキン


◆ストーリー◆

ポン引きのジャックと元DJのザックは、罠にはめられ、ニューオーリンズの刑務所の同じ獄房に入れられる。

初対面から最悪でいがみ合っていた2人。

そこへ、陽気なイタリア人のロベルトが投獄されてくる。

ロベルトの提案で3人は脱獄することを決意し、まんまと脱獄に成功。

そこから3人の奇妙な逃亡生活が始まる。



◆感想◆

白黒の作品で、最初の10分か20分は、ちょっとヤバイかも(睡魔が・・・)と思ったんですが、ロベルト・ベニーニが出てきてから俄然面白くなってきた!

ジャックとザックは、まったく別の事件で罠にハメられて刑務所に入れられる。

2人の間には険悪な空気が漂ってるんだけど、そこに陽気なイタリア人が投獄される。

ロベルトは、英語はカタコトしか話せないイタリア人の役なんだけど、言葉がよくわからないのが幸いしてか、険悪な2人をうま~くなだめて、脱獄の計画まで立ててしまう。(計画ってほど大そうなもんではないが。)

で、まんまと脱獄するわけですが、脱獄のシーンが意外にあっさりと描かれていて、運動しに房の外に出た次のシーンは、すでに脱獄して地下の下水道みたいなとこ走ってるシーンだし。

もうちょっと、脱獄のシーンが見てみたかったような・・・


あと、イタリア人女性ニコレッタのお店でのシーンが好き。

脱獄してから、仲間割れしながらも、1軒のお店を見つけるんですよね。

警察が張ってたらダメだからということで、一番マヌケなロベルトに様子を見に行かせるんだけど、なかなか帰ってこない。

仕方ないので2人がソーっと窓をのぞくと店主の女性とすっかり仲良しになってるロベルトが・・・

そんなロベルトを見て2人が一言「あいつは宇宙人だ・・・」。

ここから先がまた見てて楽しいんですよね。

あまり言うとネタバレになるのでやめときますが、最後は、カッコイイ別れ方。








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