サントラ, ヒュー・グラント, ヘイリー・ベネット, ヒュー・グラント&ドリュー・バリモア, ザ・サウンズ
ラブソングができるまで
ラブソングができるまで(出演 ヒュー・グラント ドリュー・バリモア)


★★★★★☆彡

MUSIC AND LYRICS(104分)


監督: マーク・ローレンス
製作: マーティン・シェイファー、リズ・グロッツァー
製作総指揮: ナンシー・ジュヴォネン、ハル・ギャバ、ブルース・バーマン
脚本: マーク・ローレンス
撮影: ハビエル・ペレス・グロベット
プロダクションデザイン: ジェーン・マスキー
衣装デザイン: スーザン・ライアル
編集: スーザン・E・モース
音楽: アダム・シュレシンジャー
 
出演: ヒュー・グラント・・・アレックス・フレッチャー
ドリュー・バリモア・・・ソフィー・フィッシャー
ブラッド・ギャレット・・・クリス・ライリー(アレックスのマネージャー)
クリステン・ジョンストン・・・ローンダ(ソフィーの姉)
キャンベル・スコット・・・スローン・ケイツ(人気作家。ソフィーの恩師)
ヘイリー・ベネット・・・コーラ・コーマン(人気歌手)


◆ストーリー◆

1980年代に爆発的な人気を博した5人組バンドPoP!

ダブルボーカルのひとり、コリンはその後ソロアーティストとして大活躍。

もうひとりのボーカル、アレックス・フィッチャーは、ソロデビューしたものの、今ではすっかり「あの人は今」グループの仲間入り。

そんなアレックスに起死回生のチャンスが訪れる。

若者に絶大な人気の歌姫コーラ・コーマンからラブソングを作って欲しいというオファーがくる。

コンサートが2週間後に迫っているため曲作りにかけられる時間はほんのわずかしかない。

10年ぶりに曲を書き始めたアレックスだったが、彼には作詞の才能がゼロ。

有名な作詞家とコンビを組んでみたが、フィーリングが合わない。

そんなとき、鉢植えの世話にやってきたソフィーが何気なくつぶやいたフレーズがアレックスの心を捉えた。

アレックスは、ソフィーに一緒にラブソングを作って欲しいと頼むが、ソフィーは頑なに拒否。

しかし、PoP!のファンだったという彼女の姉ローンダを巻き込んでしぶとく説得を続け、ついに彼女は承諾した。

期限まであと3日。2人のラブソング作りが始まるが・・・



◆感想◆

映画館で鑑賞。

ダンナと、天王寺で待ち合わせしてたので、早目に阿倍野まで出て、一人で映画鑑賞。


これは、80年代に10代だった人にはかなり面白い作品だと思います。

ヒュー・グラント演ずるアレックスは、80年代に一世風靡したバンドのボーカルの一人で今じゃすっかり落ち目の元スターなんだけど、映画の最初のほうでいきなり80年代っぽいプロモーションビデオが流れる。

一瞬、デュラン・デュラン?、でも、プロモの雰囲気がワム!っぽい?って思ったんですが、このプロモ、ヒュー・グラントは、26歳という設定だそうで・・・

もうひとりのボーカル、コリンは、このプロモしか出てこないので(現代のシーンには名前しか出てこない)20代の俳優さんなんだけど、ヒュー・グラントは、46歳。

46歳が26歳の役・・・でも、メイクなんかでずいぶん若返るもんですね。26歳に見えますもの。

過去の栄光にすがりつくようにアレックスの部屋にはPoP!のポスターがあちこちに貼られているんだけど、このポスターも80年代の雰囲気そのまんま。

ついでに、たま~にアレックスの部屋にあるウォーターベッドが出てくるんだけど、そういえば、最近ウォーターベッドって見かけないと思いません?(高級な家具店なんかに行くとあるのかな?)

ウォーターベッドも80年代の遺物なんだろうか?


この作品でも、ヒュー・グラントは、彼のハマリ役であるともいえる(私がそう思っているだけか?)、ダメ男を演じている。

仕事といえば、遊園地や同窓会で往年のギャル相手に(ちょうどアタシくらいの叫び)ヒット曲を歌い、腰をフリフリ踊る。(余談ですが、同窓会のステージで歌ってた曲がワム!(ジョージ・マイケル)の「ケアレス・ウィスパー」に雰囲気がそっくり!)

そんな落ち目であきらめモードの元スターに、若者に人気の歌姫コーラから曲を書いて欲しいという依頼が舞い込む。(彼女の母親がアレックスのファンだったらしい。)

このコーラがブリトニー・スピアーズ風の歌姫っていう設定なんだけど、コーラ役の子って、演技下手じゃないですか?!

「シャル・ウィー・ダンス?」の草刈民代っぽいセリフ棒読みっぽいんですけど・・・

クールな感じなので、故意に棒読みっぽい演技にしてるんでしょうか?

でも、クールだからこそ、ラストのコンサートのオープニングに大きな大仏が出てきたのには笑ってしまった。(彼女は、むちゃくちゃ露出が多くてセクシーなのに、仏教とかインドにのめりこんでいるという役。)

コーラは、新曲のタイトルは『愛に戻る道(WAY BACK INTO LOVE)』と指定。2週間後のコンサートで発表したいということだから、曲作りにかけられる時間はわずか。

作詞が苦手なアレックスは、有名作詞家とコンビを組んでみるが、どうもうまくいかない。

そこに、花の水遣りのバイトにソフィーがやってくる。

ソフィーが何気なく口ずさんだ歌詞をアレックスが気に入って、一緒に曲作りをしようと説得するんだけど、ソフィーには、ある事情があって、頑なに断るんですね。

そこで、登場するのが、アレックスのファンだというソフィーの姉ローンダ。

この姉がキョーレツなんです。インパクトありすぎ。

っていうか、80年代にギャルだった人たちは、自分を見てるよう・・・って思う人もいるんじゃないでしょうか?!

私も、今、目の前にデュラン・デュランのジョン・テイラー(←それ誰?って人はgoogleとかウィキペディアで調べてね。)なんかが現れたらあんな感じになっちゃうかも?!

その姉を巻き込んで、ソフィーを説得し、何とかアレックスの申し出を承諾するわけですが・・・

あまり書くとネタバレになるので、ここらへんでやめておきます。

放っておいたら最後まで書いてしまいそうなんで。


ヒュー・グラントのファンなのでヒュー様中心になってしまいましたが、ドリュー・バリモアもキュート!

そして、脇役陣もインパクト大。

脇役の中でも、音感ゼロのベルボーイのカーンやソフィーの姉ローンダの気弱な夫(角野卓造似)がサイコー!


あと、アレックスがコーラのコンサートでピアノ弾き語りで歌った曲(Don't Write Me Off)が素敵♪

あのシーンは、ほんとにヒュー・グラントが弾いてるらしいですね。

とりあえず、ヒュー様の歌と腰フリダンス(トム・ジョーンズ風らしい。)は、ファン必見です。


今なら公式サイトでヒュー様の歌とダンスが観れます。

http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/




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日活
さよなら、さよならハリウッド

★★★☆☆

HOLLYWOOD ENDING(113分)


監督: ウディ・アレン
製作: レッティ・アロンソン
共同製作: ヘレン・ロビン
製作総指揮: スティーヴン・テネンバウム
脚本: ウディ・アレン
撮影: ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ
美術監督: サント・ロカスト
衣装デザイン: メリッサ・トス
編集: アリサ・レプセルター
 
出演: ウディ・アレン・・・ヴァル
ティア・レオーニ・・・エリー(ヴァルの元妻、ハルの婚約者)
トリート・ウィリアムズ・・・ハル(映画制作会社の重役)
ジョージ・ハミルトン・・・エド(映画製作会社)
デブラ・メッシング・・・ロリ(ヴァルの恋人)
ティファニー・ティーセン・・・シャロン(新聞社)
マーク・ライデル・・・アル(ヴァルのマネージャー)
ピーター・ゲレッティ・・・精神科医
アイザック・ミスラヒ・・・エリオ・セバスチャン(美術担当)
マリアン・セルデス・・・アレクサンドラ(衣装担当)
マーク・ウェバー・・・トニー・ワックスマン(ヴァルの息子)


◆ストーリー◆

ヴァルは二度のオスカーを獲りながらも変人のレッテルを貼られた落ち目の監督。

そんな彼に新作映画のオファーが来る。

しかし、映画のプロデューサーは、ヴァルの元妻エリー。

その上、制作会社の重役は、エリーをヴァルから寝取ったハルだった。

ヴァルにとっては、起死回生のチャンスだが、死ぬほどやりたい仕事が死ぬほど嫌いな相手から来るとは・・・



◆感想◆

ハリウッドを痛快に皮肉った作品。

ウディ・アレンがウディ・アレンらしい役で主演。

神経質でおしゃべりで、過去のことどグチグチほじくり返すような夫や恋人だったら絶対イヤなタイプ。

なのに、傍らには美女が。(役得ですな。)

そんなウディ・アレン演ずる落ち目の映画監督ヴァルが元妻エリーの猛烈なプッシュで新作映画の監督に。

でも、撮影のストレスから突然失明してしまうんですよね。

目が見えなくなったのを隠して撮影を続けるんですが、失明状態をごまかそうと四苦八苦する姿が面白い。

映画の撮影のエピソードの合間に疎遠になった息子との関係の修復なんかもちょこっと描かれてますが、最終的には「焼け木杭に火がつく」系の作品。

目が見えない状態で撮影した映画がヒットするはずがないんだけど、捨てる神あれば拾う神ありってことで、最後の最後にうまく(というか強引に?)ハッピーエンドにまとめてます。(邦題の「さよなら、さよならハリウッド」の意味がわかります。)





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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
綴り字のシーズン

★★☆☆☆

BEE SEASON(105分)


監督: スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
製作: アルバート・バーガー、ロン・イェルザ
ドクター・ウィンフリード・ハマチャー
製作総指揮: ジョシュア・デイトン、アーノン・ミルチャン
ペギー・ラジェスキー、マーク・ロマネク
原作: マイラ・ゴールドバーグ 『綴り字のシーズン』(東京創元社刊)
脚本: ナオミ・フォナー・ギレンホール
撮影: ジャイルズ・ナットジェンズ
プロダクションデザイン: ケリー・マクギー
衣装デザイン: メアリー・マリン
編集: ローレン・ザッカーマン
音楽: ピーター・ナシェル
 
出演: リチャード・ギア・・・ソール・ナウマン
ジュリエット・ビノシュ・・・ミリアム・ナウマン(ソールの妻)
フローラ・クロス・・・イライザ・ナウマン(ソールの娘)
マックス・ミンゲラ・・・アーロン・ナウマン(ソールの息子)
ケイト・ボスワース・・・チャーリ(アーロンのガールフレンド)


◆ストーリー◆

大学教授で宗教学者のソール・ナウマンは、家庭では家事もこなす理想の夫。

完璧主義の彼は、優秀な息子アーロンに愛情を注いでいた。

娘でありアーロンの妹イライザは、学校のスペリング・コンテストで優勝。

それ以来、ソールは、イライザに情熱と愛情を注ぐようになる。

その様子を不安そうに見つめる妻ミリアム。

そんなとき、兄アーロンは、チャーリーという女性に出会い、彼女の信じるものにのめりこむ。

家族がバラバラになっていると感じたイライザは、家族の関係を修復できるのは自分だけだと気付く。



◆感想◆

かなり期待して観ました。

心温まる家族愛の物語かと思いきや、何か中途半端でスッキリしない映画でした。

ってか、私のような凡人にはわからないような学術的な映画なのかしら?!

どうも、バラバラに心が離れていた家族がラストで一つになったとは思えないんだけど・・・

母親のミリアムは何であんなものを盗んでまで集めていたのか最後までわからなかったし(両親が交通事故で亡くなったという心の傷からなのか?)、イライザが何故、故意にスペルを間違えたのか、その瞬間、何故、兄が父に駆け寄り抱き合ったのか、よくわからない。


スペリングコンテストのラストの単語が「オリガミ(折り紙)」なんだけど、イライザが考えているあいだに折り紙の鶴がフワフワ飛ぶシーンは美しく、その折り紙の鶴がラストの一語を教えてくれるんだけど・・・

全国大会で優勝して家族みんなで喜んでハッピー♪っていう結末かと思いきや・・・裏切られました。

私は、あ~いうスッキリしないラストになるなら、よくありがちな結末になったほうが良かったと思うんですが・・・

あの結末のあとに、何か後日談などがあるならスッキリしたと思うんですけどね。

期待しすぎたせいか、ちょっとガッカリしました。








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ワーナー・ホーム・ビデオ
ユー・ガット・メール 特別版

★★★★★☆彡

YOU'VE GOT MAIL(119分)


監督: ノーラ・エフロン
製作: ノーラ・エフロン、ローレン・シュラー=ドナー
原作戯曲: ミクロス・ラズロ
脚本: ノーラ・エフロン、デリア・エフロン
オリジナル脚本: サムソン・ラファエルソン
撮影: ジョン・リンドレー
音楽: ジョージ・フェントン
 
出演: トム・ハンクス・・・ジョー・フォックス
メグ・ライアン・・・キャスリーン・ケリー
グレッグ・キニア・・・フランク・ナバスキー(キャスリーンの恋人)
パーカー・ポージー・・・パトリシア・エデン(ジョーの恋人)
ジーン・ステイプルトン・・・バーディー(キャスリーンの店の店員)
スティーヴ・ザーン・・・ジョージ(キャスリーンの店の店員)
ダブニー・コールマン・・・ネルソン・フォックス(ジョーの父)
ジョン・ランドルフ・・・スカイラー・フォックス(ジョーの祖父)
デイヴ・チャペル・・・ケヴィン・ジャクソン(ジョーの店の店員)
ハリー・ハーシュ・・・アナベル・フォックス(祖父の子供)


◆ストーリー◆

ニューヨークで子供向きの小さな本屋を営むキャスリーンは、同棲中の恋人がいたが、ネットで知り合った"NY152"とのメールのやりとりが何よりの楽しみ。

キャスリーンは、FOXという大きな書店が店の近所にオープンすることが少し気がかりであった。

そのFOX書店を経営するジョーもまた、同棲中の恋人がいたが、ネットで知り合った"ショップガール"とのメールのやりとりを楽しみにしていた。

ある日、ジョーは、親戚の子供に本を買うため、キャスリーンの店に立ち寄る。

ジョーは、自分の店がキャスリーンの店にとって脅威になることがわかっているだけに複雑な心境であった。

しかし、あるパーティーでジョーの正体に気付いたキャスリーンは、ジョーと犬猿の仲になってゆく。

そんな2人にとって、メル友とのメールが何よりの心のよりどころとなるが、ジョーは、メール友の"ショップガール"がキャスリーンであることに気付く。



◆感想◆

とりあえず、アナログ回線のころからネットをやってる人には、ネットにつなげるときの音「ピー、カタカタカタ、ビヨ~ンビヨ~ンビヨ~ン」ってのが懐かしく思えるんじゃないでしょうか?

一時期、あのプロバイダも入ってたことあるし。

今は、パソコン立ち上げたらすぐにメールの送受信してくれるけど、昔は、いちいち電話回線でつなげないといけないから、つなげてる間にメール届いてないかな~ってワクワクするんですよね。

ちょうど、夫と知り合ったのが、アナログ回線でネットつないでるころだったので、非常に懐かしく感じました。


ストーリー的には、ラブコメの王道じゃないでしょうか?

第一印象は、最悪→でもやっぱりあなたが一番♪って感じが多いと思うのですが、この作品は、第一印象は決して悪くないんですが、相手がライバル書店の経営者一族だと知ってから、犬猿の仲になる。

でも、すべてを打ち明けられるメル友が犬猿の仲である相手であることを2人はしばらく知らなくて・・・


でも、ジョーが身分を隠して子供たちとキャスリーンの書店に行くんだけど、そのとき連れてた子供がてっきりジョーの子供かと思ったら、ジョーの父親とジョーの祖父の子供だっていうから映画とはいえビックリ。

そのとき(連れの子供が父と祖父の子供であるということを言ったあと)にジョーがキャスリーンに言った言葉、


「典型的なアメリカンファミリーさ。」


男女の子供がいて、どっちが父の子でどっちが祖父の子か忘れたんだけど、ってことは、”弟(妹)”と”年下の叔父(叔母)”を連れて買い物に来たってことですよね?

弟(妹)はまあわかるとしても自分の子供と言ってもおかしくないくらいの幼児がジョーの叔父(叔母)なんて!

あ~、なんてややこしい叫び


ジョーとキャスリーンがそれぞれの恋人との別れを決心するきっかけが何か、ミョーに納得。

キャスリーンは、恋人のフランクに映画館で過去の色んなことを言われて「(色々あったけど)許してやる。」みたいなことを言われるんですよね。

この「許してやる。」って言葉を聞いてキャスリーンは、自分の気持ちに気付くわけです。

同じ「許す」という言葉でも「許してやる」と「許して欲しい」は大違いですよね。

一方、ジョーのほうは、恋人のパトリシアと自分の住んでいるアパートのエレベーターに閉じ込められてしまうわけです。

一緒に閉じ込められた住人達は、「もしここから出られたなら、彼女にプロポーズする。」とか「母親と仲直りするわ。」なんてことをしみじみ言うんだけど、パトリシアは、「ここから出られたら目のしわを取りたい。」ってなことを言うんですよね。

それで、ジョーは、別れを決意するわけです。

ちょっとしたことで恋愛感情が覚めるというか、目が覚めるっていうのをうまく表現してるな~って思いました。


同じノーラ・エフロン監督でメグ&トムが主演の「めぐり逢えたら 」では、女性は、「めぐり逢い」にハマり、男性は「特攻大作戦」を語るというシーンがたびたび出てきましたが、この映画では、女性(キャスリーン)は「高慢と偏見」にハマリ、男性(ジョー)は、「ゴッドファーザー」の大ファンで、何かと「ゴッドファーザー」のセリフを交えながら話をするというシーンが描かれていています。

私は、「ゴッドファーザー」観たことないので、ジョーがキャスリーンに言う「マットレスで組め。」が何で「戦え」って意味なのかよくわからないのですが。

どこの国でも、何で女(男)はあんなものにハマるんだ?っていうのがあるんですねぇ。


これって、1940年の「桃色(ピンク)の店」っていう映画のリメイクらしいですね。

もちろん、こちらは、Eメールではなく文通だそうですが、機会があればぜひ見てみたいですね。







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ビデオメーカー
CHARLES CHAPLIN COMEDY FILMS-SPECIAL BOX-


★★★★☆

THE FIREMAN(25分)


監督: チャールズ・チャップリン
脚本: チャールズ・チャップリン
 
出演: チャールズ・チャップリン・・・消防士
エドナ・パーヴィアンス・・・娘
ロイド・ベーコン・・・娘の父親
エリック・キャンベル・・・消防署長
レオ・ホワイト・・・火事にあった家の持ち主
アルバート・オースチン・・・消防士


◆ストーリー◆

マヌケな消防士チャーリー。

ある日、消防署長のエリックは、エドナの父親から金が必要なので、家に火をつけて保険金を受け取りたい。協力してくれたらエドナと結婚させてやる。と言われる。

エリックは、その申し出を承諾するが、家が放火されたあと、エドナが家の中に取り残されていることがわかり大騒動になる。



◆感想◆

チャップリン研究家・大野裕之氏の著書「チャップリン・未公開NGフィルムの全貌」を買いました。

大野 裕之
チャップリン・未公開NGフィルムの全貌

その中で「チャップリンの消防士」の解説が載っていた。

家にDVDがあってまだ観てなかったのでとりあえず観てみる。


前半は、おマヌケ消防士チャーリーが他の作品のチャーリー同様、騒動を引き起こす。

特に消防署長のエリックが受難。

そして、エドナと父親が登場してから俄然面白くなってくる。

お金がないので、自分の家を燃やして保険金をぼったくろうと目論んでるエドナの父親。

消防署長に成功したらエドナと結婚させてやると約束して、作戦に引っ張り込む。

その後、家が火事になったと消防署に電話してきたレオ・ホワイトのエピソードも笑える。

消防士たちがトランプに熱中していて、自分の家が火事になって取り乱しているレオにまったく気付かないわけです。

やっと気付いてもらったと思ったら、色んな騒動に巻き込まれ・・・


エドナの家のほうは、父親がエドナが家の中にいるとは知らず、火を放ち、エドナが家の中に取り残されていることを知ってパニックになる。

そこへ、火災を聞きつけたチャーリーがやってきて、エドナの家の壁を伝ってエドナを助け出し、おぶって壁伝いに降りるわけですが、その時のエドナがチャーリーの首にぶら下がってるような感じで、プラプラしてて人形だと丸分かりなのが面白い。


とりあえず、お決まりのドタバタ喜劇でお決まりの結末ですが、安心して笑えるコメディだと思います。




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ワーナー・ホーム・ビデオ
チャーリーとチョコレート工場

★★★★★
CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY (115分)


監督: ティム・バートン
製作: ブラッド・グレイ、リチャード・D・ザナック
製作総指揮: マイケル・シーゲル、ブルース・バーマン、グレアム・バーク
フェリシティ・ダール、パトリック・マコーミック
原作: ロアルド・ダール 『チョコレート工場の秘密』
脚本: ジョン・オーガスト
撮影: フィリップ・ルースロ
美術: アレックス・マクダウェル
衣装: ガブリエラ・ペスクッチ
編集: クリス・レベンゾン
音楽: ダニー・エルフマン
ナレーション: ジェフリー・ホールダー
 
出演: ジョニー・デップ・・・ウィリー・ウォンカ
フレディ・ハイモア・・・チャーリー・バケット
デヴィッド・ケリー・・・ジョーじいちゃん
ヘレナ・ボナム=カーター・・・バケット夫人(チャーリーの母)
ノア・テイラー・・・バケット氏(チャーリーの父)
ミッシー・パイル・・・ボーレガード夫人(バイオレットの母)
ジェームズ・フォックス・・・ソルト氏(ベルーカの父)
ディープ・ロイ・・・ウンパ・ルンパ
クリストファー・リー・・・ドクター・ウォンカ(ウィリーの父)
アダム・ゴドリー・・・ティービー氏(マイクの父)
アンナソフィア・ロブ・・・バイオレット・ボーレガード
ジュリア・ウィンター・・・ベルーカ・ソルト
ジョーダン・フライ・・・マイク・ティービー
フィリップ・ウィーグラッツ・・・オーガスタス・グループ
リズ・スミス・・・ジョージナおばあちゃん
アイリーン・エッセル・・・ジョゼフィーンおばあちゃん
デヴィッド・モリス・・・ジョージおじいちゃん


◆ストーリー◆

失業中の両親と2組の祖父母と貧しいけれど幸せに暮らしているチャーリー。

彼の家のそばに、世界一のチョコレートを作る不思議なチョコレート工場があった。

その工場は、ここ15年間誰も出入りしたことがなく、謎に包まれていた。

ある日、その工場の経営者ウォンカ氏が全ての商品のうち5枚だけ入っているゴールデン・チケットを引き当てた子供を工場に招待するという声明を発表。

貧しくて1年に1枚しかチョコレートを買えないチャーリーも奇跡的にゴールデンチケットを手に入れ、工場に招かれるのだが、そこは想像以上に不思議な世界だった。



◆感想◆

これ、子供向きだと思ったんだけど、いや、確かに子供は楽しめると思うんだけど、結構、ブラックじゃない?

子供でも容赦しないっていうか・・・でも、痛めつけられるのが、憎たらしいクソガキ子供だから結構痛快かも。

テレビ(スクリーン)の前の子供達に対する戒めかな?

しかし、あの子役たち、ほんと憎たらしい役を上手に演じてる。

子役(チャーリーを除く)も憎たらしいがジョニー・デップ演ずるウォンカもなかなかトゲのある役で、子供達に負けず劣らず憎たらしいことをズケズケ言う。

でも、工場の中の透明のエレベーターに扉が開いてないのに乗ろうとして、思いっきりガラスに顔をぶつけるところはお腹抱えて笑ってしまった。

しかも、終盤にまた同じ間違い犯して思いっきりぶつかるし。これもまた爆笑。

あと、要所要所で出てくる「ウンパルンパ」。

あの役って一人の俳優さんが演じてるんですね!(165人出てくるらしいんですが、すべてディープ・ロイだそうです。)

まあ、CGとかでどうにかなるんでしょうが。


とりあえず、すごくハッピーになれるというような結末ではないですが、めでたしめでたしって感じなので、いいんじゃないでしょうか?





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アミューズソフトエンタテインメント
セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~


★★★★★

SERENDIPITY(91分)


監督: ピーター・チェルソム
製作: ピーター・エイブラムス、サイモン・フィールズ
ロバート・L・レヴィ
製作総指揮: ジュリー・ゴールドスタイン、ボブ・オシャー
エイミー・スロトニック
脚本: マーク・クライン
撮影: ジョン・デ・ボーマン
音楽: アラン・シルヴェストリ
 
出演: ジョン・キューザック・・・ジョナサン
ケイト・ベッキンセイル・・・サラ
ジェレミー・ピヴェン・・・ディーン(ジョナサンの友人)
モリー・シャノン・・・イヴ(サラの友人)
ジョン・コーベット・・・ラース(サラの恋人)
ブリジット・モイナハン・・・ハリー(ジョナサンの婚約者)
ユージン・レヴィ・・・デパートの店員
ルーシー・ゴードン・・・キャロライン


◆ストーリー◆

クリスマス前のニューヨークのデパート。

恋人へのプレゼントにと偶然同じ黒い手袋に手を伸ばしたジョナサンとサラ。

2人は譲り合うが、結局サラが手袋を購入。

サラは、お礼にと”SERENDIPITY(幸せな偶然)3”というカフェでジョナサンにお茶をご馳走する。

お互い恋人がいるが、惹かれあうものを感じていた2人。

別れを惜しむジョナサンにサラは、これが運命なのかどうか試そうとある提案をする。



◆感想◆

サブタイトルが「恋人たちのニューヨーク」。「ニューヨークの恋人」と間違えそう。

偶然だとか運命をわかりやすく描いた作品だと思います。

よく考えてみれば私が父と母の子として生まれ、夫と出会って結婚したのもものすごい奇跡なんですよね。

あの時、こうしてれば、あるいは、こうしてなければ、出会わなかったかもしれない。

私に限らず、この世に生を受けた人は、いろんな偶然と奇跡で運命が決まっていく。


この映画は、ニューヨークのデパート「ブルーミングデイルズ」で、お互い恋人へのプレゼントにしようとカシミアの黒い手袋の最後の1枚を手に取ろうとする。

そこで譲り合っているうちに、何となく惹かれるようになり、2人でお茶をして別れる。

2度目に偶然再会したとき、名前と連絡先を教えて欲しいというジョナサンに、サラはある提案をする。

ジョナサンの連絡先を5ドル札に書いてもらい、すぐに目の前の売店で使う。そして、サラの連絡先は、サラが持っている本の裏表紙に書き明日古本屋に売る。

いつかそのお札や本にめぐり合えたらお互い相手の連絡先がわかるっていう・・・運命を試す賭けですね。

映画なので結末は想像がつくと思うけど、ギリギリまで出会えず、もしかして別々の人生歩んじゃうんじゃないの?って思わせるような展開。


この映画は、脇役もさりげなくインパクト大。

ジョナサンの友人で新聞社の訃報欄担当のディーン(ジェレミー・ピヴェン)とサラの友人のイヴ(モリー・シャノン)が豪快で強引なキャラなんだけど、主人公の2人の良き相談相手。

#ジェレミー・ピヴェンってアダム・サンドラーと何となくキャラがかぶるんだけど・・・

あと、ツボにはまったのは、ジョナサンとサラが出会ったデパートの店員。

この店員がカタブツっぽいんだけど笑わせてくれるんです。

主人公が割とマジメな役なので、脇役が笑いを添えてくれます。


そんなうまくいくはずがないやろ~!ってツッコミを入れながら見るもよし、ニューヨークの風景を楽しみながら、運命や偶然の奇跡を感じながら見るもよし・・・(私は後者です。)

とりあえず、素敵な映画でしたドキドキ





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Warner Studios
Going in Style


★★★★☆
GOING IN STYLE(99分)

監督: マーティン・ブレスト
製作: トニー・ビル、フレッド・T・ガロ
製作総指揮: レナード・ゲインズ
原案: エドワード・キャノン
脚本: マーティン・ブレスト
撮影: ビリー・ウィリアムズ
音楽: マイケル・スモール
 
出演: ジョージ・バーンズ・・・ジョー
アート・カーニー・・・アル
リー・ストラスバーグ・・・ウィリー
チャールズ・ハラハン・・・ピート
パメラ・ペイトン=ライト・・・キャシー
シオバン・キーガン・・・コリーン
ブライアン・ネヴィル・・・ケヴィン

◆ストーリー◆

食事をした後、公園のベンチで一日を過ごすのが日課になっている3人の老人、ジョー、アル、ウィリー。

世の中の年寄り扱いに我慢ならず、一矢報いようと3人は、格別に金が欲しいわけでもないのに銀行強盗を計画する。

いざ、銀行強盗を実行すると、あっさりと成功するが・・・



◆感想◆

なんじゃこの邦題は!って思ったんですが、確かに主人公の老人3人はお達者。

1979年の作品なんだけど、当時よりきっと高齢化社会になっているであろう現代にミョーにしっくりとくる作品。

ストーリーは、公園のベンチでボーッとおしゃべりするだけの退屈な毎日を送っている仲良し3人組が、何か刺激的なことをやろうってことで、銀行強盗を思いつき、まんまと成功するって話。

銀行強盗するまでは、コメディなんだけど、銀行強盗を成功してからがちょっぴり老人の悲哀がただようストーリーになってます。

老人が大金を手に入れたって使い道がない。

ラスベガスのカジノに行っても、結構勝ってしまって、さらにお金が増えてしまうという・・・

さて、老人達は、大金をどうしたのでしょうか?!


老人達が元気な映画って結構好きです。

この映画に出てくる3人の老人は、すごくチャーミングでかわいい。





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キングレコード
ローサのぬくもり


★★★★★
SOLAS(98分)


監督: ベニト・サンブラノ
製作: アントニオ・P・ペレス
脚本: ベニト・サンブラノ
撮影: トテ・トレナス
 
出演: マリア・ガリアナ・・・ローサ(マリアの母親)
カルロス・アルヴァレス=ノヴォア・・・老紳士
アナ・フェルナンデス・・・マリア(ローサの娘)
アントニオ・ペレス=デシェント・・・医師
パコ・デ・オスカ・・・父
ミゲル・アルチバル・・・バーのマスター
ファン・フェルナンデス・・・フアン


◆ストーリー◆

暴力的な父親から逃れるために田舎から都会へ出てきて一人暮らしをしているマリア。

ある日、父親が倒れ、マリアの住む街の病院に入院することに。

父親の介護をするため、母親ローサが田舎から出てきて、しばらくマリアのアパートに滞在することに。

ローサは、何かと娘に世話を焼く。

そんなとき、マリアは、愛してもいない男の子供を身ごもっていることがわかるが、母親には言い出せずにいた。



◆感想◆

原題の「SOLAS」(スペイン語)は、英語の「ALONE」って意味らしい。


これは、母親と離れて暮らしてる方は、母親が恋しくなる作品かもしれません。

どこの国でも母親というのは、世話を焼きたがる生き物なんですね。

その例に漏れず、私の母親もダンナの母親も世話焼きです。

幸いなことに私の母親もダンナの母親も人の傷つくことや余計なお節介的なことは言わないししないのでまあ許せるんですが。(オカンはオカンなりに色々考えてるんでしょうね。)

で、この作品ですが、父親が娘の住んでる街の病院に入院するため、母親がしばらく娘のアパートに滞在するわけです。

母親は、殺風景な娘の部屋に花を買ってきたり、色々娘に世話を焼き、同じアパートに住む老紳士と親しくなったり・・・娘のほうは、半ばアル中状態で、特別愛してもいないトラック運転手の男の子供を妊娠していることがわかって悩み・・・そして、母親が娘のアパートに滞在する原因となった父親ですが、この父親が病気で入院していてもまるで”カス”のようにしか描かれていないんですね。

入院すると、ちょっとは人の温かさなんかが身にしみて、感謝したりするもんだけど、そんな素振りはまったくなく、最後の最後までイヤな男のまんま。

この父親、病院で亡くなるのかと思いきや、元気になって退院。

母親も、娘のアパートの住人の老紳士といい関係になっていたけど、あっさりと田舎に帰ってしまう。

しかし、それからの展開が早い。

母親が親しくなった同じアパートの住人である老紳士が娘のマリアの部屋を訪ねてから、意外な結末に・・・

それがまあ、心温まるいい結末なんだけど。


蛇足ですが、犬が好きなので、犬が出てるとどうしても犬を見てしまうんですが、この作品のアキレスという一見いかつい犬も名演技。犬好きは注目です。





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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
恋する40days

★★★☆☆

40 DAYS AND 40 NIGHTS (93分)


監督: マイケル・レーマン
製作: ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、マイケル・ロンドン
共同製作: スチュアート・M・ベッサー
製作総指揮: ライザ・チェイシン、デブラ・ヘイワード
脚本: ロブ・ペレス
撮影: エリオット・デイヴィス
編集: ニコラス・C・スミス
音楽: ロルフ・ケント
 
出演: ジョシュ・ハートネット・・・マット
シャニン・ソサモン・・・エリカ
パウロ・コスタンゾ・・・ライアン(ニコールの恋人)
ヴィネッサ・ショウ・・・ニコール(マットの元彼女)
アダム・トレーズ・・・ジョン(マットの兄)
エマニュエル・ヴォージア・・・スージー
ローリン・ヒース・・・ダイアナ
アーロン・トレイナー・・・ケルナー(ウェイター)
グレン・フィッツジェラルド・・・クリス
モネット・メイザー・・・キャンディ
マギー・ギレンホール・・・サム(エリカの友人)
テリー・チェン・・・ニール
ディラン・ニール・・・デイヴィッド
グリフィン・ダン・・・ジェリー・アンダーソン(マットの同僚)


◆ストーリー◆

元彼女ニコールのことが忘れられず、愛のない行きずりのHを繰り返すマット。

空しさを感じていたマットはある日一念発起。

キリスト教の4旬節にならって、40日間の禁欲生活を決意する。

しかし、彼の禁欲生活は、友人の間で賭けの対象になり、自分が賭けた日に禁欲生活を終わらせようとマットに様々な誘惑が忍び寄る。

しかも、コインランドリーで理想の女性エリカに出会ってしまって・・・



◆感想◆

これは、男性のほうが共感できる作品では?!

男子にとって40日間の禁欲生活がどれほど厳しいものかっていうのは、股間にボールが当たったとか股間を蹴られた痛さくらい女子には理解できない。

マットが誓いを破る日はいつかということがネット上で賭けになっていて、誰もが自分の賭けた日に誓いを破って欲しいと思っているわけです。

ある友人は、バイアグラをマットのジュースに混ぜてみたりとか、同僚の女の子は色仕掛けで迫ってくるわ、おまけに、コインランドリーで素敵な女性に出会ってデートするようになって、下半身は、爆発寸前。

最終日に近づいてくると、マットの股間が大変なことにドクロ

ラストが若干あっけない気もしましたが・・・オバカにするならもっとオバカに徹して欲しかったかも。(「アメリカン・パイ」みたいに。)







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