新居浜カントリー倶楽部
名匠・上田治の設計だというので昨年の12月にお客様とプチ遠征、、、「今度は良い時期にリベンジしましょう」と約束していたので4月の中旬に再チャレンジしてきました。
前回のメンバーにプラス、新居浜市から遠路ご来店下さるお客様がコチラのメンバーさん、、、、今回はそんな4名でのラウンドです。
前回は寒い冬の雨模様、今回はピーカンのこの上ない天候でした。
同じインコース10番からのスタートですが、お気付きでしょうか?
メンバーさんが申請してくださって、4月初旬の片山津ゴルフ倶楽部白山コースに続いての「黒ティー」からのラウンドとなりました。(苦笑)
「黒ティー」からのラウンドは僕の腕前ではもちろん持て余しますが、天気は良いにこしたことありません。
ショートホールがこのくらいの距離になっちゃいます。
新居浜カントリー倶楽部はグリーンが高麗芝、、、、芥屋ゴルフ倶楽部のような高速グリーンではありませんが順目と逆目でボールの転がりが全く変わってくるのでこれはこれで面白いんです。
キャディ付きでのラウンドでしたがついてくださった方がムチャ頼りになる方でした。
コチラのコースは狭くてアップダウンがしっかりあり、特にインコースはティーイングエリアからグリーが見えるホールは数えるほど、、、、とても戦略性の高いレイアウトをしています。
15番のロングホール、グリーン手前の木とバンカーの配置が「らしいね」とご一緒下さった方と前回も話した記憶があります。
17番のショートホール、実はこのホールはロングだったのを高速道路がコースの横を通ることになってショートに改装されたんですよ」」って教えてもらいました。
ティーイングエリアの左にある柵の向こうをしばらく行くと高速道路が通ってます。
サッと昼食を済ませて昼からアウトコースです。(笑)
アウトコースはパッと見た感じでは開けていて広く見えるんですが、そんなに単純なコースを上田治先生、お作りにならないですよね。
520ヤードとムチャ長いわけではないロングホールですが、残り180ヤードくらいから左の林が大きくせり出してコースの右半分しか使えません。
途中から左にドッグレッグして打ち上げていくミドルホール、やっぱ白ティーと黒ティーの距離の差が僕には随分と重荷になります。(苦笑)
谷越えのショートも、、、、長いっす。
インコースと違ってティーイングエリアからグリーンが見えるホールが多いんで印象がずいぶんと違うんです。
同伴いただいたメンバーさんから「カップの縁の芝の生え方を見たら芝目が分かりやすいんですよ」とアドバイス、、、、確かに高麗芝は「カップの縁のムダ毛」が一方向だけに伸びてて参考になりました。
この日の最終、9番のロングホールは高い場所にあるティーイングエリアから狭く感じるフェアウェイに、、、、目標は521ヤード先のカップです。
「新居浜カントリー倶楽部らしい景色だなぁ」と、しばらく時間がたった今見ても思う1枚です。
ホールアウトしてみると「昨年12月に白ティーからラウンドしたスコア」と「今回、4月に黒ティーからラウドしたスコア」の差は1打、天候を含めいろんな要素があっての結果ですが「黒ティーからのラウンドは頭と身体のどちらも使ってヘトヘトになるくらい楽しかった」のは間違いなかったです。
「広々としたコースでお手軽な価格でのセルフプレー」とは正反対、「狭くてトリッキーなコースに高麗グリーン」という今回のラウンド、別にドMなわけではありませんがとても面白かったです。
江戸時代に住友財閥の礎となる別子銅山とともに栄えた新居浜市に名匠・上田治設計のコースがあり、それが街の方々の暮らしと共に大切にされいまでも楽しめるという背景を思うと更に楽しくないですか?
広島市内からだとしまなみ海道を渡って今治市経由で2時間半くらいで着くので、頑張れば日帰りも可能。
全く正反対のキャラクターをしたエリエールゴルフクラブ松山と組み合わせて1泊2ラウンドなんてのもおススメです。
「ちょっとマニアックな方」は是非、ゴルフ旅行を企画するときには候補に挙げてみてくださいね。
お忙しい中でお付き合いくださったメンバーのKさん、そして広島からご一緒くださったお二人にも感謝です、ありがとうございました。
GOLFLIFE-Selectshop
Timeless
店長 亀井 一郎