h168さんの記事で見かけたので、ミーハーな僕は、早速購入して来ました。
 
 
 あはー。
 
 いままでは、新建材とか、釘があるかも知れない細かい鋸入れとかには、デコラソーを研いで使っていました。
 無アサリの鋸で攻めたいときは、白木ならカネジュンで、その他ちょこっとしたことには、ライフソーで対応。
 ”パイプソー=フラット”なる、ライフソーの半額以下の替え刃があることに全く気付かず・・・パイプ・・・という名前に騙されて、完全に死角でした。
 
 先細の方は、傷んだらボード仕事用に使ってみようかな。切り抜きにも使えそうかも。
 
 お試しは、また追々に。
 
 
 ところで、ゼットソーやデコラソーの新しい替え刃を使い始めるときにすること。
 
 
 
 それは、番手の同じ砥石に挟んで、シュッと引き抜く。
 
 
 すると、アサリ幅の不揃いが改善されて、直進性が良くなります。
 
 挟むのは、左右均等におろすためです。そして、あまり強く押さえない方が良いです。また、刃先を押さえずに、鋸身の背の側を軽く押さえた方が良いです。
 
 刃先を見ると、小さな三角形の跡が出来るので、砥石のあたった場所がよくわかります。歯1枚ごとに三角形の大きさが不揃いなので、元のアサリの幅が不均一なことが、よーくわかりますね。
 
 研げば研ぐほど、刃先のアサリ幅が小さくなります。はじめは挽き幅が小さくなって(無駄に切り取る繊維の量が減り)よく切れるように感じます。でも、やり過ぎると、だんだん側面の摩擦が大きくなり、屑ハケも悪くなるので、渋りが出て引きが重いように感じるでしょう。
 
 どっちにしても、鋸身の中スキがないわけだし、打刃物の良品には勝てません。しかし、ヤバい仕事でもドーンと引き受けてくれる、頼もしい味方、というところですか。