1週間くらい前のことでしょうか。


 ふとしたことで見かけたニュース。


 ドイツの名門、ハイデルベルク大学の研究グループが、STAP現象の確認に成功した、のだそうです。詳しい説明は省きますが、” 研究の価値 = 大 ”であると、結論付けているようです。



 STAP現象自体について、僕は何もわかりません。


 でも、僕が知っていること。それは、この、既成事実を覆すようなニュースを、大方の新聞や週刊誌が、記事としてまともに取り上げなかった、ということ。狂ったように叩くだけ叩いたので、都合が悪いんですか。


 そもそも、当初から保身のための幕引きに必死だった理化学研究所のおじいさんの態度が僕は気に入らなかったので、ざまあみろと言いたいところ。だけど、新聞記事にもならないとは。絶句します。


 死人まで出たんですよ、わかってますか、報道関係の人たち。


 

 その数日後には、ES細胞の盗難事件が、不起訴処分になったと報じられました。


 いい加減な被害届というか、理研によって告発されはしたものの、嫌疑不十分だとか何とか。

 いわく「窃盗事件の発生自体が疑わしい。」って、・・なんじゃそりゃ? ちょっと、マジですか!


 バッシングのさ中には、如何にも小保方さんが盗んで使ったかのように報道されてましたから、訂正記事を出して自分達の尻拭きをきちんとした方が良いと思うのですが、こちらも新聞には載らず。


 

 もし、研究成果を外国にプレゼントしてしまう結果になったら、誰がどのように責任を取るのでしょう。焦って博士号をはく奪した早稲田大学さんは、どんな対応を取るのでしょう。報道が無くて、世間の目が向かないと、救いがないような気がします。



 カネになると思えば群がって、人権は蹂躙。 自分に都合が悪い情報は、隠す。



 これでは昔の 大本営発表 から、進歩がないんじゃありませんか。



 僕のような何も知らない民百姓は、公平な報道が無いと、目隠しされてしまって、何が何だか訳がわかりません。



 残念。 怖い世の中です。