最近、中連窓を掃き出しサッシに取り替える工事をしました。


 急いで工事して欲しいという要望だったので、すぐに見積を出して取り掛かり、他の仕事の合間を縫って、何とか今日、完了したところです。



 その工事にともなって、掃き出しサッシの外で室内犬を遊ばせたいので柵で囲って欲しい、という要望がありました。

 

 サッシの交換がメインで、そちらに意識が行っていたので、柵の方はついでくらいの気持ちで、何となーく見積っており、これが大失敗。


 加工に取り掛かろうとして、デザインを考え始めたところで、相当な手間がかかることに気が付き、後悔しました。が、もうやるしかありません。 



 そこで更に計画不足に気が付きます。早速、移り住んで来られる予定の飼い主の方に電話。


「すみません、確認を忘れていましたが、ワンちゃんの大きさはどれくらいですか?」


「そうですね、体長60センチくらいです。」


(よかった・・・中型犬だな。)


ホッと胸をなでおろしたのも束の間。



「犬種は何ですか?」


「チワワです。」


(げっ!チ、チワワ。そのチワワでっかいな。60センチのチワワか?)


「体長は正確に60センチありますか?」


「やっぱり30センチかな。」


(がびーん!・・・想定される中で最悪の事態です。)



でももう、やるしかありません。気を取り直して、チワワを飼っている友人に電話です。



「チワワの頭って何センチ?」


「は?」


「柵を作るんだけど、隙間を何センチ以下にすれば、首を吊る危険が無いだろうか。」


「うーん、待てよ・・・・4~5センチかな。」


「わかった、ありがと。」



・・・・。


もう、やるしかありません。



そして、見積の倍以上の手間をかけて出来たのが、これです。



 別に、手の込んだところはどこにもない簡単なものですが、見た目より手間がかかります。

 

 (しかも、踏み台が必要なことにあとから気が付いて、とりあえず作ったが、請求しづらいかも。)



 手間が倍と言っても、もとの量が知れているので、何とか持ちこたえられる?かな。


 皆さん、柵の工事を見積もるときは、注意して下さいね(笑)。




 忙しかったり、慣れてきたからといって、見積もりを慎重にしないと、コケます、やっぱり。




 教訓: チワワには気をつけましょう。柵のピッチが、半端無いっす。


 そもそも木製にする必要があったのか? というツッコミは、ナシの方向でお願いします。


 あー疲れた!  さーて、仕事再開しよ!