こちらのブログ、すっかりご無沙汰していました(汗)。

 

 

 

というわけで先日、知人のサックス奏者から身体の使い方についてのレッスンを要望していただき、初めてドラマー以外の方にレッスンを行なってきました。

 

で、ありがたい事にその流れで【ラクな身体の使い方】に関するセミナー&座談会をやることになりましたので、そのお知らせです。

 

僕も実験的なところもあるので、ひとまずお試し版という設定となっています。

 

 

 

『モサモサドラム高インボムの身体の使い方レッスン&座談会(お試し版)』

 

♢日時♢ 2019/2/15 12:00から2時間程度

♢場所♢ 武蔵小山 Studio SHICHIHENGE(品川区小山4-1-2 101)

♢参加費♢ 1,500円(定員アリ)

♢メッセージ♢ 人の体って奥が深くて、知れば知るほどおもしろい!僕はドラムにおけるモーラー奏法をきっかけに人体力学にハマり、ヨガ・アレクサンダーテクニーク・古武術など様々な身体操作理論を研究して今に至ります。例えば姿勢や呼吸によってもリラックスの度合いやパフォーマンスのレベルが劇的に変わることもあります。自然で理に適った身体の動かし方・ラクな使い方を是非知ってみてください。

 

 

質問やお申し込みは、下記のメールフォームからお気軽にどうぞ!

http://mosamosa-works.net/drumschool/e-mail/

 

前回、グリップに関して、
・手先の脱力
・親指と人差し指による支点を作らない
・指先だけではなく手のひら全体も使う
などの話を書きました。

この辺りについてもう少し深く見ていこうと思います。

 

人体力学の観点で腕の構造や動きを見て行った場合、
「小指側」というのが一つのキーワードになります。

 

モノを持つ・つかむという動作をする場合、
リラックスして行なうためには
基本的には小指側で行なう、
もしくは小指側を支えにして行なう、
という事になります。

 

いやいや、
コーヒーカップやビールグラスは親指と人差し指・中指で持つぞ、
と思われたりするかもしれませんが、
その時に薬指・小指は丸めていると思います。

 

もしくは薬指・小指を丸めている方がラクに持てると思います。

 

これは小指側が支えになっているという事です。

 

良ければ試しに、
親指・人差し指・中指でコーヒーカップを持った状態で
小指側(この場合は薬指と小指)を
伸ばした状態と丸めた状態での違いを観察してみてください。

 

おそらく小指側を丸めている状態の方が力みが無く、
カップを持つ事も、腕を使ってそれを移動させる事も
ラクにできると思います。

 

ちなみに古武術の世界では
剣を持つ場合、中指を含めた小指側で握り
親指・人差し指は開き気味になっている
というのが基本のようです。

 

なお、力を込めて握りしめるのではなく、
あくまで脱力した状態で支えるという感覚のようです。

 

色々と例をあげましたが、
ドラムスティックを持つ際に
親指と人差し指ではなく「小指側」を意識してみることで
今までよりもラクな動作やリラックス状態を
見つけることができるかもしれません。

 

で、繰り返しになりますが、
決して小指側に力を入れて握りしめるのではなく、
小指側を丸めて支えるという感覚です。

 

また、実際にはグリップは一つの形で固定されるわけではなく、
身体の動きなどに応じて常に変化していきます。

 

これがモーラー奏法におけるフリーグリップに繋がるのですが、
その辺りはまた次回に。

ドラムスティックの持ち方:グリップは十人十色、
その種類も千差万別。
初めてドラムを叩くという方は、
まずは好きなように持ってみてください。

 

で、それだけだと話が終わってしまうので一つ提案。

 

例えばペットボトルを持って飲み物を飲むような時、
指と手のひら全体を使ってボトルを持っていると思います。
また、その時は力を入れて握りこむような事もないと思います。
ドラムスティックもその感覚で持ってみても
イイんじゃないかなと。

 

あ、初めてドラムを叩く方は、と言いましたが、
グリップに悩む経験者の方や、
もちろんモーラー奏法に興味がある方にも
この方法をオススメしています。

この、例えばペットボトルを持つような感覚で
スティックを持つようにすると、
手先が力まずにすみます。特に親指側。
 

手先、特に親指側の力が抜けていると
腕全体を振った時に手首が自然としなってくれます。

また、モーラー奏法のような
回転運動主体のスティックワークにも
手先の脱力は欠かせません。
スムーズで自由自在なスティックワークをおこなうには
手先の状態、つまりグリップがどうなっているかが
とても重要なポイントになります。

 

決して握り込むわけではなく、
また、親指と人差し指で支点を作るわけではなく、
そして指だけではなく手のひら全体も使うという感覚。
是非一度試してみてください。