せっかく家を建てるのだから・・・
 
 ☆ファミリー玄関は大きく
 ☆LDK は広くしたい。
 ☆ファミリークローゼットを付けて
 ☆パントリーも大き目が欲しい・・・

などなど

 ご要望を全部取り込んで
実際にプランニングをすると
40坪から45坪になります。

 お家は、性能にかけたお金は
電気代が少なくなったりと
ランニングコストを少なくしてくれますが

 床面積にお金をかけると
その分ランニングコストと維持するために
労力がかかるのです。

 外壁がサイディングの場合
目地の部分のコーキングが15年ぐらいで
塗り替えが必要になります。
 
 クロスの張替えも壁面積が多いほど
当然、費用が多くかかります。

 費用もさることながら
お掃除も床面積に比例しますし
ガラス磨きなど、労力も時間もかかります。


 なので、程々の大きさがベストです。

程々の大きさとは、そこに住まわれる人数によって
変わりますが・・・

 例えば、パパ ママ お子様2人の4人の場合


 平屋であれば30坪前後
 2階建てであれば33~35坪


光熱費も電気代は以下の推移で上がっています。

年度    標準家庭の負担(300kWh/月)
2012年度    月額66円
2013年度    月額105円
2014年度    月額225円
2015年度    月額474円
2016年度    月額675円
2017年度    月額792円
2018年度    月額870円
2019年度    月額885円
2020年度    月額894円
2021年度    月額1,008円
2022年度    月額1,035円
2023年度    月額420円
2024年度    月額1,047円


出典:経済産業省
この推移からわかるように、
2021年から再エネ賦課金の料金が増加傾向にあります。
今後も電気料金全体が上昇する可能性があります。

大きなお家だとエアコンの設置個数も
多くなり、電気代がかかります。



そして、程々の大きさのお家で
快適に過ごせるプランを実現するには、
設計士のプランニング能力が必須です。

そのお話はまた今度別の機会に・・・