美しい景色に出会った12月。




ある日は、鮮やかな朱色に輝く朝焼け。


そこに救いの主が舞い降りたかの様に神々しく、火の気のない部屋で立ちつくし静かに見つめる冷たい頬に、生温かい涙がつたう。


きっと他の誰かの涙も誘ったであろう。


それは誰かの哀しみであり、また他の誰かの心細さであり憂いなのかも知れないが、私はいつか辿り着く先があの様に淀みのない美しいものであって欲しいと願った。






またある日、いつか原画を見てみたいと思っている、牧野義雄の世界を思わせる霜が降りた日。


すっぽりと霜で覆われた街の白くて見通しの悪さは、これまでのなかった事にしたい過去にフィルターをかけてくれたみたいで、だけどそれは、全てはただの思い出でしかないと気づかせてくれた様にも思えた。






そして昨日。


友と今年最後のランチに行った帰り道、目の前に大きな虹。





虹は確かに7色なのかと、1.2.3.4.5.6.7と数えた。笑


一年の終わりにこんな立派な虹に出会うなんて、きっと良い事あるんちゅうん!とはしゃいで言うと、運転していた友が路肩に車を停めてくれた。





綺麗な弧を描く虹に、子供の頃あのたもとがどこか知りたくて、消えてしまう前に早く探そうと走った時を思い出し、昨日はその場所に行けば私が最後に飼った愛しいあの仔に出会うかもと、会ったら思いっきり抱きしめてみたいと思い泣けた。


そんな私を見た友は、黙って前だけを見ていてくれた。





今年最後の涙は、透明な羽を付けてあの大きくて美しい虹の上を渡った。


美しさが連鎖した12月。


一年の最後が色のある美しいものであった事、ただそれだけが嬉しい。






いよいよ今年も終わり。


皆さんはどんな一年だったでしょうか。


私はある意味学びの年でもあり、自分の心と向き合った年であった。


来年はどんな年になるんだろう。


まずは健康!


いや、もう健康だけで充分!笑


身も心も健やかに!





皆様にとっても、好機が連鎖する一年となります様に。


この一年ありがとうございましたm(_ _)m


良いお年をお迎えくださいませ╰(*´︶`*)╯♡