毎日暑くて、37℃なんて数字を見るだけでもううんざり。


今年は色々な事が重なって、いささか疲れています。


まぁ、死ぬまで何があるか判らないとは思っていますが、この波瀾万丈の人生を楽しむパワーは年齢と共に激減。


たまに、乗り越えられない試練は与えられない、なんて言葉を目にしますが、もう結構ですよ!と神に言ってやりたい気分にもなるわけで。


なんでしょうか? 


この最近のメンタルの弱さ。


まだここでお伝え出来ない事があって、早くそれから解放されたい、ただそれだけで毎日を過ごしています。


皆様のブログは拝読させていただいておりますが、自分のブログをアップする気にもならず放置。


しかし、どげんかせんといかん!と先日気分転換にドライブへ行って来ました。


とりあえず高速に乗る前に、上りにしようか下りにしようか悩み、今回は全くの思いつきですが、能登へ行ってみようか!と。


他県ナンバーの車が走っていると、冷やかしかと思われやしないか、と不安もありましたが、一先ず行ってみる事に。


途中、千里浜なぎさドライブウェイへ。


ここは、砂浜を車で走らせる事が出来る。


昔はもっと砂地が広がっていて、貝焼きのお店なんかもあって、だが時代と共に変化している。


ふーん!と早々にこの場を離れた。


その後順調に車を走らせ、和倉の標識が見える様になると、道路の補修工事の間隔は狭くなって来て、なんだか道路がうねっていて町が歪んで見える。


トリックアートみたい、とでも言えば良いのだろうか。


潰されてしまった家、傾いている家、斜めになったままの電柱、瓦がまだ張り替えされておらず屋根にはブルーシート。


8ヶ月経っても?と口に出る。


仮設住宅が並び、中は見えないが、そう広くないのは想像がつく。





新しく建て直したであろう、新築の家もぽつりぽつりと見かけるが、それだって資金がなければ出来ない事であり、シニアに銀行が融資するはずもなく、仮設住宅から出て来られるのは高齢者ばかり。


もし私だったら、私が被災したら、と想像して胸が辛くなった。


和倉温泉にはこれまで何度か宿泊した事があり、いつも利用していた、加賀屋とのと楽を見に行ったら、中は真っ暗で営業しておらず、営業どころかこの先の見通しは立つのだろうか。


再び胸がグッと詰まった。


傾いたままの旅館、エアコンの室外機がことごとく外れ落ち、隆起と陥没、瓦礫の山。


和倉に来たら食べていた、能登ミルクのジェラートは大丈夫だろうかと行ってみたら、お客さんも大勢で繁盛していて、ようやく笑みが溢れた。





和倉温泉を一周して、こちらに来たら食べようと決めていたお肉屋にランチの予約を取り、その前に名物のみそまんじゅうをゲット。


まんじゅう屋もお肉屋も、大きな被害はないようで良かった。





最後に、地元のスーパーで地元のお魚を買おうと決めていた。


カワハギとカレイ、安いな〜!


甘エビ、小さいな〜!


と、ぶつぶつ言いながらスーパーを一周。


帰り、高速に乗る時、スッと前に白のクラウン。


はは〜ん! 覆面パトカーですね! バレバレですよ!笑


金沢西から私が利用する区間、絶対に覆面パトカーがいて、会わなかった事なんてない。


ま、それもお仕事なんでしょうが、なんなんでしょ?


コソコソ感が嫌いなのよね〜!


ま、だから覆面パトカーなんだけど!笑


高速を走りながら、今日見た景色を思い返す。


不幸は、神が与えた試練。


いりませんね〜〜!!