昨年末から不調が続き、先週始めに検査。


昨年は身の回りに雑音が多く、かなりのストレスが続いていた。


その件はまだ解決に至らず、年内で片付けたかったが今年に持ち越し。


ほんと不愉快!!


12月末からとにかく体がだるくて、夕方になるとまるで充電が切れた様にガクンと気力も体力も落ち、食事もそこそこに床に伏せる日が続き、右手人差し指の指先の痛み、そして今年に入りいよいよ皮膚に異常をきたした。


これはちょっとおかしいかも?と病院へ。


医師が私の顔を見るなり、どうした!と大きな声をあげた。


もしかしたらある難病かも、という事で血液検査。


結果が出るまでの数日を振り返ると、13年前の癌の時とは比べ物にもならないくらい落ち着いていた。


約13年前のあの日の出来事は、今なお一片たりとも忘れはしない。


落としてしまったピースさえも優しく拾ってある。


癌の宣告を受けてから手術までの日々、とにかく今の自分の状況を調べ尽くした。


避けたかった棘の道を歩いていくしか選択がない事を理解するまで、どれだけ苦しかった事か。


枯れるほど泣いた、いっそ枯れてしまえば、枯れてくれれば、そう思った。


だが、今回は違った。


まぁそうなったらそうでしょうがないか、なる様にしかならない。


なる様にしかならない事は、この自分が一番解っている。


ただ医師からは、そうだったら治療が長引くかも知れない事と、入院治療が必要な事だけは伝えられていたので、あーまたか!って感じ。


昨年からストレス続き、心の環境の居心地を優先しようと決めた。


その居場所を決めるのは自分の心。







自分の居場所を決めるのはその心

扉を閉じたら

与えられた多くのものに

背を向けて

心動かされない

小さな門の前に

迎えが来ていることに気づいても


心揺れたりしない

その入り口で

立派な人が膝をついて待っていても

私には分かる

多くの生きる選択肢からひとつ選んだら

それからはもう何も見えない聞こえない

かたい石のように閉ざすその心を






昨日結果が出て、一応数値ギリギリなので要観察。


だが、一気に薬が増えた。


病院の帰り書店に寄りウロウロ。


誰かのブログで、口コミが良かった本を見つけた。





普段なら絶対手に取らないだろう一冊。


たまには良いか!


もう一冊は浅田次郎。


彼の書き出しが私は好きだ。


炬燵に入って、大好きなとらやの羊羹を食べながらお茶を啜り、ただいま読書中。


ブックマーカーは久しぶりのノリタケ。


居心地の良さが深まる。