パンを焼いた翌日は、自家製栗の渋皮煮を入れたパウンドケーキを焼いた。


一晩寝かせて昨日早速一口食べて、ん?となる。


何かが足りない、物足りない、やっぱりマロンペースト入れれば良かったと後悔。


実際、これまで作った料理全てにおいて、いつも満足出来なくて、何か少し違うと自分のセンスの無さにガッカリ。


美味しく出来上がったらお裾分けしよう、と思っていたが、どうやら一人で消費することになりそうだ。


結果また太る、なら作るなって話しなんだが、また作る、食べる、満足出来ない、作る、食べる、の永遠のループ。


別に商売するんじゃないんだから十分でしょ?と周りからは慰めとも言える言葉をかけてもらうが、それでも作る以上美味しく出来たら尚良い、と思う私。


で、昨日は懲りずに早く消費してしまいたかった、クリームチーズと生クリームがあったので、バスクチーズケーキを焼いた。


レシピより生クリームの量が20g足りなかったが、まっいっか、とそのまま続行。


多分こういう所だと自分で理解している。笑





昨日も今日も雨。


一雨毎に寒くなる季節、今朝知人から電話があり、去年の11月は暖かかったよね、と言われたが、どうだったか思い出せない。


股関節の痛みが取れず、なんだかぎこちない歩き方をしている様子を見て、友が寒さのせいかもとバスクリンの詰め合わせをくれた。


ありがとう、これくらいで治ることを祈るよ、ほんとに。





先日雨の合間に花壇の手入れをしていて、放ったらかしにしていたヒヤシンスが芽吹いているのを見つけた。





春夏に楽しませてくれた主役達がいなくなった途端、次は私よ、とでも言いたげに、ここが私の舞台、ここが私の還る場所とでも言っているかの様に。


君達は偉いよ、ちゃんと還って来るんだね。


魂はなくなったりしない、そこにある、求められる場所に必ずいる、そんな事を教えて貰った気がした。


そんな世に私は存在している。


それが美しいと思えたなら、私の魂はいつかまた還って行ける。





何ひとつ永遠なんてなく

いつか

すべて塵にかえるのだから

世界はうつくしいと