空海の生き方についてのストーリーでは
ありませんでしたが、
空海が『現実現象』を生み出す原因の仕組み
『真実真理』を観る心の目を持っている存在
として描かれているように感じました。
玄宗皇帝が愛した楊貴妃の死を巡る
ストーリーですが、
玄宗皇帝、阿倍仲麻呂、白龍、丹龍、李白、
そして楊貴妃自身が『極楽の宴』を
どのように見ていたのか、
それぞれの五感覚脳を通過して映し出される
『現実現象の世界』がこのように違うのか、
と一人一人が全く違うPC(Personal Universe)を持っていることがよく分かります。
そこで凄い!と感じたのが、やはり
空海の持つ『観点』!!
彼は、スイカ🍉のマジックを見せる男にも、
『本物のスイカは一つしかない。
そしてその一つさえも実はなかった!』
ことを観抜くことができるのです。
チン・ハオが妻の首を絞めようと暴れた時も、
その『現実現象』を起こしている原因の一人を
突いて収束させていく、
正に、真実真理から錯覚現実が起こる仕組みを
観る心の目を悟っている人物として
描かれていました。
歴史はそれを書いた人の記述になって
残されていきます。
つまり、体験した人の数だけ、
記述可能な歴史が発生するのです。
極楽の宴にしても、
現実離れした凄い様子になっていますが、
それを見ていた阿部仲麻呂の宇宙には、
そのように映っていたという意味だと思います。
楊貴妃の周りでは、彼女を愛するが故に
彼女の死を巡り様々なストーリーが展開され、
黒猫に怨念が移動してしまって、
死を受け入れられずに祟り続けていたり
するのですが、
当の本人、楊貴妃は、
玄宗皇帝の立場や想い、計画、
自分の立場を全部わかって、
自らの命を絶つ決意を固め死ぬことを
選択したように感じました。
そしてその楊貴妃の愛とそこにある真実、
彼女の血と涙を観る心の目を持っていたのも
また空海であったと感じました。
空海の生き様を知る映画では
ありませんでしたが、
『現実現象に惑わされず、
真実真理を観よ。
己自身を観よ。』
そんなメッセージを
監督とディスカッションして作曲した
主題歌の歌詞にも感じました。
一緒に行ったミッチーにみだんちありがとう😊
中国茶のレッスンで友花先生に
朗読していただいた詩でした。
この詩とより深く出逢うことができ
感動しました。
雲を見ては楊貴妃の羽衣を想起し
美しい牡丹は楊貴妃の姿を連想する
春風が吹いて欄干に当たり
露の光がキラキラと輝いている
こんなに美しい女性(楊貴妃)と
逢おうと思ったなら、
群玉山か仙人の住む遥台へ
月夜の晩に行かなければ会えないだろう
楊貴妃を愛する玄宗皇帝に
楊貴妃の姿を詩に歌うように命じられた
盛唐の詩人李白が、
楊貴妃の美しさを讃えて詠いあげた詩
『清平調三首 其一 』(李白)
雲想衣裳花想容
春風拂檻露華濃
若非羣玉山頭見
會向瑤臺月下逢
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