毎月第一日曜日は白山「Qui」さんにて１１～１６時待機しています。
スピリチュアルカウンセリングは20分３０００円、５０分５０００円（延長は10分１０００円）です。
次回の待機日は８月４日（日）です。
毎週水曜日と毎月第一土曜日はとなみイオンさんにて１１～１６時待機しています。
メール鑑定、Skype通話セッションは随時受付しています。
全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。
ロンドンのハックニーは、移民の割合が多い地域です。かつては、治安がそんなに良くないイメージもあったと思います。イーストロンドンは、今でこそ若者に人気なお洒落なイメージとか、アートとかクリエイティブな感じとか…住民の深い絆があるエリア、なんて思われていますが、かつてはちょっと危険なイメージもあったと思います。
今はジェントリフィケーションの影響もあり、そこまで低所得者層ばかりとか、治安が悪いとかのイメージはないと思います。1億円以上する高級住宅もお目見えしています。ただ移民の数はやはり多いので、多様性に溢れる町、のイメージはあると思われます。
そんな中…こちらの音楽カフェではトルコ音楽がかかっており。
中にいる方々は思い思いにくつろいでいます。
こちらのカフェでは毎週金曜日にさまざまな地域の音楽のコンサートをやっているそうで。先日はパレスチナ音楽のライブをやったし、その前はセネガル音楽、キューバ音楽…まさに他民族、多様性を象徴するような感じです。地元のミュージシャンたちが演奏しに来るのでバラエティーに富んでいる。
そして今日も…ここに実はミュージシャンが来てるのよ、紹介しましょうか？とオーナーさん。
紹介してくれたのは…ギニア出身のミュージシャンでした。
ギニアは赤道直下の国、そしてアフリカで唯一スペイン語を話す国です。彼は2016年からロンドンに住んでいるそうです。
彼は言います。僕は時々話すのがうまくいかなくて、何度も繰り返して言わないと、相手に理解してもらえないことがある、と…。
そんな彼がやっているのは…ラップ！作詞作曲もやっているそう。
彼が歌ってくれました。
日本語にするのは難しいかもですが…自分の体が重力に縛られて重い、苦しい、この体から抜け出そう…というような歌詞があり。
この人生は…まるで全ては映画のワンシーン。でも監督はいない。そんな中僕はこの映画を演じ続けないといけなかった…。
この映画は永遠に終わらないような気がしていた。…そんなような歌詞が歌われていました。
この曲のタイトルは『黒い羊』、Black Sheep,だと彼は言いました。
Black sheep,って…英語をやっていると出会う表現です。Black sheepとは「厄介者」「面汚し」みたいな意味で、一族の中の厄介者、組織の中で一人だけ外れてるような人、あんまりいい意味合いではないです。
彼が語ったのは…
「白い羊に囲まれて疎外感を抱いても、
必ず何かを見つけられる」
「いや…見つけるのではなく、自分で創り出せます」
「みんな それぞれが太陽なんです。
それに気づいてほしいです。
周囲を照らす輝きを隠さないでほしい」
彼の語った言葉に…はっとさせられました。
彼は…訛りの強い英語を話していて、スムーズな英語でのやり取りは時としてうまくいかないことがあるかもしれない。だけど…彼が瞳に強い力を込めて語ったことは…ものすごくスピリチュアルだなと感じました。
彼も…自分自身が太陽である、ということを、一時期、忘れそうになったことがあったのだろうか。白い羊たち…西洋人？たちに囲まれて。自分ひとり疎外感を感じて。
だけど…思い出せたのだろうか。そして、みなに伝えたいと思っているのだろうか。私たちひとりひとりが、周りを照らす力を持った太陽なんだということを。
…そんな、太陽だなんて。恐れ多い。そんな力は自分にはない。…と、思ってしまうだろうか。
でも…彼が言うように。周囲を照らす輝きを…自分で隠さずにいてみる。そもそも、私たち自身は、自分の全て、魂レベルまで…すべてを認識、理解しているわけではない。自分が宇宙と繋がっている部分、裡なる神の部分…それを信じて、そして、顕されるものは顕されるままに…自分を委ねてみてもいいのかもしれない。
自分が、自分で、自分のことを、自分でわかった気になっている部分なんて…きっと小さな小さな部分なのかもしれない。
だからこそ…否定もしない。勝手に決めつけない。自分自身という、祝福されてこの世に生まれてきた存在を…ただただ、何も否定も制限もせず、感じてみるだけでいいのかもしれない。
自分の光、他者の光、この世の光、自然界の光、・・・いろんな光をただただ、感じてみれば…いいのかもしれない。そんなことをふと思う。
それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしください