先月、イギリスのアーサーフィンドレイカレッジに行ったとき、いくつかデモンストレーションも見ました。そのOpen Week中の写真が公式Facebookに何枚かアップされていたのですが…これはもしや。

カルメンとドナ。私はこのお二人のデモンストレーションを見ていました。ということは…この中に私、いるはず!!座っていた席も覚えています。そしたら…。

やっぱりいました!!笑 こういうデモンストレーションの時は私はいつもこのへんが定位置というか。窓際が好きだし、端っこで後ろのほうが好きなんですよね。

 

まだ先月のことなのに、日常を過ごしていたらなんだか遠い日のような気もします。素晴らしいデモンストレーションの数々、ヒーリングの体験、そしてプライベートシッティング、レクチャー、ワークショップ。多くの素晴らしいミディアムの方々、講師陣とお会いできたこともありがたい経験です。

 

ちなみに写真左側のドナには、プライベートシッティングもしてもらいました!カレッジでの体験をまだブログに書けていないのですが…徐々に書いていこうと思います。

ダイヤグリーン6/16(日)は東京浅草にて「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」に出店いたします。只今ご予約受付中です。

スピリチュアルカウンセリングは20分3000円、50分5000円(延長は10分1000円)です。

イベント前日の15日、翌日の17日は羽田空港、浅草の某カフェにてティータイム(1時間2000円)、スピリチュアルカウンセリングの受付をしています。

ダイヤグリーンメール鑑定、Skype通話セッションは随時受付しております。メール鑑定は3000円ですが、只今お返事に少しお時間がかかっている状況です。

全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。

 

 

さて、認知行動療法の模擬カウンセリングですが、正直自分がちゃんとスキームにのっとってできているかが…全く持って不明なのですが、今のところ自分が目指しているのは、目の前の方の思考の癖を見つけて、そしてそれを自分で認識し対処する方法を見つけることで、ネガティブなパターンから抜け出す。ということを目指しています。

 

これはとにかく数をこなして練習する。ってことが必要だと思うので…細々とでも練習は続けたいと思っています。そして今は、日本にはまだほとんど入ってきていない心理療法の、SFBTの講義も始まったので、多分…その宿題も出そうな雰囲気です(^^;

 

とにかくいろんなことを練習していかねばならない。という気持ちでいます。

 

おそらく来月のQuiさんも、ご予約はそんなに混みあわない気がするので…様子を見つつ、またQuiさんかどこかで練習相手の募集をしてみようと思っています。

 

対面の方を希望したいのですが、対面の方が見つからなかったらSkype通話でお話できる方を今後も探していくつもりです。

 

先日のQuiさんでも、記事をアップしたあとぽつりぽつりとご連絡があり、そうしてありがたいことに対面で練習相手になってくださる方が見つかりました。

 

この方はご自分で、「自分は人前でうまくしゃべれない」「いつもうまく伝えられない、自分は伝えるのが下手」と思っている方でした。が、オーラを拝見すると…それが真実には見えない。周りの人は特に気にしていない様子です。ということは、これは本人の認知の歪み、ということです。

 

聞いてみると、誰かから話の伝わりにくさなどを指摘された経験は…ない。トラウマ的経験もない。全然ないけど、「自分は下手だ」と思い込んでいるのです。その思い込みが生まれたのはなぜなのか?しかもその思い込みが頑なでかなり強いのです。

 

このパターンは…親子関係で認知の歪みを作ってしまったパターンなのでは?と予測がつきました。

 

彼女にはちょっと難しいタイプのお母さまがいらっしゃるのですが、でも、特に虐待とかそういうこともないし、嫌な思い出とかショックな出来事とかもないとおっしゃいました。最初は。

 

しかし…お話をしていくうちに、あれ?と思うくらい、ぽろぽろと…そういえばあんなことがありました。こんなこともあって…というのが次々出てきたのです!いわば封印された記憶が蘇ったかのように。

 

私自身もこれにはびっくり。なんだ、いっぱいあるじゃん!!と思いましたにやりきっと人って、いろんなことを記憶のかなたに消し去ろうとしているんでしょうね。だけどふとした時に表に出てくる。完全に消え去ってはいない。

 

お話を聞いていくと…どうやら彼女のお母さまはかなり子どもっぽい人で、相手の話を聞けないタイプで、自分の話したいことだけ話すタイプの方のようでした。つまり…彼女が幼少期の頃から、あんまり子どもの話をじっくり聞いていてはいなかったんだろうな、と想像できます。

 

お母さんはとにかく「忙しい感じだった」と彼女は記憶していました。忙しい。つまり…忙しいから、あんまりゆっくりお話しができなかったり、ゆっくりしゃべるのができなかったりしていたのでは。あるいは…母親が、「忙しい」を言い訳にしていた可能性もあると思います。じっくりゆっくり子どもの話を聞くのが面倒くさいときは、私もめちゃくちゃ経験ありますが…「忙しい」を言い訳にすることもあります。あるいは、お子さんの側で、「お母さんは忙しいからしょうがないんだ」と無理やり納得させたりもするかもしれません。いつも自分の話をじっくり聞いてもらえなくて、お母さんはいつも忙しそうで…うまく言葉が出てこないと、もっとはっきりしゃべらないとわかんないわよ!言ってることわかんない、みたいに言われたこともあったかもしれない。

 

お母さまのオーラからも、相手の言いたいことを汲み取ることは…基本しない方だなあと言うことがわかりました。

 

でも本来、子どもって、言葉がまだうまく使えないときも、周りの大人がしっかり汲み取ってくれるから、だから安心して話せるようになるんです。周りがじっくりしっかり聞いてくれたり、あっ〇〇ちゃんはこういうこと言いたいのかな?と察してくれたり。時間をかけて、コミュニケートしようとしてくれる安心感、信頼感を築いていくことが大事であり。

 

うまくしゃべれなかったら、相手がぷいっと向こうに行ってしまったり、わかんないと突き放されたりすると…自分が悪いのかな、自分がうまくしゃべれないから悪いんだ…と思ってしまっても不思議ではない。本当は、大人の側が汲み取ってあげなきゃいけないわけで、子どもは何も悪くないのに・・・。

 

この世って、体は成長しても、中身が子どものまま、子どもを持ったりすることも多いので…なかなか親子関係での難しさは生まれがちだと思います。

 

コミュニケーションって、「表現する」だけが全てではなくて、相手の言いたいことを「受け取る」力も絶対的に必要です。なので…実はうまくしゃべる、って必要ないんですよね。もっとちゃんとしゃべれ、と言って来る人は、言い換えると、「私は汲み取る力、受け取る力がないです」と言ってるようなもんです。だって普通の大人は、汲み取る、受け取る力もちゃんとあるから、それも使ってコミュニケーションできるから。

 

受け取る力がない人は…コミュニケーション不全になりますが、それをつまり相手の責任にしちゃう、ってことです。うまくしゃべれないお前が悪いと。

 

この方がメールで感想を送ってくださったのですが、そこにはこう書かれていました。

 

「ずっと気になってた、

人と話すことがうまくできない、伝えられないというコンプレックスは、自分自身のせいだと思っていて、

何がそうさせているのか?わかっていませんでした。

まさかその思考のクセの原因として、

人の気持ちを汲めない、人の心に寄り添えない母親にわかってもらえなかった辛さの影響が強かったと気がついた時に、

心にストンと音がしたような、府に落ちた感じがしました。

 

今でも自己中心的な母に苦しめられ、どうせわかってくれない人なんだと諦めに変わって、

期待もしなくなって、流すようになってはいたけど、

自分の小さい頃から傷ついた心は癒されてなかったんですね…。

 

幼少期の経験で何かありましたか?

と、なっちーさんに聞かれて話ししてるうちに、あれもこれもと封印されてた記憶が鮮明に思い出してきたことに驚きました。

それと同時によく耐えたよな~、辛かったのによく頑張ってきたよな~って自分で自分を慰め、そして誉めてあげたくなりました。」

 

 

小さい時の、傷ついた自分に気づいてあげる。実は、その「気づいてあげる」ってことが…すでに大きな癒しになる、と言われています。

 

一番つらいことって・・・気づいてもらえないこと。無視されることだから。

 

でも、あっこの子はすっごく傷ついてたんだね…そっか…とその存在を認めてあげることで、大きな癒しと喜びになります。やっと気づいてもらえた、と。

 

この方は、その小さな自分に気づいただけではなく、その自分に対して、「よく耐えたよなあ、辛かったのによく頑張ってきたよなあ・・・」と、自分に対する優しい視点、も生まれたことが素晴らしいなと思いました。

 

母親に対して「あいつはひどい」と思うことがメインではないんですよね。犯人捜しをして終了、ではなく。

 

見てあげるのは…必死に頑張っていた小さな自分。すっごくよく…頑張ってた。ということ。それに気づいてあげること。

 

この方がさらに書いていたのは、

 

 

「いつの間にかその悲しみは、

誰かに私の話しが伝わらないと突っ込まれたこともないのに、

自分の思い込みで自分の思いは伝わらないはずだと言う思考にすりかわったのだと気がつきました。

 

それからなっちーさんと話ししてるうちに、

自分自身に対して、いつまで母親にとらわれているんだー!!

もう充分味わったし、もう嫌だ!!という感情が湧いてきました。」

 

「その後用事があり、実家に寄って母親と会話したんですが、

母は相変わらず自分中心の話をしていていつもと変わらない風景で、

それを流しながら相手してる私をまた別の角度から俯瞰して見ている自分がいました笑

そして冷静にこの人と私はわかりあえないな…と認識することができました。」

 

「多分、なんだかんだ言っても、

母にわかってほしいという気持ちが捨てきれない、そこでもがいてた自分もいたんだと思います。」

 

・・・・・

 

・・・この方が素晴らしいなと思ったのは、自分の中に、母にわかってほしい、と、母親を求める気持ちがあった、と気づかれたところです。私たちって、あんな親最初から好きじゃなかった。と思ってしまいそうになりますが…実は根っこに、ものすごく母親を求める気持ちがあったはずで。小さい時は皆当たり前のこととして、母を求めていて。

 

いろんなうまくいかないこと、悲しい出来事、傷つく出来事を経て、あんな存在嫌い。いらない。知らない。と思っても…小さな自分は、やっぱりまだお母さんを求めている部分があって。

 

こんな大きな大人になって、まだ母親を求めてるなんて。まだ母親のこと言ってるなんて。まだ大きくなれてないなんて。そんなの恥ずかしい。と思って否定してしまったら…真の成長、進化、歩を進めることって、難しい気がします。

 

私たちの成長って…自分の弱さとか、小ささ、傷なんかを認めることなのではないか。そう思うのです。

 

別に、母親を求める気持ちが完全に吹っ切れていないからといって、自分の内部100%がそれ、ってわけではないのであり。自分の中の小さな子どもの部分が、その傷を持っているだけで。自分の弱さとか傷を認めることって、全く問題ないことであり。

 

プライドが高い人は、母親との関係を振り返るのが嫌だったり、自分の幼さをプライドのせいで認められなかったりして、成長とか気づき、癒しが遅れることがあるかもしれません。

 

でも…実は、認めてしまえば…あとは楽な気がします。だって、認めてもらえるって…嬉しいから。小さな小さな自分に・・・そうだったんだよね。って言ってあげることは…小さな自分を癒すことになる。

 

そんな傷ついてるはずないよね?〇〇ちゃんもう大人だもんね?気にしてないよね?・・・という言葉がけだけでは、その子は真に救われることがないのではないか。

 

この方はこうも書かれていました。

 

 

「何より、人に癒してもらうより、

 

自分自身で自分を癒すことができるんだと

 

今回実感したのが一番の気づきだと思いました。

 

小さい頃の私に言葉をかけるとしたら?

 

となっちーさんに聞かれた時に、

 

無理しなくていいよ、

 

ゆっくりお話ししたらいいよと自分に言葉をかけた時に、

 

胸がふわっと熱くなりました。

 

わかってくれた自分自身に気がついた瞬間でもありました。」

 

 

・・・・

 

そう…私たちって、自分で自分を癒す力も、ちゃあんと持ってるんですよね。自分に必要な言葉は、自分が一番よく知っている。

 

この方が、小さな自分に対して、無理しなくていいよ、ゆっくりお話ししたらいいよ、と声をかけたということは…きっと小さい時は、無理して必死にしゃべろうとしていたことが多かったのかもしれません。ゆっくりお母さんとお話しする。その栄養がしっかりもらえていなかったのかもしれません。

 

だけど、じゃあ傷ついたら私たちはそれで終わりなのか。というとそうではなく…いろんな人や存在からも癒しももちろんあるし、そして、自分自身も、ちゃあんと…自分に必要な言葉をかけてあげられる。

 

無理せずに、自分のペースで、ゆっくり話すこと。早く必死に話す必要は実はないんですよね。

 

この方はこれから、人と話す時に不安がよぎっても、もう一人の自分がツッコミを入れられそうだとおっしゃっていました。あんたはうまくしゃべれないんだよ、とエゴの声が説得してきても…耳を貸さない。あ~それは自分の思考の癖、認知の歪みだから聞く必要はないんだな、ということ。

 

そして…小さな自分に言ってあげたように、心配しなくていいよ、ゆっくりお話ししていいんだよ・・・を言ってあげる。

 

癖って長年積み重ねたものではありますが、仕組みがわかることで、ちゃんと自分でツッコミを入れて、エゴの声に振り回されなくなることはいくらでもできると思います。私自身もそれは実感しています。癖って修正可能なんですよね。そしてもう意識できちゃうと、少なくとも振り回されることがなくなるので、随分楽になれるんです。

 

この方にはお礼として、イギリスで買ったアベンチュリンを差し上げたのですが、アベンチュリンが持つ意味、効果も、調べてみたら「ピッタリ!私には必要なワードがたくさんありましたキラキラ」とのことでした。

 

いくつかパワーストーンを購入したのですが、不思議と…その方に必要なメッセージを持った石が、その方々の元に行っているような気がします。

 

バレエ教室でも、先生が取り込み中だったので生徒さんたちに先に欲しいものを選んでもらって、残った中に先生が好きなのあるかな・・・と思ったら、残ってた中にちゃんと先生の誕生月のものがあり!先生は「あ~これ!!」と喜んでくださいました。他にも、仕事ですごく疲れてる方が、癒しのエネルギーが強いストーンを選ばれたり。不思議ですね。

 

認知行動療法ですが、それに特化したメニューを作る、というわけではないのですが、この知識を深めることで、何かお客さまに還元できるものがあれば…と思っています。果たしてちゃんと認知行動療法のカウンセリングになっているかは…わかんないのですが(^^;

 

また練習相手は募集していく予定です。その際はお気軽にご連絡いただけると幸いです。いつもご連絡くださる方々も、本当にありがとうございます!!

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ