ティンタジェル城のショップで買ってみたクリスプスとオートバー。ヴィーガンです。ポテトチップはEnglish Heritageのマークが。English Heritageってお酒だけじゃなくてポテトチップも作ってたのか!と衝撃。
イギリスとアメリカでは英語が違います。文法や単語やスペルが違う。例えばこのお菓子は日本では「ポテトチップス」だから「チップス」だと思いそうですが、イギリスでchips,というとフライドポテトのことになります!
フライドポテトを注文したいときはchipsが欲しいといいます。フィッシュアンドチップス、って言いますよね?あれもフィッシュ&フライドポテト、とは言いませんよね。この日本でいうフライドポテトはあくまでチップス、なのです。
そしてイギリスでchips,というと、フィッシュアンドチップスについてくるような、「太めの」フライドポテトになります。つまり、マックとかで売られているようなほそ~いフライドポテトはchipsではなく、french fries,といいます。
繰り返しますが、日本でいう「ポテトチップ」は、イギリスではcrisps(クリスプス)です。
ポテトチップを買いたいときはcrispsを買いたい、と言います。
ちなみにイギリスのチップス(フライドポテト)は、イギリス人は酢をかけて食べます。塩とお酢です。初めてイギリス来た時は衝撃でした。ケチャップなんてつけないんです。
そしてグリーンティーがイギリスで売られているのを見て、そのグリーンティーをカフェで注文しようとすると、ミルクと砂糖はいるかと聞かれたり。日本人からするとどひゃー!!って思ったり。いろんな文化を発見し体感できるのって面白いですね。
さてさて・・・息子が…また伝説を作りました。
先日、私と夫とで私の実家の用事をし。息子は遊びに行っていたので私と夫だけでした。用事も無事終えて、その後母がユニクロに行きたいというので、父が母をユニクロに連れて行ってやってくれんかと言い。
母は認知症の症状が出始めていますが、会話はほぼ問題なくできて、母自身の情緒も基本ずっと落ち着いていて、いわばおとなしい老人という感じです。なのでどこかに連れて行くには、車いすが必要な面はありますが、それ以外にそこまで大変なことはありません。
父がずっと母と一緒というのもしんどいだろうし(父は町会の活動、ボランティア活動や音楽活動、がんサバイバーとしての活動もしてはいますが)、数時間でも私と夫が母を連れ出すのは、母にとっても父にとってもいいことだと思ってたまにしています。母は父がいないほうが気楽だし(昔からそうです)、父もきっと母のいない自宅は気楽な面もあると思うのです。
大した親孝行ではないけど…こんなふうに行きたい場所があると連れて行くのですが、その時…夫の車に母を乗せようとしたとき、夫に異変が。
夫は…念のため後部座席を確認しました。
すると…何やら黒いものを発見。
それは・・・
それは・・・
息子の、パンツ でしたーーー!!!
・・・・・
・・・・・
‥‥意味わかんねーーーー
なんで…なんで!!なんで!!使用済み(多分)のパンツが車に放置されてんの!????
意味不明だよほんとに!!!!一体全体どういう状況でそうなった!???全く状況が想像できない!!!
だって…なんでパンツ脱ぐ?私と夫と出かけるときに。脱いだらノーパンになるよ?てかズボンも脱がないとパンツ脱げないよね?そんなことする??
とりあえずズボンだけ履いて、車の中でパンツ履こうとして持ってきたとか?…それなら息子的にありえるかもしれん。息子は家では基本的に一年中、冬でも全裸で(寒かったらバスタオルを巻いたり毛布を被っている。でもパンツは極力履かない)、外に干した自分の洗濯物を取り込むときとか、そのまま玄関からウッドデッキまで裸で!!さっと外に出たりもします。もちろん我が家は住宅街の中に家があるので普通に人が通ります!!(さすがに誰かがいたら遠慮?して人がいないのを見計らって行きますが…)
そして出かける時、パンツを探すのが面倒なので、そのままノーパンで出かけること…多数。なのです。学校には基本履いていってますが、たま~~~に、ノーパンです(急いでいてもうスクールバスに間に合わない!!って時とか)
休日にたまに家族で出かけるときは、ノーパンの時のほうが多いかも。…なので、考えられるシナリオとしては、あとでパンツ履こうとして、とりあえずパンツを手に持って、車に乗った…のか??
でもまじで意味わかんないです。ひとまず夫は、息子のパンツを見つけて慌てて隠し、そして…後部座席に私の母を乗せたそうです危うく…ばあちゃんが車に乗って、あらこれ何かしら?と手に取ったら‥‥!!!それは!!!・・・って事態が発生するところでした
私は息子が帰宅してから「おい!!お前何やってんだよ!!」と息子に詰問。なんでパパの車にお前のパンツがあんだよ!!おかしいだろ!!と。
そしたら息子は…。
「えっ。何で?わかんない。覚えてない」
の返事。
・・・・そうだよ、こいつはそういう奴だよ!!何も覚えてないし覚えようとしない奴だよ!!!
息子に、「なんでゆうちゃんいつもパンツ履かないの?」と聞いたことがあったのですが…その時息子が言ったのは、
「パンツないと、サイコーだよ」
・・・というセリフ。そっか・・・パンツ履いてないと・・・サイコーなんだ。気持ちいいんだ。そんな爽快感とか開放感みたいなのがあるのかな・・・ってその状態で私にすり寄ってきて、毛を触って「毛づくろいだよ」と言って毛をこれ見よがしに見せ、挙句の果てに毛を渡してきて(!!!)私にくっつけるのは・・・やめてくれーーーー!!!!涙
全く…車内にパンツを置いてゆく。という、高校3年生男子(!!)がいるなら…知りたいです( ;∀;)そーだよ、幼稚園児でも小学生でもなく…高校3年生でそれをやっちゃう。ってのが…息子…最強すぎる。我が家のほかにそんなお宅あるでしょうか…?あるならそのお家のお母さんといろいろお話して慰め合いたいですね
息子って奴は…とにかく、「普通」に過ごせないのか?と思わせられることが多々あります。
先日も、相撲大会の応援(由緒ある全国大会なので学校をあげて応援します)で現地集合の日、息子は自転車で出かけたのですが、グーグル先生を信用したら、息子曰くとんでもなくヤバい道に連れてかれた、と。
急すぎる山を登る羽目になり…途中で自転車を押すのももう限界になり、なんと道の途中の墓地で、自転車を置いてきたとのこと(!!)。
そして歩いて現地まで行ったら…当然遅刻
応援をしているとき、原則運動部は部ごとにかたまって応援するのですが、息子の属する部の部員たちは、思い思いの場所に紛れて、フリーダムな状態で応援していたそう(;´Д`)
さらには息子、顧問の先生に、「祭りに行きたいから途中で帰っていいっすか」と聞いて、先生を激怒させる
お前…この応援は学校行事、いわば登校日と同じ!!なのに「遊びたいから途中で帰りたいっす」なんて…言っちゃいかんに決まってるやろうが!!!・・・なのにそれを普通に言ってしまう息子…なんなのもう、新人類(って言葉は死語でしょうが)?
そして息子の願いが通じたと言ってしまっていいのか・・・、学校代表チームは団体も個人も決勝までは残ることができず、予定よりも少し早く解散になり。
そして帰宅するため…息子はまず自転車を墓地に取りに行こうとするものの、そこまでが遠い。
ゆえに息子・・・・ヒッチハイクを思いついたらしい
なんとかヒッチハイクして途中まで車で乗せてくれる人おらんかなと。
しかし息子が取った方法は…車に向かって、親指立てたグーサインを見せること。
そしたら息子曰く…車は通るけど、みんな笑顔で手を振ってくれて、そしてそのまま通り過ぎてばっかりだったとのこと・・・。いやそりゃそうでしょ!!そんなグーサインしてたら、「イイネ!」みたいに思われて笑顔返されて不思議じゃないっしょ!!
ヒッチハイクってのは、行き先を書いた紙を持って、それを見せてアピールするのがヒッチハイクだから!!ただ高校生がグーサイン見せててもまさかヒッチハイクしたがってるなんて気づかないっしょ!!と息子に言ったのですが…いやしかしながら、そこでヒッチハイクしようとする発想が・・・すげえ。と思いました。私には思いつかない・・・。
そして結局ずっと自力で歩いて、ようやく置きっぱなしだった自転車のところに着いて・・・そして帰宅して、そこから16㎞ほど離れた町までまた自転車で出かけて…ってことで、息子としてはす~~~っごく疲れたらしい
「おれもう限界になって…途中で帰って来た」
とのこと。大会の開催された相撲競技場までは8㎞ぐらいですが、山の中にあるので、その往復でも疲れたんだろうな。途中歩いてもいますし。
でも若いんだし、いつも部活さぼってばっかりなんだから、たまにはそれくらい体使ったほうが息子にとっちゃいいことだとは思いました山道8㎞×2,そして16㎞×2か・・・うん。私ならやらないで全部送ってもらうかな苦笑
その息子・・・一応理系学部進学希望なんですが。先日、100×0.2は、という話が出てきて。消費税とか割引とかそういう話をしていた時です。
息子「おれわかるよ。
100円の0.2は・・・ 8円 でしょ。」
・・・・・
ちがーーーう!!!
息子「えっ違うの?
・・・あっわかった、 0.2円 でしょ!!」
・・・・・
・・・・・あかん。終わってるわ、この子・・・・・
もしそんな息子が大学進学できたら…奇跡だと思います。というかそんなこと許されていいのか。元高校教師としては許されてほしくない。でも似たようなことが起こっているのも知っている。当時はなんてこったと思いつつ、でも学校の実績になるからいいんだ、こんなにも基礎学力がない生徒を送り込んで大学の先生方ごめんなさい。って感じだったのですが…。
まさか20数年後。我が息子が、その状況に突入するかもしれないなんて…1ミクロンたりとも、想像なんてできてなかった。
…まあ、このままいけば息子は学校長推薦は絶対無理だし、内部推薦だって多分無理だろうし…AOでどうにかなるのかは知りませんが。もうあとは息子のもともと持っている運命、宿命、そして息子の後ろの方々、宇宙の采配に委ねるのみです。私は息子の運命をどうにかする力は持っていない。そんな大それたことはできないし許されていない。
普通に考えたら就職でいいと思うのですが、学校としては就職はさせたくないみたいで、そうなると…息子の本来の学力的には大学進学ではなく専門学校とかかなあとは思うのですが。
スーパー楽観主義者の息子…大学進学希望してるけどどうなるんだろ。しちゃいけない学力なんですが。何も知らないって…強いですね。恐れがない。いや普通怖がるっしょ。心配、不安になるっしょ。ってのがない・・・そういえば進路に関して、不安とか心配とか、そういうワードを息子は一切発してないし思ってないんですよね・・・すごいぜ、息子・・・。←単に能天気なだけとも言えますが・・・
最近は遊びまくってめったに家にいない息子ですが、相変わらず…伝説を作ってネタを提供してくれている。ありがたいのかもしれません
息子が大きくなると、昔のように「ああ天使…」と思うことはなくなっていくけど、でも…お、面白れぇ。す、すげぇ。私とは違うな…。と思うことは尽きることなく提供される。相性がいいわけではないけど、刺激をくれる相手であるのだろうなと思います
それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしください