美しい美しいティンタジェル。ティンタジェルに来たなら…絶対全員行くでしょ。というスポットが。

ダイヤグリーン毎月第一日曜日は白山「Qui」さんにて11~16時待機しています。

スピリチュアルカウンセリングは20分3000円、50分5000円(延長は10分1000円)です。

ティータイム(お弁当なし)は1時間2000円です。

お問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。

 

 

フリーのマップ、ボロボロになってしまった…。

ティンタジェルの町は小さく、一日で歩き回ることができます。メインストリートも短めの1本だけ。しかし、車で少し行くものすごいスピリチュアルスポット(St.Nectan's Glenの滝)やBoscastleの町(魔女博物館なんかがある)に行ってみようとすると、一日で全ては難しいかも。

ティンタジェルの町は、何せアーサー王生誕の地として、イギリスでは屈指の人気スポット、観光地です。そしてみんな必ず行くのが…ティンタジェル城。

入場料は寄付金付きで21.5ポンド(約4300円!!)、寄付金なしで19.5ポンド(約3900円)。けっこうします…。だけどネットで事前にオンラインでチケット購入すれば、19.5ポンドが16.5ポンド(約3300円)に!3ポンド(約600円)安くなるのです。こういうことって多いので、イギリスでチケット購入は、先にネットで割引があるか確認するのがお勧めです。

 

もしですが、英語が全く?わかんなかったら…入場料は寄付金つきで4300円払ってたかもしれない。だけどdonationとか単語を知ってたら、あっそっかとなって、そしてネットでチケットを買えば…3300円で済む。その差1000円。

 

ちなみにシーズン中はとにかくティンタジェルはものすごい数の人が押し寄せるので、行っても入場制限で入れないことがあります。なのでそういう意味でも事前に時間指定のチケットを買っておくのがおすすめです。私も時間を指定して買ってその時間に行きましたが、今はハイシーズンじゃないので、現地で直接チケットを買っても全然問題ない感じでした。

あいにくお天気は小雨が降り続いています。が、これくらいの雨ならまあ歩けるかなと。早朝はもっとすごい土砂降りだったので、それが歩けるくらいに収まったので、私ってやっぱりついてるな、なんて思いながら行きましたにやり

シーズンオフだし、平日だし朝一番だし…人は少ないです。向こうにキャメロットホテルが見える…。あの豪華ホテル行ってお茶とか飲んでみたかったかも。

道は整備されているので登山靴じゃなくても問題ないですが、ヒールは…あかんと思います。スニーカーレベルで大丈夫です。

つり橋が眺められるスポットへ。

断崖絶壁…こんなところによくぞお城を…といっても当時はもっと陸地があったとか?そしてコーンウォール伯リチャードの建てたお城は13世紀で(今は荒廃して跡地しか残ってない)、ティンタジェル城といっても立派なお屋敷が残っているわけではありません。そしてアーサー王がここで生誕したというのも、モンマスの本にそう書かれていただけで、史実かどうか…そしてアーサー王が実在したのかどうかも、実は不明なんですよね…。

それでも絶大な人気を誇るアーサー王。

そのアーサー王ですが…誕生のいわれを知るといや~もうびっくりでした。アーサー王の父ユーサー・ペンドラゴンは、コーンウォールのティンタジェル公王妃、イグレーヌのことを好きになっちゃうんです。夫のいる人への横恋慕です。

 

で、イグレーヌは当然ペンドラゴンの気持ちを断り続けていたんですが、そこでユーサーはどうしちゃったか。

 

恋に狂った人間は恐ろしい…なんとユーサーはティンタジェルに戦争を仕掛け(!!)、イグレーヌの夫が出陣している隙に…魔術師マーリンの魔法の力を借り、そしてユーサーがイグレーヌの夫の姿へ変身。(!!!!)そして見事?、ユーサーはイグレーヌと一夜過ごすことに成功するという……。

 

いや~…ちょっと…これってどうなん。って思ってしまういきさつです(^^;

 

だって…夫がいる女性をものにしたいから戦争を仕掛ける。そして魔法使いの力を借りて夫の姿に変身してそして契っちゃうという。す、すごい…。

 

そしてイグレーヌは身籠り、そして生まれたのがアーサー王なんですね。現代だったら許されぬあらすじな気がしますが。そしてユーサーはその後、イグレーヌの夫を殺すので(!!)、正式に彼女と結婚します…。

 

よってアーサーは正当な息子として迎えられ、15歳で王位につくというわけなのです。

すげえな。アーサー王伝説って。てか昔の物語って…ギリシャ神話もそうだしいろんな神話にしても…めっちゃどろどろしとる。

ティンタジェル城ですが、かなり…広いです。じっくりゆっくり見ているとそこそこ時間はかかります。

このつり橋を渡るとき…いやもうすごい強風で、私という重みのある人間ですら、よろよろしてしまったくらいでした!!しかも途中で前に進めなかったりしました。

風が強い日だから気をつけて。とあちこちのスタッフさんから声をかけられましたが…でもこれくらいの風はティンタジェルでは普通らしい笑

すごい景色が広がります。

もう廃墟のお城跡ですが…雰囲気があります。

楽しいウォーキングコースのような感じかな?

そして何せ周囲は海。景色は壮観です。

 

 

 

子どももあちこち走り回って楽しめるかな。

 

そしてやはり5月でも冬のように寒いイギリス。冬の服装で来てよかったです。

遠くに見えるキャメロットホテル。

アップダウンもあるので歩くコースとしては嬉しいかも。

 

一部柵はありますが…でもすぐ下は断崖絶壁。

そして…基本、あんまり柵はないです!!よろめいたら下にあっという間に転げ落ちるじゃん…と思いました(^^;

転落事故とかないんやろか。なんてことを思ってしまった…。

可愛らしく咲く花たちも…愛らしい。どんな強風に吹き付けられても咲いている。

アーサー王の像はずっと奥までいかないとないので…ひたすら進みます。

途中途中の景色が美しい。すぐ立ち止まっては写真を撮りたくなる。

自然が美しい場所。ここで…本当は何があったのか。そして、アーサー王は実在したのか。彼が生まれたのはどこだったのか…。

真実、よりも…ロマンや夢。理想。を味わいたいときもある。ほんとうの真実は、誰にもわからない…。

海は全てを知っているんだろうな。このケルトの海は。

吹きっさらしなので…強風に打ち付けられながら、進みます!

遺跡が残っているだけですが…詳しい情報を知りたい人は、ガイドブックが有料で売られているので、それを読むといろんなことがわかると思います。

ちなみに…私は特に霊感も強くないし、エネルギーとかの察知?も特別得意でもないので…ここに来て、何かすごいエネルギーをビシバシ感じた!!…とかはなかったです。すんません(-_-;)

私はどちらかというと旧郵便局のほうが…エネルギーとして好きでした。そしてそこのお庭が最高に好きになりました。

さあ…いよいよ、彼とのご対面が近づいてきた…?

ふと見ると…いつもお花たちがそばにいてくれます。

曇り空でも、花たちの色が眩しく、鮮やかです。

トンネルにも入れます。

でもあんまりこの日はスルーしてる人が多かったですね。みんな目先のアーサー王の像まっしぐらって感じ。

けっこうな道を歩いて来たんだなあと。といってもゆっくり歩いていたので距離的にはそんなにないと思います。

やっぱり美しいコーンウォール。夏はもっとキラキラして美しいのかな。でも人が少ないからこそ醸し出される空気感もある気がする。

そして…ついに!!アーサー王の像が目の前に!!

彼は一体…何を考えて、何を思って海を眺めているのだろうか。

この荒寥さ、壮大さ、荒々しさ、そして穏やかさ…アーサー王とは…一体何だったのだろう。

彼が実際に何かを語ることはなくとも…多くの人々が、自らへの問いかけをし、彼に何かを問いかけ、そして…答えを見つけてきたのだろう、と思う。

もう少しそばにいたかったけど…すんません。風が強すぎて…退却です!!

体も冷えてきました。息子のウインドブレーカー借りて、下にニットやらなんやらいっぱい重ね着してきたけど…やはり5月のイギリスはダウンジャケットが必要だったのか。

帰り道は、来た時と同じようにつり橋を渡って帰ることもできますが、私は魔女マーリンの洞窟を見たかったので…下に降りました。

えっと…ここからは、めちゃくちゃ急な階段です!!

ちょっとびびるくらいの急階段です。

手すりにつかまってそ~っと降りて…(雨だと滑りやすいのでけっこう注意して降ります)でもやっぱり海がきれいですね。見とれます。

誰もいないのをいいことに、しばし階段の途中で…海を眺めます。

寒いので…先に進もう。

それにしても急です。

上にさっき渡ったつり橋が見えます。

ゲートが下にもあって、有料ゾーンと無料ゾーンが分けられています。マーリンの洞窟は無料ゾーンです。

アーサー王誕生に深くかかわった魔法使いマーリン…そしてアーサー王を15歳になるまで養育したと言われているマーリン。ストーンヘンジも彼が作ったと言われています。予言の力も強く、イギリスでは最強の魔法使いになるのかな。

さて…いよいよその魔術師マーリンの洞窟へ。そこでアーサー王も暮らしていたという話ですが…。

洞窟にはいつも海水があり、干潮の時にしか渡ることはできません。

あれが…マーリンの洞窟。

なんだろう…ここは…不思議なエネルギーを感じました。

中には入れなかったけど…なんだか引き込まれるような。吸い寄せられるような不思議な感じ…これが魔力の残り香?

干潮の時間を狙って、数時間後にまた来てみて、中に入ることもできなくはなかったのですが…私は、遠くから眺めるだけでいいかな。と思って今回は中には入らず。雨も強くなってきたので、敷地内にあるカフェで休憩することにしました。

 

でももし次に来ることがあれば…中に入ってみようかな。

 

本来なら、St.Nectan's Glenの滝も見るべきすぽっとなのですが、車がない状態だとちょっと不便かもしれません。バスの時間を調べていたら…うまく接続できず、行っても帰ってこれない(もう午後だったので)ことがわかり。

 

どなたかガイドさんを頼むか、車を借りるかタクシーか…そうじゃないと厳しい場所かもしれません。今回ご縁がなかったってことは…それが流れ。それが私にとってふさわしい流れ。だったのだと思っています。

 

私はあの旧郵便局のガーデンと出会えたことが幸せだったし、ティンタジェル城も見れて、とても満足しました。

 

ただ、午後に少し時間が空いたので…ここからどうしようかな。と思い、街を散策することにし。そういえば朝、B&Bの奥さまからおまじないをかけてもらったけど…ティンタジェル城は十分堪能したけど、それだけなんかな?ハートチャクラ…コミュニケーション…誰かと話す、ってのは特にしてないけど…どうなんやろ。

 

そんなことを思いながら町を歩き始めて…先日ブログ記事に書いた、すごいパワーストーンショップを発見するのです。これか!!ハイストリートにあるわよと言ってたお店は!!と、名前は聞いてなかったけどうまく見つけることができて感激しました。

そして…このショップでの石選びが想像以上に楽しく。そして1時間以上お店に滞在しても嫌な顔ひとつしないスタッフさんたち。とても楽しく気持ちよく過ごせました。お天気も雨だったので、ちょうどよい雨宿りにもなったというか。

 

そして…まだ時間あるしぶらぶらしよっかな。でも開いてない施設もあり。う~んどこ見ようかな。と思ってたら…B&Bの奥さまとの関連がある、まさかのお店を発見したのでした。

 

そのことについてはまたあらためて書きます!

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ