毎週金曜日は、基本的にお弁当のお仕事があったり、食の勉強会、よふ葉さんでのマクロビティータイムなどで、お弁当作りに忙しい日です。前日からかなり他のことに気が向けられないモードになります。(数が少なかったりすると余裕はありますが)

そんな金曜日の朝に事件は起きた。

(↑この日はたけのこご飯も入れてみました)

金曜日の朝・・・息子は言いました。

 

「あっ、今日遠足だった」

 

・・・・・・ハァ!???

 

……何それ。弁当どーすんの!?いつも通りに起きてきた息子、もう時間は7時8分。そしてスクールバスは7時23分!!

 

こんなにも、できてるおかずいっぱいあんのにさ…でもご飯はまだ炊いてない。あと10分ちょいでご飯は炊けない。てかお前弁当どーすんの!??

 

・・・息子、確信犯です。もうすっかり私の弁当に飽きて、むしろコンビニめしが好きになってしまった息子。私に言い忘れても、コンビニで買えばいいという魂胆だったのでしょう。それにしても遠足の日を言わないでその日を迎えるのは初めてのことです。

 

「なんなん!!なんで今頃言うんだよ!!!」と怒りまくる私に息子は、

 

「えっ?ママ弁当作りたかったん??」

 

「そーだよ!!ママは弁当作りたかった!!!えーんえーんえーんえーんえーん

 

…だって、弁当作るの大好きなのに、高校入ってからは全然作らせてもらえなくて…寂しくてたまらないのに。年に1回の遠足のときくらい、弁当作らせてくれたっていーじゃん!!なんでママの楽しみ、ママの喜びを奪うんだよ!!!

 

息子は「も~いいじゃん。おれもうママの弁当はいらないし」←飽きててもう勘弁という心境らしい

 

「それに家では(ママのごはん)食べてるしいーじゃんDASH!

 

私は、「違う!!ママは弁当作りたかった!!」

 

息子「え~~何のために?(おれは求めてないのに)」

 

私「それはな…ママへの親孝行ママへの感謝だ。」

 

息子「・・・・・」

 

私「普段バスタオルも靴下もパンツも服も全て脱ぎ散らかす。

 

そんなお前がママに対してできる『感謝』がこれだ。

 

ママから弁当を奪うな!!!」

 

・・・息子、なんとな~く、しょうがないか…と思えたのか、トーンダウン。

 

私「じゃあ今度、普通の日に、ママは弁当作るからな!!お前、その日は弁当持ってけよ!!それなら許したる」

 

息子「え~・・・汗汗汗

 

私「そうだそうしよう。5月のどっかの日、ママは弁当を作る!!それをお前は持って行く!!その日を作ろうそうしよう(ニヤリ)DASH!

 

息子はなんだか嫌そうでしたが…まあ、しゃーないか、という感じになり。しかし息子のことだからまたはぐらかしたりするかもしれませんが。ひとまず…今度絶対弁当持たせたる!!!

 

しかしながら、まさか遠足の日を言ってくれないとは…昨日は帰宅が遅くて言う暇なかったと息子は言い訳してましたが。でも一瞬は会えてるから、その時に言えたはずなのに。ちきしょー。そしてちゃんと友達とお菓子買いに行ってるやん。ならママに言えたはずやろ!!!ムキームキームキー

 

お前にできるママへの親孝行、ママへの感謝のしるしは…ママが作ったものを食べること。弁当を持って行くこと。それをこれまでに言ったことはあると思うのですが、まあ何度も言って刷り込ませようと思いますDASH!

 

 

ダイヤグリーン毎週水曜日と毎月第一土曜日はイオンとなみさん2Fにて11~16時待機していますが、5月8日までお休みをいただきます。どうぞご了承ください。

ダイヤグリーン毎月第一日曜日は白山「Qui」さんにて11~16時待機していますが、5月はお休みし、6月からまた通常通り再開いたします。

ダイヤグリーン毎月第一金曜日は金沢市内の町家「よふ葉」さんにてマクロビティータイム、スピリチュアルカウンセリングの受付をしていますが、5月はお休みさせていただきます。

6月の第一金曜日は残席1名様です。

ダイヤグリーンメール鑑定、Skype通話でのスピリチュアルカウンセリングは随時受付しております。

全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。

 

 

さて、以前夫と帯広に行ったときに、地元のマルシェのようなところで、無農薬のお野菜やお豆があり、その農家さんのチラシのようなものがあったので持って帰ってきていました。

にじいろ農園の中村さんが、ご自分の思いを綴っています。その文章がとても素敵で、なおかつものすごくスピリチュアルだなと思ったので転載したいと思います。農家を継いだときは普通に農薬も使っていたそうなのですが、どうしてそこから方向転換したのか。そして農業に対する思いとは。

 

 

「私達にとっての農業とは、命を繋ぐこと、食べて頂いた方の心・命を守ること

 

大それたことに思うかもしれませんが、農業とは食べて頂いた方の人生をも変える事が出来る、素晴らしい職業だと思います。」

 

 

・・・のっけから、どかーんときます。農業とは…命を繋ぐこと。食べてくれる人の命、心を守ること。体だけを守るんじゃないんです。心も守る。

 

 

「食べてもらうことで心の底から喜んでもらいたい。おいしいと思ってもらいたい。幸せを感じてもらいたい。

 

今日という一日を、少しでも前向きに捉えることの助けになれば、私たちにとってこんな嬉しいことはありません。それがほんの一瞬でも心が安らいだり、ほっと出来るきっかけになれば…。

 

そういった想いから私達にじいろ農園では、H20年から畑の一部の1haで、無肥料・無農薬・無堆肥栽培へ転換しました。

 

体にわるいものは使わない。たとえ収穫量が落ちても、手間が増えても、収入が下がったとしても、食べて頂ける方や、お野菜さんや畑にとっても、なおかつ自分たちの健康のためにも、肥料・農薬・堆肥などの体に悪いものは使いたくありません。

 

資材の使用をやめ、土が健康な状態になってくると、未熟有機物が分解され、ピシウム菌やフザリウム菌、未熟ガスの発生がなくなります。そうなると細かい根がたくさん出るようになります。

 

この細かい根(うまい根)がミネラルなどの必須微量要素を吸収することが出来るので、病気にかかわらず健康でおいしい作物が収穫できます。今はR2年から全面積での有機JAS認証を習得いたしました。」

 

・・・なんと、健康な根っこがあれば、病気になっても健康でおいしい作物が収穫できる!?つまり、風邪とかインフルになっても、免疫力があれば、ベースの力があれば、すぐ回復して、その人に影響はないのと似てるってことなのかな。作物も、根っこのベースの力がしっかりしてれば、ちょっと病気になっても全然問題ないってことなのか。

 

つまり…病気を恐れずともよい。ってことなのかな?

 

 

「またお野菜さん達は栽培する農家の心が大きく影響しています。

 

栽培する農家が『嬉しい・楽しい・ありがたい』の気持ちで生活し作物に接していると、そのプラスのエネルギーが、作物の含有する水分(8~9割が水分です)に良い影響を与え、その野菜を食べて頂いた方にも嬉しい楽しいありがたいの気持ちが伝わります。その逆もしかりです。

 

だからこそ栽培する農家は、不安や心配を持たず我欲を使わずに、常に自分自身を客観視しながら点検をし、どんな辛いことや苦しいことが起こっても、自分にとっては最高の出来事、成長させてくれることと捉えプラスの心でお野菜さんに接することがとても大切です。」

 

 

・・・これは…まさにエネルギーの話。そしてとてもスピリチュアルだと感じました。

 

栽培する人のエネルギーが、お野菜たちに影響を与える。エネルギーって、影響を与え合っているんですよね。プラスのエネルギーを持って育てている人のお野菜は、食べたひとをもポジティブなエネルギーで働きかける。

 

そして…どんな辛いこと、苦しいことがあっても、それは自分にとって最高の出来事、すなわち、自分を成長させてくれるありがたいことなんだと捉えること。…これはまさにスピリチュアルの世界で教えられていることです。それこそシルバーバーチとか読んだりすれば必ず出会う概念です。

 

つらいことがあるから、ちきしょー、何なんだと天を恨む、周りを恨む…のではなく、何かこれも自分を成長させてくれることなんだ、という視点を持つ。これはまさに私たちが普段の生活、人生で目指すところでもあると思うのです。…まさかこんな、と言ったら失礼かもしれませんが、農家さんの普通に置いてある紹介の紙に、こんなすごいことが書いてあるなんて…予想だにしていませんでした。

 

 

野菜とは栽培する農家の心(生き方そのもの)を写す鏡だと思います。

 

目には見えないものではありますが、そこには手掛ける者の想いがあり、その想いが安心やおいしさに繋がっていると確信しています。」

 

「私はH16年から家業である農業を継ぎました。当時は営農するために、肥料・農薬・堆肥を使用していましたが、その時から感じていたことは、土が疲弊して痩せてきた!とても硬かったり、逆にパサパサで砂漠化!?とさえ思う場所もあり、作物の出来が良くなく病気にもなりやすくなってきており、『うちの畑、作物が穫れなくなるんじゃないか!?』という危機感を覚えました。

 

だからこそどうにかして土を元に戻したい。作物には素直で元気な姿で育ってほしいと思っていたところ、縁あって群馬県の今は亡き藤野順弘(FF農法提唱者)に出会い、土づくりの大切さや農家の心や生き方が作物さんと密接に関わりあい、同調しているという事を教えて頂きました。」

 

農薬や肥料を長い間使用していたことで、中村さん自身にも健康被害が出ていたそうです。

 

「農薬散布の際に吸引してしまったり、肥料袋を開ける際に粉が舞い吸引したり肌に付着し荒れてしまいます。妻は特にアレルギーが出たり、具合が悪くなって寝込んでしまうことが多かったです。」

 

実際に寝込んでしまうってこと…生生しいお話だと思います。そこまでして果たして野菜たちは大丈夫なのか。そしてもちろん、土地は、人間の体は…。

 

「H30年からはそういった資材の使用を止め、思い切って無肥料・無農薬・無堆肥農法(スリーエフ)に切り替えました。一度自分たちで決心した事ではありますが、農作業など色々な面で苦労することも多いです。

 

しかし、もう元へ戻ろうとは思いません。

 

畑やお野菜さん、食べて頂ける方、家族の事を考えると、もう二度と資材は使いたくありません。」

 

「にじいろ農園という名前の由来ですが、虹は雨の降った後の晴れ間に出ることが多いです。

 

雨は土地や空気の汚れを洗い流してくれる浄化の意味を持ちます。

 

その雨は降り止まないことはありません。

 

人生に例えると、どんなに苦しい時でもその後に、その方にとっての光が待っている。

 

虹は心の浄化。

 

虹を見ると不安や心配が消え、晴れやかな気持ちになり心が浄化されます。

 

私たちも、先祖が守ってきてくれた畑の浄化、人の心と身体の浄化をお野菜でお手伝いしたい。

 

雨と虹の意味を自分たちの想いと重ね、”にじいろ”という名前を付けました。

 

これから自分たちがどこまで出来るかは分かりませんが、日々命を頂き農業ができることに感謝し楽しみながら、精一杯お野菜と向き合っていきたいと思います。

 

私たちは、身体を温め心軽く元気になるおいしいお野菜で、幸せの世界を目指していきます。」

 

 

・・・なんて素敵なんだろう、と思いました。どんなに苦しい時でも、その後には、その方にとっての光が待っている。まさにスピリチュアルだと感じます。

 

先祖が守ってくれた畑を浄化し、人の心と身体の浄化をお手伝いできたら。…そんな想いで農業に携わってくださるなんて、なんて素晴らしいのだろうと思いました。

 

こうした農家さんがこの世にいらっしゃるということは…とても嬉しく、ありがたいことだと思います。

 

自分が世界の人にできること。世界が幸せであるためにできること。それはいろんな形があると思います。農業で…世界を、みんなを幸せに。

 

帯広にはなかなかもう行く機会がないですが、遠くから、にじいろ農園さんを応援したいなと心から思います。そして、多くの方々が、尊い想いで農業に携わってくださっていると思います。そうした方たちを応援できるような買い方をしていきたいとあらためて思います。

 

スピリチュアルって…講義とかを受けずとも、自然と、真理に辿り着く人は辿り付くんだろうなと思います。みな、いろんな道筋を辿って…ひとつのことに辿り着く、のかもしれません。

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ