おやつやごはんを置く輪島塗の折敷。そこになぜ消しゴムが？？
こんなふうにおやつを置いたりして使っているのですが・・・。
なんで・・・そこに消しゴム置く？？
マジで分からん。マジで意味不明。この消しゴム様はそんなにここにいたいのか。こんなに広い空間に鎮座したいのか。なぜ筆記用具の彼はこのキッチンにぽつんといるのだ。
・・・こういうふうに、何かがぽつんとそこに全く関連性のないところにある。ってことを息子はよくします。3秒たったらもうさっき手に持ってたものがどこかへ消えるってのが息子の特技です。
2階にいる息子に、ごはん食べ終わったならトレー持ってきてと言って息子がわかったと言い階下に降りてきたら・・・えっ？お盆ないよ？？お盆どうした！？？と言ったら「あれ？？さっき手に持ってたのに」・・・手ぶらで（もちろん裸で）下りてくる息子。こんなことが日常茶飯事です！！
気を取り直して本日のおやつですが、さっきは一品バナナにしましたがやはり再考しバナナは次の日のおやつ作りにとっておこうと思い代わりにさつまいもをゆでておやつとする作戦にしました
きなこプリンは泡がついたままだがまあよかろう。豆乳入れて温度高めすぎたかも。本体の味は薄めなのできなことメープルシロップをかけてあります。
おやつをいつも3種類用意していますが、そのうちひとつはおにぎりなので特に手が込んでいるわけではありません。そしてこんなふうにゆで野菜（じゃがいもとかかぼちゃとか）も入れたりしてるし、作る時間がないときはフルーツをそのまま置いているので時間はたいしてかかっていません。
動物性も白砂糖も使わずともおやつはいろいろ準備できます。今はマクロビオティック、ヴィーガンのレシピも山ほどあるので困らない時代だなあと思います。
４/21（日）は東京浅草にてイベント出店いたします。
空き時間は １１：３０～１２：３０，１５：３０～１７：００です。
スピリチュアルカウンセリングは２０分3000円、50分5000円（延長は10分1000円）です。
イベント翌日の22日（月）は ７：００～１１：００浅草某カフェ、１１：００～１３：００は羽田空港にてスピリチュアルカウンセリング、ティータイム（お弁当なし）の受付をします。ティータイムは1時間2000円です。
全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。
さて、本日は玄米の排出力について。玄米のよさはいろいろ聞いたことが多い方もいると思いますが、玄米はむしろ農薬とかが残留してるからよくない、という話を聞いたことがある方もいると思います。実際、私も姑から言われました。玄米は農薬残っとるからよくないと。そして次のセリフは「だからよく洗って食べて」・・・・。
洗ったからといって消えるのだろうか。水洗いでは多分消えない。でも消えると思ってるんだろうなあ。そして玄米のこと何も知らないんだなあ、知らない人間が勉強してる人間にあれこれ指図してくんな。と、私は心の中で口汚く思っていたわけですが…（私はかなりのレベルで根性も悪いし口も悪いことは認識しています…）
食べ物の勉強をしていくと、玄米は白米よりも農薬が残りやすいことはもちろん知っていきます。が、多くの人はそれでも玄米を選択する。なぜか？
玄米は白米の2倍近い農薬が残留すると言われています。2倍…！！これだけ聞くと、怖くなっちゃう人が多いんじゃないでしょうか。そしてあるあるなパターンが「玄米って怖い」「玄米よくない」「白米がいい」「玄米好きな奴にこの事実を知らしめろ！！」・・・などなど。
しかし、知、というのは途中でストップするべからず。生兵法は大怪我の基とも言われていますが、浅い知識だけだと勘違いしたまま終わってしまいがちです。玄米を悪者にしたい人もいるんでしょうが…ちょっと待った、です。「玄米は農薬がいっぱい残ってるから」…で、終わらないで‼ちゃんと続きがあるのです。
玄米は全粒なので確かに農薬は残りやすいです。しかーし。その残留農薬を上回って余りあるほどの・・・デトックスパワーがあるのです。体内の有害物質を外に出す力がめちゃくちゃ強い。
玄米が例えば農薬が５０残ってるとします。白米が２５しか残ってないとします。でも玄米の排泄力が４０あるとしたら？そして白米の排泄力が１だとしたら？
結局残る農薬は、玄米５０－４０＝１０，白米２５－１＝２４。玄米のほうが最終的に体に残る農薬が少ないのです。
マクロビオティックに興味がある人ならおそらく全員が知っているだろうと思われる、マクロビパパさんのブログ（リンクフリー）から図をお借りします。
玄米と白米の比較。農薬残留量は確かに玄米が2倍近い。しかしその排泄力の差！！そして体内残留量の差。
昭和30年代に水俣病の問題が起きたとき、玄米食をしていた家は、有機水銀に汚染された魚介類を食べても発症しなかったことが話題になったそうです。そこで玄米には何らかの解毒作用があるのではと言われるようになったんです。
昭和40年代は農薬として毒性の高い有機水銀を使ったものが問題になったそうで、そこで、水銀対策委員会が玄米の効果を研究したそうです。マウスを使って残留する水銀の量を比べたそうです。
有機水銀の残留量は 白米０．００４ｐｐｍに対し玄米０．００９ｐｐｍで玄米が白米の2倍以上。
しかし、1か月後に体内に残留していた農薬量は、白米０．０３５ｐｐｍに対し、玄米は０．０１５ｐｐｍで、白米の半分以下。
排泄量の差として言うなら、 白米２．５％に対して、玄米は８８．３％
デトックス力が２．５％のものと、デトックス力８８．３％のお米と・・・どっちを選びたいか。って話です。
玄米の排泄力が８８．３％って・・・食べてもほとんど排泄されるじゃん。って感じですよね
玄米の中に含まれる成分には、体に入って来る有害なものを吸収しないで、そのまま排泄させる効果を持っているものもあるんだとか。すごすぎる。
玄米のヌカ部分にあるフィチン酸は、体内の重金属、添加物、農薬など有害物質を排泄する力が強いのです。
ちなみにこのフィチン酸、悪者として言われることも多いです。要は体内の必要な栄養素なんかも排出しちゃうから、体がミネラル不足、カルシウム不足になるとか。たしかに玄米の食べすぎでバランスを崩す方もいます。
そこで…「だから玄米はダメなんですよね！！」と言いたい人は・・・バランスが偏ってる人かも(^^; 「じゃあ結局玄米はいいんですか、悪いんですか、どっちなんですか！？？」と迫る人も・・・うん。ちょっと精神のバランス崩れてるかも。
多少のミネラル排出をふまえてでも、デトックスが必要な人、時期ってあると思います。アトピーとかアレルギー体質の人とか。特定の病気の方とか。体内に溜まったものをとにかくまずは出して体質改善しないといけない場合。「出す」が最初に必要な人はたくさんいます。だってまずは不要なもの、溜まったものを出さないと、いいものを入れても効果が少ない。
濁った水にきれいな水を入れても・・・あんまりきれいにならない。まずは濁り部分をなくすこと。
そういう時は、とにかく「出す」ことをメインにする。
玄米菜食って、厳密にやると1年以上は必要ないという話もあります。1年たったらちょっとゆるめてみたり、変化させる。同じ玄米食べるにも、ずーーっと何もかも同じ、はありえないと思います。体質って変わるから、3か月たったら、半年たったら、1年たったら・・・人に寄ってそれぞれだけど、体が変わってきたら、お米の種類を変えたり、鍋を変えたり（圧力鍋か土鍋かなど）、炊き方、分数を変えたり・・・そしてともに食べるふりかけ、おかず、味噌汁はどうするか。常に変化、変化なのです。一生同じでいいケースはあまりないんじゃないかなあ。人の体って絶対変化するので。
今はとにかく「出す」ことが大事、って場合は、ひたすら玄米のデトックス力に頼る（食だけに頼る必要はないですが）。なんなら浸水させないで食べる。そのほうが排泄力はアップすると言われています。が、出ていくミネラル分も増える。多少ミネラルが出て言っても、それよりまず「出す」ことが先決だから、そっちを優先する人、時期、ってのはあると思います。
体のミネラルとかをあんまり失いたくない人、体内に溜まりまくった有害物質とかそこまででもないかも、深刻な病状でもないし、などの場合は、しっかり浸水させて玄米を食べる。そのほうが実際おいしくもあります。消化も楽です。そしてササニシキのような、昔ながらの品種を選ぶ。コシヒカリ系はもち米成分が多いので胃にもたれるのです。
私の体からは、一ミリも！！何も排出したくない。ミネラルを一ミリたりとも出したくない。持ってたい。というなら、白米という選択になるのかな。でも栄養素が不足するから、おかずをたくさん食べないといけなくなる。玄米とか分づき米なら、おかずが少なくても栄養素がもともとたくさんあるから、おかずを必死に考える必要がなくて楽（玄米を１００とすると白米は１、だと言われてます。つまり白米だと残りの９９点分をおかずで補わないといけない…大変です）。
あとは、発芽玄米にするとか。発芽玄米はデトックス力は落ちますがでも繊維はちゃんとあるから掻きだす力はあるし、何より消化が楽です。
悪者、善人、をつくることが、食の勉強じゃないんですよね。これは私も経験してきたし、大きな失敗もしてきました。白米が悪、でもないし、玄米が悪、でもない。悪者を増やすための勉強なら・・・しないほうがいい。と思います。
学ぶのは、知って行くのは、選択肢を増やすため。正しい知を得て、智慧のレベルにしていく。なるほど、面白い！でいいと思うんですよね。勉強って。
あれが悪いこれが悪い、・・・・のオンパレードになって、自分のエネルギーが低くなるのなら、誰かを攻撃するくらいなら、体にいいもの？をたくさん食べていても、意味がない気もします。敵を作るために勉強するのではない、と思う。攻撃する相手を増やすための勉強はいらない。
玄米は、品種選びもたくさんの選択肢があるし、また、浸水時間も、炊き方もいろいろ選択肢があります。
私は以前断食道場に行った際、先生に食箋ももらったので、自分に合った食についてもアドバイスがもらえました。私は陽性さが強いのでやはり玄米は圧力鍋ではなく土鍋がいいみたいです。そして時々分づき米も食べればいいと。玄米オンリーでなくてよい。
過去記事でも書いてきましたが、私はほんとに玄米を炊くのが下手くそで、そして玄米にすると途端に息子の機嫌が悪くなって・・・陽性な私が、コシヒカリの玄米を炊いて、しかも圧力鍋で炊いてたから・・・陽性さの強い息子は、そりゃあ暴れたくなったんだろうなと。血液がサラサラどころか重くなってたんだなと今では痛いほどわかります
息子も私もおいしいと思える玄米を炊けるようになるまで、6年ぐらいかかりましたね・・・。
ただなかなか慣れてる圧力鍋からの完全卒業はできず、今はたま～に土鍋やサラダマスターの鍋を使って炊く練習をしているところです。
でも、大事なことは・・・「おいしい」ということ。玄米だろうが白米だろうが、心から、腹の底からおいしさ、幸せがこみ上げてくるなら・・・それはあなたに合っている。「あたま」の部分がおいしいと反応するなら、それは必要なものではないかもしれない。そして一瞬「おいしい」と興奮するけど、後味はあれっ？と思うものもあるかも。
私にとっての「おいしい」は、ジェットコースターみたいな興奮的おいしさ、ではなくて、じわ～～っと、染み渡るようなおいしさ、だと気づきました。食べると、内臓が嬉しがる感じ。・・・そんなこと、たけのこの里きのこの山ファミリーパック一気食いしてた時代の自分からは、一ミリも想像できなかったことですが
みんなに好かれたい。愛されたい。私を見てほしい。が強かった時代は、白砂糖のくれるおいしさ、興奮が大好きだったなあ。
自分でお米を選んで、自分で炊いて、食べて。そのことも決して当たり前のことではないし、幸せなことだなあと思います。自分で炊いたごはんが食べられる幸せ。
玄米も好きだし、分づき米も好きです。白米はちょっと物足りないけど、たまに食べるとやっぱりおいしい。何より…大切に育ててくださった農家さんたちの貴重な、おいしいお米。それを食べられるのがありがたい。そして玄米でも分づき米でも白米にしても結局はおいしい！！
今日もごはんが食べられる幸せ、喜び。これは決して当たり前ではない。つい忘れそうになりますが。
そして、無農薬とか、自然栽培とか、天日干しのお米とか、不耕起栽培のお米とか…そうしたお米を手間ひまかけて作ってくださる方々の、なんと多いことか。そしてそれらの貴重なお米を農家さんから直接だったり、ネットで買えるこの嬉しさとありがたさ。
我が家にも今、霊水を飲ませて自然栽培で育ったササニシキ、ササシグレがあり、他にも愛国や銀坊主、竹成、神力、巾着なんかがあります。嬉しいな。ありがたいな。幸せだな。と思います。
食の世紀末と言われる時代ですが…志が高い方たち、地球の、私たち、子孫たちの未来を心から考えてくださっている方たちもたくさんいます。自然に負担をかけない農業を考えて実践されている方々、お米と自然界と対話しながら農業をされている方…多くの方がいらっしゃいます。
困難なこともあるけど、悲しいこともあるけど、でも、この世には光もたくさんあるし、それはなくならない。と思います。
今日もごはんに・・・ありがとう。だな～と思います
・・・息子は夜友達と出かけてしまい、夫が準備したチャーハン食べずに出かけちゃったけど！！おにぎりとおやつは食べていったけどさ…（しかも明日のおやつにもしようと思ってたきなこプリンが根こそぎ食べられていた…あんなに大量にあったのに…おやつだけはしっかり食うよな！！かつての私だよ！！←今の私でもある…）
それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしください