動物性も白砂糖も不使用のヴィーガンケーキっていろいろありますが、私自身はお菓子作りが壊滅的に下手くそなので…簡単にスポンジ部分だけ作って食べて楽しむことが多いです。

え~っと。6切れできたのに…一気に3切れ食べようとしてる時点で…終わってんな。って自分で思います(-_-;)しかも息子には2切れでいいじゃん。とあともう一切れ食べようとしてる自分がいる…笑い泣き笑い泣き笑い泣き

このままいくと…食べ…ちゃうかも。だから痩せれないんだよ。と自業自得な日々です笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

ダイヤグリーン毎月第一日曜日は白山「Qui」さんにて11~16時待機しています。次回の待機日は6月2日(日)です。

スピリチュアルカウンセリングは20分3000円、50分5000円(延長は10分1000円)です。

ティータイム(お弁当なし)は1時間2000円です。

ダイヤグリーン6/16(日)は東京浅草にて「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」に出店いたします。只今ご予約受付中です。

ダイヤグリーンメール鑑定、Skype通話セッションは随時受付しております。Skypeでの対応時間はおおむね9~24時です。

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さて、近藤誠先生の『健康診断は受けてはいけない』は…付箋だらけになりました。

健診を受ける人と受けない人…どちらが長生きか、考えたことがありますか?普通?に考えたら、健診を受けてたほうが早期発見とかで長生きできそう??…でも実は。

出世を気にせず、様々な嫌がらせや圧力にも負けず…近藤先生はとにかくたくさんの裏事情、事実を書いてくださっています。もちろん日本国内のみならず、世界中の論文、研究結果を調べまくっての知識と情報です(近藤先生は出世コースから外されたので、病院内で時間がたくさんあり、その分の時間を論文読み込みなどに使えたそうです)。

健康診断とは。がんとは。それについて目を開かされる本だと思います。でもここに書かれていることを、絶対受け入れたくない人とか、信じたくない人もいると思います。

 

この本は以前もご紹介したことはあったのですが、来月の食の勉強会か、あるいは幼稚園での会かで…欲しい方に差し上げようと思っています。

 

この本に書かれていることですが、実は日本人は、健康診断やがん検診に関して『井の中の蛙』状態なんだそうです。欧米では、がん検診を否定する大きな潮流が生まれてきているとのこと。例として、

 

・前立腺がん検診が盛んだった米国では、2012年に政府の予防医学作業部会が前立腺がん検診への反対を推奨する表明発表を行った。つまり、健診を受けるな、の意見発表。

・カナダ政府の予防医学作業部会も2014年に、すべての年齢の男性に前立腺がん検診を受けないことを推奨する、と発表

・乳房のエックス線検査(マンモグラフィー)による乳がん検診は、米国政府の予防医学作業部会が2009年に「推奨しない」と発表

・スイスの医療政策を審議する医療委員会は2014年に「乳がん検診の廃止」を提言

 

などなど。

 

実は世界の医学界では、「がん検診は無効」が常識化したのだそうです。

 

世界のファッションとか音楽とかエンタメ系はすぐ情報得やすいかもですが…でもこうした世界のトレンドも私たちは知っておけばいい気がします。

 

日本ではがんが急増しています。2006年には66万人だった新患総数は。2016年には101万人と、10年間で35万人、53%も増えています。

 

特徴的なのは前立腺がんなど、検査受信が推奨されている部位のがんほど、増加が著しいのです。乳がんは同じ時期の10年間で、5万人から9万人へと80%も増加しています。前立腺がんは4万人から9万人へと120%(!!)増加です。さらには子宮頸がんの若い世代の発券率は10~30倍(!!!!!)です。…これって異常だと思いませんか?

 

こうしたがんは、じゃあ健診に寄って死亡率が減ったのか?

 

…逆に、死亡率が上昇しているのです。

 

日本では胃がん、肺がんなどを含めた全がん死亡率が減少しているそうです。これも、なんだか意外な気がしませんか?全部死亡率が増えてるのかと思いきや…減っている。つまりがんはそこまで怖いものではなくなってきているのかもしれない。

 

全がん死亡率は、減っている。

 

しかし、検査発見ガンの死亡率は、増加している。がん死という名の「治療死」が増えているからではと近藤先生は書いています。

 

欧米諸国には職場の健康診断の精度も、人間ドックも存在しません。検診が、人をより健康にしたり、寿命を延ばす、というデータが得られなかったからなのです。シンプルな理由です。

 

日本男性の平均寿命は、女性のそれを6歳も下回っていますが、それは、男性のほうが職場健診を受ける機会が多く、クスリ漬けになりやすいからでは、と近藤先生は推測しています。

 

健診で見つかるがんや高血圧などの病気は、検査を受けなければ発見されることがない「検査病」であると本には書かれています。検査病、なので、見つけ出さなければ安全に長生きできる。そのことが本ではこれでもかとデータを使いながら記されています。

 

実際近藤先生は、慶応病院で、健診を受けろとものすごい圧力をかけられ、健診が有効だという論文やデータを示してくれ、それらがあるなら受ける。と主張していたのですが、執行部は結局、「そういう論文はないんです」と明言。でも健診は受けろの一点張り。しかも懲戒処分の可能性まで口にしてたそうです…。脅しですよね。

 

健康診断ですが、健診を受けても、死亡数や寿命に影響はないそうです。

 

欧米では、片方は定期的にいろいろな検査をするグループ、もう片方はなにも調べずにおき、体調に変化があったら医療機関をたずねてもらう放置群として18万人のデータを集めたところ…どっちのグループも成績は同じ。つまり健診を真面目に受け続けてからといって、何もいい数字が得られなかったのです。

 

さらにはですね、フィンランドではもっと踏み込んだ調査が行われました。上記の調査は健診を受けても受けっぱなし、の調査でしたが、フィンランドでは、検査結果をもとに医者があれこれ指示をし、クスリを処方するようにしたらどうなるか、を比較してデータを取ったのです。

 

欧米では心臓血管病が死亡順位の1位で、心臓血管病を減らすにはどうしたらよいかの研究が盛んなのです。

 

フィンランド行われた調査は、40~55歳の会社の管理職の、元気な男性にまず健診をして、そして心臓血管病になりやすい因子がある1200人を選んで行った調査です。心臓血管病になりやすい因子とは、

 

・上の血圧が160~200

・下の血圧が95~115

・総コレステロール値が270以上

・中性脂肪が150以上

・タバコを1日10本以上吸う

・標準体重の120%以上の体重

・糖の負荷試験で、1時間血糖値が162以上

 

…という、これ絶対やばいっしょ。な項目を一つ以上持っている人たちをわざわざ選んで、調査対象としたのです。つまりすでに生活習慣病の人たちです。すげ~調査だなと思いました(^^;

 

こうした1200人を2つに分け、ひとつは、何もアドバイスしないで本人の自由にさせておく「放置群」、もうひとつは、医者が生活習慣の変更を指示する「医療介入群」です。医者と会って、医者が食事内容をアドバイスして、運動量を増加させるためのプログラムを手渡し、喫煙者には禁煙をすすめるという内容です。

 

こうしてまず5年間、1200人を観察しました。5年の間、医療介入群のグループの人たちは、定期的に担当医をたずね、高血圧などが持続していたらクスリが処方されるという流れです。放置群グループは一切医師の介入はなし。

 

さらに調査では、15年間に渡って、全員の生死を調査したそうです。すると…どうなったか。

 

日本に住んで洗脳状態の頭で考えると…医師が介入してアドバイスや薬をもらったほうが、死亡率が少なそうなイメージでしょうか?でも違ったんです。その結果は衝撃的でした。

 

15年後の総死亡数ですが、

 

放置群・・・46人

 

医療介入群・・・67人

 

と、つまり…明らかに、医療介入群のほうが、死亡率が高い。なんと46%も!!死亡率が高くなってしまった・・・。

これは一体何を意味するのか。…もう、明らかですよね・・・。

 

ちなみにこの調査結果は、医学雑誌である「米国医師会雑誌(略称JAMA)」にも掲載され、日本の専門家のあいだでもかなり話題になったそうです。…が、一般的な日本人にとってはきっと初耳ですよね。それはもう…日本でそれを話題にしちゃうと、困る人たちが、いるから・・・。だから一般国民には封印された。

 

健康診断と、それに引き続く医療介入は…寿命を縮めるリスクがある。そうデータは語っています。

 

もしかしたら、定期的にアドバイスみたいなものをされるって…ストレスも多そうですよね。そのストレスが、寿命を縮めることもあるのではないか。そして、いつも「数値はどうかな」とか「今度の検査結果はどうかな」とか…ずっと気にしながら生きる。ってことで、よりストレスにさらされる人生になってしまうのではないか。

 

全く健診も受けず(そもそも欧米諸国には健康診断がない)、医師のアドバイスも受けず、クスリももらわず…そのほうが死亡率が低いんだったら、じゃあどっちを選ぶか?という話です。

 

ただ、スピリチュアル的な視点からいうと、寿命って…私たちはだいたいは決めて生まれてきているんです。なので、これは…もともと寿命が短めの人は、なんとなくの流れで、短くなるような選択をしてしまうということなのか(つまり、医療介入を許すような環境を自然と選ぶ?)?寿命が長めの人は、もともと、医療介入グループに入らないような運気、流れを持っていたってことなのだろうか。

 

私はスピリチュアリストなので、寿命は人間は変えられない(天とか宇宙、神様レベルじゃないと変えられない。ただし神さまが考えを変えることはある?その人の意識が変わって、お役目があたわる流れに変更になったりとか)、と信じているしそれが霊界の真実だと思うのですが(小桜姫物語でも、神社にいる「神さま」であっても、いくら人間に熱心にお参りされてももともとの寿命を変えて子どもの命を救うことはできない話が載っていました)、この調査結果が教えてくれることは・・・疑いようがない。検診が長生きを保証してくれるなんてことはない。そもそもデータがないし、逆の結果が調査で出ちゃってる。それは疑いようがないことであり。

 

またこの本で面白いなと思ったのは、医療界が使う、データで騙すカラクリが暴かれていること。これはぜひ知っておけばいいと思います。もともと論文とかを書いたことがない人は、ぱっと見のデータに騙されやすいかもしれません。そういう意味で大学や大学院に行って論文を読んだり書いたりするって、知の力で自分を騙そうとする人から自分の身を守る。ってことに繋がると思います。

 

よく日本では「大腸がんで死亡する人が増えている」と言われます。しかしそこには…とんでもないカラクリがあるんです!!私も知りませんでした。騙されてました。でももう近藤先生の本を読んだから騙されないですにやり

 

「大腸がんで死亡する人が増えている」・・・ここにどんな騙しのテクニックがあるかわかりますか?

 

上記の話は、「祖率」を見た場合、なんだそうです。祖率、つまり、赤ちゃんからお年寄りまでを含めた総人口の中で、がん死した人の割合です。

 

なので…今の日本って高齢化社会が進んでますよね?すなわち、高齢者が増加しているから、もともと、がん死する人が以前より増えて当たり前なんです。

 

しかし不安を煽りたい人たちは、大腸がんの死亡率がこの40年で4倍になってます!!と煽る。

 

しか~~し。実は大腸がんによる死亡率自体は…年齢別で細かく見ると、横這いで推移している。増えてないんです!!

大腸がんの年齢別死亡率。完全に横這いです。どこが4倍??

 

私なりにざっくり理解したところでいうと、例えば、

 

A国・・・人口100人、そのうち老人の割合が10人

と、

B国・・・人口100人、そのうち老人の割合が50人

 

だったら、がん死する人の数字って自然と違ってきますよね。例えば大腸がんで死ぬ人の割合がどちらも同じ10%だとします。

 

でもA国は老人10人の10%だし 1人 だけ大腸がんで死ぬ。

 

B国は老人が50人いるからその10%で、 5人 が大腸がんで死ぬ。

 

これは総死亡数でいったらB国はA国の5倍も!!大腸がんで死ぬ人が多い!!って騒ぐことができる。でもその実態は、単に、老人人口の違いじゃん。・・・っていうふうに理解しました。

 

日本は以前と比べて老人の人口がどんどん増えているから、自然と、大腸がんで死ぬ人が増えても不思議ではない。

 

この本で学びました。死亡者が〇倍!!と煽られそうになったら・・・

 

それは「祖率」か、「年齢別」か。そこをつっこむ。

 

近藤先生曰く、この仕組みを利用して、がんの検診や治療に携わる医師たちは、人々を錯覚させて…そして怖がらせて検診に追い込むのだそうです。なぜか?だって…検診はむちゃくちゃ儲かるから。検診のついで?に何か異常が見つかれば、そこで治療とかクスリでますます儲かる仕組み。このあたりは本の後半に書かれています。

 

そして、実は日本では…全がんの死亡率も、減少しています。

この20年近く…全がん死亡率は減っている。それが事実。でもなんだか逆のような印象操作がされてないでしょうか?自分で調べる、っていかに大事か思い知らされます。全がん死亡率の低下には、胃がんと肝がんの影響があるそうです。どちらも死亡率の減少が著しいのだそうです。そんなことも私たちは知らなかったですよね。

 

全がん死亡率が減少している。…でもこれも封印です。だってそんなこと知られてしまったら・・・検診推進の妨げになっちゃいます。お金が入らなくなる。だから・・・絶対こんなことは表に出さないのです。

 

ちょっと批判的なことを書きます。

 

私は、食にこだわること自体は素晴らしいとは思いますが、自戒の念も込めて言いますが、だからといって、騙されたままというか…肝心なことを知らないまま、調べないままでいても…それってどうなんだろう。と思う派です。

 

つまり、いくらベジタリアンの、ヴィーガンの、マクロビオティックの素晴らしいお料理が作れたとしても、でも「検診行けば早期発見できるしいいよ」とか、「がんって怖いよね」「大腸がん増えてるし気を付けないと」・・・と信じ込んで言っちゃうタイプには、なりたくないと個人的に思っています。かといってそういう人を攻撃したいわけではなく、・・・・え~っと。お付き合いはしないかな。ってだけです(^^;

 

これは過去の経験がそうさせてるのかも。食にこだわってる同士だから話合うと思うよ!と言われ紹介されても…う~む。全く路線が違う。むしろ逆なんだが。せっかく紹介してくれたのだが。ってことも…過去にはあったかも…ははは・・・(^^;

 

今こそ…知る力。調べる力。見極める力。それが必要なのでは。という気がしています。

 

そのためには…やっぱりいろんな本は助けになるかな、と思います。勉強って、本を読むって、すごく力になります。ネットの情報も素晴らしいですが、本って専門的にさらに深く書いてあったり詳しさのボリュームがすごいんです。だって何百ページですもん。やっぱりいろんなことが知れます。楽しいです。

 

近藤先生は著書が多いですが、いろんなからくり、仕組みを暴いてくれていたり、さまざまな裏事情も、そしてデータも豊富に本を書いてくださっているので、読みごたえがあると思います。でも読みやすいです。

 

素晴らしくありがたい本を書いてくださっているすべての方々に…感謝を捧げます。自分の力では調べきれないことを発表してくださる方々いる。なんてありがたいことだ、と思います。

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ