先週の水曜日から怒涛な感じで予定が詰まっていて・・・ようやくちょっとだけ一息ついています。先週の金曜日は、毎月恒例のベジ弁当の会がありました。

こちらの町家は犀川大橋のすぐそばにあります。普段はカフェバーで、夜に入ると・・・座るだけで〇万円!?なんて噂が・・・(真相は知りません(^^;)

でもツテがありまして、そこまでお高くない金額でこちらの3階を毎月借りさせていただいています。先月と今月は桜の枝が見事に美しかったです。

お弁当は・・・相変わらず詰め込み過ぎて、美しさがありません💦こんなに詰め込んではいけません。わかってはいるのですが・・・詰め込んでしまいます(;^ω^)

久しぶりに作ったふろふき大根。玄米をまず炒ってから大根を煮ました。

さつまいもと豆腐のオーブン焼き。ターメリックを入れて黄色くしてあります。こういうおかずは息子も食べます←もう私の作るおかずは飽きててあまり飛びついてくれない・・・涙

お弁当は動物性、白砂糖、化学調味料一切不使用です。100%植物性です。

先日中陰としてのお弁当を準備したものも、みなさん喜んでおられた、おいしかった!とお聞きし、ほっとしました。

4月のベジ弁当の会は4/12(金)です。参加費は2500円でベジ弁当がつきます。

 

私が話す内容はブログとほぼかぶっているので、話の内容に目新しさはないと思うのですが、もしご興味ある方がいましたらメール natsue58@hotmail.com までお問い合わせください。

 

 

ダイヤグリーン毎週水曜日と毎月第一土曜日はイオンとなみにて11~16時待機しています。

20日(水・祝)も変わらず待機していますが、空き時間が少なくなっております。当日飛び込みの方はご注意ください。

全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。

 

 

さて、近藤誠先生の『健康診断は受けてはいけない』に、ひじょ~に興味深い項目があったので記しておこうと思います。

この本は、いろんな常識、思い込みをあっぱれなほどに打ち破ってくれます。スピリチュアルなことに興味があって、意識高い系?のつもりでも、健康面に関しては驚くほど保守的というか、洗脳にはまったままの人もいるかもしれません。また、食に関しても意識高い系のつもりでも、この本に書かれているようなことは知らずに、血圧が・・・コレステロールが・・・健康診断で・・・と言っている人もいるかもしれません。

 

食べ物のことを気を付けるならば、やはりいろんな情報を知っておいたほうが、バランスは取れるような気がします。

 

この本の内容は、いくつかピックアップして先日のベジ弁当の会でもお話したのですが、その中から骨粗鬆症のカラクリ、について書いておこうと思います。

 

そもそも、骨粗鬆症とは何なのか。

 

骨粗鬆症とは、カルシウムなどが減って、骨の重さが軽くなった状態です。いわゆる「骨密度」の低下状態です。

 

それだけ聞くと、あ~骨粗鬆症怖~い。と思ってしまいそうですが・・・ここで!!洗脳にはまらないこと。

 

その昔は骨粗鬆症なんて診断名はありませんでした。ところが現在の日本では、骨粗鬆症の患者さんは1280万人以上いると言われています。

 

なぜ、こんなに増えたのか?

 

だって日本人みんな骨が弱くなったんでしょ。とか、思うアナタは、ちょい洗脳かかってます!洗脳されやすいタイプかもですよ、奥さん!!

 

なぜ患者が増えたのか。それは・・・

 

 

骨密度の測定装置が開発されたから。

 

 

・・・です!!!

 

そう…装置が開発された。だから、使わないといけません。使ってお金を稼ぐのが流れです!!

 

さらに・・・骨密度の診断基準が厳しいから。

 

・・・だから、この診断名の人が異様に増えたのです。

 

骨密度の基準値って・・・知ってますか、奥さん??ついつい・・・医師たちを信じ込んでしまって、性善説で、「きっと冷静にきちんとした基準を作っているに違いない、頭がいい彼らがおかしな基準値を作るはずがないキラキラキラキラ」・・・と、思っちゃいがちです。私もそうでした。

 

しかしですね・・・本を読んでびっくり。骨粗鬆症の診断基準はですね・・・なんと。

 

 

20~44歳の人たちの骨密度の70%未満

 

 

を、「基準値」としているのです。骨粗鬆症の診断って。

 

これ・・・明らかにおかしいですよね??だって、60歳だろうが、80歳だろうが、基準値は20~44歳の人のものなんですよ??90歳でも100歳でもこの若い人たちの70%、が基準。

 

それって・・・・年とったら普通に骨密度って減っていくんだから、年をとればとるほど、骨粗鬆症になってしまう。患者が増える!!(お金が入るな・・・)

 

こんなの・・・普通の老化を病気にして、お金儲けしとるだけやん。

 

この診断基準がおかしいこと、何の医学知識がなくてもわかります。普通に考えるなら、その年代ごとの基準を決めるべきですよね。50代の基準、80代の基準、みたいに。・・・なんで20~44歳を基準にするの??WHY!???

 

近藤先生もこの基準のことはボロクソに言ってますね・・・。医師から見ても当然ですが明らかにおかしい。

 

近藤先生は論文の鬼なのであらゆるところでこの20~44歳の70%、の診断基準になるような論文を探しまくったそうです。・・・が、見つからない。

 

つまり・・・談合みたいな感じで決まった。・・・って、ことだろうと。

 

越後屋・・・どうする?みたいな感じ??

 

いや・・・これ読んで、ほんとにヤバい。と思いました。骨粗鬆症ってやばい。これをベジ弁当の会で話したら、みなさんも絶句しておられましたDASH!

 

さらにですね・・・骨粗鬆症の数値を測る装置にも問題があるらしいのです。

 

骨密度の測定は3つの医療機器メーカーがあるそうなのですが、そのメーカーが違うと、測定値が大幅に異なるそうなんです!!マジかーーー!!

 

本によると、A社の装置で測ると、女性の半分以上が骨粗鬆症と診断されるのは85歳から。

 

しかしB社の装置だと、75歳からもう女性の半分が骨粗鬆症、と診断されちゃうそうなんです!!何じゃそりゃ!!10歳も違いがある!!

 

そんな診断って・・・あり???いやいやダメっしょ。

 

骨粗鬆症は、その薬についても近藤先生はぶった切っています。

 

骨粗鬆症の薬は多くは「劇薬」指定だそうです。

 

マジか・・・老化現象なのに、劇薬飲まされる・・・・抗がん剤が劇薬ってのは知ってましたが・・・骨粗鬆症程度で劇薬なんて、飲まされたくねぇ…。

 

しかもその薬、臨床試験では骨折がある人たちを被験者としているのだそうです。これが何を意味するか?

 

骨粗鬆症の薬を飲まされるのは、たいがい骨折してない人たち、ですよね?・・・でも、臨床試験では、骨折した人たちばかりが被験者。骨折してない人は被験者になってない。・・・あれれ??じゃあ骨折してない健康な人が飲んだらどうなるの??・・・・わかりません、って…ことなんでしょうね・・・オーマイガーゲッソリ

 

健康な、普通に老化してる人にも、劇薬を処方できる。・・・それがこの日本の現実なんですね・・・。

 

ちなみに臨床試験はせいぜい2~3年しか行わないので、たとえば健康なお年寄りが5年10年この劇薬を飲み続けたらどうなるのか・・・・それも、わかりません。

 

骨粗鬆症は・・・ビジネスとなりました。それまで存在しなかった売り上げが、骨粗鬆症という病気を作ることで、何千億という売り上げが生み出せる。

骨粗鬆症の治療薬の売り上げはものすごい勢いで増大しているそうですね。ヤフーニュースばっか見てるとこういうニュースは出てこないもんなあ。自分で調べるって必要だな・・・。骨粗鬆症の治療薬はなんと、年間売り上げ3204億円にもなるって・・・。それだけのお金が手に入るよ、って言われたら・・・私は・・・悪魔の囁きに乗っかってしまうかもしれない。

どんどん後続品が参入し競争激化。・・・なんだか、病気のお話じゃないふうに見えます。何かの商品の売り上げを競うマーケットのお話。でも製薬業界って、結局いかに売り上げを伸ばすか、の世界ってことか・・・。

今はどうやら注射薬がトレンド?らしい・・・。

そうして…どんどんどんどん、市場規模を大きくしようとするんだろうなあ。となると、医師の側は、患者さんを「作って」いかないといけない、ってことだ。どんどん検査して、どんどん不安を煽って、どんどん薬を処方する…でもその後どうなるかは、わからない。

 

ちなみに治療薬の臨床試験ですが、被験者になる患者さんを一人見つけたら、研究費という名目の賄賂が数十万(!)医者たちの施設に振り込まれるそうですよ・・・。

 

誰か生贄見つけたら数十万。・・・そうして、誰かを誘う、ってこと・・・ああ・・・私がもし医者だったら・・・やっちゃってるかもしれない。だから医師の方たちを完全に責める。ってことは・・・私はできそうにないです。

 

会社の年間売り上げが5倍になるよ。…って言われたら、飛びついてしまう気がする。だから、製薬会社が悪だ!!…とも、私は言い切れないです。やってることは非道だとしても、でも自分自身もその世界にいたら、同じようにしてる気がする。願わくば、途中で耐えられなくなって、去る自分で在りたいですが…。

 

なので、あいつらが悪い、ってことを言い合うのではなく、とにかく私たちは、洗脳にハマらないで、情報をしっかり集める。そういう意味での賢さを持つ。ってことが大事な気がします。

 

ちなみに、処方数が多いビスホスホネート系の薬は、健康な人なら見られないはずの顎骨壊死、と、大腿骨骨折、が起こりやすくなるそうです(!!)。

 

骨粗鬆症の治療薬は、骨密度、は数値を上げるのですが、骨の強度はかえって弱くなるというのです。強度が弱くなるから、骨折しやすくなる。

 

これは・・・盲点です。知らない人が多いのでは。骨の重さ、が重くなっても、強度が減っては・・・意味がないと思います。

 

骨を強くするには・・・やはり食と運動。白砂糖はカルシウムを奪ってしまうので、白砂糖を極力減らし、あと乳製品もカルシウムを奪うので、できるだけ乳製品を減らし。そしてカルシウムが多いのはごまやひじきや青菜類。切干大根にも多い。和食を食べていればそこまでカルシウムは不足しないはず。だって和食って、海藻類も食べるし、こんぶとかでだしも取るし、青菜の胡麻和えとか、ひじき煮とか、大根葉のふりかけとか・・・いわばカルシウムが自然ととれるメニューがいろいろ。

 

さらに運動することで骨は強くなると言われてますし、運動を取り入れていれば・・・そりゃ加齢による老化は致し方ないとはいえ、極端に骨が弱くなることはないはず。

 

薬には落とし穴があるし、また、病気も・・・いろいろカラクリがある。それを知っておけば、不必要に振り回されたり、自分の体を無駄に摩耗させてしまうことも減るのでは、という気がします。

 

それにしても・・・骨粗鬆症のからくりがこんなだったとは。こういうことを知っておくと、いざ「骨密度の数値が・・・」とか言われても、動揺しない自分でいられるかも。知る、ということは、怯えることではなく、自分を強くするためのもの。揺らがない自分になる助けとなるもの。…という気がしています。

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ