信子さまって・・・今もお美しいけど、お若い時は・・・これまためちゃくちゃ美人だったんだなあと、お写真を見て思います。

どうなってんすかこの美しさ。まさにロイヤル。誰もがひれ伏す、輝くばかりの美しさ・・・。

麻生家のお嬢さまですから、お金にも不自由のない生まれと育ちで。・・・でも、だからといって夫婦仲も円満かというと・・・それがこの世の難しさ。

 

夫となる方は・・・なかなかの問題児だったこと、覚えている方も多いと思います。人身事故起こしたりもされてましたね。そしてアルコール依存症、数多くのがんの手術、闘病・・・。

 

下手にお金がありすぎるとですね・・・金づる扱いされることもあるのかもしれません。ネットでの噂ですが、お屋敷は信子さまのご実家の力で建てたとか。そして繰り返しのがんの治療も、夫の方は、保険のきかない高額医療などを望み・・・それらは麻生家が負担したとの話で・・・。

 

どこまでもお金を出しても、特に感謝されるわけでもなく。そしてしまいにはアルコール依存症からのDV・・・。夫の葬儀に妻が出ない。そのことが、夫婦間の溝の深さを激しく感じさせます。夫の葬儀に参列しないって・・・よっぽどだと思います。

 

しかし、問題は夫だけでは・・・なかった。

これも覚えている方は多いと思います。娘である彬子女王が・・・まさかの!!雑誌に寄稿。彬子さまの主張をまとめるとですね・・・とにかく父には感謝。父賛美。そして彬子さまは喪主を務められたのですが、支えてくださった皇室のみなさまにも感謝。

 

その反面、母である信子さまへは・・・もう恨みでもあんのか?ってくらいの(実際あると思われる)批判、非難のオンパレード。

 

そして母である信子さまとは10年以上口をきいていないことを明かしました。

 

さらに・・・当時、私もあれ?と違和感を感じた彬子さまの主張なのですが、彬子さまが言うのは、信子さまはずっと公務をされていなかったのですが、夫にあたる方が亡くなってからは体調も徐々に回復されたと見え、少しずつ公務をされるようになったのですが、それに対して彬子さまは、

 

今更公務にしゃしゃり出てくんな。もし公務するなら、父の両親である三笠宮両殿下にきちんとお目にかかって「ご無沙汰のお詫びとご報告をしろ」。

 

・・・と、きっぱり主張したのです!!

 

さらには、「私たち皇族を支えてくださっている国民の皆様に、公務に復帰される理由をきちんと説明しろ」とも。(実際には「~してほしい」との言葉遣いなので、「しろ」とは書いてないですが・・・)←でも言ってることとニュアンスはそういうことだと感じました

 

いやこれ・・・お金さんざんつぎ込んで、そして夫からのDVにも耐えてきた母親に・・・言う言葉なのだろうか。そして公務復帰するなら義両親に挨拶にきて今までの無沙汰を詫び入れてからにしろや!!・・・って、なんか・・・ちょっと怖いです、その発想・・・。

 

まあ彬子さまにはいろんなお噂があり、私もネットでいろんな情報を目にするうちに、あれれ・・・??と思うことが増えてきて、でもまあ決め手はやっぱりあの手記ですね。なんで母親批判を雑誌でやるかなあと。怖ぇ。

 

夫婦間って・・・いろいろあります。

 

そして子供には見えないものが、必ずあります。

 

子どもは、家族だから親のことぐらいわかってる、見えてるって思うかもしれませんが・・・それは、親が子どものこと100%わかってる!!と断言するくらい、危険なことだと思います。家族間でも、違う人間のことは・・・見えない部分や、知られてない部分が必ずあるのです。

 

信子さまのように、夫があれだけ破天荒だったりすると・・・子どもには言えてない部分は、必ずあると思います。そして、DVを受けていたという話が本当ならば・・・確実に夫婦間には、筆舌に尽くしがたいものが存在している。そしてそれらは、親は子どもに100%きっちり伝える、見せる、教える・・・ってことはしてないと思います。

 

子どもには言えない、配偶者の姿。言動。性格、仕打ち。

 

・・・いろんなものが、見えないところで存在していると思います。

 

先日、スピリチュアルカウンセリングでパートナーのある言動を打ち明けてくださった方も・・・これはもう絶対言えないとずっと思ってたんですが・・・と、何年ものお付き合いがある方なのですが、初めて言ってくださったことがありました。

 

そしてその内容は・・・確かに・・・こんなことをパートナーがしたら、言ったら、絶望的な気持ちになる。というものでした。

 

それは性的な分野なのですが、もしこれが暴力とか、浮気とか、借金だったら・・・わりと世間では、経験している方が多いような気がします。なのでその悩みを理解してもらえるチャンスはそれなりにある気がします。

 

パートナーの自死、警察沙汰、ドラッグ、となると少し経験者が減ると思いますが、それでも、私みたいな末端の占い師であっても、複数の方から同じようなご相談や状況のお話は聞いたことがあります。

 

しかし・・・性的な分野は話しづらいこともあるのかもしれませんが、私がその方から伺ったお話は・・・本当に衝撃的で、そんな人って・・・本当に、いるの??と、信じられない気持ちになりました。そういうことをするという方が・・・これまで見たことも聞いたこともなかったからです。

 

でもそのご相談者のパートナーの方ですが、ちゃんと子どもたちのことも可愛がってるし、そのご相談者さんの心をほぐしてくれるような、ありがたい言葉もたくさん言ってくれる人なんです。私も、ああいい方が見つかってよかったな、と思っていたのですが・・・。

 

配偶者の方のエネルギーを見させていただいたときに、すごく変わってる方だなあとは感じていたのですが、まさか・・・あんな言動を普通にしちゃう方だったとは・・・。

 

そのご相談者さんのつらいお気持ち、もうどうすればいいんだ、という絶望的な気持ちが・・・痛いくらいに伝わってきました。

 

ご相談者さんは、こういう態度で返したらどうか、とあれこれ試したり、そして、なんとかわかってもらおう、として必死にいろいろしたり・・・それにものすごいエネルギーを使っておられました。でも・・・うまくいかない。彼の言動が変わらない。

 

私自身も、こうしたご相談内容は初めてで・・・動揺しつつ、でもなんとか冷静に、見えざる方々にきいてみました。何かヒントは、メッセージはありませんかと。これはどう理解したらいいんですか、と。

 

すると・・・その方の後ろの方々が教えてくださったのは、

 

「彼は、『お世話されること』を、必要としている」

 

というメッセージが。

 

お世話が必要・・・??

 

どういうことなんだろう、と思いつつその言葉をお伝えしたら・・・その方は、「・・・わかります・・・・。」とおっしゃいました。

 

実は彼は・・・お母さまは専業主婦だったはずなのに、お世話されていた記憶がない、という方だったのです。

 

お母さまは確かに専業主婦だったはず、なのに・・・いつも一緒にいたわけでもないし、あれこれしてくれたり、構ってもらったり、しゃべったり・・・そういう記憶がない。

 

その方は、ご主人さまのご実家を訪問したとき、なんだかこの家・・・変。おかしい。ということを感じたそうです。

 

一見、普通のお家です。だけど実家に行くと、彼のオーラが一気に小さくなるような感じになって、朗らかな陽気な人のはずなのに、全くそういう面を出さないし、閉じてる感じになる。

 

ごはんも、これこれとか好きじゃないはずなのにな・・・というものを、母親が出してきたら何も言わずに、ただ食べる。

 

とにかく・・・出されたものを、ただただ食べる。何も言わずに。

 

そして母は、これでもかこれでもかと・・・次々料理を出し続ける。

 

そうして・・・ご主人さまは無理をして食べ続け、その挙句、苦しくなってキッチンへ行って横になってしまったそうです(なぜその場で横にならずキッチンへ移動したのか・・・もしかして母親の目の前で横になる、ができない??)。

 

でもさらにこの方が驚いたのは、そうして食べ過ぎて「うう、苦しい・・・」とつぶやいて苦しそうにしているご主人さまのことを・・・父親も母親も、きょうだいも、全員が・・・無視!!していたこと。

 

そうして苦しがって横になってる息子、うめいているきょうだいを見たら、「あんた何やっとるんや~」「全くもう~」「こんなところで寝るなや~」みたいな言葉って、普通にかけると思うのですが・・・・・。

 

そういうのが、一切ない。まるで彼なんていない人間かのように・・・・彼の存在を無視。していたと・・・いうのです。

 

・・・この家は、なにかがおかしい。・・・でもなんでみんな普通にしてるの??これってすごく異常なことなのに、誰も気づいてないの!??・・・と、彼女は恐ろしい気持ちになったのと、旦那さんをあまりにもみんな大切にしてくれてない、ということを感じて、義実家に嫌悪感を抱いたそうです。

 

母親から、大切にされた記憶がない子は・・・どうなるのか。

 

これは私の経験則ですが、いろんな方のご相談をお聞きしていると、奥さんにDVなど暴力をふるったり、暴言を吐いたりする男性に共通していることって・・・そうした男性って、母親にむちゃくちゃ逆らう、ってことをあまりしてない感じがします。

 

本来なら反抗期で、母親に暴言吐きまくったり、暴力もふるったり・・・暴れる、ってことを経験するはずが、母親との間にそれを出せる関係性がなかったのか、幼少期から母が冷たすぎてなのか、あるいは自分のことを理解してない感じが強すぎてなのか・・・いわば、あたたかな空気感、がない感じとでもいいましょうか・・・信頼関係がないと、相手にわあわあ言えなかったりしますが、母親に思い切り反抗して暴言を吐く。暴れる。・・・ってことができないと、それは何十年後かに、奥さんとなった女性に対しての、暴力、暴言につながりやすい、。という気がします。

 

なので別の言い方をすれば・・・母親に対して酷い暴力や暴言をしたお子さんは・・・その男の子の将来のお嫁さんは助かるはず、とも言える気がします。もう排出してるものがあるので、それが将来の奥さんに対して排出されるリスクは限りなく低い。

 

(ん?そう考えると、我が家の息子は包丁持ち出したりとかさんざん暴れてきてるので・・・氏ねとかも数えきれないぐらい私に言ってきてるので・・・彼の将来のもしパートナーがいるなら、その子は助かったってことなのかな。私、将来のお嫁さん?にいいことしてあげたかも??余談ですが)

 

そのご相談者さんのご主人さまですが・・・母親に対して、思う所はたくさんあったはずなんです。なんでぼくに優しくしてくれないの、とか、なんでお母さんいつも冷たいの、とか、なんで応援に来てくれないの、とか・・・なんでぼくのことをわかってくれないの、とか。たくさんの不満とか、なんでなんで、があったはず。

 

だけど・・・それらのただ一つとも、母親に対して、投げかけることができないまま、大人になってしまったら・・・・。

 

自分のことを見てくれない母親。・・・どうやったら、ぼくのことを見てくれる??

 

・・・子どもは、無意識に・・・やんちゃをしたり、問題行動を起こそうとするでしょう。母親をこちらへ向かせるために。

 

そして・・・もしかしたら大人も、無意識に、それをやってしまうことがあるのかもしれない。

 

そのご主人さまは特に何の問題も起こさない子だったそうなので、問題行動みたいなことをして母親を振りむかせる。なんてことも・・・全くしないで生きてこられたのだろうか。

 

そして、抑圧された思い、というのは、時がたてば消えてなくなる、というわけではなく、ケアされなければずっと残ったままだから・・・何かの隙に、表に出てこようとする。彼の場合は、奥さんに対して・・・奥さんがものすごく嫌がることをする。

 

でもそれは本当は、もっと小さい時に、言えればよかったことであり。母親に対して文句言って我儘いって、もっとぼくのことを見て、と言えればよかった。でも、言えない気持ちもわかる。子どもは母親に捨てられるのが一番怖い。だから・・・いい子でいるしかない。母親に逆らっちゃいけない。いつ捨てられるかわからないから。

 

本当は、もっと無茶苦茶して母親を振りむかせたかった。でも、できなかった。だから・・・今、奥さんに対して、それをやる。男性は、昔母親に対してできなかったことを、奥さんに対してやっちゃう、ってことが・・・多々あるように思います。

 

本来なら、母親と対峙して、解決すればいいはずのことなんだけど・・・母親と向き合うことができないから、言いやすい、ぶつけやすい奥さんに対してそれを出す。

 

信じがたい言動をして、奥さんが眉を顰めたりすれば、それはすなわち、自分のことを「見て」くれている、ということ。少なくとも無視はされていない。相手を振りむかせることができる。だからそれを言ったりやったりする。

 

でも…奥さん側は大変です。夫なのに、大人なのに、子どもの部分があって、それを、母親じゃないのに、ケアしてあげなきゃいけない・・・子どものお世話だけで大変なのに、夫の幼児の部分を癒してあげないといけないなんて。大変すぎます。

 

ふと・・・山上亮さんの本に書かれていたことが、思い出されました。

 

子どもを育てるとき、大事なこと。

 

自らの内から湧き起こってきた要求は、「きちんと全うさせる」ということがものすごく大切である、ということ。

 

からだの中に生まれたもの、出てきたものを「きちんと出す」ことが、いかに大事か、

 

きちんと出す(排泄、デトックス)、が行われないと、からだの中にいろんな余計なものを抱え込んだままになってしまう、と。

 

例えば、子どもが何か硬いものを投げようとしたときに、大人は「危ないから」と投げるのをやめさせたりします。よくある光景です。

 

しかし・・・

 

そのとき子どものなかでは「投げたい」という欲求が抑えられたことになります。

 

だからそうして「危ない」で投げさせないままにしてしまうと、子どもは抑えられた欲求を抱え込んだままになってしまい、それが別の形であらわれることになると。

 

例えば「投げる」を抑えられた →→→ 腕の運動の「叩く」で、解消しようとする

 

ということが起こったりします。すなわち・・・「危ないから」と何かを禁止して、そのまんまだと・・・きょうだいを例えば殴る、叩く、になるかもしれない。どこかで変質して、表に出てくるかもしれない。

 

やむを得ずその子の「~したい」を制限するときは、それに代わる別の運動を与えてあげるといいそうです。その工夫と知恵を大人が用意してあげないといけないのだそうです。子どもの素朴な欲求を、いかに現実的に可能な形でかなえてあげらえるか。つまり大人としての知恵がないと・・・子育ては難しいのかもしれません。

 

子どもの中に湧き起こる、運動的な欲求だけではなく、精神的な欲求も・・・きちんと全うさせてあげる、表に出させて排出させてあげる、ってことがいかに大切か。

 

排出、がうまくいかないと・・・それはねじれにねじれて、大人になって、思いもかけない形で・・・出てこようとするのではないか。そんなことを思いました。

 

そのご相談者さんは、ご主人さまが、いわば母親からお世話をされてこなかった子どもゆえ、いまだにお世話されること、振りむいてもらえることを求めている、ということを理解され・・・でもだからといって今されていることは到底認められるものではなく。

 

自分が生んだ子ではない子(夫)のお世話、私はどこにもいかないよ、ずっと大好きだよ、安心していいんだよ・・・というふうに言い続けて、変わっていくことを待つ、というのは・・・根気のいることだと思います。

 

ただ、そのご主人さまが教えてくれていることもあって、そのご相談者さんも、自分の思いを抑圧して外に出さない選択をしてきたことも多かった方なので、そういう意味では、出すことの大切さ、をご主人さまは身をもって教えてくれているわけでもあり。

 

この方が、自分のどんな思いも抑圧しない、ということでさらに自由に素直になっていくと・・・その素直なエネルギーがご主人さまの変化、を後押しする可能性は高いと感じました。

 

相手をぐしゃっと変える。ことを目指すよりも、自分自身をさらに変えていくことのほうが、結果的に相手が変わる確率は高いと思います。

 

そして、人間って一面だけしかないわけではなく、このご主人さまも、素晴らしい面はたくさんあって、このご相談者さんにポジティブな光もたくさんくれた方です。酷い言動があるから、そいつは100%悪魔だ!!・・・なんてことはないわけで。人間なので、いろんな面がある。

 

お互いに・・・困難な親子関係を経験してきたものどうし、過去生での縁もあったのか、また今世で巡り合って夫婦になり。

 

一緒にいることでの困難がありつつも・・・でも、お互いに補える部分も存在し。

 

悩みながらも・・・お互いにとって一緒にいる意味がある相手。も存在すると思います。

 

相手のことは変えられない。でも、自分自身が変わることで、変化を促すことは可能だと思います。自分自身が、自分の中に生まれるいろんな感情や欲求に素直になり、親に対しても、我慢を続けない、いい子でい続ける、に囚われない・・・。

 

私たちは目の前の相手を見ながら、自分で自分を楽に解き放てばいいものを、教えてもらうのかもしれません。

 

でも・・・イコールどんなパートナーでも自分の課題もあるはずだから我慢しろ。ではないです。我慢も犠牲もいりません。だけど、相手と一緒にいることで、幸せな部分があったり、それでも一緒にいたい(金銭的に不安だから、とかではなく気持ち、感覚の面で)、と思える部分が確かにあるなら・・・まだこの先のストーリーを待ってみてもいいのかもしれません。

 

この世には・・・いろんな夫婦間の秘め事もあるし、人に言いづらいこともたくさんあると思います。それらを安心して吐き出せる場所があれば、少し楽になれることがあるのでは・・・と思います。

 

多くの、「言えないこと」を抱えている方が、どこかで何かを吐き出せるチャンスがあたわりますように。そう願わずにはいられません。

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ