天皇陛下って、赤ちゃんの頃から・・・穏やかな表情をしていた赤ちゃんだったんですね。お年は重ねても、今と昔が変わらない・・・!!

ダイヤグリーン毎週水曜日と毎月第一土曜日はイオンとなみにて11~16時待機しています。

スピリチュアルカウンセリングは20分3000円、50分5000円(延長は10分1000円)です。

ダイヤグリーン2/18(日)は東京浅草にて「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」に出店します。

空き時間は10:30~13:00です。

全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。

 

 

石川県にはふれあい昆虫館というものがあるのですが、その時のこのお写真、なんだか見ているだけでほんわかします。

天皇陛下って・・・いろんなエピソードがあるのですが、赤ちゃんの弟宮が泣いているのを見たとき、「アーヤは赤ちゃんだから泣いても良いんだよね」とおっしゃったというエピソードは・・・なんだかぐっとくるものがあります。

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ネットではいろんなエピソードが紹介されています。お嫁に行ったら妹サーヤのお家がなくなるからと、サーヤにお家を作ってあげよう、と段ボールでお家を作ってあげたとか。

 

大学でハンバーガーの自販機でハンバーガーを食べてみたら、余りにも美味しかったので「サーヤとアーヤに買って帰ろう」と2個購入したというお話とか。

 

学習院の幼年時代から陛下とご一緒の方(能の宗家の方だそう)は、インタビューで、私ども同級生はみな陛下の応援団です、とおっしゃっていたそうです。

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応援団ができるほどのお人柄ということなのでしょうね。ちなみに愛子さまは下級生がファンクラブを結成していたというお話がありますねルンルン

 

学習院って、皇族だからと特別扱いはしないことが有名ですが、陛下が学生の頃、学食で給仕のおばさんに、「多めに入れてください」と言ったら、「みんな平等!」と叱られた、というエピソードもあります。

 

そうしたエピソードを聞くと、そうやって人格は磨かれていくんだろうなあという気がします。周りの方々が「あなたは特別」「あなたは将来の天皇なんだから」という特別扱いをしないで接することって・・・大切な気がします。次男の宮のご長女さんが、何かあると同級生に対して「おじいさまに言いつけてやるから!」と言っていたというエピソードとは・・・随分違いますね。


ちなみに・・・陛下のランドセルって、父上のおさがりだったそうですよ!!

特別展で展示されていたランドセル。・・・いやそれくらい買っても全く問題ないはずなのですが・・・昭和天皇って、戦後の話ですが、国民たちが住まいに困っている間は、新居に入るわけにはゆかぬ、として、戦後の約16年(!!)もずっと防空壕で暮らしていたり(といっても私たちが想像するサイズではなく家として使えるサイズのものですが)というエピソードがありますが・・・もともと皇室って、質素倹約の精神があったんですよね。それなのにどうしてなのかしら・・・一度しか着ないお衣装のために何千億・・・そして一人暮らししたいという娘さんのために11億円の御殿・・・すっぴんロードに2億円・・・今の現状を昭和天皇が見たらなんておっしゃるかしらん。

 

ちなみにネットでのつっこみは・・・弟宮はランドセルは新調したんだよね。ってこと(^^; ・・・そうですよね、お古のランドセルはおひとつしかなかったはずだから・・・そんなふうに天皇陛下はずっと我慢なんかもありつつの、そして弟宮はのんびり自由に過ごしてきたのかなあ。でも弟宮は兄宮へのコンプレックスがすごいですけど・・・。

 

そんな天皇陛下が皇太子の時代に、料理番としてお仕えした渡辺誠さんの、『殿下の料理番』を読みました。

(この本、欲しい方がいましたら差し上げますのでご連絡ください。遠方の方にはお送りします)

 

渡辺さんはずっと昭和天皇のお食事を担当する大膳で、しかし昭和天皇が崩御されたとき、もう目標を失い・・・燃え尽き症候群に似たような感じだったのでしょうか、同じようにもう日々の目標や指針を失ってお仕事を下がる決断をした方も当時多かったそうです。

 

そんな中当時の皇太子殿下の住まう東宮御所での大膳のお役目を仰せつかったのですが、お側で接してみると、殿下は実に心温かく、男の渡辺さんが惚れ込んでしまうような魅力に溢れた方だった、と書いてありました。

 

「『この方に喜んでいただける料理を作ろう!』一度は萎えかけた私の心に、いつしかこんな気持ちがふつふつと湧き起こり・・・」と記してあり、それほど陛下は人間的魅力がある方なのだということがわかります。

 

陛下は常々、「渡辺さん、食材に無理はしないでください。できる範囲のもので結構です」というお声がけをしてくださる方だったそうです。普段は全く贅沢はなさらない。ワインを出されても、お客さまにも対応できる格のワインは置いておいて、普段は国産のワインで手ごろなものを求められていたそうです。

 

さすが御所でのお料理は違うなと思ったのが・・・渡辺さんは勤め始めたころ、先輩から、「そこに生クリームがあるから、バターを作っておいてくれ」と言われたそうです。・・・すなわち、バターは買わずに生クリームから作る!!ええっ!!!

 

渡辺さんは有名ホテルの料理長をしていたほどの方なのですが、バターの作り方はわからず・・・先輩に恥を忍んで聞いたら、「おまえ、バターの作り方も知らないで、よくコックが務まるな」と言われてしまったそうです・・・。

 

そうして生クリームからバターを作っていると、微妙な味の違いがわかるようになっていったそうで。牛乳(御料牧場産です)によって生クリームもバターもその出来具合が微妙に異なるんだそう。

 

夏場の濃緑色の牧草をエサとする乳牛から採ったミルクで作ると、バターは真っ白な仕上がりになり、冬の乾草を食べた乳牛からはほのかなクリーム色をしたバターが出来上がるそうです。すごい・・・。

 

他にこの本で知ったこととして、陛下や殿下の日常のお食事では、「お直し」といってフルーツもすべて手を加えてからお出しすることになっているそうです。例えばブドウであれば一粒ずつすべて皮を剥き種を取り除く。みかんもオレンジも皮を剥き、わかりやすく言えば、みかんの缶詰のような状態にして召し上がっていただくとのこと。すごすぎます。

 

天皇陛下がまだ小学生か中学生でいらしたころ、学校でみかんがひとつずつ配られたことがあったそうなのですが、ところが・・・お直しのみかんしかご存じなかった殿下は、みかんの皮の剥き方がわからずそのまま持って帰った。なんてことがあったそうですDASH!

 

ちなみに御料牧場では、動物も野菜の栽培もできるだけ自然の形に近いかたちをとろうという基本姿勢があり、なので牛や羊ばかりではなく豚も鶏も放し飼いにされているそうです!!

 

野菜もすべて自然のままを旨としているので有機農法で作られているそうです。牛乳は低温殺菌で加工されて届けられます。

 

すごいのは・・・国賓クラスの来日はだいたい1年くらい前から予定がわかるので、それに合わせて、同じ時期に高品質な仔羊肉を提供できるように、羊の出産から(!!)来日のための準備を調えるんだそうで・・・いやはやすごいですね。

 

野菜の畑の土は馬の堆肥に有機肥料を混ぜたもので、農薬を使わずに職員の手で精魂込めて育て上げられます。葉についた虫は一匹ずつ手でつまんで取っているそうですよ・・・。

 

この本に書かれていた中で、印象的なエピソードがありました。それは・・・。

 

ある日、「明後日、お客さまがお見えになるので大至急メニューを考えてもらえますか」とのご依頼が侍従の方からあり。

 

渡辺さんはいつもそういう時はそのお客さまが男性なのか女性なのか、お歳がおいくつぐらいの方なのか、を尋ねるのですが、この時は侍従の方からそうしたご返答がなく。

 

ただ「殿下とお客様おふたりだけのお食事となります」とのお答えが返って来ただけでした。

 

お客さまといっても、これは公務ではないので、そのお食事に特別な費用が割り振られるわけではありません。あくまでも通常の食費のなかから捻出することになるので、決して贅沢な食材をふんだんに使えるわけではありません。そうした中考えてメニューを提出したら・・・。

 

なんと、「メニューの件ですが、内容をもう少し検討し直してもらえませんか?」とのご注文が!!以下一部本文を引用します。

 

 

えっ?

私は一瞬戸惑いました。これはたいへん珍しいことでした。

と言いますのも、殿下が私ども大膳の組んだメニューに対し、変えてほしいと言われたことなど、それまで一度としてなかったからです。

お友だちがお見えになられるときに、若い方たちなので量を多めにしていただきたい、といったご要望を伺ったことはありますが、内容についてご注文を承ったことはありません。

御料理の内容を検討するということは、食材をグレードアップするということにつながります。

常に私どもの立場まで配慮してくださる気配りの細やかな殿下は、それが何を意味しているのか、よくご承知になっていらっしゃいます。

今回に限ってそうまでおっしゃるということは、よほど特別なお客さまなのだと考えました。

そこで私は早速、メニューとその食材を組み直しました。当初は小エビを使う予定だったエビ料理は、食材を伊勢エビに変え、新たにフカヒレもメニューに加えました。

 

(中略)

 

お客さまがお帰りになられるとき、大膳の者も廊下に出てお見送りをすることがしばしばありますが、このときはそういうこともなく、この日、お客さまのお顔を拝見する機会はありませんでした。最後まで、謎のお客さまだったのです。

その後、しばらくしてメディアはお妃報道でにわかに騒がしくなりました。そして小和田雅子さんとのご婚約が正式発表されます。

 

 

・・・・・

 

大膳の職員たちのあいだでも、「あの日のお客さまは雅子さんだったのではないか」という話が出たそうです。

 

そして・・・のちに、直接雅子さまからお礼を言われる機会があり、このときのお客さまはやはり雅子さまで、それが初めての御所へのご訪問であったことを知ることになったそうです。

 

これを読んで・・・普段は陛下はお食事に一切ご注文をおつけにならないこと、でも・・・雅子さまのためには、その陛下が!!唯一メニューに注文をつけ、いつもよりもよい食材を使ってほしいとのリクエストをされたこと・・・なんだかほほえましいなあという気がしました。

 

その後、渡辺さんが雅子さまと正式に挨拶できたとき、なんと雅子さまは・・・

 

「渡辺さんのご著書『西洋食作法』は、外務省時代から拝読しています」

 

・・・と、おっしゃったそうです!!すごい。さすが雅子さま。

 

その雅子さまのエピソードとしては、ご結婚後雅子さまが自ら夕食を作りたいと申し出て作られているとき(その日のメニューはインド風チキンカレー、オニオンスープ、サラダだったそう)、渡辺さんは、雅子さまが玉ねぎを刻まれる手つきを拝見して、きちんとした料理の専門家の指導を受けて勉強されたことがあるのがわかった、と書いてありました。おそらく和食を習われたことがあったのではないか、と。

 

渡辺さんによると、料理人は、その人の庖丁の握り方と切り方を見ればだいたいその専門とするジャンルがわかるんだそうです!

 

雅子さまってなんでもできてパーフェクトってイメージですが、お料理もお味見させてもらったらとってもおいしかったそうです。

 

この本では大膳の仕事をされている方たちのお仕事の内容や、レベルの高さも垣間見ることができて驚くのですが、例えば立食パーティーの時なんかは、一日で合計1000人分の立食パーティーの料理を作ることになるそうです。

 

それを・・・本庁から一人か二人応援が来てくれるにしても5,6人で全て!!作るんだそうですよ、奥さん!!

 

すごすぎる・・・・1000人分を5,6人で!??想像つかない・・・。

 

また、週刊誌報道の真実についても興味深いことが書いてありました。

 

あるとき、那須の御用邸の近くにある八百屋さんの主人の言葉として、

 

≪皇太子殿下からのご注文で、あんパン、クリームパン、ミルクパンなどのほか、野沢菜、ナス、白菜の漬物をお届けしました≫

 

というものが載り、これだけ読むと、まるで殿下がお食べになりたいとのご要望で、アンパンやクリームパンを頼んだかのように受け取られてしまいます。

 

しかしその実態は・・・・この八百屋さんにはたしかに大膳の職員が食品の注文をすることがあったそうなのですが(翌朝のために何か不足する食品などがあった場合、たいていは職員の誰かが買いに出るが、都合がつかないときにはそのご主人にお願いする)、たしかに、朝食用のパンを買ってきてほしいと頼んだそうです。

 

そしてそれを届けてもらうついでに、職員が食べるパンやら漬物やらを一緒に持ってきてほしいと頼んだ。・・・・のが事の真相。つまりはあんぱんなんかは職員が食べる用のもの。

 

ご主人は記者から「御用邸に皇太子さまと雅子さまがお食べになるパンをお届けしたそうですね?」ときかれたのでしょう。

 

そしたら「はい」と当然ですが答える。

 

「その中にはアンパンやクリームパンもあったそうですが」と聞かれれば、当然「はい」と答える。

 

・・・それが記事で、「殿下からのご注文」になったのであろうと。

 

実際に両殿下が召し上がったのは、朝食用のパンだけ、だったそうです。あとはすべて職員のおなかに入ったものだったと。

 

…確かに、取材は行われていてご主人も嘘は言ってないんだけど・・・でも真実がねじ曲がってしまっていますよね。

 

またある時、

 

≪両殿下はインスタントラーメンがお好きである≫

 

≪お住いの東宮御所にはインスタントラーメンの詰まった段ボール箱が置かれている≫

 

との報道も週刊誌に載りまして・・・。それについても書かれていたのが、実際にインスタントラーメンの入った段ボール箱は確かに御所の事務所に置いてあったそうです。しかしそれは、災害時に備えた職員の非常用食品だったとのこと!

 

そのインスタントラーメンは、業務が深夜に及ぶとき職員が夜食として食べることもあるにはあったそうなのですが、なぜそれが、「殿下がお好きで・・・」という話になったのか・・・(記事では、なぜか学習院のお友達の証言なるものも出ていた)。

 

しかもそのインスタントラーメンの箱が置かれていたのは、事務所のいちばん奥の部屋で、外部の人がむやみに入れるような場所ではないとのこと。

 

渡辺さんの推測では、以前事務所に取材に来たテレビクルーの人たちが、インスタントラーメンの箱を見て、それが面白おかしく報道されてしまったのでは、ということでした。あ~あんなところにインスタントラーメンの段ボール隠してある、みたいな?きっと皇太子さまがお好きなんだろう、みたいな?・・・実際は職員用だったのに。

 

こうしたお話もとても興味深く読むことができました。渡辺さんのこの本は、渡辺さんのお人柄や、陛下に対する思いが溢れていること、そしていろんなエピソードも盛り込まれていて・・・読後感も爽やかです。欲しい方がいましたらお知らせください。

 

陛下は、警備の方にもみなさんに「お疲れ様です」とお声がけされていて、そうして陛下に声をかけられた際、陛下のオーラに感動する方が多いようで、そんな書き込みもネットでは見られます。上背はないけど、でもオーラがとても大きくて、大きな方に感じられる、外国の方と並んでも全く小さく見えない、など。

 

陛下が「お疲れ様です」とお声をかけてくださった瞬間、突然初めて味わう感動が体を走り抜けた、という書き込みも見ました。・・・これはもう、陛下の持つエネルギー、オーラのすごさなんだと思います。その人の持つオーラってごまかしもきかないし、陛下のオーラに触れると・・・何かを感じる方が多いのでしょうね。

トランプ氏もほんとにやわらかい笑顔になってしまう。

言葉だけではない何か・・・何か伝わってくるもの、溢れているものがおありなんだと思います。

 

こうした方が天皇陛下でいらっしゃるというのは・・・本当にありがたいことだなあと思います。

 

それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ