昨年のことですが、竣工式に生まれて初めてご招待を受けました。
竣工式・・・なかなか招待を受ける機会ってないかもしれません。私は人生初でした。建物の中もじっくり見たかったので、出席することにしたのですが・・・あらためて、お祝いをどうすればいいかわからず必死にネットで調べました(^^;
お酒・・・は、幼稚園の園舎だしなんだかなあ。と思い、お花を持って行くことにしました。胡蝶蘭・・・はかなりのお値段だったのと、社屋とかじゃないしなと思い普通にアレンジメントを注文しておきました。
そしたら当日、やはりお花の贈り物はいくつもあったので、これでよかったのかな??と思いました。年を取っても、経験不足でよくわかってないことはいろいろありますね・・・。
本当は着物で出席したかったのですが・・・余裕がなさすぎて着れなかったのが後悔。でもじっくり園舎を見ることもでき、いろんなお話も聞くことができて・・・行ってよかったなあと思いました。
設計士の思いと、現場で実際に使う人の思い。そこのすり合わせってやはり大事なんだなと思いましたし、いろんなところで、いろんな方々の苦労がある・・・。
予想外だったのは、私の父は婿養子に入って自営を継ぐまでは建設業界にいたそうなのですが、園の現場の方々としゃべっていろんな話を聞いてた、ということ。近所なのでゴミ捨てに行けば通る距離ですから、きっとそのたびにおしゃべりしてたりしたのでしょう。
その父から、これこれが大変だったらしい、などの話を聞いて・・・先生から聞いたお話とかとも照らし合わせて、なるほど・・・と確認できたこともあったり。それにしても父は・・・よくあちこちでしゃべる。そしていろんな事情を知ってたりする。人とのおしゃべりが好きなんだろうな。母は真逆で家にこもるタイプですが・・・。
↑古いものも残されていると嬉しく感じます。このオルガン、私が園児だったときもあった気がする・・・。
1/21(日)は福井のエルパさんにて占いのイベントに出店します。11~18時です。
スピリチュアルカウンセリングは20分3000円、50分5000円(延長は10分1000円)です。
空き時間は16~18時です。
毎週水曜日と毎月第一土曜日はイオンとなみにて11~16時待機しています。
2/3(土)も第一土曜なので待機日です。
毎月第一日曜日は白山Quiさんにて11~16時待機しています。
次回の待機日は2/4(日)です。
毎月第一金曜日は金沢市内の町家にてマクロビティータイム、スピリチュアルカウンセリングの受付をしています。
マクロビティータイムは1時間2500円(ベジ弁当つき)です。
来月は2/2(金)が受付日で、空き時間は13:20~です。
2/18(日)は東京浅草にて「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」に出店します。只今ご予約受付中です。
メール鑑定、Skype通話セッションは随時受付しております。
全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。
さて・・・小林正観さんの、『宇宙を味方にする方程式』を読みました。
この本では、いろんな「方程式」について書かれていまして・・・。
長年の人間観察により、正観さんが発見した法則というか方程式があり、それらが書かれているのですが・・・これが面白いのです。例えば「花粉症になる人の方程式」「アトピーの子がいる家庭の方程式」「倒産する会社の方程式」などなど。・・・なんか、知りたくなってきませんか??
例えば・・・花粉症になる人の方程式、特徴ってこんなんです。
花粉症になる人は・・・「完全主義者」、が多いそうです。完璧主義って言ってもいいのかな。
何かをやるとき、完全に、きっちりやらないと気が済まない人。正観さん、ある講演会のあとの二次会で、こんなことがあったそうです。
ある女性が、二次会で正観さんのところにやってきてこう言ったそうです。
「今日の花粉症の話は納得ができません。
私は花粉症だけど、完全主義者ではない。
何をやっても完全にはできないし、ちゃんとできない。
いつもそれで自己嫌悪で落ち込んでいる。
私は完全主義者じゃありません!」
・・・・・
・・・・・
え~っと。これはもう・・・ばっちり、完全主義者、完璧主義の人ですよね(^^; そういう人の思考、状態ですよね・・・。
完全、完璧に何かができる人を完全主義者というのではなくて、完全に完ぺきに「やろう」「やらなければいけない」と思い込んでいる人が、完全主義、完璧主義者。
90点取れたからすごい。よくやったなあ。と思える人は、花粉症になりにくいんだそうです。
90点取れたのに、「90点しか取れなかった。あと10点足りない」「あと10点をどうやったら取れるようになるか」と考える人は、花粉症になりやすいんだそうです。
確かに・・・私は重度の花粉症だったのですが(花粉症は食養的には白砂糖と乳製品を断てば治るので、今はそれで治りました)、確かに性格は・・・上記な感じです。いつもずーっと、きっちりやらねば、と考える癖があり、そして常に自分の足りないところ、を探してしまう癖がある・・・。
今は食事で花粉症はほぼ症状が出なくなりましたが(でもつまみ食いすると鼻水が出ます)、面白いことに・・・性格も、昔ほど完璧主義じゃなくなってきたのも事実です。・・・これ、どっちも結局リンクしている、ってことなんじゃなかろうか。
食事で花粉症は症状がほぼ出なくなってきたけど・・・でも同時に、性格も変わってきた。そして今も、たまに症状が出るけど、時々かつての完璧主義は顔を出してるわけで・・・なんらかのリンクがやっぱりあるのかも?
そして、アトピーの子がいる家庭の方程式ですが・・・。
その家の共通項は。
それは・・・「家族の中に早口でしゃべる人がいる」、ということだそうです!
家族の誰かが常に・・・子どもに向かって「早く、早く!」とせかしている。お母さんなのか、おじいちゃんなのかおばあちゃんなのか。
マクロビオティックなら、アトピーは白砂糖と油と小麦の摂取に気を付ければ子どもはすぐよくなること、みなが知っています。そしてそれで実際にほんとによくなります。
・・・が、食事以外のことを言えば。家族で早口でしゃべるのをやめる。「早く早く」を禁句にする、ことで・・・アトピーが劇的に改善されるのだそうです。
正観さん曰く、アトピーになっている子どもというのは、たいていがものすごく優しくて素直な子なんだそうです。「早く!」と言われるたびに、それに応えなきゃ、とつい反応しちゃう子です。
何か言われて「うっせえな」と言える子や、ひねくれた子の場合は、アトピーにはなりにくいんだそうです。
アトピーの子は、言われたことにしっかり従おうとするような素直さを持っている。なので、言われたこと、急かされたことになんとか応えようとして、でも体が動かなくなって、そして・・・内側から膿が出る。アトピーの子はそんな反応が出ているらしいのです・・・。
私の息子はいろいろアレルギーがありましたが、なんでアトピーにはならなかったんだろう。と思うことが多々ありました。ここまで私のかつての食生活が酷かったのに・・・アトピーになってもおかしくなかったのに。と謎だったんですが・・・。
確かに我が息子は・・・めちゃくちゃ反抗するタイプです。何せ暴れて包丁振り回したりテレビや家電をぶっ壊す子ですからね・・・。そこまで親に反抗できるタイプだから、アトピーの道ではなく、アレルギーの道になったのかな・・・。
確かに・・・息子は、私に何か言われてもなんとか応えようとする・・・は、・・・ないですね。学校も行くふりしてこっそり遊んでさぼってから行ったりとか。私以外のじいちゃんばあちゃんや学校の先生方に何を言われても・・・馬耳東風。期待に応える、なんて観念は奴の辞書にはありません
・・・でも、だからこそ避けられてるストレスもあるのかも。
アトピーの子の場合は、決して誰も早口しゃべらず、誰も「早く」と急かすことをせず、常にゆったりとした家の雰囲気にすると・・・劇的によくなるそうです。・・・めっちゃ、難しそうですが(^^; でもそれこそ一円もかけないでできる対処法ですよね。世の中には必ず、お金をかけずにできる対処法がある、ってのが私の信じていることなのですが、食事に気を使えないと思っても・・・こうして、決して「早く」を言わない生活をしてみる。ってのも・・・選択肢としてありなのかもしれません。
食べ物に気を付けても、でもお母さんが常にやっぱり忙しくなんでも急かす雰囲気の人だったら・・・もしかして子どものアトピーは完全にはよくならないかもしれませんよね。子ども自身も嬉しくないでしょうし。
早くしないと学校に遅刻するよ。・・・って、怒りたく、急かしたくなるけど・・・でも怒らず急かさず。・・・むちゃくちゃすごい修行だな・・・口だけじゃなく心からそういうふうになれってことが目標ですもんね。すごい修行を課されるってことですよね。それくらいしないと清算できない何か、バランスが取れない何か、を過去生でしてきたってことなんやろか。
アトピーの子を抱えると、親としてもつらいです。そのつらさから起因して、早口でしゃべるようにもなってしまいがちです。
早くこれこれをしないと。次はこれをやらないと。・・・に囚われすぎると・・・親も子もつらいです。
正観さんの記述で私がすごく納得し賛成したのが・・・「親は、子どもと向き合ってはいけない」という部分です。
アトピーの子でもそうじゃない子でも、「何もやってない時間」というのを認めてあげると・・・子どもはのびのびと大らかに育つそうです。
そして、「何もやってない時間」を認めないと・・・せわしなくて神経質な子どもになってしまう。
だから、何もしてない時間。ぼーっとしてる時間。だらだらした時間を認めてあげる、ってことが・・・とても重要であると。
これ、大人でもそうなんじゃないかな?
小学生、中学生が何か問題を起こしたり、不登校になったりすると・・・教育関係者は言います。「もっと子どもと向き合いなさい」と。
でもこれは・・・私は反対です。向き合えばいいときとそうじゃないときもあるはずだし、ずっと「向き合わなければ」ってのはないと感じています。そして正観さんも子どもと向き合うことは反対だと書いていました。
正観さんははっきりと、「親子関係はあまり向き合わないほうがいいと思います」と書いています。どういうことかと言うと・・・。
子どもと向き合っている、ということは、子どものそば、脇に、もしかしたら前に立って、じーっと立ち続けている状態です。そして・・・結局、ずっと子どもを見てるから、子どものあら探しをしがちになる。
じっと向き合ってる・・・ずっと子どもをじーっと見てるから、自然と、この子のあそこがよくないんじゃ、ここを直したほうがいいのでは、・・・などなど、よろしくないところが目につきやすくなる。
子どもと向き合って、いいところがたくさん山盛り見つかる・・・というなら、向き合う、ずっとじーっと見てる、ってのでもいいと思うんです。でも・・・じっと見ていると、そばにいると・・・ついつい、この子のあそこが、ここが・・・と、ネガティブに気になるところが出てくることも多い。・・・それって結局、エネルギーとして出ちゃいます。
すると子どもは・・・親は自分のことをよくない子だと思ってるんだろうなとか、直してほしいところたくさんあると思ってるんだろうな、と感じ取ります。いいふうに自分を見ていないことぐらい、すぐわかります。そしたら子どもはとても息苦しい・・・。息苦しいから、親にどっか行ってほしくなる。反抗的になる。
子どもと向き合う、って・・・万能でもないし、絶対的なことでもないと思います。それができないからダメ、ってことでは決してない。
向き合う、ってのは・・・言い換えれば、その子のよさを探す。って時間だと思います。あるいは、否定じゃなくただ肯定で見つめる、ということなのかも。ただ24時間張り付く、という意味ではなくて。
一緒にいてしんどい。この子のよさが見えてこない・・・・受け入れられない、という状態なら、いったん離れるというか、家族は自分の時間を持ったりして、子どものことを考えない時間が必要なんじゃないかと思います。
そして・・・子どものよさ、に気づいたり、その子のありのままを肯定的に受け止める、というためには・・・まず自分自身を受け止める、ってことが必要だと思うので、自分を受け止める練習、が大事化もしれません。
我が子に優しくできない自分を責める。・・・のではなく、もし同じ状況のお母さんがいたら、なんて声をかけるか・・・「もっと子供に優しくしてあげないとダメじゃん!!」って言うかな・・・?いや・・・毎日頑張ってますね、無理しないで・・・って言うかも?・・・なら、それを自分自身に言ってあげる。
そうして地道に地道に・・・自分を責めない、受け止める、って練習をしてみる。そっちがもしかしたら先なのかもしれない。
子どもに対しては・・・早く早く、を言わないで、ぼーっとしてる、「なーーんもしてない時間」を認めてあげる。その空白の時間、を認めてあげる。自分にもそうですね。
親自身も、大人自身も・・・「ぼーっとする時間」「何もしてない時間」を、いかに大切にできるか。
忙しいああ忙しいと追い立てられるだけではなく。ぼーっとしてる時間を大事にしてる大人を見ると子どもは、ああ、ぼーっとしてるのっていいんだな、と肯定的に捉えられるようになる。そしてそれが下の世代にも広がっていく。・・・忙しさ大好き、生産性大好き!!って人には受け入れられない考えでしょうが(^^;
でもおそらく・・・宇宙からのサポートを得やすいのは、その、「ぼーっとしてる、何もしてない時間」を持てている人・・・のような気がします。
いろんな発想とかヒントとか、インスピレーションにしても、自分がゆるんでる瞬間に降ってくることが多いですよね。
自分にも他者にも・・・急かさず、「何もしてない時間」を大切にしてあげられたらいいんだろうな・・・と思います。
この小林正観さんの本ですが、ちょうど今月、幼稚園で保護者の方対象の会があるので・・・持って行ってみて、欲しい方がいらしたら差し上げようかな、と思います
それでは皆さま、今日も明日も素敵な一日をお過ごしください