東京浅草での「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」の残席は1名様(16:30~)です。
前日は浅草の某カフェにてティータイムorスピリチュアルカウンセリングの受付をいたします。
こちらも残席は1名様(17:30~)です。
毎月第一日曜日は白山市「Qui」さんにて11~16時待機しています。
次回の待機日は7月4日(日)、空き時間は12:00~です。
全てのお問い合わせは natsue58@hotmail.com までお願いいたします。
飛行機に乗っていると、あれ?この島はなんて島だろう?とよく思ったりします。
海と島と、雲と空と。それらが重なって同時に見えると、これまたなんとも言えぬ、不思議な気持ちになるのです・・・・。私にとっては癒しの時間でもあります。
すごい。きれい。
って思う瞬間って、頭が空っぽになってます。余計なことが何にもなくて、ただ感動、心の動きだけがあって、いい具合に頭が無になっていて・・・・
そういうところも、飛行機に乗っていて嬉しく楽しく、かつ安らぎを感じられる理由なのかもしれません。
去年はコロナの影響もあって飛行機に乗った回数は少なくて・・・・でもそれでも18回乗ってました。今年は今のところ13回。多分今年は20回以上いくと思います。30回まではいくかどうか微妙ですが、25回以上はいく予定です。
昔・・・・毎月飛行機に乗る、ってことが夢でした。今・・・ほぼそれに近い生活をしていて(しかも低収入なのに)、意外と・・・・思ってたことって叶ったりするんだなあ、と感じています。
今年はまだ夫と息子と一緒に飛行機に乗る旅行はしてないので・・・夏には行くぞ!と思っていますだって夫もJGC会員だし、1回でいいから乗ってくれないとボーナスマイル手に入りませんからねJALカードとJGCの初回搭乗ボーナスで5000マイルもらえるので、これは大きいです!!
小松ー羽田みたいに片道1万以下で買えるチケットで乗っても5000マイルもらえちゃいますから、夫には毎年、飛行機に乗ってもらおうと思います
さて、私はヴィーガンと言いつつも、旬の時期になると地元の甘えびを刺身で食べることはあります。
甘えびは亡き祖父が好きだったお寿司のネタです。
家族で回転寿司に行ったとき、祖父は安い甘えびばっかり注文してたのを覚えています。もっと高い皿っていくらでもあったのに・・・。
祖父は甘えびが好きだと言っていましたが、贅沢をしたくなかったからなのか、本当に好きだったのかは・・・・今となってはわかりません。でも祖父が亡くなってから、なんとなく・・・・甘えびが食べたくなって(それまでは特に興味はありませんでした)、食べてみるとおいしいなと感じて、今も、家族で回転寿司に行ったら私は甘えびばっかり食べてます
そんなこんなで、ヴィーガンと言いつつもエビというのは私の中でなんか親近感?を感じる存在というか。自分にとってけっこう近い感じというか。お肉となると全然何も感じないんですが・・・。
そのエビについてですが、衝撃的な事実を最近知りました。
日本国内で流通しているエビというのは、ほぼ輸入の養殖エビだそうです。
そしてその量は国内漁獲量の10倍を超えているとか・・・・。獲れる以上に、10倍も輸入してるって、それって・・・・食べ過ぎ、ってことですよね・・・・。実態よりも欲が上回ってる。
そして、この日本人が大好きなエビがですね・・・・・実は、世界各国の海の環境に影響を与えているというのです。
端的に言うと、エビのせいで、世界のマングローブが破壊されています。
マングローブは、私も奄美大島のマングローブの林の中でカヤックをしたことがありますが、熱帯や亜熱帯地域で真水と海水が混じり合う場所に生える植物のことです。
マングローブは、別名、「海の命のゆりかご」とも言われていて、そこで多くの生き物をはぐくんだり、建築材や燃料材などにも利用されています。つまりその地域で暮らす人々にとっては里山のような存在です。
奄美大島だけじゃなく、東南アジアなど各地にマングローブは豊かに生えていて、その面積は世界全体のの森林面積の0.4%と狭いものの、注目すべきは、二酸化炭素の吸収能力
マングローブの二酸化炭素吸収力というのは非常に高く、なななんと、熱帯雨林の3~4倍も二酸化炭素を吸収することが報告されているというのです!!マングローブ、めっちゃ助けてくれてる存在じゃん!!
そんなマングローブは・・・実は、年に約1%ずつ(!!)の面積が消失していると言われているのです。1%って、すごすぎる・・・・。
東南アジアのマングローブが激減した最大の理由は・・・・エビ養殖への転換、だと言われています。エビのせいだったとは・・・・。
そして、そのエビの最大の消費国は・・・・かつての日本。
1980年代は日本の商社がどんどん東南アジアにエビの養殖場を作って、日本への販売をプッシュしており、そのせいでフィリピンなんかは、自国のマングローブの3分の2(!!)が消失してしまったのです。マングローブをエビの養殖場にしたせいで・・・。
かつては、世界のエビの取引の半数以上が日本だったそうです。(今は日本は輸入量は落ちています)
しかしながら、マングローブをエビの養殖場にしても、1つの養殖池で非常にたくさんのエビを飼うため、エビに過度なストレスがかかり、病気を誘発しやすくなります。
そして予防のために投与された抗生物質や、エサやフンの堆積により、養殖池の環境が悪化していきます。なので養殖池は早いもので3年(!!)、だいたいは10年以内に使い物にならなくなるというのです・・・・・貴重なマングローブをつぶし、その結果、3年でエビの養殖場もダメになってしまうなんて・・・・。
養殖池の再生を図るのは難しいので(つまりいったん作ってダメになったらポイってことですね)、新たにさらにマングローブが切り開かれていってしまう・・・という悪循環が生まれているのです・・・・。
何気なく見るエビですが、エビフライとか普通に世の中にありますが、実は・・・・ものすごい環境破壊のもとに成り立ってたものなんだなと。
しかしですね、EMの活用で、養殖池に薬剤を使用せず、水を100%循環させたエビ養殖システムを確立させた会社があるというのです
それはタイ王国にあるニタヤファームで、 微生物指導はEMRO ASIA社が行っているそうです。
10年ほど前、エビが早期死亡する病気が中国から発生し(あれ?なんか聞いたことあるな・・・)それが東南アジアにも拡がってしまいました。
そのため養殖ではエビの病気を死亡を防ぐための薬品がいろいろと使われています(人間がエビだとしたら、薬品は予防接種か?)
そもそも過密状態で養殖するため、エビには過度なストレスがかかっていて、病気になりやすいのです(これも人間社会のようだ・・・・ストレスが多すぎる現代人は病気も多い・・・・)。
エビが早期死亡する原因は、エビの体内に棲みつく細菌によって引き起こされるといいます。
養殖池の水とエビのエサにEMを入れると、水中の大腸菌や病原菌が減り、エビの腸内微生物叢(そう)の多様性が保たれるというのです!
その結果、病気の蔓延を防ぐことができているとのこと。
養殖池の底にはエサや排泄物などの堆積物が溜まり、水が汚れるので水の入れ替えが必要なのですが、多くのエビ養殖農家は、養殖場の外に汚水を捨てるため、周辺の水環境が汚染されているそうです。
ニタヤファームでは堆積物を吸い上げて、EM技術と砂ろ過装置を使って浄化する、完全な循環システムを採用しているとのこと。なので汚染水も出さなくていいのです。
冷凍エビには、収穫後にも添加物を使用するのが一般的なのだそうですが・・・・(し、知らんかった・・・・)
保水剤でエビのプリプリ感を出したり、殻付きのエビが黒くならないように黒変防止剤、発色を良くするための漂白剤や発色剤などが使用されているそうで・・・・
バナメイエビは水を吸いやすい性質があるので、水揚げをして冷凍する前に水につけて、身を大きく見せるということもされているそうです。バナメイエビってよく目にしてたけど、そういう理由があってのことだったのか・・・・確かに、むか~~しですが、エビチリとかエビフライ作ろうとして、買ったときより全然ちっちゃくなるんだけど!!と思ってた記憶があります。わざと水吸わせて大きく見せてたのか・・・・
ニタヤファームでは化学薬品は使用せず、食品添加物も使用していません。養殖から加工まで、無添加を貫いています。そういう会社もあるんですね・・・・救いの光を見た感じです。
そもそも日本人て・・・・エビフライとかエビチリとか、エビアボカドとか、エビピラフとか・・・・エビを必要以上に食べ過ぎてるのかも。本来は、お祝い事のときに食べられる特別なものだったんだろうなと。今は、食べたい!おいしいからいつも食べたい!ってことで、欲が暴走し、あたわる分以上に欲し、世界の環境を破壊してまで供給する流れになってしまった・・・・。
これから、エビフライを見たりするとき・・・・・このエビは、マングローブをつぶして養殖された結果、やってきたエビなんだなあ、と思うと思います。エビを見て、あーおいしそーと思うだけの自分でいることもできる。でも、目の前のエビだけを見ず、その背後にあるマングローブを見ることもできる。
これから・・・・まあ食べることもほとんどないと思いますが、養殖のエビは食べない、と決意できました。マングローブを壊してまで食べたいものじゃないし、必要なものでもない。この地球上のマングローブを壊したくないから、だから・・・・エビを食べないという選択もできるのかも。
私は、地元の漁で獲れた地物の甘えびは、今後も食べるかもしれません。亡きおじいちゃんを偲びつつ。でも、輸入のエビは・・・もう、食べなくていい、と思えました。私の人生、エビフライがなくてもエビチリがなくても全く全然生きられるから。(ヴィーガンなのでもともとそれらへの執着心はたいしてなかったですが)
ただ、夫がエビ食べたい、って言ったときは・・・何も言わないかなと。私は知ってしまったからもう食べない、って思えるけど、実態を知らない人からしたら、そんなこと言われても・・・・ってピンとこない人も多いかもしれない。そんなことどうでもいいから食べたいって人もいるかもしれない。その人がいつ、何にぴんとくるか、ハッとするかは、自分がコントロールできることではない。
これこれこうだから、これをよくないと思え!こっちが正しいと思え!と強制するのは相手への支配、コントロールで、相手は自分の奴隷ではないから・・・・自分が逆のことされたら絶対嫌だから、できないなあと思う。いくら正しいと言われてることでも、今はそれは考えられない、考えたくない、よくわからない、ってことはいくらでもあるし、その人がある特定のことを知らないからといって、その人は悪でもなんでもないし、その人だって頑張って生きているわけで。
でもどこかの誰かが、ハッとすることってあるはずだから・・・だから、発信てものはしていいことだと思う。それを知ることがベストタイミングな人っているはずだから。
エビって・・・やっぱり、輸入しまくってまで食べる必要性はないんじゃないかな、と私自身は思いました。昔ながらのように、獲れる分だけ食べる、って生き方を私たちがすればいいんじゃないかと。もっともっと、って欲が・・・・世界を壊していったりするんだろうなと。
食べなくても実は問題ない、ってものもたくさんあるはず。食欲に任せて強欲に生きてきた私ですが・・・それを見直すためにも、産後の乳腺炎とか、息子のアレルギーがあってよかったなあとしみじみ思います。何かがないと、人って考えを変えにくかったりするので。今は、食べ物の背後にあるもの、ストーリを考える、想像することがいくばくかできるようになりました。
肉、魚、卵、乳製品、白砂糖・・・・そうしたものがなくてもものすごく豊かでおいしく楽しい世界が待っていると知れたことも大きかったです。「ないこと」は、悲しみでもなんでもなかったんだなと。むしろ豊かさ、今まで知らなかった感覚に出会わせてもらえて世界が広がったなと実感できたことは私の人生の中で大きかったです。
大切な植物たちが失われている一方で、それをなんとかしようと活動してくれている方たちがいることは・・・ほんとにありがたいことだと思います。私にできないことをしてくれている人たちがいる。
そしてEMってやっぱりすごいなと思うし、いろんな可能性がありますね!これからもいろんなふうに活用されていくんじゃないかと思います。微生物の力ってすごい。
それでは皆様、 今日も明日も素敵な一日をお過ごしください