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息子が何やら・・・・やり出しました。

怪盗キッドの等身大パネルを作る!と息巻いたのはいいのですが、いやはや・・・・振り回されましたチーン

メルカリで画像のデータを買い、でもコンビニでプリント出力しようとしたら何千円もかかるらしく?我が家のプリンターを使おうとして私のプリンターはすぐインクが切れてご立腹の息子。

 

プリンターのインクいる!今すぐ買う!!と夜中に騒ぎ出す息子。そしてプリンターのインクを買ったはいいのですが純正品ではなくちょい安いインクを買ったら色がちゃんと出ない!純正品のせいじゃないからや!!とキレる息子。そんなんクリーニングしたら元に戻るってばと言い自分でクリーニングの仕方調べろと私は突き放し・・・・そしたらクリーニングに時間がかかる!!とさらに立腹する息子。なんでこんな時間かかる!!さらに紙が詰まって立腹・・・・チーンインクの出し入れもバン!!バン!!と思いっきり乱暴にするのを見ながら、私はハラハラ&イライラ・・・・

 

印刷できたらできたでどれがどこかわからん!!とご立腹。なんでママは手伝ってくれないの!??とさらにご立腹。(←えっ!?いつの間に私との共同作業になってんだ・・・・!???←息子はとにかく一人でやるのが嫌でいつもそばでついてて励ましたりワイワイしてくれないとダメなタイプ・・・・幼稚園児か!?と言いたくなる笑い泣き

 

さらに、張り付ける段ボールがない!と立腹。止めるテープがない!と立腹。カッターが家にない!と立腹(いや探せばあるから)。段ボールカッターもテープも全部新しいの買ってあげて、夫はなんだかんだいって優しいのでスーパーで段ボールを調達してきてあげて・・・。しか~~~し。

 

息子は不器用なタイプなので、まず、紙をキレイに貼ったり並べたりもできなくてすぐずれる→キレる。紙の端っこを切ろうとして1㎜とかずれる→キレる。貼り合わせが1㎜とかずれる→キレる。・・・・・・・・・そうして、自分の思い通りの完璧さが得られない息子は全ての印刷物をぐしゃぐしゃにして投げつけて暴れて・・・・・も~~いつものお決まりのパターンですチーンチーンチーン

 

息子はなんだか理想が高すぎて、ちょっとのズレとか乱れやミスが許せず、そして自分で自分の首を絞めるという・・・・

 

思い通りにいかなくて泣いて暴れて八つ当たりされて。・・・・小学校低学年のときの子育てと、全く変わってないなあ、とため息交じりに思うものの、中学生となった今は、すぐ友達からの呼び出しなんかがあって、休日はいつも友達に会いに行く息子。この日も、友達との約束ができて家から出ていき、助かりました・・・・・

 

息子も少し成長して?おれ、A型やから細かいこと気になるげん、と、自分というものを客観的に見つめる気配なるものがすこ~~~し見えてはきて・・・・友達と会って精神が落ち着いたあとは、私のすすめにも素直に耳を傾け、ちょっとぐらいずれててもいいからとにかく完成させようよ、という路線に賛成してくれましたDASH!

 

私はやっぱり昔からそうですが、息子がやりたがる遊びにどーにもこーにも興味は持てないしやりたくない気持ちが大きいし、かといって息子は私が一緒にしてくれないとキレるし・・・・なので私はテープを切ったり紙を切る「作業」にひたすら徹しました。

そして・・・息子、ふと我に返って・・・・・

 

「おれ、一体何やっとれんろ」と・・・・。

 

部屋の中の物を減らすつもりなのに何やってんだろ。こんなもの部屋に置いてどうするんやろ。そもそもこんなもの本当にいるのか??・・・・・・・・・

 

自分でもよくわからん衝動に突き動かされ、そのせいで家族に不機嫌をまき散らし、お金も使い・・・・・そうして、あれっ、おれこんなもの別にいらんかったわ、と気づいた息子・・・・・もっと早く気づいてほしかったが・・・・笑い泣き

 

最後に、A4サイズの絵ですが怪盗キッドとか約ネバ(約束のネバーランド)の絵を私が持ってたラミネート加工できる機械でラミネート加工してあげて・・・・それを「これが一番いいわ~!」と少しご機嫌になった息子の姿を見れたので、まあよかったかなと・・・(;^ω^)

 

腹立ってムカついても~~どっか行ってくれ!!と心から思う瞬間もあれど、笑顔を見たり喜んでる姿を見たり、無邪気な姿を見れると・・・・なんか・・・・かわええなあ・・・・、と思ってしまいます。ママ~、くっつこうラブラブラブラブハグしよ~~音譜音譜とか言われると、めんどくせーし!!と思いつつも、こういう素直さっていいよね・・・・と思ったり。

 

まあでも・・・・息子とは期間限定ですね!一緒に暮らすのは。高校卒業までは・・・・一緒にいようと思いますDASH!

 

 

さて、最近10年以上前の雑誌マクロビオティックを手に入れて、時々読んでいるのですが・・・・昔の紙面構成って今と全然違ってたりして、なかなか面白いです。

 

昔は連載として「マクロビオティックのお医者さん」というシリーズがあって、そっか~、何県のほにゃららってお医者さんはマクロビオティックの素養がある方なんだ~、近くなら行けるのにな~、なんてことを思いながら読んでいます。マクロビオティックの知識があったり、考え方として受け入れてくださってるお医者さんのリストなんてものがあると助かりますよね。

 

さて、ある月には、三郷市の歯医者さんで、院長先生がマクロビオティック医学会発起人でもある方の歯科医院が紹介されていて・・・そしてその歯科医師の方は、コラムで、身長が高ければいいという考えに警鐘を鳴らしていました。

 

昔から日本人は四つ足のもの(お肉)はあまり食べず、牛乳も飲まずに暮らしていましたが、それでも現代人よりも骨太でしっかりした骨格をしていました。

 

現在の厚生労働省が提唱している栄養上必要な量とされるカルシウム量からすると、昔の人たちはカルシウム量は全然足りていないはずです。なのになぜ丈夫な骨格をしていて、運動能力もしっかりしていたのでしょう?

 

今の子どもたちは、体格的には確かに昔より大きくはなっていますが、運動能力は実は向上してはいないのです。

 

私自身もお肉は食べず魚も食べず(たまに刺身は食べますが)、牛乳なんて10年以上飲んでいませんが・・・・それでも健康診断で骨密度を調べたら平均よりもぐーーんと上でお医者さんから太鼓判を押してもらいました。

 

カルシウム自体は実は牛乳にはそんなに含まれてはなくて(学校教育ではジュースなどと比べて牛乳はさもカルシウムがたくさん含まれているように見せて教えられているのである意味真実を正しく教えられていないと思います)、それよりも切り干し大根とか、大根や人参、かぶの葉っぱとか、青菜類、小魚、海藻類のほうがよっぽどカルシウムが多く、吸収もいいのです。

 

なのでベジタリアンでもカルシウム量は全く問題ないですし、骨密度も問題ないです。

 

そして、砂糖っちゅうのは体内のカルシウムを奪わないと消化できない仕組みになっているので、お砂糖いっぱいの食生活、つまりパンが好きとか甘いものが大好きって人は、どんだけ牛乳を飲んだところで、砂糖がカルシウムを奪っていきますから、カルシウム量は減っていくでしょう。

 

おそらく私の場合、砂糖を摂らない生活にしているので、摂ったカルシウムが無駄にならずに活用できてるのかな?と思いました。

 

小島先生は学校の歯科医師もやっていたことがあり、そうなると、毎年保健委員会でコメントを求められるそうなのですが・・・・その会議では保健主事の先生が決まって、「本校は、運動能力において、全国平均と比べて〇〇が劣っているから、今年はこのような取り組みをしましょう」と言うのだそうです。

 

う~ん、これ・・・・なんかすっごくわかりますあせる私も高校ですが現場にいたので・・・・こういう会議、たくさんあるんですよね・・・・・

 

つまり、勉強面でも生活面でも運動面でもなんでもいいんですが、とにかく全国と比べて、昨年などと比べて、劣っているところ探し をするんです。学校ってところは。

 

そして、劣っているところ、ダメなところを必死に見つけて・・・・今年はこれをよくしましょう!よくすべき!!・・・・って話ばっかりなんです。

 

そんなのさあ・・・・どこかと比較するってことは、何かの項目を上げたらまた別の項目が目立って、ってのは永遠に繰り返されるはずだから・・・・それを永遠にやらなきゃいけないってこと?と、当時の私はなんだかくらーーーい気持ちになったりすることもありました。だって終わりのない競争、ってことなので・・・・。

 

生徒はまだいいです(ごめんなさい)。だって3年で卒業できるので。卒業したら自由な世界が待っている。でも・・・・教員は、永遠に、数字をあげなければいけない任務からは逃れられません。

 

そのへんをうまいこと割り切れるならばいいのですが、私の場合は、向かなかったですね・・・・。

 

さて、小島先生は、その会議で話されることについて、いつも全国平均と比べての話になってるけど、そもそも、その全国平均自体が劣ってきているのだから、そこを根本から見つめ直す議論とか、そこを何とかしようとする意識、動きの話にならないことにもどかしさを感じていたそうです。

 

そして小島先生は、子どもたちのお母さんたちが、とにかく、我が子を大きくしたい、(小島先生は「家畜のように大きくしたい」と、かなり強い言葉で書いていました)とにかく身長をすごく気にしていることに違和感を感じていたそうです。

 

もとはといえば、第二次世界大戦後、進駐軍が日本国内をうろうろするようになって、外国人の体の大きさに驚いたことが始まりで、こんなやつらと戦って勝つための体を作らなければ、と政府が考え、そして、米英が食べているものと同じものを食べないと彼らみたいに大きな体になれない、彼らに勝てない、という路線になってしまったのが発端です。

 

しかしながら、必死になって欧米の食事の真似をし続けた結果、今は一体どうなっているのか。

 

身長は確かに以前の日本人よりも大きくはなりました。

 

・・・・が、ここで、小島先生が放った一言ってのが、私にはほんとに強烈でした。

 

 

「身長180㎝、体重90㎏の大男が寝たきりになったときのことを考えたことがありますか?」

 

 

・・・・・・・・・

 

身長は大きい方がいいと、小さな子どもを持つお母さんたちは思うでしょう。目の前のわが子が、1㎝でも身長が高くなってほしいと、高い方がいいにきまってると思う人も多いでしょう。

 

しかし・・・・・子どもはいつしか、大人になります。そして大人になって・・・・・老人になります。

 

体がでかくなった日本人ばかりになったとき、その日本人がどんどん寝たきりになったとき、そのお世話はどうなるのか??

 

身長が高くなっても、将来、寝たきりになるような生活をするならば、それは・・・・かえって、将来お世話する人の負担がますます増すだけとも言えるんですよね・・・・・

 

ちっちゃな小柄のおばあさんでさえ、お世話するのは大変です。それが・・・・大きな男性、太った男性となると、とてつもない負担です。

 

真弓定夫先生も言っておられましたが、身長が1㎝伸びるだけで、心臓にとってはものすごい負担がかかるのだそうです。要は、血流をポンプとして送るときに、より遠くまでたくさん必死に送らないといけなくなるので、心臓の負担がとても大きくなるのだそうです。なので真弓先生は、大きくすることだけを考えてはいけない、とおっしゃっていました。見た目的にはモデルのよう?ですらっとして見栄えがいいかもしれませんが、実際、体の中は・・・・急に大きくなった体のために、日本人の遺伝子としてそこまでの負担に慣れてない心臓のままなのに、急にポンプとしての負担が激増して、心臓は摩耗してしまう恐れすらある。

 

小島先生はさらに言います。

 

うちの子は肥満じゃないから、と言って安心しないでくださいと。

 

歯科医院の向かいにある内科の看護婦さんがこう言ってたそうです。

 

「最近の若い子、採血すると試験管の中でラードみたいに脂肪がギラギラしているのが見える子が多いのよ!」と・・・・。

 

そしてそういう若い子は、たまたまいたのではなく、数多くみられるようになった、というのです。

 

見た目的に太ってはいないけど、体内には、余分な脂が溜まっていることはいくらでもあるでしょう。

 

そして小島先生自身も、歯科医として現場で感じることがいろいろあるらしく、段々と子どもたちの虫歯は減ってきた印象はあるそうなのですが、逆に歯茎の腫れは増えているのだそうです。

 

つまり・・・子どもたちに、歯茎の腫れを治す力が減ってきている、と小島先生は結論付けています。

 

今の子どもたちは、100年前、50年前の日本人とは全く違うメニューを食べている。昔のようにしっかり噛まないといけないメニューは・・・・今の子どもたちは好まないですよね。子どもたちが好きなものって??カレーにラーメン、焼きそば、ハンバーグにパンとか・・・・基本、柔らかいもの、あまり噛まなくていいものばかりですよね。

 

息子が先日面白いことを言っていたのですが、息子は給食を今では毎日食べていて、でもそこで気づいたことが、

 

「なんか給食って、『するする』って感じねん」と・・・・・

 

つまり、するする入っちゃう。噛まなくてもつるつる入っちゃう。だからなんだかどんどんそのままするする入れてしまう・・・・とのこと。

 

それに比べて、「ママのごはんって、するする、じゃないげん。なんか・・・・もぐもぐ、って感じねん」と。

 

つまり、家のごはんは、そんなふうにつるつる、するする噛まずにさーっと入ってしまう感じのごはんではなく、もっとしっかり噛んでる感じ、噛まないといけない感じ、だそうな・・・・・

 

いやはや、息子の発見も面白い。でもこれってほんとにそうなんだろうと思います。メニュー的に学校給食は子どもたちにおもねるメニューになってるし(そうしないと残飯が増えるから)、全体的にやっぱりやわらかメニューだと思います。煮豆とかまず出てこないですもん。せいぜいが、節分の日に市販のあま~~い大豆の小袋を出すぐらい・・・・

 

我が家はそもそも白米が出てこないし、玄米ってだけで主食からしてより噛まないといけません。おかずも、野菜がそのままの形で蒸されたものがよく出てくるから、必然的に噛むことも増えてると思います。まあ、あくまで給食に比べて、ですが・・・。

 

家で私が作る食事ってそこまでカミカミメニューにはなってないとは思っていたのですが、給食とはやはり違いが大きいんだなと。そう考えると、家でおうちの人が作る食事って、重要ですね!!

 

ちなみに息子は、時々、「昆布ちょーだい!」と言って昆布を噛んで喜んでます・・・・ふつうのだし昆布がおやつになるって・・・・なんかすげえなあ・・・と思っていますDASH!

 

身長って、大きければそりゃいいふうに思いがちですが・・・・・失礼な言い方ですが、どんな子どもたちもいずれは老人になって亡くなります。身体のでかい老人だらけになったとき・・・・介護をするときの大変さって壮絶だと思います。

 

でかい子どもを作ることが大事なのではなく、将来、誰も寝たきりにならない社会を作ることをより考える視点って大事だと思いました。

 

小さくても、元気でずっと過ごせる心と体を持てるように・・・・子どもたちを育てていく社会でありたいですね。

 

それでは皆様、 今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ