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化学物質過敏症、というものを聞いたことがあるでしょうか?

私たちの生活には、実は様々な、大量の化学物質が漂っています。家や職場の建物にも化学物質は使われているし、化粧品、タバコ、洗濯をするときの洗剤や柔軟剤、シャンプーやリンス、そしてプリント類のインクなど・・・

化学物質過敏症の番組のDVDをもらいました。(欲しい方がいらしたら差し上げます!メールにてご連絡ください)その番組を見てわかったことを記しておきます。

認知度は低いかもしれませんが、日本人は13人に一人が化学物質過敏症だと言われています(アメリカでは10人に一人)。予備軍を含めての数字ですが、学校に行くと頭痛になって帰ってくるとか、デパートや映画館などに行くと頭痛になったり、人と会うとぐったりしたり・・・

 

もしかしたらその頭痛、倦怠感、発熱は、化学物質が引き起こしたものかもしれません。

化学物質過敏症の方々がつらいのが、夏です。農薬散布がこれでもかと行われるため、ひたすら寝込む方も・・・

農協に電話して、とにかく山奥にひたすらしばらく逃げる、という生活を送る方もいます。もちろんお仕事はできなくなりました。

化学物質過敏症の症状は、多岐に渡ります。

多いのは頭痛症状です。すぐ頭痛がする、という場合、化学物質を徹底的に減らす、ということを試す価値はあるかもしれません。

 

他にも倦怠感、関節痛、皮膚の痛み、便秘や下痢・・・目に痛み、痒みが来る方も多いそうです。さらに鼻血やうつ状態、動悸なども・・・。ある

患者さんは、子どもが広汎性発達障害と診断されたけど、化学物質を排除したらそれがなくなった!という方も・・・・

 

ADHDとか、多動とか、発達障害なども・・・実は、学校に、家庭に溢れる化学物質が引き起こしているもの、悪化させているものかもしれないのです。

 

実は多くの人たちが・・・自分は化学物質に反応していることを知らずに、さまざまな不快症状に苦しんでいるのでは、と思うのです。

化学物質過敏症には、特効薬はありません。ひたすら化学物質を避けるしかできません。

 

働きに出ても、同僚がお化粧をしていたらもうダメです。その微量の化学物質で症状が出ます。タバコを吸ってる方がいたらもうダメだし、みんな家での洗濯に柔軟剤も使ってるから、もうそれで無理になってしまう・・・

 

つらいのは、化学物質過敏症はあまり知られていないので、家族の理解も、周囲の理解も得られにくいこと。本人は家、自宅すらも安心できる家ではなくなります。化学物質だらけなので。ある方は、症状が酷くてもう自宅に帰れなくなり、化学物質過敏症患者さんを支援している方のおうちに避難します。でも・・・家族とまともに話すことすらできないんです。家族が近づくと、もうそのにおいで症状が出るから、近づいて話せないんです。

 

距離をとって、家の中と外とで話そうとしても・・・でも、家族が風上に立っていたせいかもう患者さんは耐えられなくなって、話すこともできなくなってしまいました。

番組で映っていたのは・・・もうあんな母親理解できないし、意味不明。一体何なの!?というような家族のいら立ちでした。

化学物質過敏症の人は、自分が安全にいられる場所がないのです。そして・・・離婚、という言葉も出てきます。

支援者の方は言います。化学物質過敏症の患者さんにお医者さんがアンケートをとったところ、100%の人が、自殺したいと思ったことがある、と。それくらい肉体的にも精神的にもつらい。追いつめられる。

ある患者さんのご主人は・・・教えてもらった通りに、家の中の衣類、シーツ類など、全ての化学物質のにおいを取るため、重曹を使って洗い直していました。

 

でも・・・それでも奥さんはそれらを「くさい」と言って、ご主人は離婚を口に出し・・・・これまで何十年も染みついたものを取り切るには、時間がかかるのかもしれません。

 

でもこの方は、奥様が自殺を考えていることを打ち明けたら・・・ご主人は、お前を見捨てることはしない、とあらためて思ったそうです。そして家を売って、住めそうな、建材のにおい等があまりない家を探していました。

 

実は・・・先日夫が、仕事での作業着のにおいを取ろうと、勝手に柔軟剤を買ってきて、私の知らない間に勝手に入れていて・・・いざ洗濯物を干そうとしたら、とんでもない強烈なにおいで、私はびっくり仰天、そしてものすごく気持ちが悪くなり、頭痛もしてきて・・・とてもじゃないけど洗濯機に、その部屋にはもう近づけない、となって夫に全て洗濯干しをやらせ、私はしばらく横になって苦しんだ日がありました。

 

頭はガンガンするし、その近辺からはとんでもないにおいがするし・・・・一気に、大好きな家が恐怖の家、憎々しい家に変貌しました。

 

速攻その柔軟剤は捨てたのですが、夫としては、作業着をくさいと言われた、自分でも変なにおいがする、だから買ってきたというのですが・・・

 

私は洗濯はベビーマグちゃんを使っているので、いわゆる強烈なにおいは衣類につかないし、漂白剤とかで真っ白になるわけでもありません。

 

最近は部屋干しオンパレードでにおいは確かに生乾きというか部屋干しっぽいにおいはついていたかもしれません。

 

私はそこまで気にならなかったのですが、なぜか・・・夫のシャツ類って、みょ~~ににおうんですよね。洗ったあとも。私とか息子のものはそんなにおいはしないのですが・・・(衣類の材質によってはとんでもない悪臭がすることがあった。でも自然素材のものはそこまでヘンなにおいになった記憶はあまりない)食べてるものとしては夫の食生活が一番農薬や化学物質は多いです。それが怪しいといえば怪しい・・・

 

夫はくさいのは嫌だ(でも自分で洗濯するのはイヤ)、何とかしろ、と言うし、でも私は化学物質だらけ、香料だらけのもので洗濯するなんてもう毎日の暮らしが不可能になる、絶対無理!!・・・なので、これはもう離婚しかないかも、と思いました。

 

私にとって柔軟剤のにおいにまみれて生活するってことは、もう・・・・ありえないし、気持ち悪いし、息ができないし・・・家中にそのにおいが広がってもう悲しくて悲しくてしょうがなくなるし、ここで夫が聞き入れてくれなかったらほんとに離婚しよう、と思ったのです。(離婚というか別居ですね・・・)

 

幸い、自然派のリンスなどを試してみたり自然派スプレーで大丈夫になり、外に干すのもできる日が増え、夫はおさまってくれたのですが・・・もし夫が強固に通常のものを使え!と固執していたら・・・100%別居していたと思います。

 

ちなみに夫の作業着は、誰かのお古です。買うのがもったいないので、ゴミ捨て場にあったものできれいなものを取ってきて、使っているそうです・・・ガーン(職場のゴミ捨て場←生ごみとかではないゴミ捨て場、には、まだまだ使えるものが大量に捨ててあるらしい)

子どもが化学物質過敏症の場合、学校にまず行くことができません。

 

学校は、化学物質のオンパレードです。教室そのものもだし、耐震工事をしたらそのときの物質、床のワックス、合板の机にイス。教科書やプリントのインク。マジックなどなど・・・先生方もお化粧してるしタバコも吸ってます。大人も子どもも香料のきつい柔軟剤の服を着ている。

学校に申し入れて、空気清浄機を設置してもらったところで・・・天井からも壁からも床からも、すべてのにおいが子どもを襲います。

この子はすぐに頭痛がしてしまい・・・10段階の痛さのうち10、最大の頭痛に見舞われ、泣き出してしまいました。見ていてこちらもつらかった・・・。同じく化学物質過敏症のお母さんも頭痛がしてしまい、結局この教室にいるのは無理になりました。

 

子どもたちは、学校に行きたくても、行けないのです。

 

他の子の服からにおいがするし、トイレに行こうとしても消臭剤、芳香剤のにおいがきつくてトイレにすら行けないのです。なのでまだ無理して学校に通っていたとき、この子は帰宅すると一番にトイレに籠っていたそうです。学校のトイレに行けないので。

 

学校に通いたいのに、友達と遊びたいのに、そうさせてあげられない。人とのかかわりができなくなる・・・・親としての苦しみは計り知れません。

コロナウイルスが話題になっている今・・・・実は、問題は、もっともっと昔から、起きていたんだ、私たちにサインが来ていたんだ、と思わずにはいられません。コロナが落ち着いたら学校に通えるのか?そうではない。私たちの生活に余りにも深く食い込んでいるこの化学物質を何とかしないと、結局、安心して暮らす、安心して学校に行ったり働いたりする生活は、いずれ多くの人ができなくなるような気がするのです。

 

今はまだ少数派でも、これは・・・アレルギーと同じく、いずれ、国民の多くが苦しむことになるのでは・・・と思わずにいられません。

 

番組に出ていた方のお子さんが化学物質過敏症を発症したのは、小学校2年生のときで、学校から持ち帰ってきた給食着がきっかけだったそうです。

 

それも・・・すっごくわかります。小学校に入って給食当番が始まり、そして、給食エプロンを持ち帰ると・・・もう、とんでもないにおいがして、家の洗剤であらってもその強烈なにおいがとれなくて・・・なんて香料ってもんは強烈なんだろう、恐ろしい・・・と思いました。

 

正直、息子が友達を連れて我が家で遊ぼうとすると、その友達の服から柔軟剤のにおいがして私自身落ち着かないことはいつもでした。でも私の場合頭痛がして寝込むほどではなく、単に気持ち悪いってだけなので大したことはないのですが・・・正直、息子の友達を快く迎えてあげたくても、においが嫌だ、とは心中思ってしまっていました。

 

息子が友達の家に長時間いたときもやはりにおいはするし・・・なので息子が抱っこ!と言ってきてもそういう時はほんとに無理でした。

 

最近では、理容室で息子が髪を切ってくると、そこでシャンプーもしてもらってくるので、しばらくは息子に近づけなくなります。においがきつすぎて。私の実家で泊まってシャンプーしてきたときも、においが嫌なので息子の抱っこはもちろんできません・・・。くせえ!!あっち行って!!・・・と、冷たく言ってしまいますえーん

番組出てたお子さんは、学校に行けないので、学校からはプリント等をもらって自宅学習することになったものの・・・でも、そのプリントにも化学物質が。そう、インクです。これらを乾かしたりしないと、やっぱり頭痛が出てしまうのです・・・。

お母さんも妹も化学物質過敏症で、時に近所から流れてくるにおいで、お母さんは意識が混濁することもあります。窓も自由に開けられないのです。洗濯物がたくさん干されていたりしたら、もうそれでとんでもないことになる・・・。

化学物質とは無縁の宿泊施設なんかも探せばあります。番組では高知県のものでしたが、地元石川県にも化学物質過敏症の方が長期滞在できる宿が宝達志水町にありました。

番組では化学物質過敏症の方のためが住みやすい住宅を作っている会社に頼んで、学校の教室のさらなる変更が行われていました。

アルミ箔を使ったりして、床はゴザにしたりして・・・ようやく、マスクなしでいられる教室が出来上がりました!

さっそく遊びまくる姉妹の姿が、涙を誘います・・・。やっとここまでこれた。

でも、問題はまだ山積みです。教室は確保できても・・・まだ、友達と一緒に遊ぶことができません。

番組で紹介されていたあかねちゃん。彼女の願いは・・・「みんなといっしょに あそぶこと」。

 

みんなと一緒に遊ぶ。当たり前のことだけど・・・当たり前じゃない。コロナが落ち着いたって、化学物質は蔓延し続けている。これは、一部だけの問題じゃない。みんなが当たり前に、みんなと遊べる日が来てほしい・・・。

親子ともども化学物質過敏症で、職場では防毒マスクをして働いている方もいます。

この方は引っ越しして山のほうに移住し、小学校は1学年だけだと人数が少ないので、2学年合わせて10人で授業、といったところの田舎にいます。

それでも・・・学校が無添加の校舎でもないし、子どもたち全員が香料なしの衣服を着ているわけでもないし・・・お子さんは、月の3分の1は学校を休むそうです。頭痛がするし鼻血も出るし、熱も出て、1週間とか寝込んでしまうそうです。

ある時、化学物質過敏症について児童たちに学びを深める授業がされました。子どもたちは積極的に質問していましたが・・・驚いたのは、子どもたち、しょっちゅう休むその子のことを、「ズルしてる」と、思っていたということ!!ガーン

 

脇にカイロとか挟んで熱出たことにしとるんやろうと思ってたとか、すぐ休んでずるいとか・・・子どもたちは本音を言っていましたが、今はもうズルしてるんじゃないとわかったそうです。

 

そっか・・・ちゃんと教えてあげないと、子どもたちって、やっぱり知識も経験もないから、ズルしてる、と思い込む子もいるってことなのか・・・と驚きました。子どもたちがこうだってことは、大人の私たちは、もっと偏見にまみれている世界なはずで。

あかねちゃんは、教室には入れるようになりましたが・・・窓のところには、化学物質過敏症のことをわかってほしい思いを書いたポスターなどを貼っていました。でも・・・それをほんとの意味でわかる子って、どれだけいるんだろうか・・・・そこは私たち大人が工夫して知恵を絞らなきゃいけない気がする・・・

 

みんなと一緒に遊べる世界。そんな世界が絶対実現してほしい。

 

コロナが落ち着いたら一件落着じゃない。

 

私たちには、見ないでやり過ごしていることがありすぎる。

 

私ができることは・・・・化学物質を「なんか変だ」と感じられる感覚を持っておくこと。そして、息子をそういう感覚がわかる子に育てることなのかな、と思っています。そして、化学物質に頼らない生活をする。

 

Wi-Fiなんかは捨てづらいですが・・・「香料」が入っているものは買わないし、使わない。化粧も待機日にしかしてないし、化粧品も石鹸で落とせるものしか使わない。それは実践できていると思います。

 

それは自分のためだけではなくて、どこかの誰かのためになるはず、と思っています。地球を大切にすることにもつながるし、きっとどこかの誰かの笑顔を守ることに繋がると信じています。

 

それでは皆様、 今日も明日も素敵な一日をお過ごしくださいアップ