あれからのことを、ざっくりと。
結果から言うと、私に彼氏ができました。
私が「石に噛り付いてでも!」と親友に連絡するのを避けている間に
スカイプで知り合って、すごく価値観や好みが似ている人と
良い雰囲気になったわけです。
ただ、このまま流されちゃいけないと思い、
親友への気持ちなんかも正直に話したらば。
「俺が忘れさせてやる」と言ってくれて。
それで、今月の頭にはるばる千葉まで夜勤明けで会いに行き。
これがさー、公共交通機関じゃなくてマイカーで行ったんだけどもw
睡眠不足で4時間かけて、今思えば無謀なことをしていたよねw
ただまぁ私は見た目残念系の女子なので、
その旨もちゃんと、何度も念押しさせてもらって、
「会ってみて違うと思ったら、帰ってくれて構わない」と言って、
彼の仕事終わりに職場近くで待ち合わせまして。
ていうか私、もはや完ビになったかと思ってたけど
そのくらい久しぶりに、男の人に恋をしました。
多分、知的で男らしいところに惹かれたんだと思う。
前向きで努力家で、でも本当はすごくデリケートな部分を隠していて。
この人といたら、自分も強くなれそうな気がする、というか。
うまく言えないけど、未来に希望が持てる気がしたんですな。
彼の終業時間は21:00で、
私は20:00頃迷いつつなんとか彼の職場に到着。
大きなしょっぴんセンター内の、全国チェーンの店舗駐車場。
「見た目とか気にしないし」と何度も言ってくれたけど、
やっぱり怖くて、「フラれたらいかに相手に申し訳なく思わせず帰るか」を
何度も何度も心の中でシュミレーションしてw
待ち合わせ時間が迫ってきたらもう怖くてその場にいられずw
同じショッピングセンター内の、少し離れたスーパーの前に移動してww
20:45頃、予定よりも早く携帯が鳴った時には
本当に心臓止まるんじゃないかってぐらい動揺して。
「仕事早めにやっつけてきた!今どこにいんの?」と彼。
「えと…○○ってスーパーの前…」
「え?結構離れてんなぁwなんでまたw」
「あ、でも、その!い、移動しようか?」
「あーいい。もうそっちに歩いてっからww車種なんだっけ?」
「××…あの…ねぇもう一回だけ。遠目に見ても嫌だと思ったら、
本当にひきかえして構わないからね…?」
「いいから。車から降りてみ?」
恐々と車から降りてみれば、50メートルぐらい先から携帯を片手に歩いてくる男性。
まっすぐ、私のほうを見据えて、歩いてくる。
目の前まで来ると、笑顔で立ち止まって、しっかりと私の目を見る。
「こんばんは。」
「こ、こんばんは…!初めまして、たーです…」
「うん、初めましてwていうか、美人じゃん!w」
「いやいやいやいやいや…!!そんなことは全然…!」
「助手席、乗って良いかな?」
「うん。乗って。」
とりあえず移動しようということになり、
彼の道案内で海沿いの公園へ。
運転中、助手席から彼が右手を差し出して。
おずおずと左手を乗せれば、「今めっちゃ緊張してんだろwww」と笑われる。
手の震えは、恥ずかしいことに自分でも分かるぐらい。
信号待ちで何度かキスをして、公園でも。
それからホテルへ行って、一晩過ごして。
「本当に、あたしでいいの?」と尋ねればそのたびに、
「もうお前じゃなきゃダメw」と笑って答えてくれる。
頭もキレて、情熱的で、顔だって目がパッチリくっきりの、悪くない感じ。
なんでこの人が私を選んでくれたんだろう。
今もまだ、本当にそう思う。
次の日は、カラオケでいちゃいちゃして。
夜の12時に、私が彼を自宅まで送って別れた。
人生初の首都高を何とかクリアし東北道へ入って、
最初のサービスエリアで息をついて、携帯を見たときに。
親友からのメール。
「色々あってド凹んで最近やっと立ち直った私と遊んでたーさん!
君に会いたい!」
…ひどい話だけど、待てど暮らせど連絡が来なかったから
私は自分勝手に「このままフェードアウトするのも一つの道か」なんて考えていた。
でも、メールを見たら考えるより先に電話をしていた。
「…久しぶり、どうした?」
聞けば、あの彼女に暴力を振るわれたとかで別れたらしい。
その後すぐ、別の優しい人と付き合って、また同じようなことになったとも。
親友は以前、やっぱり同性の彼女にほれ込んで九州まで駆け落ちのように行ってしまい、
そこで暴力やひどい扱いを受けて、ボロボロになって帰ってきたことがあった。
「…なんでもっと、そんなこと、早く教えてくれなかったの。」
自分勝手なことを言っているのは百も承知で、
でもその言葉はもうこぼれてしまっていた。
「いや、なんか予定も全然合わないみたいだったしw」
そう、確かに一度、彼と会う直前に親友から休みを尋ねるメールは一度来ていた。
ただ、本当に休みはズレていて、私のほうはそれを幸いと、
あえて意識の中からこの人を追い出そうとしていた。
だから、その事実をこの段階まで知らされなかったことに
怒りを感じるのはお門違いだと、頭ではよくわかっているのに。
とにかくまず会う約束を取り付けて、9日の夜に会うことになった。
そしてもう一つ、私は自分勝手なことをした。
「…あのね。白状すると、私、まだ君に未練があるなって思ってたんだ。
だから最近、君に会うのがしんどかった。
君が素敵だなって、今でも思うから。」
「…ありがと。」
「それで正直、私も君と連絡取らない間、
必死に交友関係を広げてたんだけどねw
でもね、つい昨日だけど、ちゃんと彼氏ができた。
きっと大事にしてくれる人だし、私も久々に本気で好きになれたんだ。
本当に結構、素敵な人だよ。」
「おお!おめでとう。」
「うん、ありがと。…だからね。
ちゃんと気持ちにケリはつけたから、もし嫌じゃなければ、
…また改めて、友達としてそばに置いてほしい。
信用ないし頼りないと思うけど、…今回みたいな問題だって、
君さえ嫌じゃなければ、相談してほしいよ。」
「…うん。」
「…親友だって言ってくれる人の悩みぐらい、
相手の一番しんどい時に、少しでも聞かせてほしかった。
私ってそんなに頼りない?
そりゃ、役立たずかもしれないけど…
予定なんて、君が言ってくれたらどうとでもしたよ。」
言ってるうちに、少し泣きたくなる。
こんな事言われたって、きっと親友は迷惑に思うだけ。
自分勝手なことを言ってるのも分かってる。
「…まぁ、とにかくおめでとう!
たーさんのノロけも、会ったらちゃんと聞かせてもらうからねw」
「…うん。」
それから間もなく電話を切って、私は運転を再開。
あまりにいろんなことが起こりすぎて緊張の糸が切れたのか、
帰りは何度も意識が途切れそうになり、
独り言を言ったり、大声で歌いながら午前4時ころまでかかって帰宅した。
完全に不審者だったと思うw
大事にするんだ、私には釣り合わないほどの素敵な人。
ちょっとドがつくようなマニアックな部分があったりw
少し背伸びしようとするところもあるけど、
そんなところも含めて、慈しみたい気持ち。
幸せにしてあげたい。