うちの施設に今日と明日の2日間、
地元の高校生が職場体験学習に来ています。
で、私はその担当でして。
働き始めて5年目、そこそこ中堅を名乗らなければならない年数。
でも身体介護施設とかの経験はないから技術も乏しく、
あったま悪いんで人前で話したり何かを教えるのも苦手。
今回だって受け入れ日程を間違えていて、
ギリギリになって先輩に迷惑かけちゃったりとか、
ミス&リカバリーの仕事しか出来てない駄目職員な私。
その私が、福祉の「ふ」の字も知らない高校生の子たちに
うちの施設での体験を通して分かってほしいことは何だろう。
法制度の話をしたって何のこっちゃ分からんだろうし、
そんなアプローチをしたら福祉の世界のおもしろさは伝えられない。
行く行くはこの子たちが福祉の世界に興味を持ってくれて、
職業として携わるとまでは行かなくても、
そういう世界もあるんだって頭に置いて
大人になってくれたら嬉しい…、ん、だろうか。。んん。
「こういう仕事が必要とされている時代」だってことを分かってもらう?
うちのお客様との関わりを通して、世の中にたくさんいる
「福祉を必要とする人たち」に対して自分に何が出来るかを考えてもらう?
…私の身の丈で、そんな大層なことを伝えられるかな。
それを目指して気負うのって、ある意味模範的態度かもしれないが
何か違うんじゃないのかな?
そも、「福祉のおもしろさ」って何だろうか。
色々な個性を持つ人たちと関われる。
…結局はこれに尽きるか?
少なくとも、私が伝えられる「福祉のおもしろさ」は多分これだよな。
自閉症の人、不安が強い人、目標や夢がある人、
マイペースな人、うまく伝えられない人。
人、人、人。
オムツを替えるのがうまくても、お風呂介助が上手でも、
結局のところ「その業務を通して人と関わること」。
そこに楽しさや喜びを見いだせる人じゃないと、
ただただ苦痛な仕事だと思う。
お客様との何気ないやり取りを楽しめたり、
一緒に問題を解決したり手伝わせてもらったり。
その中で自分もまた、「何かを得ている」。
それは癒しだったり、ジーンとくる気持ちだったり、自分自身への気づきだったり。
少なくとも私はこの仕事について、
「ひとの心」ってもんについて若いころよりずっと
「一生懸命考えよう」と思えるようになった。…と思う。うん。
出来てるか出来ていないかは別として(笑)。
「人に一生懸命関わる」ことだとか、「愛情」だとか。
そういうもんをどう形にするか、どうすれば伝わるかを考えるようになった。
「福祉は答えのない分野」だとよく言われる。
従事者一人ひとりの個性、お客様それぞれの個性、そこにある問題、
その組み合わせごとに無数のアプローチがあって、
「ただ一つの正解」ってものはない。
私だから出来ること、先輩だから出来ること、それぞれの得意技も違う。
それぞれが「この場合のベストは何だ」と考え、協力し合って動く。
あーでもないこーでもないと議論する。
それが「お客様のより良い生活」に繋がっていけば良い。
まぁ綺麗ごとっぽいんだけど、福祉ってのは突き詰めればそれだけなんだと思う。
…まぁ少し逸れたけども結局のところ、
「個性的な人たちと関わらせてもらう楽しさ」と、
「そこで得る感情や感動がある」ことを伝えれば良いのかな。
「職場体験」なんだから。
…ん~…まぁ!
明日の反省会でどんな意見なり質問が来るかは分からんし、
コンセプトがコレであってんのかどうかも分からねぇが、
とりあえずはやるしかあんめぇ。よっし。
何かあれば園長がフォローしてくれるさ!(笑)
少しでも良いものを伝えられるように、頑張ろう。