こんにちは!!



先日、時期も時期ですし、チョコレートの話題になったので少しお話を。


ホワイトチョコレートはチョコレートなのか?!


という。。。。

 

 

 

ホワイトチョコレートは、ココアバターにミルク、砂糖を加えて作るものです。

 

このココアバターというものが、カカオ豆の中の油分です。カカオ豆には50%以上のココアバター(油分)が含まれています。


チョコレートができるまでを少しお話しておくと、

 

カカオ豆は粉砕されたのち、焙煎されます。(これがカカオ二ブ)まだ苦く大人なお味。

 

(ちなみに粉砕されてから焙煎ではなく、焙煎されてから粉砕する前のカカオニブも稀にお目にかかれます)


そしてその粉砕されたものは油が多いので、どろどろになるのですが、そこで油だけ搾取されまして、油の方がココアバター、残った方がカカオマス、です。

 

カカオマスにミルクや砂糖、ココアバターを配合して作られるのがあの茶色いチョコレート、

 

ココアバターにミルクや砂糖を配合して作られるのがあのホワイトチョコレート、

 

というわけです。(ちなみにココアはカカオマスにいろいろ混ぜる前段階です)

 

なので、ホワイトチョコレートはよくチョコレートで良いとされるポリフェノールはほんのすこーーーーーーーーーししか含まれていませんし、またミルクチョコと比べると少し脂質も高めです。

 

以前南米を訪れた際に、カカオ豆をドロドロにしたものに砂糖を大量に入れてお湯で溶いたものを飲ませてもらったことがありますが、脂質の多い水っぽいココア!という味でした(・∀・) 


ちなみ

にカカオの実は木に直接なるのですよ。面白いですよね。


 

フランス人はホワイトチョコはチョコじゃない!と言う人が多いと聞いたことがありますが(カカオマスあってのチョコレートだろう、と)、日本のチョコレート教会では、ホワイトチョコレートも立派なチョコレートだと言っています。


実際、美味しければ良いのでは。。。という個人的感想ですが笑


東京のサロンドショコラも終わりましたし、これからはデパートでのバレンタイン商戦でチョコレートフェアが色々なところで!!!楽しみですね~


ではまた