みなさんこんにちは!!
もう冬ですね!!いっきに寒くなりました!!
冬と言えば鍋!そしてそろそろカニ鍋!
カニ!カニ!カニ!
というわけで、本日はカニについて少しお話を。
カニと言っても、今日のお話は「カニ缶」です。
カニの缶詰をあけると、
紙に包まれていますよね?
なんで紙と一緒に入っているの??と思ったことはありませんか?
カニやエビを缶の中に長時間入れておくと、缶の鉄やスズと化学変化を起こしてしまい、ガラス片のようなものを作り出してしまいます。
これは毒性ではないものの、食品の印象を損ねてしまいます。
また、カニやエビの肉のたんぱく質には硫黄を出しやすい性質がるため、肉に黒いシミが出来てしまうことがあります。
そのため、酸性パーチと呼ばれる紙で包んである。というわけです。
ところが、酸性パーチを入れるとなぜ化学変化を防ぐことが出来るのか、については理由ははっきりとしていない、とか。なので100%ガラス片の酸性を防げるわけではないようです。
そして、現在の缶は鉄が缶から染み出ることが無いように工夫されているため、紙が必要ないとの説もあります。ですが、
紙に包むと高級感がでる。。。
というイメージのもと、まだカニ缶には紙が巻かれているそうです。
ちなみに、関係ありませんが、
ズワイガニや毛ガニ、ワタリガニはカニですが、カニの王様と称されるタラバガニは、はさみを合わせて腕が4対しかないので分類学上はヤドカリです。
ではまた。