こんにちは!


今日はあいにくのお天気ですね。



わたしは先日、料理で失敗してしまい、

とんでもなく酸っぱく仕上がってしまいました。

(決してお酢やレモンを入れ過ぎたわけではありません。)


ですが酸っぱくとも飲みこむと消え、味がまずいわけではないので

パクパクと食べ続けました。

そして、その後に薬を飲んだのですが、その薬の苦味は舌の上に残ったまま水を何口飲んでも消えませんでした。


はて、なんで酸味はすぐに消えて、苦味はあとに残るのか。。。


みなさんも後に残る味とすぐ消える味、感じたことありませんか??


これ、実は味覚を感じる時の口の中で化学変化が起きているからなのです。

酸味の場合、口の中に水素イオンなどのが入ると、唾液の中の重炭酸イオンと中和され、口の中が中性に戻されます。

このため、酸味はすぐに消失していきます。酸味と同様、塩味もすぐに消えて行きます。


しかし、旨味・甘味・苦味は後に続きます。

私が失敗した酸っぱい料理は、酸味はすぐに消えるものの、旨味が口の中に残っていたため、また食べよう、となったわけですね。


これは、酸味や塩味は小さなイオンであるのに対し、砂糖やグルタミン酸ナトリウム(旨味)やカフェイン(苦味)はそういった物質よりもはるかに大きい物質である、ということが関係している様です。


味覚って面白いですよね。またお伝えしていきますね。

ではまた。