本日は高原野菜についてお話しさせて頂きます。
高原野菜とは標高100m前後の高原地帯で,夏の冷涼な気候条件を利用して栽培される野菜類をいいます。
別名、高冷地野菜とも言うそうです。40種類をこす野菜が栽培されていますが,代表的なものはハクサイ,キャベツ,レタスです。
明治半ばころから外国人避暑客の別荘が長野県軽井沢に作られるようになり,この避暑客用として地元の商人がキャベツの栽培を農家にすすめたのが始まりといわれています。1897年(明治30)ころから本格的な栽培が始まり,軽井沢を中心に付近の村でも作られるようになったと言われています。
それから、高原野菜の中でも特に美味しいのが朝獲れ野菜です。
野菜は、昼間に光合成をします。その結果、デンプンを蓄えます。
しかし、これだけだと甘みが出ません。野菜は、夜に光合成で造ったデンプンを糖に変換するのですが、そのために朝の野菜は甘味があり美味しいものが多いのです。
もし、高原にドライブに行く機会がありましたら、朝獲れの高原野菜を味わってみてはいかがでしょうか?(*^_^*)