こんにちは(^O^)
管理栄養士の小笠原です。


最近猛暑日が続き、今日は雨でムシムシの中、
注意して頂きたい『水分補給』の話題です!
熱中症予防には水分補給というのはよく知られていることですが、
その水分補給にもコツがあるということをご存じでしょうか?


ポイントは3つ!
・飲む水の温度は5~15℃
・発汗による体重減の70~80%の水分補給が目安
・1回に飲む量は10分間で300mlまで


まずは1つ目の温度ですが、
水分はただ摂ればいいわけではなく水温も重要になります。
体への吸収が早くクールダウンが効果的にできることと、
飲みやすさの観点から、5℃~15℃の水を補給するのが大切です!
常温飲料も流行りですが、
熱中症予防には少々冷えていた方がよいみたいです(@_@;)


では、ポイント2つ目の
発汗による体重減の70~80%を目安に水分を補給する とは
約50%が水分でできているヒトの体は、
普通に生活しているだけで尿や汗、呼気などで
1日あたり2.5リットル前後もの水分を失います。
したがって、個人差はありますが
1日に1.5~2リットルの水分補給をするのが望ましいと言われます!
痛風の方は、尿量が減るので500mlくらいは多めに飲んでくださいね!

そして3つ目。一度に大量の水分を摂っても効果はありません。
運動中、のどの渇きを覚えてから水を飲むのはもはや手遅れ。
水分は、運動をする前から十分に摂っておいたほうが、
体温の上昇や心拍数の増加を抑えられるという報告もあります。
特に気温が高い時期は、運動中の水分補給だけで損失分を補うのは困難です。


一度に大量の水分を摂っても体内への吸収が追いつかないため、
1回に飲む量は10分間で300mlまでが望ましく、
1日を通してこまめに定期的に飲むのが理想的だそうです。


これから梅雨が明けて更に暑い日々が続きます。
水分補給の3つのポイントを思い出して、楽しい夏を迎えましょう♪